二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫 はい、魔女です。
日時: 2012/08/17 13:25
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

初めての方、どうも初めまして。
初めてじゃない方、あーもーどうしよう? 
前まで書いていた二つのぬら孫小説を勝手に打ち切っちゃった奴がまた始めたぞー
でも知らん。なんか書いてた子がなんか面白そうだから書き始めちゃったんですよ。許してください。

今回の小説は全く持って【事後】です。全てが終わった後のことです。安倍晴明やらなんやら終わっちゃった後です。直後です。みんな生きてる、でも23巻までで死んじゃった人は死んでます。
作者は23巻までの単行本+NEXTを読んだ人です。
正直言って原作ほぼ関係なしです。はい。

それでも時間関係ねーや、って人、レッツごー↓




オリキャラ
名前 リリア・サントマインド・クルッツエア………(以下、長々と続く)
略称 リリア
性別 ♀
容姿 藍色の髪、髪は耳の前くらいの横髪を胸まで垂らし、リボンで途中結んである。結んであるとこ以外の横髪と後ろ髪はばっさり切り、首が見える。
 赤色の目、目は大きめだが光が無い。
 左鎖骨の下辺りにハートのタトゥーが入っている。
性格 さっぱりすっきり、たまにドッキリ。話が通らない。ボケーっとしていること多し。記憶力バッチシ。
備考 魔女。妖怪は遠い親戚。都市伝説が近い。みんなの思っている魔女とはきっとかけ離れている。



ちょっと前より加えました。詳細は質問コーナーへ。
こんなもんです。楽しく行きたいのでよろしくです。

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Re: ぬらりひょんの孫 はい、魔女です。 ( No.1 )
日時: 2012/08/15 23:02
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

零話【では、地の世界へ。】



 そこは天の世界————

 一人の少女が、パソコンに向かっていた。
 少女が眺める画面にはこう書かれていた。


『リリアへ。
 只今地の世界が、戦争に終わりを告げ平和になりつつある。
 ただし、以前の地の世界より、今の地の世界は戦争により荒れている。
 そもそもこの天の世界と地の世界は———
 ・
 ・
 ・
(以下、長文により略。)
 ・
 ・
 ・
 ・
 と、いうわけなので、地の世界に行って、妖怪と人間を手助けに行ってもらう。
 以上。
                   ———均等の神より。』
 

 その長文を眺めた少女は一言、


「………………均等の神は又、歳を食ったようで。」

 と、長文の長さに呆れていた。
 少女はそこで数分何も考えずにして、突然立ち上がり、地の世界へ行く準備を始めた。
 身支度を整え、魔女専用帽子を被り、箒型の鍵を取り出し空中に刺した。
 するとがちゃりと音がして、鍵が回り、煙が大量に立ち込めた。
 少女は下の地の世界を見つめ、やがて言葉を吐き出した。



「では、地の世界へ。」



 ———そうして少女は、落下した。

Re: ぬらりひょんの孫 はい、魔女です。 ( No.2 )
日時: 2012/08/15 23:29
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

一話【はい、私は魔女です。】


 全ての戦いが終わってから数日。
 奴良組は後片付けに追われていた。
 街の警備、人々の弔い、破壊された建物、報道陣などなど……。
 数え上げたらキリがない。
 そして今日は奴良組の屋敷の掃除。
 皆、せっせと働いていた。
 そのとき、こんこんと、誰かが門を叩いた。

「誰だ? こんなときに」
 一番近くにいた青田坊が門に行った。
 だが、門の前まで行ったが、誰もいない。
 あたりを見渡すが、畏も気配も感じない。
「なんだぁ? おーい、誰かいるのかー?」

「はい、いますよ。あなたの目の前の少し下に」

「あ?」
 ふと見下ろすと、黒い帽子が生えていた。
「ぼ、帽子?」
 青田坊は帽子をつかみ、上に掲げた。
 帽子の下には藍色の髪。
 その髪からふっ、と顔が見えた。
 赤色の目、しかし光は感じられず、人形のようだった。
 その顔の造形に驚いた青田坊は思わず後ずさった。

「だ、誰だてめぇ!!」
  
 大きな声を出してしまったため、他の妖怪も集まってきた。
「おーい、青田坊、何してんだ?」
「誰誰? このちっこいの」
「仕事をさぼって少女と戯れるとは……」
「うるせぇ!! こいつ突然現れたん「うるさいです。ちょっと黙ってください」はぁ?」
 なにやら騒いでいるのを嗅ぎ付けて、リクオがやってきた。
「? 誰? 君。ココで何しているの?」
「あぁ、アナタが奴良リクオですか。初めまして、私、魔女です。」

