二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- - DEA TH NOTE -
- 日時: 2012/07/31 21:39
- 名前: くも (ID: HKLnqVHP)
・デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ
・名前を書かれた人物の顔が頭にないと効果を得られない
・名前を書いて6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる
・死因を書かなければ心臓麻痺で死ぬ
—————−‐‐
何回かデスノートを見たり読んだりしたくらいなのですが、なんか滾ったので(書きたくなった)のでオリキャラでデスノ小説を書こうと思います。私の自己満足部分と廚2要素が出ているので苦手な方はバックしてください。「ワタリとミサミサ可愛いです」でっかい独り言です
あと小説初心者です。ちょとドキ怒気してますですハイ
とりあえず頑張ろう
注意
デスノートの定番 頭脳戦は ほとんど出てきません
文章が幼稚です
- Re: - DEA TH NOTE - ( No.11 )
- 日時: 2012/07/31 12:27
- 名前: くも (ID: HKLnqVHP)
さて、どうしたものか……。
クロはスーツケースをその場に置き、岩と砂しかない世界に座り込んだ。ふぅとため息が漏れる。
「……帰りのこと考えてなかった」
とりあえず夜神総一郎が脅迫され無事、娘を取り戻せたのはいいとしよう。しかし肝心のマフィアは対した収穫0 マスクの男、一人しかいなかったしその男はヘリごと爆破されてしまった。
——通信機器を奪って交渉にでるべきだったかもしれない。
クロの頭の中は後悔と情けなさで、いっぱいになっていた。
眉間にシワが寄る。
ガンッ!!
思わず横に置いたスーツケースを蹴っ倒し、また「はああああ」とため息をついた。
「最高っほんと最高だよ……自分…調子に乗りすぎ…馬鹿すぎる」
ごっごっごっと項垂れて頭を岩に打ち付けていると
バババババババ
「……ヘリ?」
ヘリコプターの音が徐々に近づいて来ているのがわかった。
——バババババババ
そのうちヘリの姿が見え始め、風圧で自分の跳ねた黒髪が揺れていた。
・
・
・
・
・
・
「名前……クロ」
「私はハル.リドナーとある人から貴方を迎えにいけと言われたの」
「とある?」
ハルはヘリを捜査しながら笑った。クロは首をかしげてLやワタリのことがまず第一に浮かんだ。
「……今のLとか」
「正解なんだけれど、正確にはNね」
「N?」
窓から砂の景色が無くなり海が見えた。
「……Lを継ぐ候補の二人」
小さくそう呟くと、二つの名前が浮かぶ。
ワタリからのメールで見た名前だった。
「ニア、メロ」
「え!」
ハッとなりそう答えると、ハルは驚いた声を出した。
そこまで知っていることの理由をクロはゆっくり話すことにした。
『……』
ハルは通信機器の電源をつけた
クロはそれに気づかず、詳しくその情報を話した
「……というわけでワタリ、前Lからの情報を私が持ち歩いているような感じ……です」
「何故、アメリカに?」
「キラ信者の鎮静と動きの激しいマフィアの鎮静できた……けどノートを持っているとなれば……それの奪還とマフィアの撃滅に……変わり…ました」
「なるほどね」
『なるほど』
少年の声に「るぇ!?」とクロは驚きハルの後ろ頭を見た。ハルはその様子にクスリと笑った。
『和んでいるときに悲報です、リドナー』
「!……どうしました」
少年の声にハルの表情が真剣になった。
『やられました……部下のほとんどが殺されました』
「!!……」
息のつまった返事をするハルを見ながらクロは眉間にシワを寄せた。
ごくりと唾を飲み込み、スーツケースを握りしめた。
少年は部下を殺されたというのに平静を保った声で通信を続ける。
『犯人に心当たりがあるのと、マフィアのよく集まる場所にお送りしましょうか?クロ……貴方が探すマフィアは中々の有名人でしょう』
含み笑いをしているかのような声で問われる、この少年はNだとすればその後ろには部下の死体が転がっているのだと思うとこの少年に嫌気がさした。
- Re: - DEA TH NOTE - ( No.12 )
- 日時: 2012/07/31 14:28
- 名前: くも (ID: HKLnqVHP)
ぼふぅ、一昨日から喉の痛みが酷いです。風邪では無いらしいんですよ。
痛いつか喉が詰まってる感じ
なんだろね? 医者に不思議がられた。
「嘘じゃないよ!!」
「ニヤニヤ」
