二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- レッドレイヴン*蒼い鴉
- 日時: 2013/01/11 19:29
- 名前: 満月* (ID: lAlW1X3h)
どうも瑠耶*です。
レッドレイヴンの小説書きます♪
小学生levelの文章力ですが
よろしくお願いします(●´ω`●)
- Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.16 )
- 日時: 2012/09/28 19:03
- 名前: 満月* (ID: ZgzIiRON)
第1章* —⑤
コンコン———。
立派な扉を叩いた。それは見た目とは裏腹に透き通るような高い音がした。
「あぁ。入ってくれ。」
返事は案外早い。二人は鈍い音をたてながら重い扉を引いた。
「おはようございます。カルロ裁判官。」
「おはよう二人とも。」
そう。いつも通り 挨拶を交わす筈だった。
「珍しいな二人揃って遅刻なんて。」
やはりソレに首を突っ込んできたか、二人は思い出したくないコトを聞かれ顔を青くした。しかし 上司に黙ってるわけにはいかず、メルディが寝坊した話を盛って説明した。そうしないとアンディの顔がもっと酷くなってしまう。カルロもついた嘘に疑うことなくウンウンと話を聞いてくれた。
「それで本題に入るが 今日の任務は スキャッグス所持の疑いのあるフォーチュリオファミリーとアッシュールファミリーの執行。あと、スキャッグスの流出源を調べてきて欲しい。」
「流出源?白いマフィアじゃないの?」
アンディは首をかしげた。
「いや…。最近 スキャッグスが白いマフィアではない 他のマフィアから流出してるという情報がきているんだ。二人なら出来るよな?」
カルロは細く笑い、二人に地図をつきだした。
「当たり前だろ。」
アンディは出された地図を強引に受け取り カルロに背を向けた。
「行くよ。メルディ。」
「はい!では 行ってまいります。」
メルディは元気よく返事をし カルロに軽く頭を下げた。
「いってらっしゃい。」
手を振り笑う彼に送り出されると、また やる気が出る。その笑顔を消さないよう、もっと笑顔に出来るよう 成果をだすため今日も一日頑張ろう。
アンディはドアノブに手をかけひねり扉を押した。 扉が重いコトを重々承知でグッと力を入れて押したが、何故か扉は軽く押す程度で開き アンディは少し前のめりになってしまった。
えっ?と斜め上を見上げれば扉の向こうでウォルターが顔をひょこっと出している。扉が簡単に開いたのは向こう側からウォルターが扉を引いていたからだ。
「はよーっス。おっと。アンディか、ヨッ!!」
「ウォルター…。」
アンディとメルディ揃って顔をおもいっきりしかめた。
「ん?どうした?」
ウォルターは二人の様子をみて疑問に思った。自分より小さなお子様がしかめっ面で睨んでくる。それは 今ウォルターをしめるコトが出来ない二人の最強の無言の攻撃だった。返事もせず、只その睨みを効かしたまま二人はウォルターの脇をくぐり抜け廊下に出てそのまま部屋をあとにした。
「……………………。」
何も言わず只々ずっと自分を睨んできた二人にウォルターはしばらく何も言わず どんどん小さくなっていく二人を見つめ立ち尽くすことしか出来なかった。
「………。俺 何かしたっスか…?」
「さぁ…。」
事情の知らない彼らは 答えを見つける術もなく、その場に残されたのであった。
⑥*に続きます。
- Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.17 )
- 日時: 2012/09/14 07:03
- 名前: 満月* (ID: UcGUlfNK)
第1章* —⑥
ギルターの町3番地区、雲ひとつない晴天の空の下でアンディとメルディは大通りを歩いていた。町の大通りにはたくさんの店が出されていて 朝一番にとられた新鮮な野菜や魚が表に並べられている。呼び込みや店と客とのやり取りで活気ある市場だ。
「ふーん。じゃあ それ1つちょうだい。」
「ありがとね!150$だよ!」
アンディは店のおばちゃんに勧められて買ったチーズケーキを頬張り朝市を満喫していた。
メルディはその隣を歩き微笑んでいる。
「どうですか?美味しいですか?」
「うん。凄く美味しいよ。メルディも食べれば よかったのに。」
「いえ。今ダイエット中なんで遠慮しときます。」
その言葉にアンディは少し残念そうに相槌をうつ。彼には女性がどうしてそんなにダイエットをしたがるか 全くわからなかったからだ。
