二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】
- 日時: 2011/07/26 21:34
- 名前: ひめねずみ ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
* 何故だろう、これは…夢じゃない。
- - - - -
こんにちわっ、
長ったらしいタイトルごめんなさいw
→メンバー紹介
*土方
*沖田
*斎藤
*藤堂
*原田
*永倉
*風間
です!
主人公は神谷香澄という年齢不詳の女の子。
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.5 )
- 日時: 2011/07/29 21:50
- 名前: ひめねずみ ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
たくあん副長キャラ崩壊注意です\(^O^)/
副長がほんとに可哀想なんで、かっこいい副長しか見れない方はオススメしません
え?土方さんおかしくなるの?wワロスwwてな沖田さんタイプな貴方はGO。
/05
「あのぉ…土方さん」
「…何だ」
かれこれ30分経ちますけど、ちゃんと道はあってるんですよね?
まぁそれは合ってると思うんだけど、その…ホントに…
「大丈夫、なんでしょうか? 運転」
それを言った途端、凍てつくような寒さが車内を包んだ。
え、みんなどう…どういうこと?
テンパった私はワタワタと皆を見回す。
沖田さんは知らないとでも言うかのように窓の外を眺めている。
斎藤さんは…なんだか物凄い形相でかっちんこっちんに固まっていた。
さっきまでうるさかった後ろの平助くんと新八さんも、ヘタながら寝たフリをしている。
風間さんは…特に何でもないような顔をしてますけど、その冷や汗は何ですか?
頼りの原田さんも苦笑いのまま何処か遠くを見つめていた。
そして、土方さんは……ぎょっ
「だだだだだ大丈夫ですか土方さん!!?」
「大丈夫…心配ねぇ…」
掠れた声でそう呟く土方さんは、とてつもない量の汗を太ももに垂らしていた。
ハンドルを握るその手も、小刻みに震えている。
私もそろそろ何かしら感付いてくる。
すると、隣の沖田さんと斎藤さんの会話が耳に入る。
「土方さん、まだ仮免許なのにホントに大丈夫なんですかね」
「何を言う総司。副長のことだ、問題なく目的地に着く」
「…え?」
仮 免 許?
〜 スーパー土方タイム^p^ 〜
土方さんの名台詞がたっくさんでてくるよ!
「ひじかたさあああああああん!!! 車止めてくださああい!!」
今なら他に車ないし、運転交代できる!
私免許持ってるからちゃんとっ。
でも、変に頑固な土方さんはブレーキを踏まなくて。
「土方さん!! 犯罪なんですそれ、犯罪はやめてください嫌です!」
「目指してる先が違うなら、それぞれの道を行くのが当然だ。義理だとか情に縛られる必要なんて、どこにもねぇ。だから…これでいいんだ…」
「よくないですよ! 何言ってるんですか! 土方さんは犯罪の道進むんですか!?」
ちくしょおお、ブレーキふめえええ。
「ブレーキ踏んでください、ハンドル握らないでください!」
「何があってもてめえの信念だけは曲げねぇ。どんな時でも絶対に後退はしねぇ」
「やめてください! 後退してください!」
「私たち殺す気ですか!」
そう叫ぶと、土方さんはニヤリと笑った。
「…お前らここに何しに来たんだ? 戦争しに来たんだろ?
だったら死ぬ覚悟くらい持ち合わせてるはずじゃねぇか」
「は!? 戦争じゃないですよ!」
何だこの人は!!(土方歳三です)
てか言ってるの全部ゲームの台詞じゃないか!
普通だったら全部かっこいいのにこんな時に使ったらアホな人だよ!
こうなったら…最終手段!
私はスッを構えると、土方さんの脇腹に拳を入れた。
「ゴフッ」
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.6 )
- 日時: 2011/08/03 13:02
- 名前: 愛恋 (ID: FUiCL6BA)
こんにちは、はじめまして!
アイコイとかいてエレンといいます!
これ、面白すぎます!!
先がなにやら楽しみですww
更新頑張ってください!
応援します♪
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.7 )
- 日時: 2011/08/05 20:46
- 名前: ひめねずみ ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
>愛恋さま
初めまして、コメントありがとうございます!
面白すぎる…!?幻聴だったかな。
頑張ります´∀`
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.8 )
- 日時: 2011/08/05 21:23
- 名前: ひめねずみ ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
斎藤さんが虫嫌いだったら可愛いなっていうのを思って書いた6話。
/06
「ふぅ…」
気を失った土方さんは、私の座っていた席に座らせ私が運転席についた。
沖田さんが何やら嫌がっているように見えるけど…まぁそこは無視しとこう。
「で? 何処に行くんですか?」
土方さんの手汗で濡れたハンドルをハンカチで拭きながら隣の左之さんに問う。
左之さんは少し首を傾げてうーんと遠くを見る。
「別に何処って決まってたわけじゃねぇしなぁ…」
「え?」
「まぁ落ち着ける場所にでも行こうかってなっただけだ」
「…」
いくら落ち着ける場所でも貴方たちのせいで落ち着けないことになると思うんですけd((ry
私は溜め息をつくと、再びエンジンをかけて車を走らせる。
「……そうだ、この近くに草原っぽい所があるんです、そこでいいですか」
「お前が落ち着けるなら其処でいいよ」
「…」
わたしが、ねぇ…。
このドライブは私のためにしてくれてるってこと?
