二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- めだかボックスの調停者
- 日時: 2012/07/23 18:55
- 名前: GYUN (ID: pD6zOaMa)
- 参照: http://s.ameblo.jp/gyunss11/
にじファン様で掲載していました『めだかボックスの世界に転生ですと!?しかもチートありっすか!?』がこちらに引っ越ししてきました。
タイトルは以前から大きく変更しました。
初見の方もいると思いますがどうぞ宜しくお願いします!(誤字多め)
あっ、気楽に返事などしていただいても結構ですのでよろしくお願いしまぁーーーーすo(^-^)o
- めだかボックスの調停者 番外編 ( No.6 )
- 日時: 2012/07/23 19:00
- 名前: GYUN (ID: pD6zOaMa)
岬「おい、作者!なんで原作の一話の新生徒会長演説無視なんでか!?」
作「いいじゃないか〜、別に。自己満足なんだかさ 。」
め「そのとうりだぞ岬よ。それに作者がのんびり書 いてくれるおかげで私達がイチャイチャできるだろ うが。」
岬「なんで、お前とイチャイチャしないといけない んだよ!だいたい、俺はお前が好きではないんだよ !おい!作者!めだかちゃんになんか言ってやって くれ!」
作「やだ。」
岬「!? 即答!?」
作「リア充は爆発すればいいんだよ。お前は不幸の 道のりを進むんだよw」
め「さぁ、逃げ道はなくなったぞ岬よ。触らせろ、 撫でさせろ、抱きつかせろ、チューさせろ…etc」
岬「ギャーーー!!アッ…そこ…あぁ…(ry」
作「ふっ、一生そこでもがいてろ(*゜▽゜)ノ」
- めだかボックスの調停者 第五箱 ( No.7 )
- 日時: 2012/07/23 19:01
- 名前: GYUN (ID: pD6zOaMa)
〜岬宅〜
立石 咲が岬宅に侵入したようだ。
「お〜い、朝だぞぉ〜起きろよぉ〜…………………」
返事がないただの屍のようだ。
「起きろって言ってんだろぉがぁぁぁ!!」
咲は寝ている岬のミゾオチに空手チョップをお見舞 いした。
「さっさと起きんかぁ!!糞虫がぁ!」
「グホォォォ!?」
強烈な空手チョップが決まった
「がはぁ!ゴホゴホ………いきなりなにしやがんだ よ!それにここは俺の家だっ!」
「はぁ?なにいってんのよ?アンタの彼女の私が起 こし来てあげたのに、なんなのよその態度は?」
「……い、一応ありがとな……」
顔を赤らめながら岬はお礼を言った。
「………そんな、素直に言われたら……私も困るから さ………」
「……………」
「……………」
なんだこの空間!?
「………と、とりあえず朝飯の用意したいからさ、 下の階で待っててくれない?………」
「……う、うん………」
このあと岬と咲は二人で岬が作った朝食を食べた。
〜朝食後〜
「私、先に行くね」
「おう、あっそうだ。俺らのことは黙っておいてく れる?」
「なんで?」
「いや、あのさ……ちょっと厄介事になるというか 、なんというか……とっ、兎に角黙ってて」
「ふ〜ん(どうしよっかな〜)」
なにか企んでいる様子だ
〜学校〜
「なあ岬、なんか今日転校生が来るみたいたぜ?」
「へぇ〜(知ってるけどな)」
岬が人吉と転校生の話をしていると
「席に着け〜、今日は転校生が来ている。入って来 い」
ガラガラ
ドアが開き、咲が入ってきた。
「「「「「「「おぉ〜」」」」」」」
歓声
「(えらい人気だな。これならクラスのやつにはバ レても大丈夫そうだな。でも…………『あいつ』だ けにはな……」
岬が色々なことを考えていると担任の教師が咲を連 れて入ってきた。
「え〜、皆知ってるように転校生がきた。紹介する 。立石 咲さんだ。親御さんの仕事の関係でこの学 校に編入となった。仲良くな〜。あっ、自己紹介が まだだったな。じゃ、どうぞ。」
と、教師が咲にフリを入れた
「…皆さんこんにちは。今日付けで箱庭学園に編入 となった。立石 咲です。この辺のことはまだまだ 知らないことが多いのでクラスの皆さんには色々と ご鞭撻のほうを宜しくお願いします。」
朝のあの態度とは一変している。
「(あいつ、本性隠して自己紹介してやがる……… )」
岬の思考している間に自己紹介がおわった。
しかし、一波乱が起きた。
