二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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どうぶつの森 ホヒンダ村だより —囚われの花嫁— †完結†
日時: 2011/10/17 07:26
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: gb3aYLx/)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=20844

クリックありがとうございます*

駄作を書き続けているショートでございます。
今書いている、ホヒンダ第3弾とは関係ないです!

第3弾ホヒンダはシリアス×恋愛ですが、
こちらの小説は全シリアスになると思います。

第3弾と同時進行になります。

次にルールです!


*悪口・喧嘩・荒らしは前面禁止スルー
*私の小説が嫌いなお方は戻るをクリック
*私自身が嫌いな方も戻るをクリック
*ネチケットは必ず守ってください
*原作が嫌いな方は戻るをクリック
*ゲーム本体が嫌いな方は戻るをクリック
*雑談は控える


以上の事を必ず守れるという方はどうぞ先へお進みください。

こちらの小説も原作と性格が変わってしまいます。
ご了承ください。

参照は第3弾ホヒンダURLです!

ではではどうぞ!


>>8 キャラ紹介
>>9 プロローグ

>>10 ヴェルリア

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Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより —囚われの花嫁— ( No.61 )
日時: 2011/04/15 21:22
名前: 禰婉 ◆XjkrQ1YXPY (ID: dB4i1UE/)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

11話[ *—輝き—* ]


更生、させる?
どうやって?

さよるんは、いないんだよ?
それに、あの指輪と鍵は……何なの……?


「信じる心、優しき心、今ここで我が力となり、

 全ての力を解き放てっ!」


さよりんがそう言うと七色の光に包まれた。

これは、一体……?
さよりんって……本当に、何者……なの?


「うわぁぁぁっ…………」


お父様の声が響いた。

何が起こってるの?
この光は……何の意味が、あるんだろう……

すると、光が消えて、何もなかったかのように、
さよりんが立っているのが見えた。


「さよ、りん……これは、一体……?」

「ヴェルリアのお父さんを、生まれ変わらせたの。

 あたしの力……でね」


さよりんの、力?

でも、そんなもの見たことがない。
今まで使ってなかったし……

そんなことを思っていたら、お父様の意識が戻った。


「お、お父様……?」

「ヴェルリア……すまな、かった」


……え?

私はまさにあいた口が塞がらない、といった状態だった。
何で謝るの?

今まで、そんなことしなかったのに……


「大切な、たった1人の娘に……たくさん、酷い言葉を浴びせ……

 父親、失格だな……本当にすまなかった」


どういうこと?

これも、さよりんの力の効果?


「さよりん……?」

「お父さんに素直になってもらったの」


す、素直に?


「本当は……もっと大切に育てたかった。

 だが……別れがあることを理由にし、冷たくしていたんだ。

 別れるときに辛い思いをさせるんじゃないか、と思ってな……

 だが、私は常日頃からヴェルリアを傷つけていた。

 私は、本当にバカだな……」


そう、だったの?
お父様は……私のためを思っていてくれたの?

嫌われて……いな、かった?


「ううん……私、お父様に嫌われてなくて……よかった……」

「ヴェルリア……、こんな私のことを、

 まだお父様と呼んでくれるのか?」

「……当たり前です」


だって、世界中でたった1人の父親。
どんなに嫌われていても、すれ違っていても……

私の、お父様。


「私のお父様は貴方だけですから」

「ヴェルリア……」


ありがとう。
ありがとう、さよりん。

私……すごく、嬉しかったよ。

もう、未練なんて何もない。
これ以上ない幸せを手にしたのだから。

だから、私もう死んでもいいかな、って思う。
元々決まっていたことなんだから。
覚悟を決めなくちゃ。

そう、死の覚悟を————……


11話☆終

=====作者より=====

ども、禰婉です☆
実は指輪と鍵まだ持ってたんですね〜ww
あの後さよりんは神様に指輪を使えるようにしろ、と命令してたんですw
鍵は……泥棒ですよねw

あと、部活辞めるので時間は増える……と思いますw
ブログでも言ったようなw

あと、ブログ更新したのでよかったら見てください!
もしかしたら今日2回更新するかも?←あっそ

Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより —囚われの花嫁— ( No.62 )
日時: 2011/04/17 09:06
名前: 禰婉 ◆XjkrQ1YXPY (ID: dB4i1UE/)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

12話[ *—迫る死—* ]


「……お父様、私……花嫁に、なります」

「ヴェルリアッ……!!?」


私がそう言って1番驚いてたのはさよりんだった。
そりゃ、そうだよね。
私を殺したくないがために、ここまでやってきたのに。

私が、自ら死を選択するだなんて、思ってもいなかっただろう。


「……私、今すごく幸せだから。

 私の幸せを皆に届けたい。私が、私だけが幸せじゃダメなの。

 私が……死ななきゃ、この世界も表の世界も滅ぶのよ」

「滅ぶ……!?」


そう、私が死なないと、この世界も表の世界も消えてしまう。
それほど大事な掟なの。

別に、私じゃなきゃダメ、というわけではない。
けど、決まった以上、私がやらなくてはいけない役目。
本当は交代とかしてほしかったけど。
今は自分でよかった、と思う。


