二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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レッドレイヴン*蒼い鴉
日時: 2013/01/11 19:29
名前: 満月* (ID: lAlW1X3h)

どうも瑠耶*です。

レッドレイヴンの小説書きます♪

小学生levelの文章力ですが
よろしくお願いします(●´ω`●)

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Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.11 )
日時: 2012/08/09 18:35
名前: 満月* (ID: T1/NqzP3)



今更読み直してみると
鬼すっごく 読みにくいですよね…(´Д`)


書き方変えてみようかな…

多分 読みにくさ一緒だと思うけど…


なんだか 一個一個隙間の空いてる
串団子みたいですね…orz

あと 内容も…


頑張ります!

Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.12 )
日時: 2012/08/22 21:23
名前: 満月* (ID: tLdHgI31)


第1章* —③





Gを逃がしてしまった二人に沈黙が生まれた。メルディはアンディから視線を反らしたが 目を合わせていなくても アンディからの痛い視線が ドスドスと突き刺さるのが はっきりと感じてしまう。
しかし そんなこと気にしてはならない。今回はれっきとした理由があるからだ。



「どうしてくれるの メルディ。G殺り損ねちゃったじゃん。」



相変わらずの無表情に怒りマークをプラスしたアンディが 詰め寄ってきた。
そんな アンディに 息を詰まらせそうになるが 一歩下がって説明を試みる。



「あの…よく考えてください!もし ギロチンでGを真っ二つにしたら、どのようになるか わかりますか!?」



どんどん 熱が上がってきたようなメルディの真剣な問いにアンディが絞り混んだ答えは—。



「死ぬんじゃないの?」



そんな単純な答えに思わず スライディングしてツッコミたくなる。
確かにアンディの答えは正しいが、メルディはそんな答えは望んでいなかった。



「それはそうですけど、もっと深く考えて下さい! 真っ二つにしてしまったら Gから汁や色んなモノが吹き出して—……。あー!!!!もう とりあえず 気持ち悪くて、あと片付けが大変じゃないですか!!」



呼吸を乱しながら全力で抗議するメルディに アンディは何の口出しも出来ず 只 彼女が落ち着くのを待つしかなかった。



「わかりましたか?なので ギロチンでGを殺そうとしないで下さいね。」



「わかったよ。でもGはどうするの?僕は このまま放置とか嫌なんだけど。」



Gを好きにさしたまま任務にでかけるなんてアンディは許せなかった。アンディは不安を漏らしながらメルディを横目で見るが 彼女は珍しく自信満々に胸を張っている。逆に怖い。



「大丈夫です!私に良い策があるので!」



その言葉は イマイチ信用できないが 今回ばかり任せてみることにした。メルディは黒い筒から処刑器具である30㌢程の針を一本だけ取り出す。研ぎ澄まされた その針は加える力加減で何にでも貫通してしまいそうだ。
全ての準備は整った。針を構えたメルディの表情は一変し、殺気が満ちた。

ゴクリと息を飲んだ その時 ソファの下に姿をくらましていたGは飛び出し、床を這うのではなく 壁を難なく登り移動を始めた。 G による 予想外の行動に動じずメルディは勢いよく針をG目掛けてぶちこむ。

放たれた針は一寸の狂いなくGの心の臓をとらえる。そなまま貫通し壁に突き刺さった。バタつかせた手足も自然に止まっていき、命が消えるのが目に見えた。何の汁も飛ばさず綺麗に命を失ったGは まるで虫の標本そのモノ。



「掃討完了。」



そう言うと 凶変したメルディは前に落ちてきた髪を耳にかけ 『ふぅ』と息をつき 元のふんわりとしたメルディに変わる。アンディも安堵し彼女に声をかけた。



「さすが RR 7番目『踊る鉄の処女』だね。相変わらず 君の切り替えの速さには驚かされるよ。」



「あはは。誉めても何も出ないですよ。何とか成功して良かったです。あとの片付けは頼みましたよアンディ君。」



ニコリと微笑む彼女の言葉に勢いで「うん。」と言ってしまいそうだったが、明らかおかしい事を言ったことに気づき喉を詰まらせた。



「ちょっ…えっ?今何て言ったのメルディ?」



「あら。聞こえなかったですか?あと片付けはお願いします、と言いましたよ。」



「えっ?何で僕があと片付けしなくちゃいけないの?ここは Gを殺ったメルディが片付けるべきだと思うけど。」



「何をおっしゃっているのですか。私のお陰でGをキレイな状態で仕留める事が出来たんじゃないですか?な・の・で アンディ君が片付けするべきだと私は思います。」



「えっ?メルディ 僕がG嫌いなこと知ってるよね?」



「貴方こそ 私がGを嫌いなこと知っていますよね?」



と 静かに言い争いをした結果、先に折れたのはアンディの方だった。



「…仕方ないな。これでカシ一つだからね。」



「はい♪」



そしてアンディは嫌な顔をしながら 壁に突き刺さったGを窓から針ごと捨てたのだった。

(バジルだったら死んでも嫌がるだろうな。)

パンパンと手を払いギロチンの入った鞄を手に取る。ギロチンの重みを手でしっかり感じられるが、離さないように強く握りしめた。



「では、遅くなりましたがカルロさんの所に向かいましょう。」



アンディは軽く頷き、ドアノブに手をかけた。その時 身体中で何か起こってはいけない寒気が二人を襲った。手汗をかいて上手くドアノブを回せない。



「ねぇ メルディ…。僕今すっごく嫌な予感がしたんだけど。」



「…奇遇ですね…。私もそんな気がしました。」



「…メルディの針、僕に少し貸してくれない?」



「…はい。喜んで。」



その後 史上最悪の出来事が二人を襲ったのは言うまでもない。







④に続きます。

Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.13 )
日時: 2012/08/15 18:06
名前: ゆったりノック (ID: Coc0ZMxQ)

こんにちわ。この前は小説の方にコメントありでした^−^


この小説すっごくおもしろいです!