「嘘じゃないってば!!」
「ニヤニヤ」
喉見てもらったら腫れてて理解してもらった。コミュ障つらいww
- Re: - DEA TH NOTE - ( No.13 )
- 日時: 2012/07/31 15:09
- 名前: くも (ID: HKLnqVHP)
「シスター服でいくつもり?」
「はい……じゃないといつもの服で行動…できない」
ヘリを置いて歩いて連れてきてもらったのは少し古い店の路地裏のような場所だった。夕方になっているためあまり目立たない。
「大丈夫なの?」
やたら心配してくるハルに少し嬉しいような恥ずかしいような気持になりクロは苦笑いをして「大丈夫」といった。
さきほどまで来ていた服はハルに渡し、ハルはクロのスーツケースを渡した。
「頑張りなさい」
「……うん」
まるで母親のような言い方になるのはクロが背が小さいためか、それとも彼女が大人だからなのだろうか。
「ありがとう」
「ええ、それじゃあね」
にこりとハルは笑い足早にその場を去って行った。
それを確認すると向き直り
「……よし」
クロはスーツケースを握りしめ古ぼけた店内の扉を開けた。
ガラッ
ガヤガヤ ガヤガヤ
馬鹿騒ぎしている強面の男達が酒を飲みながら笑い博打や女を膝に乗せている。クロはとりあえずこの中に《目標》が居ないか探すことにした。
「ん?おいあれ見ろよ」
「なんだ?シスター?」
「こりゃ おもしれぇ天罰がいよいよ俺らに下るってか?」
ギャハハハハハハハ!!とクロを見た男達が数人大きく笑った。それに気づいた数人も笑い、そして面白がった細長い顔の男がクロに近づく
「よぉ嬢ちゃん此処は子供の来るところでもねーし神もいねーぞぉ?」
「お楽しみの最中、申し訳ございません 皆様方の中に名高いマフィアの頭首ロッド.ロス様のお仲間、ご本人は居られないでしょうか?」
「お……おぁ……ロッド.ロスてええ…お…」
クロはいつにもまして流暢にそう話すと、驚いている全員、目の前の男にスカートの端と端をつかみ挨拶をした。 困惑と冷や汗で目を白黒させている男を見ながらクロはスーツケースを持ち奥へ行こう視線とざわつきの中を歩いた。
ガシッ
先程まで目を白黒させていた男が今度は怒気を含んだ眼でクロの腕をつかみ空中へクロを浮かせた。
「て……まてぇええ」
「はい、なんでしょう」
自分の目の前に血管が浮き出た男が唾を飛ばしながら「てめぇ……何の用でここへきた!」と聞いてくる、クロは顔を不快そうに歪ませながら「それはご本人とお仲間でないと……」と言いかけた次の瞬間!
ゴッ
ドシャッ
「いッ!!!」
目の前に男の拳が飛んできて、軽く飛ばされ尻餅をついた!
その状態に男達は博打をやめ、はやし立てるように「おいおいおい」「嬢ちゃん殴ってやりな!」「脱がせー」などと煩い声が観戦席から飛んでくる。
「かえれよッこのガキ」
ズンズンと真っ赤な顔の男はクロに向かいまたズンズンと歩みよってくる!
「……」
クロは起き上がり、スカートをきれいに整えると冷めた目で男を見る。
「You retarded ass holp」(この低能)
ビュン!!
男の拳が自分にとんでくる!
それを屈んでかわすと男の鳩尾を狙い殴った!
「ごあ!!……」
自分の何倍かある男の体が宙を舞い
観戦者のテーブルに
ガシャアアアン!!!
「うおッ!」 「きゃああ」
沈んでいった。
- Re: - DEA TH NOTE - ( No.14 )
- 日時: 2012/07/31 21:32
- 名前: くも (ID: HKLnqVHP)
ガチャ!!ガチャガチャ!!!
何人かのマフィアが拳銃をクロに向けた!
クロはムスッとした表情で、天井を見上げ両手を軽くあげた。
「おい嬢ちゃん、悪いが今のは見過ごせねーぞ」
「蜂の巣状態で神様のところに逝っちまいな」
「……」
店内は騒然とし、男達の荒い息遣いかよく聞こえる。
持っていたスーツケースは足元。
拳銃は服に隠しておくべきだったと思った。
ガララ
テーブルに沈んでいた男がもぞもぞと動き始めいつのまにか拳銃をクロに突きつけていた
「ぐ……このガキ……いてででで……ぶち殺す!!」
「!!」
ドドドドドドドドドド!!!
ガンガンガン!!!!
沈んでいた男に続いて周りの男達も射撃を始める!!
キュイン キュイン
火花を散らす室内
「……ッ!!!」
ガン! ガン!
壁際により、スーツケースで身を隠すクロ。男達は連射を続けていた。
ガガガガガガガガガガガガ
ドン ドン ドン
……——
「……やったか?」
ぴたりと銃声が止む室内。煙が立ち込める中「俺が行こう」と一人の大男が出てきた。
銃を構えながら、クロの近くまで
近くまで……
ドオオンン!!!