「そう、か……じゃあ、5日後、またここに来てくれ……」

「……はい」


私はそれだけ言って、その場を去った。
勿論、さよりんもいる。


「ねぇ、どうして交代してもらわないの……?」

「……それが、私の役目ってこと、分かってるから……。

 それにね、今は……私でよかったと思う」

「え……?」


もしも私が花嫁じゃなかったら、さよりんに出会えなかった。
だって、表の世界に行く必要がなかったのだから。

それに、そのおかげで私は今、幸せをつかめた。
それで、十分だよ。


「ヴェルリア……」

「さよりんや、いろんな人と別れるのは、辛い。

 でも、私がやらなくたって、結局私は死ぬんだから」


私が死ななかったら、世界が滅ぶ。
それは、全世界の生物の死を意味している。

結局、私が死ぬのが1番いい。


「だったら、交代してもらえばいいじゃない!」

「言ったでしょ? 私はもう死んでもいいって————……」


すると、村中に乾いた音が響いた。

さよりんが、私の頬を平手打ちしたのだ。


「何するの……!!?」

「死んでもいいだなんて、言わないで……」

「え?」

「この世に死んでもいい人間なんて、1人もいないんだよ……っ!!!!」


それだけ言ってさよりんは駆け出した。

……私だって、そんな心から死にたいだなんて思ってはいない。
でも、それでも私は……結局、死ぬ運命しかないんだから。


「私は……5日後、お父様のところへ、行くんだから……」


小さい頃、私は思った。
私という小さな小さな人間1人が死んだところで、何が変わるのだろう、と。
そして、私が死んで……悲しむ人なんて、いるのだろうか、と。

……幼い頃から決まっていた運命。
今から変えることなんて、できない。

だから、私は生贄……いや、花嫁として、5日間生きるの……。


12話★終

=====作者より=====

終わりそうで終わらない^p^
でも、まだあるんです!
さよりんg((ネタバレやめろ

いやー、pcが重くないのっていいですね!
文字が簡単に打てr(((((

あと、ブログ更新しました(むしろ更新しまくっている)
昨日だけで3回wwww
よかったら見てください☆

Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより —囚われの花嫁— ( No.63 )
日時: 2011/04/19 17:08
名前: 禰婉 ◆XjkrQ1YXPY (ID: dB4i1UE/)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

13話[ *—作戦—* ]


「……ヴェルリア」


後ろから、聞きなれた声が聞こえた。
ホヒンダ村のオーナー、さよりんだった。


「何?」

「さっきは……ゴメン」

「ううん……」


本当に謝らなきゃいけないのは、私だよ。
折角さよりんは、私なんかのことを助けてくれたというのに。

恩を仇で返すって、これのことなかかな、なんて思う。


「でも、やっぱりあたしは、ヴェルリアを見殺しになんてできないよ」

「でも……」

「だから、今からあたしのいうことを、聞いてくれる?」

「え——……?」


それは、一見簡単のようで、簡単じゃない。
それに、私はお父様を裏儀兎ことになってしまうのではないだろうか、
という不安が私を襲う。


「大丈夫、うまくやるから」

「でも、それって私はお父様を裏切らなきゃいけないんでしょ?」

「その辺も考えてある」


そ、その辺も考えてあるって……
どうする気なんだろう。


「だから、あと5日間……一緒にいよう」

「え……?」

「大丈夫、あたしに任せて」


このとき、私はイヤな予感がした。
さよりんにこんな役をやらせてはいけないんじゃないだろうか、という思い。

大丈夫、なの?
さよりんは……また、ここに戻ってこれる?
私達が一緒にいられるのはあと5日間だけじゃないって……信じていい?


「さよりん……本当に、大丈夫、なの?」

「大丈夫だよ! あたしのこと、信じられない?」

「そういうわけじゃないけど……」


私だけじゃ意味がないから。
ずっとずっと一緒にいたい。

これって、ワガママなのかな。


「じゃあ、5日間は一緒だよ!」

「うん、そうだね……」


私は力なく笑って答えた。

神様、何処かにいるのなら、お願いがあります。
どうか、さよりんを助けてあげてください。
私のような無力な存在のために、
尽くさせないでください。

私は、死んでもいいから。
さよりんだけは————……


13話☆終

=====作者より=====

うわ、短い。
あと、昨日もブログ更新したですよ!
これからは1日1回は更新する(多分)ので、よかったら見てください!
イラストはアメ限ですがw
今日も今から更新するかもです^p^

ホムペ番外編進めましたw
相変わらずパスかかってますがww

あとは、儚きとかですね。
見てる人はいないと思いますg((
そういえば月乃だけに教えたやつ(僕からは)更新してないやw

Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより —囚われの花嫁— ( No.64 )
日時: 2011/04/19 18:04
名前: ○☆゜月乃゜☆○ ◆EybDbNS0b6 (ID: sEySjxoq)
参照: イル?(゜ω゜)ノ梅干 (*3*)゜*_´プッ

ねえ、これってハッピーエンド?バッドエンド?

なんかバッドの予感g((黙りな

Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより —囚われの花嫁— ( No.65 )
日時: 2011/04/20 23:05
名前: 禰婉 ◆XjkrQ1YXPY (ID: dB4i1UE/)
参照: http://uranai.nosv.org/bbs/img/html/4daee579772e3.html

>月乃


バッドエンドにしたいと思っている((
ハッピーエンドばっかりでつまらないかr((ぇ

いつ終わるかも分からないけd((氏ね


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