「「「「は?」」」」

 突然の自己紹介に皆、戸惑った。
「い、今なんていったの? 魔女??」
 少女はこくりと頷いた。


「はい、私は魔女です。均等の神から此処、地の世界の手助けをするようにと言われて天の世界から来ました。以後、よろしくです」
 

 少女の言葉に誰も頭がついていかない。
 とりあえず、話を聞こうをリクオは中に招き入れることにした。



二話へ続く。

Re: ぬらりひょんの孫 はい、魔女です。 ( No.3 )
日時: 2012/08/16 00:16
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

二話【まあ、適当に聞いてください。】


 突然の訪問者に驚きつつ、リクオは適当に近くにいた妖怪達を呼び、話を聞くことにした。
 多くの妖怪、畏に囲われながら、少女はピクリとも動かず、ただ部屋の中央に座っていた。
 そして、準備が整ったところで少女が口を開いた。
「とりあえず、質問形式で話をしようと思います。そちらが一方的に質問し、私が一方的に答える。これなら分かりやすいでしょう」
 皆、首を縦に振り、リクオが質問を始めた。

「まず、名前を」
「リリア・サントマインド・クルッツエア……。私の名前はあまりにも長すぎるのでリリアと呼んで下さい」
「分かった。ではリリアさん、アナタは何故ここに?」
「先ほど言ったように、均等の神から此処、地の世界の手助けをするように言われたためです」
「均等の神とは?」
「この大宇宙の均等を守る、天秤のような神のことです」
「神って?」
「この宇宙で初めて意思を持ったもの達です。姿形は自由自在。この世界を創った者たち、というところでしょうか」
 
 ここまで来たところで頭がこんがらがってきた。

「理解不能ですか。仕方ないですね。地の世界ですし、説明がいるでしょう。質問形式は一時打ち切りとし、私の話を聞いていただけますか?」

「あぁ、そのほうがいいと思う。どうぞ」

「では…………。長くなります。まあ、適当に聞いてください。聞き流しでも良いです。
(一応、さらっと読んで下さい。全ての一行目と、『』付きのものだけでもいいですby作者)

 宇宙の話から行きましょうか。
 宇宙は分かりますよね。この世界の全てです。宇宙は気まぐれ、宇宙の気まぐれにより、この星は生まれましたし、宇宙の気まぐれにより、私達は産まれました。
 宇宙はこれくらいで。

 神というのは宇宙の気まぐれにより、一番初めに生み出されたものを言います。
 神は幾つもあり、それぞれ『自分の意思』で役割を決めました。
 そして自分達の発想で世界を創り、人を創り、動物を創り、整数を創り、、、様々なものを創り出しました。
 その中に、『世界』がありました。
 次は世界の話ですね。

 この世界は『地の世界』と名づけられました。理由は地面があるから。私は魔女なのですが、魔女は『天の世界』で生存しています。天の世界では神、天使、魔女、悪魔、死神、様々なものがいます。
 本当は色々もっと分けられているのですが……今はどうでもいいです。
 そして、最後に『輪廻の世界』アナタたちの言う、『地獄』のことです。そこには人も、動物も、妖怪も、天にいる神以外のものも死んだら行く場所です。
 『輪廻の世界』では神のなかの『仏』が役割を担っています。

 ………他に聞きたいことは?」

 長々と話を聞いていて、リクオたちはある程度は理解したが、意味は分からないままだ。
 そんな妖怪達を見たリリアは、あくびをして、適当に言う。

「まぁ、こんなこと別に頭の片隅の片隅の片隅にでも放置しておけばいいです。私はただ、この奴良組の手助けをするだけ。他に神から要望があれば、もしくはアナタたちから要望があれば、利きますよ」

 いかにもやる気の無さそうなリリアに、奴良組の者達は少し、頭を抱えた。

Re: ぬらりひょんの孫 はい、魔女です。 ( No.4 )
日時: 2012/08/16 00:58
名前: このみ (ID: cFLcjEJH)

きたよ!
リリアが可愛い!

うちもNEXT読んだ〜
あと二話で完結できるのかな
リクオの相手はつららでお願いしたい。

頑張ってね!
今度こそ完結できるように祈ってますw

Re: ぬらりひょんの孫 はい、魔女です。 ( No.5 )
日時: 2012/08/16 06:29
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

読んだよ!
リリアちゃんテキト—(笑)
でも面白い!!


これからも更新がんばって〜!


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