二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ナルト—ーイタチの後継者ーーー
- 日時: 2012/05/27 16:39
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
こんにちは。黎です。つまらないですが、読んでくれるとうれしいです。出来れば、読んだコメントもほしいので、気軽にコメントしてください。後、わからなかったら質問によるコメントもokです。すぐに受け答えします。なかなか更新できませんがよろしくお願いします。
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.11 )
- 日時: 2012/06/06 17:19
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
ーーーうっ。ひっく…。お父さん…、お母さん…。どこぉ…?なんで村が燃えてるの…?1人にしないでぇ…!ーーーーーー
ーーーー…お前も…、1人か・・・・。−−−−
ーーーーお兄ちゃん、だれ?−−−−−
———おれは…。うちはイタチ・・・。−−−
ーーーーお前は今日からおれの弟子だ・・・。−−−−
「ん・・・・。」
朝の陽ざしによって目を覚ましたほむら。
「なんで昔の夢なんか・・・。」
よいしょっと、ベッドから降りて着替え始める。
サアッとカーテンを開き、陽射しを浴びる。
「いい天気ですね先生!」
くるっとイタチ側のベッドに振り向き話しかける。
しかし、返事がない。
「先生?」
ふと、ほむらは疑問を持つ。普段イタチはほむらよりも先に起きる。
だから、ほむらより後に起きることは絶対にないのだ。
「まさか…!」
バッとイタチのベッドのシーツをひったくるようにとると、案の定イタチはいなかった。
「えっ?今、まだ4時45分だし…。食堂もひらいていないのに・・・。トイレかなあ・・・。」
ボスッとベッドに座る。
「…この町も…消える・・・。」
イタチは町の北側にある丘で木の葉のとある町を一瞥する。そして、すぐさま、火遁の印を結ぶ。
「火遁!豪火球の術!!」
ゴオっとすさまじい火が町を襲う。
一瞬もしないうちに町人の声が悲鳴に変わる。
「ほむらは・・・。まだねていればいいのだが・・・。」
イタチの顔は一瞬悲しそうだった。
「カカシ先生!これってば!」
「ああ…。暁の仕業だろうな…!」
「カカシ先生!私とサイは町の人達を救助に行ってきます!」
「ああ!頼んだぞ。」
「いこう…!サクラ。」
「ええ!」
バッとサイとサクラは移動した。
「俺たちも行くぞ!」
「でも、暁の居場所がわからないってばよ!」
「・・・さっき火が出る場所が見えた。そこにいくぞ。」
「了解だってばよ!…で、どこなんだってばよ?」
「北側の丘だ。」
「よっしゃあーーー!早く行こうぜ、カカシ先生!」
「ああ。」
2人は北の丘に向かった。
「あの火ってまさか…!先生…!?」
バッとほむらはたまらず、窓から飛び出した。
「なんで…!こんなこと…!」
ほむらは火も構わず、夢中で走る。
「おい!北の丘がすげえ燃えてるんだと!」
「それより、水だ!」
と、町人がほむらとの通りすがりに話していた。
「先生…!そこにいるんですか…?」
「見つけたってばよ!イタチ!」
「おまえはここでつかまえる。」
ザッとナルトとカカシがイタチの前に現れる。
「…ずいぶん早い到着だな・・・。」
そう言いながらも、イタチは写輪眼を開眼する。
「覚悟しろってばよーーー!イタチィ!」
ナルトはイタチに飛び掛かった。
「嘘ですよね…!先生!」
ほむらは北の丘へと向かう。
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.12 )
- 日時: 2012/06/07 22:00
- 名前: ディ (ID: 8Xw8uslB)
初めまして。ディです!
私もナルトが好きです。
それにしても、黎さん、神文過ぎです…
いや実を言うと、「ディ」というのはデイダラからとった…り…?
はい、デイダラからとりました。
暁、好きです!(もちろんその他も)
頑張ってください!
また、来させて貰います
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.13 )
- 日時: 2012/06/08 19:08
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
こんにちは!ディさん!
私の駄文が神文だなんて・・・。
本当にありがとうございます…!
また来てくださいね!
