二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナゴ-ロマンチスト・サディスト(コメ下さい!!
- 日時: 2012/05/23 19:37
- 名前: 勇騎那 (ID: P8fkdnbW)
愛に溺れるつもりはない
落とされるつもりもない
落とされるより、落としたい
恋人たちをいじってからかうのは好き
それよりも、サッカーのほうが楽しい
おれの弟たちとサッカーするほうが楽しい
言っておくが…
お前の目、正常に網膜働いているのか?
だよな
そうだったなら———ないもんな?
〜アフロディ様のようなお客様〜
火燐様
風風様
きぃ@亜沓様
レッド様
こんな駄文しか書けない私のスレにコメを……!!
ありがとうございます(深礼×1000
- Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト ( No.9 )
- 日時: 2012/04/14 22:13
- 名前: 勇騎那 (ID: ET4BPspr)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=22128
今すぐ参照クリック!!
こっちのほうのコメ下さい〜!!
- Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト ( No.10 )
- 日時: 2012/04/29 13:26
- 名前: 勇騎那 (ID: 9cJ6xZl9)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
「え!?天馬ってお姉さん居たの!?」
「言ってなかったけど、いたの」
葵の言葉を天馬は反芻した。
「立ち話じゃ難だ、他のとこ行こう」
————…
「天馬」
「何?御筝姉」
「お前、」
御筝は天馬の耳元まで顔を持って行って葵に聞かれないくらい小さな声で言った。
(葵ちゃんに惚れてるんだな)
「ふぇっ!!?」
「どうしたの?」
「あ、ちょっとしゃっくりが……」
天馬は適当に思いついたことを言ってうやむやにした。
(さっさとものにしちまえば?他のオオカミが)
————彼女の味を知る前に
そう言った御筝姉のほうが狼だ。
天馬は胸の内でそう思った。
- Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト ( No.11 )
- 日時: 2012/05/01 20:28
- 名前: 勇騎那 (ID: 5lF/2wvj)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
「あの…」
ある日、部活が始まる前のサッカー棟に御筝がやってきた。
みんな、御筝の方に一斉に注目。
「サッカー部、入部希望します」
「ええ!?」
天馬だけが驚きに声を上げた。
倉間、速水、浜野は天馬のように声こそ出さなかったが、その表情は驚いていた。
「何か言いたいことがあるのか?天馬、倉間、速水、浜野」
腕を組んで異論は言わせないといった様子の御筝に4人はたじろいだ。
「御筝姉、女だよね?」
言いにくそうに天馬が絞り出した。
「そうだぞ。男のようでれっきとした女だ」
けろりとした表情で御筝はあっさり言い切った。
「霧野先輩と逆なんだ」
「ばーかーりーやー!!!」
狩屋は霧野にさばかれた。
「女子はサッカー部に入れないんじゃないのか?」
倉間が頭をかきながら言った。
「10年前はな」
円堂が言った。
「だが、今は女子でもサッカーをするくらいサッカー人気は上がっている。うちの学校が例外なだけで、他校を探せば男子に交じってサッカーをしている女子も少なくないんだ」
「監督も言っただろ?それ以上何か言うならお前の口を塞ぐ」
おれの唇でな?
