二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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君と俺 イナズマイレブンGO×鏡音三大悲劇
日時: 2012/07/22 17:28
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: MWVP7N9m)
参照: 白京天好き過ぎて…

初めまして!そうではない方はこんにちは!
藍紅アイクという者です。
主にイナズマシリーズで小説を書かせて頂いております。

お気に入り登録が出来ないので更新が大変ですが頑張りたいと思います。
私の前作「ハッピーエンド」にて投下してくださったオリキャラの一部は
こっちでも引き続き使わせていただきたいと思っているのでご了承ください。


この物語は「鏡音三大悲劇」を中心に書きあげて行きたいと思います。
京介と天馬が主人公です。






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Re: 君と俺 イナズマイレブンGO×鏡音三大悲劇 ( No.17 )
日時: 2012/07/24 17:24
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: MWVP7N9m)
参照: 愛してるよ京介!!

闇久☆

全然初めましてじゃないだろJK
リア友じゃねぇか畜生会いたかったよくぞ来てくれたあああああああああ(ry

京「うっせぇ」
藍「すみません。あ、この子は俺の嫁であり解説役の京介くん」
京「初めまして」
藍「京たん今日も一段と可愛いね」
京「ナンパいいから本編上げろや」
藍「京たんをナンパしたいいいいいいいいいいいいいいいいい(ry」
京「いっぺん死んでこいや」
藍「好きだよ京介、君の全てが」
京「……ヒロトさん?」
藍「あぁっバレたっっでもそんな京たんも愛してるよっっ」
京「ホントコイツどうにかしてください」

華奈☆

リア友=闇久よww

天美さん☆

え?京天?天馬総受け?←

京「食い付くな変態」
藍「すみません」

藍紅です、初めまして!
同志ですね、貴方ともっと早く出会いたかった……!←
コメントは気軽にどうぞ!

Re: 君と俺 イナズマイレブンGO×鏡音三大悲劇 ( No.18 )
日時: 2012/07/24 18:00
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: MWVP7N9m)
参照: 愛してるよ京介!!

ナルトの映画見たいなう
あのチャラいサスケくん見てから猛烈に見たいなう

Re: 君と俺 イナズマイレブンGO×鏡音三大悲劇 ( No.19 )
日時: 2012/07/24 18:45
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: MWVP7N9m)
参照: 愛してるよ京介!!

2話

(天馬side)


「剣城…」

俺は剣城に顔をうずめる。
安心できるんだ。

このまま、安らかに眠っていけるのかな。



悲しい物語にはしたくないよ。
誰だって「ハッピーエンド」がいいに決まってるんだ。



でもね、悲しいお話になりそうだね。




俺は、悲しい物語にはしたくないよ。








「剣城…」

剣城にぎゅぅ、って抱きつく。
いつもの剣城なら抱き返してくれるのに。


抱き返してくれない。

剣城の顔を見上げるように見つめる。




どうしたの?なんでそんなに悲しそうな顔をしてるの?


「なんで、話してくれなかったんだ」
「何の事?」
「お前の余命の話だ」


余命……。


「もう、24時間もない…」
「……ずっと一緒に居よう、俺との約束を破るつもりかよ。
  何故黙ってた!!どうして俺に言わなかった!!」


剣城はがむしゃらに言葉を投げかけた。
力なく俺を抱き締めてくれる。
その手は、震えていた。


「剣城、」
「もういい…お前が死ぬまで一緒に居てやる……」
「剣城…?」
「俺を……」
「どしたの?」
「俺を置いていかないでくれ…」


俺の肩に、なにかあったかいものが落ちた。
剣城の涙だって気付いた時にはきつく抱き締められていた。


「わ…っ」
「天馬、俺がお前の所に行けるのはいつなんだろうな」
「え……?」
「外、行かないか?雪が綺麗なんだ。」
「ゆ、き……」
「行かないか?」
「いいよ」


雪。
俺の毒になるもの。

でも、いいんだ。


剣城が傍で笑ってくれてる。
それだけで、もう十分幸せだから。



もう、いいんだ。


俺は十分幸せだった。





「剣城、俺日記を書いてから行くね?」
「あぁ、じゃああったかいものでも作って待ってる。なにかあったらキッチンな」
「うん」

剣城が部屋を出ていく。

俺はいつもの日記を開く。
昨日もびっしり書いた。


死んだら、俺が死んだら剣城に読んでって言った日記。



「今日は凄く幸せだった。
 剣城が俺の為に泣いてくれたんだ。
 でも、なんかさびしいな。
 俺に明日は無いんだから。
 もっと剣城と一緒に居たかった。
 もっと剣城に愛してほしかった。
 もっと皆と、サッカーがしたかった。

 もし、俺が生まれ変われるなら。
 生まれ変われるなら、また皆と…剣城とサッカーがしたい。
 
 だから、さよならは言わないよ。
 またどこかで会おうね。

 
 剣城、大好き。










             最後に、ありがとう。   天馬」








書き終えた時、ちょうど剣城が入って来た。


「日記、かけたか?」
「うん、ちょうど書き終えたトコ!」
「そうか」
「うん!」



外は白銀の世界。

初めて、肉眼で雪を見た。



「うわぁ……!!」
「綺麗だろ?」
「うん!」


お月様の月光でキラキラ光る雪は凄く綺麗だった。
……正直、月光に照らされた剣城の方がかっこよくて綺麗なのは内緒。




「天馬、」
「え、何?」

剣城に手を差し伸べられた。
どうしていいのか分からず困っていると、「……手、繋ぐんだよ」
と言われて慌ててつないだ。

剣城の手は凄くあったかくて、俺より一回りくらいおっきくて。
俺は剣城の腕に抱きついた。

「この方が恋人らしいでしょ?」って。

剣城が赤くなった。
珍しいな。


そんな剣城も、好きだよ……。




あれ、おかしいな……。




足が、おも、い………………。







あぁ…






そっか……










そう、だよね……













俺、今日で死ぬんだった……………








「つ、るぎ…」
「なんだ?」
「俺、もう逝く時間みたい…」
「何を…言って……」
「ごめんね…もう、お別れ…みたい……」
「おい、天馬!待てよ…いきなりなんだよ!?」

