二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ______夢想サ。【REBORN短編集】ヴァリアー贔屓
- 日時: 2012/02/27 22:10
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: T3.YXFX2)
- 参照: http://yaplog.jp/re-bo-rn_com/
夢想サ。
【意味】夢の中で想う。空想。
—儚い願い、淡い空想。
会いたくても会えないもどかしい気持ち。
だったら夢想さにふけようよ?なんて…
そう言った君は眩しく輝いていた。
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どうも、初めましてorこんにちは!
透子(to-ko)と申します(^^)
ここはリボーンの短編を置いたところです。
嗚呼、上のは気にしないで下さいね。只の感情入りびたりです。
意味が理解できた方はとてつもなく頭が良い人です(^^)
小説について説明すると、基本短編だけです。
そして透子は王子大好きなため王子贔屓です。
シリアス目が好きなため悲恋狂愛死ネタが多いです。
そしてキャラ崩壊駄文妄想満載な痛い小説です。
以上の事を踏まえそれでもokな方は楽しんでいって下さいね!
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—→character>>001
—→contents>>002
【お客様】
・千様 ・フルーラ様
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.28 )
- 日時: 2012/01/27 16:36
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: mwHMOji8)
- 参照: http://_____
ベル夢/狂愛死ネタ
—→過剰な愛し方。
手には一本の腕。
それはもうオレの手の中で存在意義を示さねー。
「なぁ、何で動かねーの?」
ぽんこつ。
荒々しく動かなくなったそれを床に叩きつけた。
遡ることはほんの数分前。
「ほら、来いよ。」
両手を広げれば恥ずかしいのか躊躇する愛しいヤツ、妃。
そのまま引き寄せてお構いなしに抱締める。
何度か唇を重ねるうちに乱れる衣服。
柔らかい白い肌にそっと舌を這わせたところまでは覚えてる。
———————そこからは無我夢中。
ただ一つ残っているのは卑怯な絶叫と苦痛の声。
そして口内に広がる血の味。
我に返った時にはオレは妃の半分を食い尽くしていた。
ただ、愛しくて愛しくて。
一つになりたかった。
それだけのこと。
(過剰な愛し方。)
オレはこれしか知らねーの。
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おつかれさまでした!
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.29 )
- 日時: 2012/01/27 16:58
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: mwHMOji8)
- 参照: http://_____
—→フルーラ様
いつもコメント有難う御座います!
私は違うサイト様で同じ内容を書いてます。
なので3つですかね?
5作品ですか!?凄いですね。
私は良く放置してしまうのであまり長続きがしないんですよ(^^;)
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.30 )
- 日時: 2012/01/27 17:22
- 名前: 千 (ID: KWBx0YkA)
王子…
食べちゃったのか…
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.31 )
- 日時: 2012/01/27 18:40
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: mwHMOji8)
- 参照: http://_____
ベル夢/切
—→たとえば。
たとえば、
あの日あの時あの場所で
私が気持ちを伝えていたら?
もっと素直になれてたら?
