二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】
- 日時: 2011/07/26 21:34
- 名前: ひめねずみ ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
* 何故だろう、これは…夢じゃない。
- - - - -
こんにちわっ、
長ったらしいタイトルごめんなさいw
→メンバー紹介
*土方
*沖田
*斎藤
*藤堂
*原田
*永倉
*風間
です!
主人公は神谷香澄という年齢不詳の女の子。
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.10 )
- 日時: 2011/08/07 21:21
- 名前: 雲雀 (ID: VEcYwvKo)
初めまして、雲雀といいます。
薄桜鬼という文字を見て飛んできましたw
逆トリップ大好物なんです。というか香澄さんのキャラが素敵w
香澄さんの冷静なツッコミと薄桜鬼キャラの皆のボケ(?)が合っている気がしますw
若干その位置変わって欲しいですが←
土方さん……ゲームの台詞が……w
三木さんの声で脳内再生してもどうしてもアホな方向に……っ!
こういうキャラでもいけたんですね、土方さんw
新たな方向の土方さんに気付かせてくれて、ありがとうございます。
それでは、失礼しますね。
これからも頑張ってください。
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.11 )
- 日時: 2011/08/09 08:06
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
いちかです!名前変えました・ω・
>雲雀様
逆トリップ好きなんですか!いやあ嬉しいですな←
香澄さんは土方さんや斎藤さんより冷静な可能性があります(頭は良くないけど)。
イケメンたちに囲まれてるんですものね((
土方さんは汚れ役をやらせましょうとか思ってて!←
真面目なキャラほどアホにさせたい私です☆((
ありがとうございます、頑張ります(´ω`)
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.12 )
- 日時: 2011/08/09 12:32
- 名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
/08
なんだかんだでそろそろ帰ろうかっていう。
なんせ朝っぱらからだからね、よく考えたら。
お昼ごはんなんてピクニック気分で行ったわけじゃなしに。
「お腹空いた(あと虫がいる)。ので帰りたいと思います。さぁ皆さん車にお乗りになってクダサイマセ」
「何でそんなカタコトなの?」
珍しい沖田さんのツッコミはスルーして。
ぎゅいぎゅいと皆を車に押し込め、虫とか虫とか虫を持ってないか確認。
「帰りは大丈夫だ、俺が運転「後ろの席座っててください」
この人は何を根拠に大丈夫と言ってるんだろうか。
小さく溜め息をつくと、運転席に乗り込み車を走らせる。
***
帰宅ッ! あー疲れた!
「いやー楽しかったなぁ平助!」
「新ぱっつあん斜面で転げ落ちたもんな!」
「おいおい、それは秘密だっつっただろ!」
転げ落ちたんだ…。
顔を真っ赤にする新八さん。
私は何で貴方が攻略対象にならないのか不思議で溜まりませんよ。
「俺だってちょっとばかし気にしてんだよ」
「あ、え。聞こえてました?サーセン」
心の声が実際に出ちゃった。
「……昼ごはんか。…はぁ」
正直この人らがきてから食費ってか生活費がピンチなんだよなぁホント。
電気代も何かハンパないしさ。
お父さんが何かすごい仕事ついてるから裕福だったはずなんだけど。
こりゃあ私も仕事しなくちゃならないか……??
「いやだなー………」
一人台所に突っ立ちながら呟くと。
「…どうした」
と、冷蔵庫の中のお茶を取りに来たっぽい斎藤さんが声をかけてくる。
そうだ、斎藤さんなら何か働かなくてもまだ生きていける方法を……
いや、でも待て。
「働かざるもの食うべからずですよね…」
「……」
そうだよ、世の中は甘くないんだ香澄、しっかりしろ。
…すると何を思ったのか斎藤さんは、
「すまない」
と、私に謝った。
「…は? え?」
「働かざるもの食うべからず。確かにそうだったな」
「え、あの…何を?」
「…つまりあんたは俺達に働けと言いたいのだろう?…違うのか?」
「え」
ええええええええ!!?
新選組の皆さんに働け? そんなこと言ったら私死ぬんじゃないですか!?
「カタカナは大体読めるようにはなった。江戸時代にはなかった便利な機械などの使い道も大分覚えた。そろそろアルバイトというものをしても不便を感じないだろう」
「…え…その…いや、」
「あんたには色々と迷惑をかけているからな。何時までもこのままじゃ駄目だ」
「…………はい」
何で斎藤さんそんなに熱心に…。
もしかして、
「斎藤さんはアルバイトがしてみたいんですか?」
「っ!?」
「してみたいんですか?」
「……………………駄目か?」
「いやっ、全然駄目じゃないですけど!」
ていうかすごい間があったんだけど何だったんだろう!