「あっ、一つ皆さんに報告があります。」
いきなり報告があると言われてクラスがざわめき始 めた。
この時岬は嫌な感じがしていた。
そして…………
「あの…………私…………そこの神後 岬君と………… …付き合ってますっ!!しかも、公認ですっ!!」
「「「「「「………な、なにぃぃぃ!!」」」」」
クラス全員が衝撃を受けた。だが、それ以上の衝撃 は岬が受けていた。
「………………終わった………………」
岬が天を仰いだ
「おい!岬!どういうことだよ……てっ、おい!岬 !大丈夫か!?」
岬は天を仰いだあととあるボクサーのように真っ白 に燃え尽きていた。
「………ひ、人吉………心配してくれるのか…………」
「心配もなにもこのままじゃ………」
人吉が何か言いかけた時、廊下のほうからなにかが 迫るもの凄い音が聞こえてきた。
ドダダダタ………
「岬ィィィィ!!どこだぁぁぁ!!」
どうやらめだかちゃんのようだ。
「………あっ………どうやら俺も終わりのようだ…… …良かっな〜中学の時は。咲と一緒にいた時間が楽 しかったよ…………」
「岬………この先どうなるかは知らんが、俺も楽し かったよ………」
人吉と岬がなにやら思い出話(?)をしていると… ……
ビシャッ!!
ついに時がきたようだ。
「岬ィィィィ、私という女がいながらなぁぁぁにぃ ぃぃ違う女と付き合っているんだぁぁぁ?」
めだかちゃんが乱入した
「……………」
「ほう……黙秘というわけか………」
修羅場になってきた所で咲が
「あ、あの〜あなたは岬とどのような関係でぇ?」
咲は少し怒りを交えながらめだかちゃんに質問した 。
「ん?岬は私の夫だがなにか?」
しれっ、と答えるめだかちゃん
その頃人吉は・・・・
「(一体どうしたら岬のやつはこんな修羅場の中の 中心にいることができるんだ?)」
この場合はめだかちゃんが原因ですw
「まっ、この場で色々話すのもなんなので生徒会室 についてくるがよい」
「そうですね。私もこのまま引き下がる訳にはいか ないですから」
二人はすでに火花を散らしていた。
「善吉!岬を連れて貴様も来るがよい!」
「えっ!?俺までも!?………はぁ〜しかたねぇか… ……」
人吉は真っ白になってるい岬を担ぎ上げめだかちゃ ん、咲と共に生徒会室にむかった…………
- めだかボックスの調停者 第六箱 ( No.8 )
- 日時: 2012/10/23 22:29
- 名前: GYUN (ID: gK3tU2qa)
俺達がなし崩し的に生徒会に入って一週間が経過し た……
「はぁ〜だから黒は似合わないから白のこの学校に 来たってのやよー!!」
人吉が生徒会室で嘆いている
「あれ?人吉てそんな動機でこの学校に来たわけな の?」
「ん?そうだが?」
「結構不純な動機だなw」
「なっ、わ、笑うなよ!いいだろうが動機なんてよ !」
なんて、話をしているとめだかちゃんがきていた。
「善吉、中にジャージを着ればよかろう。きっとよ くなるぞ」
そんなもんなのか?
アドバイスを貰った人吉は半信半疑ながらジャージ をうちに着ると………
「デ、デビルかっけぇぇぇ!!反骨精神のカタマリ みてーだ!」
えっ〜(゜Д゜)
岬にはとうてい考えられない発想だ
「目安箱をチェックしてきたぞ」
興奮している人吉は無視され、めだかちゃんが目安 箱の話題に切り替えた
「…………………」
人吉は黙ってしまった
「明日からは目安箱の管理は貴様の仕事だ。本生徒 会の最優先事項なのだからくれぐれも手を抜くでな いぞ。後、岬は私の管理だからな」
「おいっ、ちょっとまて。なんでお前を管理しない といけないんだよ。」
隙がないめだかちゃんである。だが、岬もそれほど 鈍感ではなかっかたようだ。
「なにを言うか、岬は私の夫なんだぞ?管理ぐらい はしてもらわないと」
「するかよ。俺は生徒会に入ってから暇はねぇんだ よ」
「ふむ、ならしかたがないな。」
「(あれ?ここは素直に引くんだな……)」
しかし、それも思い込みにしかならなかった
「岬よ、これからは私の夜の世話をするがよい!」
\大爆発/
その場が凍りついた……
「(……ひ、人吉くん……お前が代わってくれよ…… いくらなんでもこれにはついていけん……)」
「(…むっ、むちゃだ!今回ばかりはどうにもなら ん……)」
二人がヒソヒソと喋っていたら……
バンッ!!
