二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ______夢想サ。【REBORN短編集】ヴァリアー贔屓
- 日時: 2012/02/27 22:10
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: T3.YXFX2)
- 参照: http://yaplog.jp/re-bo-rn_com/
夢想サ。
【意味】夢の中で想う。空想。
—儚い願い、淡い空想。
会いたくても会えないもどかしい気持ち。
だったら夢想さにふけようよ?なんて…
そう言った君は眩しく輝いていた。
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どうも、初めましてorこんにちは!
透子(to-ko)と申します(^^)
ここはリボーンの短編を置いたところです。
嗚呼、上のは気にしないで下さいね。只の感情入りびたりです。
意味が理解できた方はとてつもなく頭が良い人です(^^)
小説について説明すると、基本短編だけです。
そして透子は王子大好きなため王子贔屓です。
シリアス目が好きなため悲恋狂愛死ネタが多いです。
そしてキャラ崩壊駄文妄想満載な痛い小説です。
以上の事を踏まえそれでもokな方は楽しんでいって下さいね!
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—→character>>001
—→contents>>002
【お客様】
・千様 ・フルーラ様
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.33 )
- 日時: 2012/01/27 23:42
- 名前: フルーラ (ID: z5Z4HjE0)
返事が遅くなってしまいすみません<(><)>
5作品といってもどれもまだ完結していなくて、新しいのを増やしていってしまうために話がダメダメ作品へと変化していく。というのが私の小説なんですよね・・・・・・・。
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.34 )
- 日時: 2012/02/07 18:03
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: mwHMOji8)
- 参照: http://_____
フラン夢/切死ネタ
—→夢から覚めたら。
何度も何度も繰り返されるこの夢。
目の前には愛しい人がいて、目の前で切ない笑顔を浮かべている。
そして目の前で——————。
"フラン、ごめんね。"
そう言って死んでしまう、そんな夢。
「先輩、ミーはただ、生きててくれたらそれだけで良かったんです。」
誰もいない自室のベッドの上。仰向けの状態で両腕で目を伏せる。
微かに隊服に滲むソレ。それはとうの昔に止める方法を忘れてしまったもの。
ふと、夢を見た。
そこはただただ真っ白い世界。
その先もその後も見えない空間に二つの影。
ミーと
愛しい先輩。
「先輩!」
駆け寄って抱締めた。
ミーより年上の筈なのに腕の中に納まるサイズ。香り。柔らかさ。
全てが先輩のものだった。ただ一つ違うのはその身体が冷たいっていうところだけ。
何でこうも実感させられなきゃいけないんですかねー。
「フラン。」
そう言って抱き返してくれるところと優しく穏やかな声はそのままで。
再び涙で頬が濡れる。
「もぉ、泣かないでよ。」
困ったように笑う先輩。冷たい手がミーの頬を優しく拭った。
その手に何回も安心させられてきたこと、知らないでしょー。
今は冷たい先輩の手だって、いつでもミーを正直にさせる。
「先輩、行かないでください。」
「…うん、」
「先輩が居なきゃミー死んじゃいますよー。」
「…うん、」
「先輩。」
「なぁに?」
「好きです。」
「あはは。…うん、私も好き。」
一回じゃ言い足りない。
今まで恥ずかしくて言えなかった分。これから伝える分。
それから感謝の気持ちとかとにかく色々。
「フラン、私ね、彼方を庇ったこと、後悔してないよ。」
「………。」
「だから、自分の所為だなんて思わないで。フランが泣いてたら、いつまでたっても天国にいけないじゃない。」
静かに、ゆっくりだけど、確かに霞んでいく先輩。
————時が止まればいいのに。
柄にもなくそんな事を思った。でも、
「笑って。」
なんて先輩が微笑むもんですから、泣きながらも一生懸命笑いましたー。
(夢から覚めたら。)
あんたがイナイ世界
に
ミーは独り。
本当に寂しくて死んじゃいますよー。
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おつかれさまでした!