「ぐが……!!!」
「なッ……!」
バンッと大男は吹っ飛ばされ反対側の壁に打ち付けられ止まる。
「ぁ・・・・・・あ」
男の体からはダラダラと血が流れ垂れていた。
「ひッ…う…撃て!!!」
「撃ち込めえええ!!!!!!」
ガガガガガガガガ!!!!!
再び始まる連射にクロは、いやスーツケースが先頭に男達に向かっていた!
「ぼ…!防弾製だあああああ!?!?」
ドンッ!!!
一人撃ち飛ばされまた一人、一人と撃ち殺されていく
「さっさとロッドロスとその一味をお出しください!!」
ドンッ ドンッ
「ぎゃあああああ」
「ひいいいッ」
・
・
・
・
「なんだ…?」
地下にいたロッドロス達は上で起こっている騒ぎに感づいた。
「おいおい銃声が聞こえるぞ、誰がこの店でドンパチを許したんだ」
「見てきてやるよ」
ノートを手にした青年は階段をあがり天井にとりつけた扉をあけ除いた。
「やめろおおおお」
ガンガン!!
発狂した最後の男がシスターに向かい乱射する。 シスターはスーツケースで攻撃を防御すると長身の銃を男に向けた!
「ひいいいいいい!!!!」
ガンガンガン
それでも突進しれくる男の弾は外れ、しまいには……
カチッ カチッ
「あああああああ!!!!」
バタバタと頭をかかえシスターの突きつけた銃口を見つめ叫んでいた。
「やめろおおおおお!!!」
青年は見ていられず「やめてほしいんなら黙れ!Cockroach!!」(ゴキブリ野郎!!)と叫びその声にハッとなり「メロ!!」と叫びその場で力が抜けたのかへたり込んだ。
- Re: - DEA TH NOTE - ( No.15 )
- 日時: 2012/08/01 09:44
- 名前: くも (ID: HKLnqVHP)
「 てめぇ何者だ 」
「大変、失礼をしたことをお許しください私は……」
「 シスターなんていっても信じねぇぞクソアマ お前日本人だろ 」
「……ばれて…た?」
声の調子がいつもの調子に戻ると銃を少しへこんだスーツケースに直してメロと呼ばれた男と向き直る。
「でも…生まれイギリス」
「イギリス系の日本人なだけだろ……んでよぉ」
ガリッ
チョコレートが砕ける。
「お前何しに来た」
ガタガタ
「メロなにがあ……うお!?」
さて、どう言ってしまおうかと考えている時メロが出てきた床の扉から、男達が出てきた。
死体とかろうじていきてる男達ばかりの店内に大男が目を見開いてクロを見た。
「アンタ……なんだ」
「やめとけよボス、話は通じる相手だ」
銃に手をかけようとしている大男をメロは止める。
他の男達も汗をかきつつも銃を降ろした。
—ボス……ロッド.ロスに間違いはない。問題はどう動かしノートを奪うか……——
「アンタこの数を一人で?」
「……はい」
ロッドは口元に怪しい笑みを浮かべながら、店内を見る。
—うわー悪いこと考えるよ絶対。
クロは多少、苛々しながら「それが?」と続きの言葉を聞き出そうとした。
「へッ」
ロッドはクロを見る
「気に入ったぜアンタ、うちに来な」
「 は? 」
ロッドの後ろにいたメロが瞳孔を開いて自分の上司を信じられないという表情で見た。
「メロ、コイツは腕利きだ使える」
「待てよボス、コイツは日本人だ。確実に今回の事で」
「それがどうした用が済めば殺ればいい」
「……はー……」
メロは、まるで何もわかってないと言いたそうなあきれ顔でロッドに目をやり次にクロに目をやった。
(こいつ何を企んでやがる)
また瞳孔を開きクロを威嚇する。猛禽類のようだ。
クロも睨み返しながら、腕を組む。
バンッバン
ドサッ
部下の一人が頭を打ち抜かれ倒れる。周りはなれているのか普通に他の者と馬鹿話や酒を飲んでいる。
ロッド.ロスは銃を懐に直し、また怪しい笑みを浮かべる。
「さぁ、アンタはファミリーだ」
「……」
—この男駄目だ。トカゲのシッポみたいな考え方。
また眉間にシワを寄せつつ、店内をでようと先頭を歩くウッドに続いた。
タン タン タン
後ろからメロが歩いて、そして並んだ。
「You son of a bitch」
メロはクロを睨みつけながら、呟いた。
クロは扉をあけてメロと目を合わせる
「「 Screw!! you!!」」
二人は苛立ちをさらけだしながら、真っ暗な外に出た。
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