いきなりドアが開いた。それもかなり乱暴に
「岬〜、私が必要な場面が来る!と直感で思って来 たみたんだけど〜」
咲だった。最悪な状況で一番来てはいけない人物が 来た
「がぁはぁっ!」←口から血を吐き出した
「どうしたの岬〜?」
「……だ…大丈夫だ問題ない……」
「ふ〜ん、ならいいんだけど〜」
「(よ、よかったぁぁぁ……詳しく聞かれなくて…… )」
すると人吉が
「あれ、咲さん、生徒会に入ったの?」
人吉は咲の服装を見て気づいたようだ
立ち直った岬は
「あっ、そういや言うの忘れてたな。今日から咲は 生徒会役員なんだ」
「へ〜、そうなんだ。役職はなんになったの?」
「私はめだかちゃんに折り合いを付けてもらって岬 と同じ会長補佐よ」
「へ〜、(めだかちゃんに折り合いをつけるとかす ごいな)これからよろしくな」
「はい、こちらこそよろしくね」
「うむ、それでは案件に取り掛かるとするか」
めだかちゃんが仕切って生徒会は業務に移った
〜〜〜〜〜
「ふむ…どうやら今回はきちんと記名しておるよう だな」
「あの…ごめんなさい。本当はこんなこと下級生の あなた達に相談することじゃないかもしれないんだ けど剣道場のこととか友達から色々聞いて…」
今回は陸上部所属の有明先輩が依頼主だ
「遠慮はいらん。構えるな。私は誰の相談でも受け つける!」(偉っ
「(なんで、こい上級生に敬語使わないんだろ…) 」
確かにそうである。有明先輩は二年生なのだ。そし て……
「(なんでこのコ制服の下にジャージ着てるんだろ う…)」
人吉の姿にも苦言をていしていた。
ここでは一切触れられていないが、岬と咲は生徒会 室の整理をしている。
「それで相談っていうのは、このことなんだけど… 」
有明先輩がボロボロのスパイクと『リクジょう部ヤ めロ』と書かれた紙を出した。
「……………酷いな」
めだかちゃんは冷淡に言った
「私、今度の大会で短距離走の代表に選ばれて。二 年生で代表に選ばれるなんて滅多にないことだから すごく嬉しかっただけど、三日前…スパイスがこん な風にされて…」
人吉が
「………犯人の心当たりは?」
と訪ねたが
「わかんない」
と、即答だった。
有明先輩は……
「スパイスなんて更衣室に置きっぱなしだし、誰に でもできるし……てゆーか、みんな怪しいし!この 箱庭学園の部活動は伝統的にレギュラー争いが激し くてさ、レギュラーに選ばれた途端 みんなからシカトされるなんて通過儀礼なんだよ? だからあたしも覚悟はしてたんだ。でもまさか…… …ここまでされるとは思わなかった」
たしかに、儀礼だとしてもこんなことはショックを 受けるだろう
そこに、めだかちゃんが質問を入れた
「随分長い間愛用していた靴のようだが、こんなこ とをされては練習ができんのではないか?」
この質問に対し、
「……今はスニーカーで代用しているわ。こんなこ と顧問の先生には話せないし問題抱えてる生徒なん てレギュラー外されちゃうかもしれないし……第一 、あたしこんなことしたかもしれない人達と一緒に 練習なんかできないよ!みんな怪しくて!誰も信じ られなくて!…不安で不安で……夜も眠れないんだ よ!?」
悲痛な叫びだった
めだかちゃんは……
「安心しろ有明二年生、眠れぬ夜は今夜で終わりだ 。この黒神めだかが、今日中に犯人を突き止めてや る!!」
と、宣言した
横では
「「「今日中!?」」」
と、三人が(人吉、岬、咲)驚いている
〜〜〜〜〜〜〜
「なんつーかスポーツてのも案外爽やかじゃねーん だな。しかし、大丈夫なのかよめだかちゃん、今日 中とか大言壮語しやがって。この程度の材料じゃ犯 人の特定なんてまずムリだせ?まぁ、陸上部の女子 の誰かなんだろーが……」
人吉が言う
「今回は時間をかけないと終わりそうにないぞ、め だかちゃん」
岬も言う
「私も今回の案件はちょっと…」
咲も今回の案件は難題と見ていたが、めだかちゃん は違った
パンッ! と、扇子を閉じめだかちゃんは
「『陸上部の女子』で『陸上歴はそれなりに長く』 『短距離走を専門』とし『有明先輩と同種のシュー ズを愛用』『左きき』で『文車新聞を購読』『23地 区 ブロック に住んでいる』━誰かだ」
「……はぁ?」