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.35 )
- 日時: 2012/01/28 22:21
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: mwHMOji8)
- 参照: http://_____
スクアーロ夢/切死ネタ
—→自業自得のアイ言葉。
愛してる。
それだけでいいの。
それが聞けたら安心できるから。
「大した用がないなら帰れェ。」
スクアーロは明日の任務の種類から一切も目を離さずそう言った。
彼にとって、明日の任務がどれ程大事かなんて誰よりもよく分かってる。
それは彼の性格と、何よりも、ボスに捧げる忠誠心。
でもね、私の用事はそんなものより、ずっと大したものなの。
「スクアーロ、愛してるって言って。」
そう言えば彼はわずかに目を向けるだけ。
でもすぐに、
「愛してもねー女にそんな事言えるわけねーだろうがぁ。」
目線を戻して吐き捨てた。
感情なんて籠ってなくてなくていいから。
その言葉だけ聞かせてよ。
この台詞を何回繰り返しただろうか。
始めは相手にしてくれなかったのに彼はとうとう痺れを切らして怒声を響かせた。
「良い加減にしろ゛ぉ゛!邪魔だぁ!とっとと帰」
聞きたくなくて無理矢理唇を塞いだ。
離されないように強く強く押し当てて角度を変える。
暫くして離すと、二人の間に吐息が漏れた。
「…—言って……。」
小さな声で呟く。
「…愛してる。」
やっと聞きたかったその言葉がようやく彼の口から零れた。
「——もう一回…。」
「愛してるぞぉ。」
その後再び唇を重ねる。そしてキスのあとには愛してるの言葉。
忘れないように口づけを刻んで耳を澄ませて———。
交わしていく内にいつからか、キスの味がしょっぱくなった。
「…私も、愛してる。」
私が言うと彼は何かを呟いた。
聞き返そうとしたら彼のキスで阻止される。
きっとこれが、最後のキス。
翌日、ヴァリアー幹部が一人減った。
そして急遽直ぐに穴埋め用の幹部が部下から選ばれるらしい。
バカみたい。あの人の変わりなんて世界中どこ探したっていないのに。
スクアーロは昨日の任務に行ったあとから帰って来ない。否、帰らぬ人となった。
今回のボスの決定には私も否を感じていた。彼一人では無理があったんだ。
ボスだけじゃない。スクアーロ本人だって楽しそうだなんてくだらない事を言うから。
どうせいつもの忠誠心でしょ。ボスの命令は絶対だとかいうアレでしょ。
"オレがいなくても…。"
あの時彼が呟いた言葉。はっきりではないけどそう聞こえた。
彼だってプロだもの。きっと自分がこうなることを分かっていたんだ。
だから、
愛してるなんて言ったら私が傷つくから。その言葉を閉ざした。
残された私がどんなに苦しむかを彼は恐れたんだ。
私はそれを知っていた。彼は優しい人だから。
拒む理由を知っていながら無理に言わせた酷い私。
彼の言うとおりだわ。
(自業自得のアイ言葉。)
嗚呼、残された私にどんなにその言葉が残酷に聞こえるだろう。
——————————————————————————————————————
うーん…、上手くまとめられなかったですね(-"-)
設定ではスクと女の子は付き合ってたんです。
でもスクが任務に行くことになって死を予期した女の子は"愛してる"の言葉を求めます。
(それを言ってもらえれば彼が死んでも安心できるとのこと。)
でもスクは自分はいなくなるのにその言葉を言ったら彼女が傷付くと考えます。
拒んだ結果彼女の言うとおりその言葉を言います。
でも結果スクは死んでしまいます。
彼女はスクのそんな優しさを知った上で言わせました。でもあまり後悔はしてないんです。
"愛してる"の言葉と交わした口づけがあるからです。
(でもやっぱり苦しいんです。)
ここまで見ていただきありがとうございました!
お粗末様です!
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.36 )
- 日時: 2012/01/28 20:24
- 名前: 千 (ID: KWBx0YkA)
うはぁ…о◦(◦´Д`◦)◦о
切ないです…
No,32とNo,34、ほんとに泣きかけた…
- Re: ______夢想サ。【REBORN短編集】 ( No.37 )
- 日時: 2012/01/28 22:29
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: mwHMOji8)
- 参照: http://_____
—→千様
コメ返遅くなって申し訳ありません。
そうなんです、王子食べちゃったんです。
私の"ベルが狂愛だったら萌えるな—"という妄想です(*´Д`*)
そんな風に感じていただいて光栄です。
わわわ!こんな駄文のために千さんの清き涙を流さないでください〜!
かなり嬉しいコメントありがとうございます。
—→フルーラ様
私も同じですよ〜!
フルーラさんはアリスシリーズを書いてらっしゃるんですよね(*´ω`*)
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