二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。
- 日時: 2011/05/12 22:14
- 名前: 紫陽花 / くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)
__御挨拶_〆
紫陽花 と くろねこ。共同作品(´Д`)ノ
▼*/
はじめましてっ(´Д`)
紫陽花ですvv
くろちゃんには到底及ばない駄文ですが、頑張りたいと思います!*
ほ、ほ..放置しないようにするぞー!;
おー!\(^O^)/
【by.紫陽花】
▽*/
くろねこ。です(´-ω-`)*.
え? 銀魂で好きなキャラ?←
アイツですよあいつーw
ほらあの長髪の、堅物くん(?)だっけ?w
紫陽花様のお言葉をバットで打ち返したいと思います。
えっと..感動/胸キュン目指してがんばるぞーっ←
【by.くろねこ。】
━━━…*
- Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.5 )
- 日時: 2011/05/13 18:53
- 名前: くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)
02━….*
「…ここか..。」
表札には"土方"。
それをもう一度確認し、表札の下のインターホンに視線を移す。
…ぴんぽ——ん。
「...はーい ..あらら!ひなちゃんっ こんなに大きくなって〜!」
「ご無沙汰しとります マダム。」
インターホンをぽちりと押すと、ガチャリと玄関の扉が開き
奥の方から土方家のマダムが顔を出す。
私の家(あ、もう追い出されたがw)よりも遥かに綺麗な一軒家。
私の家(あ、もう—…以下略)から電車で1時間のとこに建つ家。
実を言えば、昔私もこの近くに住んでいたのだ。
…まあ、あの時もいろいろあって引っ越すことになっちゃって
あのマンションに移り住んだのですが…—。
「...また戻ってきたよ 我が故郷…。」
重い荷物を地面に置き、両腕を広げて空向かって呟く。
—…またこの街で過ごすのか...。
そう思えばなんとも懐かしくなる。
そんな本格的な春の訪れを知らせた、風の暖かさを肌で感じ、
軽かった背中に再び荷物の重さを感じ、
今日から私は、土方家の居候となった。
* * *
「そういえばひなちゃん、我が息子のこと..覚えてる?」
リビングでオレンジジュースを飲みながら
(誰だ今お子ちゃまって言ったの、埋めるぞ!)
私とマダムの話題は昔話に移り変わる…。
「…え? あ—…覚えてますよ。」
…私より背の低かったとしくん。←
ほら、あれですよあれ。
成長期は女の子の方が早いってよく言うじゃないですか!
しょうがないんですよ、人間みんなそんなもんっすよ。
…しかも男の子は中学から高校にかけて伸びますんで!
今はきっと、ひなちゃんよりデカいはず…。
「昔、うちでひなちゃん預かって
としちゃんと一緒にお風呂はいったのよねー(笑)」
「ふぉおおぉっ!!//」
今となっては恥ずかしい、昔話を聞かされみるみる顔が赤くなる。
…そう言えば、
昔、お母さんの帰りが遅くてよく此処に預けられてたっけ…。
としくんは昔から整った顔で、幼稚園の頃も女の子に人気だった。
幼なじみだった私は、よく羨ましがられてそれが少し嬉しかった。
しみじみと昔のことを思い出していた私にマダムが呟く。
「そろそろとしちゃんに会いたくなったでしょ?」
「…ほえ?」
ふふふ…と笑いかけられ間抜けな声で返事をする。
「ここにあるダンボール全部ひなちゃんの物なのよ。」
「…っうぇええ!?
これ全部っすか!?」
「ええ。」
リビングに入ってきてから気になっていたダンボール達。
まさかこれが、あの狭い部屋に詰まっていたものだったなんてw
「これニ階の部屋に運ぶの、としちゃんにも手伝ってもらいましょう。」
「そうですね。」
「じゃあ呼んでくる———? プルルルル…」
「…え?」
* * *
っくっそぉおおぉ!!
(誰だこんな時に電話かけた奴!ぶっ潰す!!!)