「……ほへぇ?」
「……はい?」
順に人吉、岬、咲がそれぞれ理解に苦しんだ
「この靴はハサミで切り裂かれておる。靴をハサミ で切るというの実は結構な重労働でな。しかし見て いればこのように的確に縫い目に刃を入れておる。 的確すぎるくらいにだ。履き古した靴がどこら傷ん でいくのか熟知しておらんとこうはいかん。自らの 足で長期間同じスパイクを同じ用途で使用しておら んとな。そして、なによりこれだけ切り刻んでおき ながらメーカーのロゴには全くハサミが入っておら ん、 おかしな言い方だが犯人はこの靴に対して愛着も持 つ者であることがうかがえる」
「「「………」」」
あごに手を当て話を聞く三人
「切り口を見れば一目瞭然。ほら、左利き用のハサ ミが使われておる!」
そう言って一つの切り口を指したが
「ほらって言われても………」
人吉には全く解らない
岬は
「咲、解るか?」
咲に訪ねていた。
咲は
「解るわけないじゃん」
即答だった
「文車新聞がどうとかってのは?大方、その切り抜 きから推測したんだろうがこんなパーツだけで何が わかるんだ?」
人吉が聞いた
「『オモテ』は一文字ずつでも新聞は『ウラ』にも 記事がある。透かしてみろ」
人吉は例の手紙を上にやり透かした。その後ろから 岬と咲が覗いた。
三人は裏に書かれた記事を確認した
「それぞれの切り抜きの裏面の十数文字から特定す る限り1日分ではなく、ここ一週間ほどの文車新聞 がアトランダムに使用されておる。この手紙を作る ためにわざわざ新聞を買ったのではなく、家にあっ た古新聞を使用したとみるのが妥当であろう」
「…………家が23地区 ブロック っていうのは」
再び人吉
「新聞というのは印刷する時間帯によって記事のさ しかえが行われる場合があるのだが、切り抜かれた 新聞は23地区にのみ配られた14版だ」
「「……推理力がありすぎて気持ち悪い!!つーか 、全新聞の全記事を覚えてるのかよ……」」
人吉、岬はこう思った
咲は
「(……じ、人類レベルじゃないわ)」
大きな話になっていた
「これらの条件に当てはまる者の数はさほど多くは あるまい。探し出して見つけ出そう。他人の努力を 否定する行為、がんばる人間の足を引っ張る行為 、私はそういう行為が大嫌いだ!私は怒っているぞ 善吉、岬!目安箱への投書に基づき生徒会を執行す る!!」
- めだかボックスの調停者 第七箱 ( No.9 )
- 日時: 2012/10/23 22:28
- 名前: GYUN (ID: gK3tU2qa)
「陸上部所属 三年九組諫早先輩。有明先輩と同じ 短距離を専門とするアスリートで利き腕は左。同じ スパイク履いてるのはみてのとーり!」
と、不知火が諫早先輩についてあらかた説明した。
不知火の説明が導入部分とはなんともかるーい感じ なんだがその辺は気にしないでくれよなw by作者
「お住まいは23地区 ブロック で三年前から文車新聞を購読中━━ だってさ♪」
「………いつも思うんだが不知火、お前どっからそ ういうの調べてくんの?」
プライバシー保護からの観点からもギリギリの質問 を投げた人吉
「あひゃあひゃ、人吉が正義側のキャラでいたいな らそれは知らない方がいいね♪」
「……」
結構疑問が残る返答だった
「つか、諫早先輩の体つきいいよな」
「そうね、無駄がないというか」
前者は岬、後者は咲
「あのさ、二人はなにを見てるんだよ………」
「「なにって、そりゃーアスリートの体」」
「あんたらどういう趣味ていうかさ……」
「しかたねーだろ、体育会系はそういう所に目が行 くんだからよ。特に陸上系にはな」
「そうよ、『こうすればあんな筋肉の付き方するだ 』みたいなのが発見するのが楽しいのよ」
岬と咲は現実世界では陸上部に所属していた。そし て男女陸上会のエースとして君臨していた。(学校 内の恋のエースでもあった)
↑恋のエースてなんだよw by作者
「わーたよ、好きにしてろ」
「ねぇ人吉、付け足しいい?」
不知火が手に入れた情報はまだあるようだ
「ん、いいぜ」
「あの諫早先輩、有明先輩が代表に選ばれてレギュ ラー落ちしてまーす♪」
「!!」
人吉だけが驚いた。岬と咲は以前として陸上部部員 を観察していた。