とくにGのくだり最高です^w^

文章もよみやすかったです。

これからも楽しみにしてます^^


がんばってくださいね^∀^/

Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.14 )
日時: 2012/08/22 21:14
名前: 満月* (ID: tLdHgI31)








第1章* —④



午前9時15分—————。



「ほんっと最悪…。」



「任務に向かう前に疲れちゃいましたね…。」



アンディとメルディは肩を並べ引きずるような足取りで カルロのいる部屋に続く長い廊下を歩いていた。細い廊下ですれ違う人々に思わず二度見される程 二人は心の底から窶れた顔をしていた。さっきの事件が原因で。

朝方アンディの部屋で出現したGことゴキブリさん。メルディの活躍で仕留めることに成功した筈が、後になって 大量発生。G嫌いの二人にとって地獄のような時間だった。



「そもそも なんで僕の部屋にGなんて出てくるのさ。別に毎日掃除してる訳じゃないけど…。」



アンディは原因はなんだ?と一人考え始める。しかし思いあたるコトはなく、よりいっそう頭を悩ませてしまった。メルディもGの発生条件を絞り出す。



「生モノでも置いてたのですか?」



メルディが出した意見を聞き アンディはあることを思い出した。それはもう どうして一番最初に疑わなかったのか不思議なくらい身近なモノで、原因と確定できるモノだった。



「…わかったよ。」



「えっ!本当ですか!?」



メルディはすぐそれに食いつき 原因となるモノの答えを求める。アンディはゆっくり振り返り、今通ってきた廊下の一番奥にある扉の少し空いた部屋を指さした。それを目で追いかけメルディは深く納得する。



「ウォルターさん…。」



アンディは軽く頷いた。



「僕知ってるんだ。ウォルターの部屋に食べかけのお菓子がよく置いてあるの。それに あんな汚い部屋にGが出てもおかしくないでしょ。」



ごもっともです。



「原因がソレとわかれば 早く手を打たないと もしコニーさんの部屋にでも出たら どんだけの被害が出るか…。」



想像するだけで恐ろしい…。本部にいる関係者全員コニーの神経毒の餌食になってしまう。



「そうだけど、早くカルロのトコに行かないと。僕も悔しいけど ウォルターをしめるのは仕事を済ませてからにするよ。」



アンディは本当に悔しそうに そう言う。メルディが言っているコトとは 少し違うが そこはまぁほっておこう。

二人は雑談をしながら医務室の前を通る。医務室から かすかに消毒液の匂いが零れ出してきてアンディは それに反応し顔をしかめた。まだちょっとしたアルコールの匂いでも苦手みたいだ。



「大丈夫ですか?」



心配そうに声をかける。



「…………うん。大丈夫。」



と コホコホと咳き込みながら答えた。



「そんなことより メルディこそ大丈夫なの?今朝 随分うなされてたけど。」



「あぁ。そういえば そんなコトがありましたね。」



G大量発生事件のせいで すっかり忘れてしまっていた。

(子供の頃の夢なんていつぶりでしょう。)

メルディはまだ十歳だったある日、スキャッグスを所持したマフィアによって 目の前で家族を殺された。そして家も焼かれ全てを失った。その時の光景が目に焼き付いて離れない。五年後の今でも精密に思い出すことが出来る。
彼女一人生かされ 何も出来なかった自分が悔しくて仕方ない。今にでも自分が手にしたこの力で奴を裁きたい。判定書はもう出ているのに、奴が姿をくらましたせいで裁きたくても叶わない。

メルディは あまりの悔しさに拳を強く握った。今出来ることは奴の情報を掴むことと刑を執行すること。なら 今を全力で生きていこう。メルディは大きく息を吸い込み両手を天井に届くよう伸びをした。



「よしっ!!今日も頑張りますよ!!」



いきなり叫びだしたメルディにアンディはビクリと肩を震わせた。



「えっ?どうしたの??」



「あはは。気合いを入れただけですよ。」



メルディは大きく笑顔をつくってみせた。それは アンディの疲れた心をほんのりと温めてくれる。



「ほら。もう着いたよ。」



そうして二人はカルロ裁判官の部屋の扉を叩いた。





⑤*に続きます。

Re: レッドレイヴン*蒼い鴉 ( No.15 )
日時: 2012/08/22 21:49
名前: 満月* (ID: ZgzIiRON)


なかなか 話が進まないです(T_T)

これから 出そうと思うキャラが崩壊しないか心配です(^^;


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