————なんて今更遅いんだ。
「かの、じょ?」
「そ。すんげーカワイイの。」
昼下がり、居間で微睡んでいた私とベルの会話。
「惚気かよ。」
「うっせ。」
そう言った私にお構いなくナイフが飛んできた。
それは手にした雑誌を細かく切り刻む。
嗚呼、読みかけだったのに。仕方なく別の雑誌に手を伸ばした。
「それって新入りの美人ちゃん?」
「ん。」
へぇー。
大して興味のない声を上げると王子様はご機嫌を斜めにした。
「うわ、何かうぜー。通りで男ができないもんだな。」
「いやいや。今それ関係ないし。」
この堕王子が。
軽く睨みつけてやるといつもみたいに"しししっ"て笑う。
てゆーか、何で彼女のことを私に言うのよ。
正直かなりどうでもいい。なんて口が裂けても言える筈もない。
しょうがなく、王子様の自慢話に付き合ってあげた。
「んでさ、そいつも寿司好きなんだって。」
「ふーん。」
だからどうでも良いってば。
ペラ、とページを一枚めくる。
平常心、平常心。
「お前ジャッポーネ出身じゃん?だから寿司作れよ。」
「あはは、無理。私寿司嫌いだから。」
"作れ"って命令ですか。本当アンタ何様よ。
しかも作ってって言われて作れるもんじゃないでしょ寿司って。
それに寿司が嫌いなのも嘘じゃない。
しーん。
それ以後無言の沈黙に包まれた。
チラ、とベルを見れば口をヘの字に紡いでしかめっ面。
そして溜め息を吐く。
「なんか今日のお前変。」
そんな事を呟いてさっさと部屋を出て行った。
散々言いたい放題言って身勝手なヤツだなオイ。
てかさ、変って、何が。別にいつも通りじゃない。
一体何が変だって………。
ぽたっ
頬を何かが伝ったと思えば手の上に落ちた。
嗚呼、これは涙だ。その後も容赦なく頬を濡らす。
それでもって小刻みに震える手。
「好きっ…だった、」
ベルが大好きだった。
入隊してからずっと。これでもかってくらいに。
たとえば、
私がもっと美人だったら?
もっと性格が良かったら?
気が合ってたら?
————ベルは私を好きになった?
だから、
(たとえば。)
なんて、今更遅いっつの。
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おつかれさまでした!
- Re: 【REBORN】夢想サ。【短編集】 ( No.32 )
- 日時: 2012/01/27 18:15
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: mwHMOji8)
- 参照: http://_____
ベル夢/切
—→友達以上恋人未満。
ずっと好きだった。すんげー大好き。
誰にだってこの気持ちは負けてない。
「う゛お゛ぉい!帰ったぞぉ゛!」
「スクアーロ!」
——なのに何でスクアーロなわけ?
オレの方が金あるし強ぇしかっこいいし。
カス鮫より劣ってるなんてとこないじゃん。
それなのに妃は心からの笑みをオレには見せてくんねーの。
いつも"スクアーロ、スクアーロ"って。王子のことなんか見向きもしねぇ。
隊長と妃が付き合い始めたのは今から大体二ヶ月前のこと。
あの時たまたま居合わせて出るに出れなくなったオレ。
それは聞きたくもない瞬間。つくづく自分の不運を恨んでやった。
あの時隊長にだけ見せた泣きながらも幸せ一杯に笑った顔は一生忘れらんない。
「嬉しそうな顔しちゃって。」
隙あらば、なんて思ってかれこれ時は過ぎていった。
かっこ悪ィって思っても、こればっかりはどうしようもない。
だって本気で好きなんだもん。愛してんだもん。
諦めるなんて王子らしくねーし。
だから、今日。
この関係をぶっ壊す。
「妃、ちょっと。」
部屋を出ようとしていたところを引き留め手招きをする。
妃を向い合せて瞳を真っ直ぐに見つめた。
そしたらそれに合わせるようにこっちを見てくれる。
「……妃、」
「好き。」
長年溜めてた想い。
今更遅いかもしんねーけどこれだけは言っておきたい。
突然の事とその言葉に余程驚いたみたいで妃の視線が泳いだ。
でも、直ぐに
「…ごめんなさい。ベルの気持ちは嬉しいけど私はスクアーロが好きだから。」
なんて真っ直ぐ言うもんだから流石の王子も応えたわけ。
「…知ってる。ただ言いたかっただけだから。」
「うん………。」
オレがそう言えば重たい相槌が帰って来る。
困らせたいわけじゃねーのに困った顔をする妃。
だからって、オレ"忘れても良い"なんて言わねーぜ?
折角王子の気持ち伝えたんだもん。友達になんて戻りたくねーの。
「うししっ。んな顔すんなって。隙があったら口説くかもよ?」
「も、もう、ベルったら!」
冗談言わないでよ—って笑う妃。
わりかし本気なんだげと。
相変わらずあの日みたいな笑顔は見れね—けど、今はこれでいいって思った。
(友達以上恋人未満。)
なんて言わせねーから。
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おつかれさまでした!
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