「………そりゃ決まりだな。おい、岬と咲さん、そ ろそろ案件の終わりが見えたから案件に集中しろ」
「「はーい(棒」」
なにか物足りない様子の二人である
「三年が二年に抜かれちゃ屈辱だろうし犯人はほと んど彼女で間違いねーだろ。意外とあっけなかった な」
「しかしな善吉よ」
「!!」
影から覗いていた善吉の頭の上からめだかちゃん登 場
「実質的な証拠はまだ何もないのだ。ほとんどとい う意味は絶対ではない状況証拠だけで他人を悪人と 決めつけるのはよくないな」
「…上から性善説もいーけどさ、物的証拠なんて集 めようねーだろ。俺ら警察じゃねーんだからよ!」
「まぁ、確かにめだかちゃんが言ってること正しい だけどさ……」
「そうよね、だからといってあの人が犯人じゃない と言い切れないわ。」
三人が位色々な意見を交わしている横で不知火はな にかを期待するようにワクワクしていた
「まさか本人に直接聞くわけにもいかねーし、ん? 」
善吉が諫早先輩のほうに目をやると……
「ふぅー「諫早三年生、貴様が犯人か?」!!」
「いや、このスパイクの件なのだが……」
めだかちゃんの大胆な質問(大胆過ぎる)により、 人吉は転んでしまい、不知火、岬、咲の三人は腹を 抱えて爆笑している
「しっ、知らない!!」
諫早先輩はその場を逃げ出した
「………?」
めだかちゃんは取り残されてしまった
「あっ、逃げた!」
「本当だ(笑)」
「それが普通の反応だと思うがな(笑)」
上から、不知火、咲、岬である
「おうぞ!」
人吉が追おうとしたその時、不知火が
「ところで人吉!」
「あ!?」
「なんで制服の下にジャージ着てんの?(笑)」
「あっ、それ私も思ってた(笑)」
「今聞くことか!?つか、咲さんまでにも!!」
すると岬が、ポンッと肩を叩いた。(少し面白い顔 で)
◇◆◇◆
「ど…どうしてこんなに早く私のことが……!!」
諫早先輩が必死に逃げて走っているが……
「えっ、ええええええっ!?」
後ろから猛烈な勢いでめだかちゃんが走っていたの だ
「ウッ、ウソでしょ!?あたしっ100㍍走12秒フラ ットなんだよ!?」
「そうか、やるではないか私は42・195㎞を二時間 フラットだから100㍍あたりは17秒以上かかるぞ! 」
余談ですが、岬はフルマラソンは二時間半、咲は二 時間45分で走ります。(特に意味もない設定です)
「(どうしよどうしよどうしよ。このコ確かあたら しく生徒会長になった黒神めだかじゃん!就任して いきなり剣道場にタムロしてた不良達を粛清慕って 噂の!!あんなこと…あんなことバレたら殺される !!)」
この間にも二人は走り続けているから驚きである
「もっとも個人的な好みでいえば競争 ラン より高飛び(ジャンプ)の方が私は好きでな」
するとめだかちゃんは勢いよく前に飛び出し、諫早 先輩の頭上を越え諫早先輩の前に着地した
「さて、聞こえてなかったのでもう一度聞こう。諫 早三年生、貴様が犯人か?」
単刀直入にほどがありすぎる
「(殺される!!)ちっ違う違う。知らないってあ たしそんなの!有明さんのスパイクにハサミなんて 入れてない!『陸上部やめろ』なんて手紙も出して ない…(ああああああ何言ってんのよあたし!聞か れてないこと自分からわざわざ…!)」
もはや、犯人宣言にしか捉えようがないことを口走 った諫早先輩
「結構ドジっ娘なのかな、諫早先輩…」
「いやいや、あれだけ追い込まれたらああなるわよ …」
影では咲と岬が先回りして覗いていた
「………そうか知らないというか……」
「(殺……)」
するとめだかちゃんは諫早先輩の肩にポンっと手を あてて、
「知らないのならばそれでよいのだ。練習の邪魔を して悪かったな」
「………え? あ、あのちょっと……」
「?、どうした何か用か?」
「い、いやそうじゃなくて……」
「ああ、そうそう言い忘れていた。さっきは本当に いい走りであったぞ。貴様の普段からの鍛錬の程が うかがえる。その調子で精進し続けるがよい!私は がんばる人間が大好きなのだ!」
後ろから遅れてやってきた人吉と普通についてきた 岬が……
「な…なんなのあのコわっけわかんない。人を疑う ってことを知らないな…?」