剣城が俺を抱き締める、きつく、きつく。
心地いい。剣城に抱き締められるの、すっごく心地いい。


天国も、こんな感じなのかな……。




「剣城…最後、に……伝え、た、いよ……」
「なんだ…!?何でも言え……全部聞いてやる…全部受け止めてやるから………」
「俺の、日記……帰ったら読んで……?
  あと、ね………大好き、だよ…剣城……。
 あり、が、と………………………—————————————————————………。」

(剣城side)

天馬が俺にもたれかかった。
その後、ピクリとも動かない。

「て、んま……?」

天馬が、俺の腕の中からずり落ちた。
雪の中に、倒れる天馬の体。


「おい、しっかりしろ天馬」

揺すってみても、反応はない。



「嘘、だよな……?」


俺はその場に座り込んだ。


「嘘なんだろ……?」


涙がこぼれた。こぼれたというか、溢れた。


「嘘だって言ってくれ……」


天馬を抱き締めた。天馬の体はまだほんのりあったかかった。


「なんとかなるって…言ったじゃないか………」


怖いが連鎖して、視界はぐちゃぐちゃだ。


「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」


俺は、泣き叫んだ。叫んで叫んで……。



「天馬…!なぁ、天馬!!なんとかなるって言ったじゃないか!!
  なぁ、返事しろよ!天馬!天馬ああああああああああああああああああああっ!!」


何度叫んでも、何度名前を呼んでも動かない天馬。




「てん、ま………」


俺は天馬に顔を近づける。




「俺も、大好き…だった………」



そのまま、天馬にキスをした。





「おやすみ、天馬………」






俺は天馬をおぶり、部屋へ戻って来た。



俺は天馬が言っていた通り、日記を開く。


「今日も剣城が来てくれた!
 剣城が笑ってくれるだけで俺は凄く幸せなんだ!」
「今日は剣城とトランプした。
 剣城が強くて俺は一度も勝ったことないよー」
「今日は剣城がぎゅーってしてくれたんだ!
 あったかくて、安心したよ。
 もっと一緒に居たいな…剣城と。」
「剣城が、」
「剣城が、」
「今日は剣城が、」


俺の事ばっかりだった。
いや、俺のことしか書いてなかった。

昨日書いたと思われるページを開く。


「今日も剣城がぎゅーってしてくれたんだ!
 でも、今日のはなんか違う。
 剣城から伝わってくるんだ。「アイシテル」って。「マタサッカーシヨウ」
 って。だから剣城に隠れて号泣しちゃった。
 もっと……もっと剣城に愛してもらいたかったなぁ……。」


天馬…そんなことを……。

そういえば、今日も何か書いていた気がする。
もう一枚ページをめくる。
案の定、そこには天馬を字がびっしりだった。

「今日は凄く幸せだった。
 剣城が俺の為に泣いてくれたんだ。
 でも、なんかさびしいな。
 俺に明日は無いんだから。
 もっと剣城と一緒に居たかった。
 もっと剣城に愛してほしかった。
 もっと皆と、サッカーがしたかった。

 もし、俺が生まれ変われるなら。
 生まれ変われるなら、また皆と…剣城とサッカーがしたい。
 
 だから、さよならは言わないよ。
 またどこかで会おうね。

 
 剣城、大好き。










             最後に、ありがとう。   天馬」



あぁ、天馬。
俺はまたお前に泣かされた。


「あり、がとう……天馬……」




その日、俺はずっと天馬の傍に居た。


天馬を手を握る度、冷たくなっていく天馬の手。
寂しかった。でも、この寂しさを天馬は毎日感じていたんだ。


ありがとう

また、どこかで。



〜END〜

はい、soundless voice/proof of life編完結です。
囚人/紙飛行機編、悪ノ娘/悪ノ召使編が恐ろしく長くなりそうなので、
こっちを早めに切り上げました。
囚人/紙飛行機編は次回から!

Re: 君と俺 イナズマイレブンGO×鏡音三大悲劇 ( No.20 )
日時: 2012/07/24 18:46
名前: 藍紅  ◆jqzZxVcA6Q (ID: MWVP7N9m)
参照: 愛してるよ京介!!

ごめ、オチるw

Re: 君と俺 イナズマイレブンGO×鏡音三大悲劇 ( No.21 )
日時: 2012/07/24 18:57
名前: 剣城 天美 ◆dGYaB/AogM (ID: nWEjYf1F)
参照: 京天優が欲しいです。それか天馬ください。あ、独り言です。


 いやあ、もっと早くに出会っていれば・・・ねwww

 私も早く貴方に出会いたかったです!

 天馬が受けならぶっちゃけ何でもいいんですね、私はw

 神童でも南沢でも倉間でも霧野でも白竜でも天馬が受けなら何でもいい(((馬鹿

 おっと、話が反れましたね。

 小説泣きました。感動です。こういうの待ってました((

 私もこういうの書きたいのですが、掛け持ちしすぎて・・・wwww

 でも、いつかは書いてみせます((キリッ

 

 


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