ふーん……
- - -
「着いたッ!」
バンっ、と思い切りドアを閉めて、外に飛び出す。
そよ風に揺れる緑の草、所々に生える小さな花。
綺麗な空気〜〜〜〜ッ!!
「きゃっほーいっ!」
全力で草の絨毯へとダイブした。
ふほー…ふかふかー…。
このまま眠ったら、きっと素敵な夢がみr「総司!!!」
……なに?
むくりと起き上がると、そこには怒った様子の斎藤さんの姿が。
怒りの矛先は無邪気に笑う沖田さん。
「…沖田さん……はぁ」
呆れてため息をつくと、
「香澄ちゃん」
頭上から沖田さんの声がするので顔をあげると。
「っぎゃああああああああっっ!!!」
ひっ……む、むむむ虫っ! 何それ、バッタ? いやあああ!!
「あれ、香澄ちゃんも虫苦手なんだ?」
「へ…」
私、も? もって…
チラリと見ると、
沖田さんの手にあるバッタを避けるようにしている斎藤さんがいた。
「斎藤さん、虫苦手なんですか」
「……」
無言の斎藤さん。
…え、可愛い。
虫苦手とか可愛い萌える。
出てきそうになる鼻血を必死に止めながらバッタを手に追いかけてくる沖田さんから逃げた。
しばらく逃げ続けていると。
「ん?」
風間さんと土方さんが何かしている。(ていうか土方さん復活したんだ)
「おい、どうしてくれる。お前の所為で俺の頭は草だらけだ」
「中々似合ってんじゃねーか? そこにこのバッタもつけてやろう」
ひっ、土方さんまでバッタ持ってる!
するとホントに頭が草だらけっていうか何かもう草の塊が頭に乗ってる感じの風間さんは、
余裕の笑みを浮かべ、そして
「無用だ。それは俺がしてやろう」
と、懐からバッタを取り出した。
え、気持ち悪! 何でバッタ懐に入ってたの? 入れてたの?
ていうかこの草原そんなにバッタいたっけな…もうやだな…。
「真似するんじゃねぇよ婚活鬼がァ…」
「うるさい。ツンデレめが」
「婚活鬼」
「ツンデレ」
「婚活鬼」
「ツンデレ」
「婚活鬼…」
…
何この口喧嘩!?
風間さん何処でツンデレなんて単語覚えたの!?
- Re: 私の家に幹部6人と鬼1人がいます。【薄桜鬼】 ( No.9 )
- 日時: 2011/08/06 10:13
- 名前: ひめねずみ ◆iK/S6sZnHA (ID: H4NN94uP)
/07
沖田さんも追いかけまわすのに飽きたのか、さっきの土方さんと風間さんの間に入って何やら遊んで(?)いる。
「ふー…」
やっぱちっとも落ち着けないや、と再び草原に仰向けになると、
今度は平助くんと新八さんが、後ろに何か隠して私の隣に来る。
…なんだろ、虫かな。
「悪戯は止めてくださいホントにええ」
「悪戯じゃねーよっ、ほら」
と、平助くんは私に缶ジュースを差し出した。
「…え」
「もう気付いてんだろ? 俺らの所為で香澄ちゃんが疲れてるから、落ち着けるとこに行こうってなってんの」
新八さんはどっかりと腰を下ろして自分の分のジュースをがぶ飲みする。
「あぁ…何となくは。…ありがとうございます」
「いやいや、礼なら土方さんに言いな」
「…?」
何故土方さんに? と首を傾げると、平助くんが謎のドヤ顔で言う。
「普通に遊びに行くのは返って疲れるだけだ、香澄が落ち着ける場所に行こうって提案したのは土方さんなんだ」
「…そうなんだ」
お礼、言ってこよう。
私はスッと立ち上がり、土方さんの元へ向かった。
「ふはははは! バッタなど古いわ、俺はカマキリを捕まえたぞ虫ケラ共めが!」
「あぁ? カマキリなんてなぁ、カマを取ったらただのバッタなんだよ! それに俺はカブトムシだぞ鬼さんよぉ」
「カブトムシも角が取れたらただのゴキブリに過ぎませんよ土方さん。
僕はクワガタ派だなぁ、1本取れてももう1本あるでしょ」
「……」
何をやってるんだこの3人は。
カマキリはともかくカブトムシはどっから捕ってきたの?
何で特有の武器が取れた場合の価値観を話してるの?
…何か割り込んで怒られたりしたらいやだなー。虫いるし。
「帰るときでいいや…」
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