「違いますよ諫早先輩。めだかちゃんは人を疑うこ とを知らないんじゃない━━━━人を信じることを 知ってるんだ!!」
「………きみ…きみはどうして制服の下にジャージ を着てるの?」
「…カッコイイって言え!!」
「あ〜あ、せっかく決めたのに自分のコーディネー トのせいで台無しだわぁ……」
「うっ、うるせぇ!!」
人吉は全開にしているブレザーを閉めて
「…めだかちゃんは行為を嫌うことはあっても人間 を嫌うことはないんですよ。ま、中学までならあい つが見逃した悪党共をすぶちのめすのが俺の仕事だ ったんですけど、今の俺の仕事は目安箱の管理らし んでね、 今回だけは俺も会長の流儀にならっときますよ。あ んたはもうにどとあんなことしねぇって━━━━━ 信じといてやる!」
人吉はそう言い残し去っていく……
そこに岬が
「諫早先輩、あんたはこんなことをする必要なんて なかったんですよ。あんたの走りを見てたらわかり ましたよ、どれだけ努力してきたかなんて。そこま で努力出来る精神を持ってるならその精神、努力で 後輩なんて抜けたはずです。まっ、人吉みたいに言 うわけじゃないですがね……今後はあなたがどうす るか次第なんですからね」
そう言い残し岬も去っていった……
「………あたし、あたしは…」
ちなみに不知火は途中で帰っていますw
さらに、それを追って咲も帰ってますw
◇◆◇◆翌日
「くっそー、このカッコよさがどうして伝わんねー かなあ」
「お前よくその格好でいられるよな。昨日は結構突 っ込まれたのによー」
「うっうるせぇ!」
「あの…人吉くん、岬くんちょっといいかな…?あ と、カッコイイよそれも。個性的で」
有明先輩が生徒会を訪ねてきていた。それに優しい 有明先輩は人吉のファッションを誉めてあげた。( 多分フォローだと思うがw)
「あっ有明先輩!ど、どうしました?何かまた変わ ったことでも…………」
「問題ならまた俺らの出番なんだが……」
「う、うん。それがその…今度はロッカーから代用 してたスニーカーがなくなってて…」
「「!!」」
「それでね、代わりに新品のスパイクとこんな手紙 が入ってたんだけど…どういうことだと思う?」
その手紙には前と同じように新聞の切り抜きが貼ら れていたが今回の文は『ごメん』と貼られていた
◇◆◇◆
こうして事件は無事解決した。有明先輩も今晩から はぐっすり眠れるだろう。
ただし、めだかちゃんと咲がそのことに気付くのは もう少しあとの話である
「おのれ、犯人め…今度はスニーカーを盗むとは… 」
「本当に解せない話ですね!」
「「なんでこいつらあれだけ賢いのにバカなんだろ …」」
二人は少し先が不安になった
- めだかボックスの調停者 第八箱 ( No.10 )
- 日時: 2012/07/24 18:26
- 名前: GYUN (ID: pD6zOaMa)
岬の家は箱庭学園から徒歩10分のところに位置して いる。駅にも徒歩10分だ。お隣さんは咲の家である 。元の世界の時もお隣さんであった。
2つの家庭はかなり仲が良かったせいもあって、二 人が付き合うことになった時に両方の両親からは「 お似合いカップル」の肩書きを付けられた
家族ぐるみの交流はお食事から旅行までと幅広く、 めだかちゃんにはとうてい見せられない光景である ことは間違いない。
今回はそんな両家族のお話……
◆◇岬宅◆◇
「はぁ〜……ねみぃな〜」
朝の起床。岬は階段を下りて一階のリビングへ向か った
「岬、あんた今日は早いね。朝ご飯その辺の物を適 当に食べていいから」
岬の母、神後 美由
岬が現世にいた時の母そのものである。(めだかボ ックスの世界に対応できる程の能力を備えている)
「岬か、今日早いのか?」
岬の父、神後 真汰
こちらも母と同じく現世の父そのものである。(こ ちらもめだかボックスの世界に対応できる能力を持 っている)
この父、神後 真汰は主人公設定の時話したように 不知火家の権力を握る、神後財閥の取締役である。 (しかし、神後財閥は世間一般では認知度が低くな んの仕事に携わっているかは不明である)
そのため、岬が箱庭学園に転入する時、理事長であ る不知火 袴は少し怯えていたそうな(?)