色気爆発の声でそんなことを言った。
————こいつ……目が本気だ。
4人は1秒もかからずに全身の神経が逆立った。
「それで、御筝」
「何ですか?」
「サッカーは「大好きだぜ!!!」…あぁ」
違う人間になったようにきらきらした顔で迫られて円堂は意味の分からない渋った声を出してしまった。
「じゃあ、今から御筝は雷門サッカー部の一員だ」
————…
「おれ、結構似合ってるじゃねェか」
雷門のユニフォームを着た御筝が言った。
「……お前らどうした?」
御筝の周りにはなぜか鼻血を流して倒れている天馬と信助と輝以外の雷門サッカー部員たちが哀れなことになっている。
「御筝先輩がおれたちがいるのに着替えるからですよ!!!」
狩屋が顔を押さえながらキレ気味に怒鳴った。
「あ〜、悪い悪い」
「悪いと思ってないっしょ……。ちゅーか御筝美乳じゃね?」
「セクハラ発言っていうことで、雷雷軒おごっていけ」
「マジ!?」
浜野に向かって元も含む雷門イレブンとそのマネージャーが全員で合掌をした。
- Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト ( No.12 )
- 日時: 2012/05/02 18:45
- 名前: 勇騎那 (ID: RjGXEztJ)
「それじゃあ、御筝の実力がどれくらいか見せてもらうぞ」
キャプテンの神童が言った。
「よろしく」
「剣からボールを取る。奪えたらゴールまで駆けて来い。シュートが決まれば御筝の勝ちだ」
「わかった」
今フィールドには剣城を含め、ここまで厳しいホーリーロードの戦いを勝ち抜いてきた選りすぐりの選手で固められた布陣が整っていた。
これは、御筝が言い出した条件だった。
「おれを試すなら全員で来てね」
…と。監督である円堂は二つ返事であっさり受けてしまった。
正直なところ、雷門イレブンはなめられた気がしていた。
「行くぞ!!」
剣城との勝負に挑む。御筝はあの緋色の髪に蜜色の目のイケメンか、と記憶を穿り返した。
「剣城って下の名前なんて言うの?」
「今は関係ないでしょう?」
軽気で奪いにかかった。
剣城は渡すまいとしている。
「右足……」
「何!?」
すでにボールは御筝の足元にあった。
御筝は雷門イレブンを翻弄しながらかいくぐる。
彼女の赤い目には選手が自分の視界からこちらへ進んで消えていくように見えた。
「剣城からカットするとはな!!」
倉間が御筝を先に行かせないように奪いにかかった。
「詰め甘すぎ……。左注意だな」
「え…!?」
紙がヒラつくように御筝は倉間の左側を走った。倉間はボールに触れることすらできなかった。
「相手の動きを予測することしかできない。これだから大概の奴らは弱い」
「御筝姉、絶対に通さない!!!」
天馬が御筝の前に立ちふさがった。
御筝は唇で面白いというように弧を描いた。
「誰を通さないって?」
「あっ!!」
ボールを両足にはさんだまま天馬の頭上を背面で飛び越えた。
「ザ・ミスト!!!」
「霧…!?」
ディフェンダーの霧野が濃霧に隠れて御筝からボールをカットしようとする。
だが、それを御筝は許さなかった。
「ダカーポ!!!」
真紅の熱い暴風に霧が跡形もなく晴れた。
「しまった!!」
「おれに見惚れてる場合じゃねェぞ」
さらにエンドラインに近づいていく。
「かっとび……!!」
「ディフェンス!!」
狩屋が信助の足の裏を蹴飛ばした。信助がどびゅん!!と飛んでくる。
「飛ぶなら羽がないとな」
「あぁっ……!!」
でも御筝には及ばなかった。
「ハンターズネット!!」
狩屋の指先で捕獲用の網が形作られた。
御筝は獲物を食らう寸前の虫のように笑った。
「鎌スパイダー!!」
狩屋の作り出した網を黒い糸が引きちぎった。
「うあぁっ!!」
あとはゴールキーパーとストライカーの一騎打ちだ。
「三国先輩、行きますよ」
「よし!!来い!!」
御筝はボールをキープしたまま舞い上がった。
黒い翼をはやし、その姿はまさに……黒き闇に染まった天使。
「ブラック・アンテル!!!」
左足のかかとで蹄刈るシュート。
三国を打ち破った。
羽をたたむのに比例するようにシュタッ!!と華麗に着地をした。
- Re: イナゴ-ロマンチスト・サディスト ( No.13 )
- 日時: 2012/05/11 20:32
- 名前: 勇騎那 (ID: YOiERuKP)
コメくださ〜い!!
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