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.14 )
- 日時: 2012/06/08 19:42
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
ーーー同時刻、暁アジトーーー
「…ペイン。どうしてイタチにほむらを連れて行かせたの?」
小南はアジトの外でどっかり座っているペインに問いかける。
「…あいつは暁のことを知らないからな。この任務を機に暁のことを知ってもらおうと思ってな。」
「そんなこと、イタチが許すはずがないわ。」
小南は淡々とした口調ながらも、言葉に熱が入っていた。
「そのイタチが承諾した。問題はない。」
「…ありえないわね…。あのイタチが・・・。」
「遅かれ早かれいずれは分かることだ。」
ペインがダメ押しの言葉を放つ。
「けど…。あの子がそれを許すと思う?」
「それをさせないためにイタチがいる。」
ペインが突き放すような口調で言った。
「ほむら…。落ち込まないといいけど。」
ジャっとペインが立ち止まる。
「それに、ほむらに気にかかることがあってな・・・。」
「ペイン…。あなた何を…?」
小南はペインの無機質な顔をみつめることしかできなかった。
「多重影分身の術!!」
煙を立てて、ナルトの分身体が現れる。
「おらああああああ!!!」
たくさんのナルトがイタチに襲い掛かる。
「火遁!鳳仙花の術!」
イタチもすぐさま火遁で対抗する。
「水遁!水陣壁!」
カカシも水遁で対抗する。
「ずいぶんと…。早すぎる奇襲だな…イタチ。」
「いろいろと…事情があってな…。」
「てめええ…!なんてことしやがんだ!」
ナルトが叫ぶ。
「…あいつも今のおれを見たらそういうんだろうな・・・。」
「あいつ?」
ボソリ、とつぶやくイタチにナルトは首をかしげる。
「いまだ!」
ヒュッヒュ!
イタチがつぶやいた一瞬のすきをついてカカシはクナイや手裏剣を投げる。
イタチは少し驚いたように目を見開いた。
しかし・・・。
ギィィィィンッ!
カカシが投げた忍具がすべて弾き返された音が響く。
それは・・・。
「・・・なんで・・・・。」
今にも消えそうな声が聞こえる。
「ほむら・・・。」
「なんでほむらがここにいるんだってばよ…!」
「じゃあ、あの子が・・・。」
イタチ、ナルト、カカシはそれぞれの感想を述べる。
「なんでみなさん、こんなことをしているんですか…!」
それは、十拳剣を構えたほむらだった。
- Re: ナルト—ーイタチの後継者ーーー ( No.15 )
- 日時: 2012/06/09 19:07
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
「なんで・・・・こんなことを・・・。」
ほむらは十拳剣を構えながらも、震えていた。
「…ほむら。お前には言っていなかったが、もう一つの任務はこの町を破壊することだ。」
イタチは説明するような口調で告げる。
「うそ・・・ですよね・・・。」
ほむらの顔の血が一気に青ざめる。
「ほむら…、どういうことだってばよ?!」
ナルトの視線がほむらに向く。
「わ…私…なにも・・!」
ヘタッとほむらは地に座り込む。
「…ほむら!」
イタチがほむらに駆け寄る。
ほむらはギュッとイタチの衣を握る。
「先生…!私…今まで私をだましてたんですか…?…暁ってなんですか…?」
ほむらの目には光がなかった。
「・・・。」
イタチは何も言えなかった。
「すまない。・・・ほむら。」
ジャっとイタチはほむらのもとを離れると、ナルトとカカシに襲い掛かった。
「来るぞ!ナルト!」
「わかってるってばよ!」
「万華鏡写輪眼!」
カッとイタチは目を見開く。
「直接目を見るな!ナルト!」
「わかってる…ってばよお!」
次の瞬間ナルトはイタチの後ろにいた。
「螺旋丸!」
イタチは動かない。
「火遁!龍戦火の術!」
「うわあッ!」
ナルトは火遁に飲み込まれた。
しかし、影分身が身代わりとなってあまり傷はない。
「ほむら…。おまえ・・。」
火遁はイタチがつかったものではなかった。
「…ごめんね。ごめんなさい。ナルト…。やっぱり…私は何があっても先生を守らないと・・・。」
ほむらの目には光はなかったが言葉には力があった。
「はあッ!」
ほむらはナルトに襲い掛かる。
「ほむら!こんなやつの言うことなんて聞いちゃだめだ!」
ナルトもクナイで応戦しながらほむらを説得させる。
「カカシ先生!イタチを頼むってばよ!」
「わかった!」
ーーーサクラ、サイの様子ーーー
「よしっと…。けが人も全員治療した。サイ。カカシ先生たちのところに行きましょう!」
「ああ!」
サイの超獣戯画で2人は北の丘の向かった。
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