「なんだ今日は咲さんとでもデートかな?」
父親の発言としてはあまり聞かない台詞である
「ん、まぁそんなとこだわ。でも学校にいくだけど な」
岬は母が出してあった食パンをトーストにし食べて いる
「そうか、今日は遊びに行くとかではないんだな」
「そういうことー」
ちなみに神後家は代々初恋の人と結ばれているらし く岬の両親も例外ではなかったそうな。
「岬ー、洗いもん持ってきてー」
「はーい」
岬は皿を台所へ持っていき自分の部屋へと戻った。 そして、制服に着替え身だしなみを整え一階に下り た。
「岬、そろそろ咲さんに『結婚しよう』ぐらい言っ たらどうなんだ?」
「オヤジ、それは流石に早いぞ…」
「そうか?俺はお前の歳で言った記憶があるぞ?」
「オ、オヤジィ……」
「まぁ、自分のタイミングで告白することだな。頑 張れよ」
「お、おう……」
こうした風景を繰り返しながら岬の日常生活は進ん で行く
◇◆咲宅◇◆
岬の家族の話通り、咲の家族は岬の家族と深い交流 がある
岬のところでは述べなかったが、咲の家族と血縁関 係でもすでに繋がりがあるのである
咲の母親、立石 亜美
こちらもめだかボックスの世界に対応できる能力を 持っている。
咲の母親、立石 亜美は旧姓が神後なのである。つ まり、神後家から立石家に嫁いできたのだ。(ちな みに神後家に嫁いだ神後 由美は旧姓が立石なので ある)
ここまでくるともはや策略と思われるかもしれない が、これは純粋に出会って結婚しているといのだか ら驚きである。
「んー、朝はやっぱ眠いなぁ〜……」
こちらも朝から学校に登校なので起きた咲。
「そういや今日は何をするか聞いてないな〜」
咲はぶつぶつと呟きながら一階のリビングへ
「おはよー、お母さん」
「はい、おはよう」
リビングでは咲の母親が朝ご飯を作っていた。ごは んにお味噌汁、鮭と健康的でバランスの採れた朝ご 飯である
「いただきまーす」
むしゃむしゃと朝ご飯食べていく咲の目の前に咲の 父親、立石 凌 が座った
咲の父親、立石 凌は神後家のような財閥を経営し ているわけではないが、国内最大手の家電メーカー の取締役である(もちろん、めだかボックスの世界 に対応)
「なんだ、今日か?朝早いな」
「しかたないでしょ、国内でも最大規模の高校なん だから」
「岬君とは仲良くやってのか?そろそろあっちから 告白がきてもいいころあいだぞ?」
「あー、まだ早い早い。それにあいつはあいつでし っかりしてるからそこまで焦って告白なんてするわ けないと思うから」
「ふ〜ん、まっ頑張れよ」
そうこう話ていると咲は朝ご飯を食べ終わった。
その後、食器類を片付けをし自室へと戻った。制服 に着替え、下準備をしてまた下の階へと下り、玄関 に向かった。
「いってきまーす」
「いってらっしゃい。気をつけてねー」
こうして、咲の普段の1日が始まる。
この掲示板は過去ログ化されています。