…そうか斎藤さんアルバイトしたいんだー、可愛いなぁ。
じゃあお言葉に甘えて皆さんバイトでもしてもらおうかな……。
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.13 )
- 日時: 2011/08/12 17:15
- 名前: いちか(ひめねずみ) ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
/09
「と…いうわけだ」
無表情ながら瞳には輝きのある斎藤さんと
「あの、皆さんお願いします…はい」
不安に満ちた表情の私。
「アルバイトねぇ…どんなのがあるの?」
「えっと、コンビニとか色々ありますから…あ、これこれ、この中からやってみたいバイト見つけてみてください」
そう言って私は情報誌を何冊か机に置いた。
皆それぞれ手に取ってペラペラとめくったり、二人で何か言い合いながら見たりしている。
私も何にしようかな……残った一冊に手を伸ばすと、誰かの手とぶつかる。
「…風間さん。すみません、どうぞ」
別にぶつかったからと言って少女漫画みたいな発展はすることないのだが。
しかも風間さんだったしね。
***
1時間がたった頃。
ようやく皆決まったようで。
土方→そこら辺のカフェ
沖田→そこら辺のカフェ
斎藤→そこら辺のコンビニ
藤堂→そこら辺のカラオケ
原田→そこら辺のカフェの厨房
永倉→そこら辺の居酒屋
風間→そこら辺の服屋
…私はそこら辺の雑貨屋さんで。
てかカフェ率高っ!!
「ちょっと土方さん被らないで下さいよ」
「知るか」
斎藤さんバイトやりたいとか言った割にすごい普通の選んだね。
いや定番物がよかったならそれでいいんですけど。
「じゃ、皆さんその店舗に電話して面接の日付とか時刻聞いてください」
- - - - -
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.14 )
- 日時: 2011/08/12 21:30
- 名前: いちか(ひめねずみ) ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
/10
— 1週間後。
「謎だ…」
深夜1時。私は眠れずただ天井を見つめていた。
いや、あのですね。
あれから皆ちゃんと面接行ってきたんですよ。
そしたら、ね。
全員受かったんですよ。
「ありえんありえんありえん」
3、4人くらいは落ちるかなと思ってた。不景気だから。
絶対店長ルックスで選んだだろ…ったく。いやよかったけどさ。
「でも…皆ちゃんと出来るのかな…」
沖田さんと風間さん当たりが不安。とてつもなく不安。
「…何心配してるの」
「!? …沖田さん?」
そっか。全員面接合格祝いでパーティー開いてそれから今リビングで全員で寝てるんだ。
通りでいびきが聞こえると思った。左に新八さんいるんだよ…うるさいなぁ。
「皆ちゃんとバイトできるかなって」
「…できるんじゃない? 少なくとも風間以外」
「いや、一応貴方も心配なんですよ沖田さん」
「え? 僕も? やだなぁ」
そう言って笑う沖田さんが酷く黒く見えたのは気のせい?
うん、辺りが真っ暗だからだよね。うんきっとそう。
「香澄ちゃんが雑貨屋で働くって言うなら僕も雑貨屋の面接受けたのに」
「えー…男がですか。見たことないですよ」
「ふーん。ま、とりあえず早く寝なよ。寝れないなら子守唄歌ってあげてもいいけど」
「いいです遠慮しときます。…おやすみなさい」
「おやすみ」
………
あー…眠くなってきた……
おやすみ…なさ………
「ぐがぁぁぁぁ〜っ!」
「…」
「グゴ〜、グガギゴ〜…」
うるさい。
何このガ行しかないいびき。
新八さん…。
そういえば頭の向きをちょっとでも変えたらいびきなくなるって聞いたことあるな。
よし……
私は寝たままの状態で左向きになり、右手を使って新八さんの顔を動かそうとする。
「おもっ。何で……おもっ」
顔が重たいってどういうことですかコレ。
動かんよ!
しきりにグイグイを押していると。
「んあ…」
…起きた?
そう思っていたのはつかの間。
「肉は頂くぞへーすけぇ……」
「わっ…!?」
顔を押していた手…腕を掴まれる。
つか…
今なんて?
肉って言った? 肉って。
あ〜ん、と新八さんの口に私の腕が運ばれた瞬間。
— バッチィィィィィン!!!
「いってぇぇぇぇぇぇぇ!!」
暗闇の中に響いた、頬を引っ叩く音と新八さんの叫び声。
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