メルディは匂いに誘われながら店に出ている商品を大方見回すと何かに首をかしげた。
「あら。あんたは気づいたの?この町の特徴に。」
メルディの右肩に乗るメルディ監視用ロボット・ルピナが大きな瞳をクリクリしながら声をかけてきた。すると それに続きシャルルが自信満々に続ける。
「この町はなチーズで有名なとこなんだ。此処で作られてるチーズは何処よりもうまいらしい。
あーオレも食べてみてーな〜。」
出るはずもないよだれを垂らす音をたてながらこの町のチーズの魅力をとことん語った。
「へー。通りで今まで食べたなかで一番美味しかったわけか。」
食を楽しむアンディもうんうんと深く納得する。すると突然メルディが足を止めその場に立ち尽くした。前を歩いていたアンディはメルディに服を引っ張られ前進することを阻まれる。
「ん?どうしたのメルディ?」
アンディは自分の服を引っ張りながら顔を下げる彼女に心配そうに声をかけた。すると メルディのお腹から圧し殺していたいたと思われる音が響きあがった。
「え゛」と顔ひきつった先に はキラキラ目を輝かせる彼女の顔があった。
「……今、ダイエット中じゃなかったの…?」
空は快晴。新鮮な魚や野菜を売る活気のある市場をアンディとメルディは歩いていた。先程と同じような呼び込みが飛び交う同じ道を。しかし今度は二人揃って大きな紙袋を抱えている。メルディはその中からチーズケーキを一つ取りだしかぶりついた。その瞬間 甘さと美味しさで頬っぺたが赤く垂れ下がる。
「おっ…おいひぃーれす。」
「でしょ。ところで お土産こんなに買っちゃったケド 余ったらどうすんの?」
アンディはずっしりとした袋の隙間からメルディを横目でみた。
「余ったら 私達で頂きましょう。」
アンディは 呆れたようにため息をついた。彼自体余ったチーズケーキを食べることに反対はしていないが さっきまで ダイエット中だからと拒否してきたメルディはどうかと思う。食べ物って怖いな…。
二人は黙々とマフィアのアジトへと足を進めていた。大通りを抜け細い路地にでると、さっきまでの活気溢れる商店街とは一変し、静けさが増した。勿論人通りは少なく 同じ建物ばかりで 地図なしでは迷ってしまいそうだ。メルディは危険を感じアンディに注意を呼びかける。
「アンディくん 絶対離れないでくださいね。」
……………………。
全く返事がなく、一筋の汗がメルディの頬をスッと流れ落ちる。頭のなかで あの最悪が過った。恐る恐る振り返れば、やはりアンディの姿はなく チーズケーキの食べかすだけがその場に残されていた。
「「「アンディ(くん)!!!!」」」
⑦に続きます*
- Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.18 )
- 日時: 2012/09/14 20:13
- 名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)
初めまして。前々から読んでいましたが、コメントは初めての黒簾香菜と申します!
メルディが、女の子らしくて凄い可愛いですね♪
文章も読みやすくて、文才があって凄いなって思いました!
これからも頑張って下さい♪
追伸
第一章⑤ の、「スキャッグスを白いマフィア」って所が、何か違和感がありますので読み直して訂正してみてはどうでしょうか?
初コメントで、いきなり指摘してすみません。。。
- Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.19 )
- 日時: 2012/09/29 08:05
- 名前: 満月* (ID: jgZDwVO7)
黒簾香菜さん>
コメントどうも ありがとうございます(*^^*)
あんなに 素晴らしい作品を作っている黒簾さんに
読んでいただけるなんて とても嬉しいです(涙)
文才なんて 全然ないですよ(汗)
応援ありがとうございます!
指摘 ありがとうございます!!私日本語間違ってましたね(^^;
ありがたいです(*´∇`*)
- Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.20 )
- 日時: 2012/09/29 08:33
- 名前: 鴉咲 (ID: cZfgr/oz)
おもしろいです!!
応援してます^^
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