マダムがニ階のとしくんを呼ぼうとした矢先、
そこぞのKYが電話をかけてきたため私が直々に頼む羽目になった。
もおぉおおッ!!!緊張するうぅうっ!!
そんなこんな思い階段を登っていたが、もう部屋の前に着いてしまう…
…開けにくw
それでもこのままじゃ埒があかないので..
一週間後高校生になる大人な蒼井ひなちゃん。←
ド ア ノ ブ に 手 を か け て … 。
━…がちゃり、
「…へ?」(まさか新しい能力が芽生え—…)
まだ回すことのなかったドアノブが回り
大きな人影がゆらりと現れた。
「…と、としく…ん?」
あの時の面影は一切ない、
ただどことなく雰囲気があの時のとしくんだ。
「ひな…?」
目を見開き、私をじっと見つめ確かめるかのようポツリと呟いた。
私ととしくんは昔を思い出すかのように、お互いを沈黙の中唖然と見つめた。
「...なんか..」
…その沈黙を破り、私を覚醒させたのはとしくんの一言だった。
「…女っぽくなった...っつーか、
...可愛くなった...。」
「っ...//」ボンっっ!
━…え?
覚醒ってなんだって? 今の音はなんだって?
恋に覚醒したわけじゃないよ? 爆発したわけじゃないよ?
あれ?
言ってませんでしたっけ?
わたくし、蒼井ひな。
……照れると猫耳が生える
特殊な能力をもっているんです。
- Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.6 )
- 日時: 2011/05/21 21:51
- 名前: 紫陽花 (ID: brzlttas)
03━….*
硬直する私、
目の前には数年ぶりにあった幼なじみ。
しばらく無言で立ち尽くしていると、しだいにとしくんの口元が緩みはじめた……。
「ひな……お前まだそれなおってなかったのかよ…っ」
堪えきれない笑いが口から零れ
そのせいで顔が引きつる。
「…悪いかっ!!……引っ越したあともこの変な能力(?)のせいで彼氏いない暦16年っ!!!なんかもんくあるっ!?」
「ぶっ………w」
「……わーらーうーなあ゛」
昔はもっと優しかったぞこの人っ!
いつからこんな意地悪くなったんだ!!
「つーか……——」
「としー?……お母さん急用できたから出掛けるわねー!」
としくんが口を開きかけた瞬間、
下からその声を消すようなとし母の大声が階段ごしに響く。
「……分かった」
んじゃ、お留守番よろしくねー!
そんな声が聞こえたと思ったらパタンと扉か閉まる音がした。
ん?
ちょ、待てよ……
もしかして二人きり…?
「……何赤くなってんだ、ばか」
「なっ…なってない…!/」
きっと睨むと、
またもやぶっと笑われる。
頬を膨らます私にとしくんは一言。
「耳、ぴくぴくうごいてんぞ」
「っ……!!!」
その言葉に私は勢い良く耳を両手で隠すと
一目散にマイルームへと駆け込んだ。
* * *
勉強机とベットだけのシンプルな風景に一瞬戸惑ったが
直ぐに今の状況を理解しそのままベットにボフンと倒れこむ。
「……はー…」
しょうがない、ここで一時間大人しくしてるか…
耳を触りながらそう思った。
この耳は一時間大人しくしてれば自然に無くなる。
もう一つ方法はあるが……
緊急事態にしか使わないことにしているため、今は大人しくすることに決めた。
「なーにが耳ぴくぴくうごいてんぞ、だ……としくんのせいじゃん…」
うつ伏せになったまま枕をばふばふと叩く。
窓から吹き込む優しい春風が私を通り過ぎていく。
最悪なことに、
…耳が出てるときに照れると耳がピクピク動いてしまうのだ……。
「……ばか………」
幼なじみには全てお見通しって訳ですか?
(深い深いため息は、私を睡魔へと誘う━━…)
- Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.7 )
- 日時: 2011/05/23 21:08
- 名前: くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)
04━….*
* * *
ぱちり、と目を開けると時計が目に入る。
あれから時計がくるりと一回転して、だいたい1時間の時が過ぎた…らしい。
布団がかかっていたのだろうか…?
ベットから床にだらりんとずり落ちていた。(ひなちゃんは、寝相が悪いゾ☆)
…ってコルァ!! 誰が寝相悪ィって!?
今日はたまたまじゃいっ!!
…ってあれ?
布団なんて掛けたっけ?
…あれ?
この部屋に時計なんて……Σんっ!!!?
あることに気がつき、ガバッと身体を起こすと視界に入るのは...
箪笥に本棚、…あと、私の好きだったプー●んのぬいぐるみ..などなど
見覚えのあるものが、殺風景だったさっきまでの部屋に配置されてある。
「...あ、あれぇ…?」
—… なんでこうなってんだ?
…とかいろいろ思ったが、運ぶ手間省けたし。ま、いっか☆
━…ばぶんっ、
そんじゃ、ひなちゃん! … 再び夢の中へ—— Σバンッ
「…っこんのw猫耳ひなぁああああぁああぁあ!!!!」
「うぎゃっ\(◎o◎)/!w」
おい、扉壊れんだよw…並みな音と共に開けられた扉。
そして、ダンボール抱えたとしくんw
「てめぇ、人に荷物運ばせといて自分は夢の中ってかァ!?」
「だって、もう少しでラスボス倒しそうだったのに醒めちゃったんだもん!!」
「…っ…ラスボスってw もっと女らしい夢見ろ、馬鹿ひな!」
「笑うなあ!! 知ってるか!?ラスボスの前の敵ってラスボスより最強なんだぞ!?
てゆーか、馬鹿じゃないし! としくんこそ私よりちっちゃかったくせっ!」
「今は、でけぇからいいんだよ!!」
「おい、180あんのか? 男は180ないとモテねぇぞっ!」
「ちびのお前に言われたくねェわw」
「んだとぉお!?」
ギャアギャア
* * *
「つーかーれーたー のどいたーい」
「お前、ギャアギャアうるせェんだよ 猫かww」
「ねーこーじゃなーいっ!!」
言い争いは引き分けとして、休憩がてらアイスを一本。
「そーいえば…」
「 ? 」
近くあったダンボールから、なにやらガサゴソ探すとしくん。
「あ、あった。 …ほれ 」
「—…ん? 」
手渡されたのは、真新しいセーラー服。
「なんすかこれ?」
「制服だろ。」
「はて…?」
「お前、高校行かねぇのか?」
—…こーこー ...高校.. Σ!?
「あぁあぁああああぁああああああ゛っ」
わ、忘れてた…高校...こっちのに通うんだ!!
……。
「おいぃいい!!!! 私の冬を返せコノヤロォオオォオ!!!」
「は?」
思わずセーラー服片手に立ち上がり叫ぶ私に、としくんがポツリ。
「"貴方にはレベルが高すぎます"散々言われたけどブレザーに憧れて
猛勉強の末、やっとこの手に掴み取った合格という名の青春のスタート地点!」
「そりゃ、御愁傷様w」
「なーんーだーとー?
この馬鹿なひなちゃんが私立行きをまぬがれたんだぞ!? こんな奇跡を無駄に…」
「馬鹿って認めたな。」
「あ、…。」
...そんなこんなありましてw
馬鹿なひなちゃんの居候生活1日目は進みます。
さあ、2人があの高校に初登校するのは…そろそろ...ね?
- Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.8 )
- 日時: 2011/05/24 00:34
- 名前: ひゅるり ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?465332
お久しぶりです!
くろねこ。さんと紫陽花さんのリレー小説最高ですね!
続き楽しみにしてます〜^^
- Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.9 )
- 日時: 2011/05/24 06:37
- 名前: 紫陽花 (ID: brzlttas)
コメありがとうございますっ(´Д`)
いややーっ!最高だなんて恐縮ですですっ\(^O^)/
頑張りますねv+
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