二次創作小説(紙ほか)
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- 「ワンピ×黒バス」-強者達の楽園
- 日時: 2013/01/26 18:58
- 名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)
前のスレが色々とエラーを起こしてたもので、たいとるをちょっといじって立て直しました
作者の愛読書は少年ジャンプで、ワンピースと黒バスが大好きです!!
麦わらの一味とハートの海賊団が好きです!!
赤髪海賊団の船につながる扉をいつも探してるんですけど、見つからないんですよね←
誠凛とキセキの世代と無冠の五将が好きです!!
レオ姉美しや……////
私、生まれ変わったら誠凛が使ってる体育館の床になります^p^
注意事項
・荒らし、中傷、勧誘目的の奴は巣に帰れ
・ネット上のルールは守って下さい
・ワンピ、黒バス、コラボ小説、オリキャラ入りの小説が苦手な方は他のところに行って下さい
・基本笑いで時々真面目な作風なので、キャラ崩壊激しいです
・注意事項は増える可能性大です
・以上のことに目をつむっていただける方、大歓迎です
オリキャラ>>01 >>02
Episode-1『誠凛って実は…』>>03
Episode-2『落ちる、墜ちる』>>04
Episode-3『ご対面』>>07
Episode-4『誰か突っ込め』>>08
Episode-5『"錯海"』>>09
Episode-6『集うキセキ』>>10
☆お客人☆
茅様
黒バスの小説書いてます。
私と同じくワンピと黒バスが大好きな方です
- Re: 「ワンピ×黒バス」-強者達の楽園 ( No.5 )
- 日時: 2012/12/23 19:13
- 名前: 茅 (ID: MIiIBvYo)
優騎那!
新スレ立てたんだね!
また来るね〜!!
- Re: 「ワンピ×黒バス」-強者達の楽園 ( No.6 )
- 日時: 2012/12/23 19:20
- 名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)
茅>>
おう!また来てね!
- Re: 「ワンピ×黒バス」-強者達の楽園 ( No.7 )
- 日時: 2012/12/23 19:39
- 名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)
Episode-3 『ご対面』
「「「「「「「ぎゃあああああああああああああ!!!」」」」」」」
耳に大砲がぶち込まれたかというほどの叫び声が聞こえて、ゾロは目を覚ました。
ゾ「うるせぇな……」
どうもその叫び声は上から聞こえてくる。
なんだと思って上を見れば、人間が十数人落ちてくる。
あれが原因か、と再び目を閉じた。
………ん!?
ゾ「おいナミ!!人が落ちてくるぞ!!」
ナ「何寝ぼけてんのよ!!ここがいくら"新世界"だからってそんなトリップ小説みたいなことあるわけないじゃない!!ウェザリアのレポートにもなかったわよ!!」
本当のことを言ったまでなのだが、ナミには通用しなかった。
ロ「ナミ、上を見て」
レ「ホントに落ちてきてるから」
見張り台に立っているロビンとレジーナがナミに言った。
ナ「きゃ————!!ホントに落ちてきてるじゃない!!」
ゾ&レ「「だから何度も言ったろ!!!」」
サ「叫んでるナミさんも好きだ————!!!」
ゾロとレジーナはナミに突っ込む。
サンジはあくまでも通常運転だ。
レ「とにかく、ゴドリック救助頼むよ!!」
ゴ「おらよ。仕立て屋—カヨ・スドウ—!!!」
ゴドリックは両腕を天に向けた。
十本の指先から桃色の光の筋が伸びて、空から落ちてくる人間に巻き付いた。
ゴ「よし!下ろすぞ!!」
ゴドリックがゆっくり腕を振り下ろし、空から落ちてきた不思議な人間達はサウザンド・サニー号の甲板に降り立った。
いち早い対応により、そいつらにケガはなかった。
死人も出ていない。
ウ「お前ら、大丈…夫……か?」
ウソップと、サンジとゴドリックの動きが止まった。
というより、石化した。
ウ&サ&ゴ「「「誠凛!!?」」」
誠凛「「「「「「「「麦わらの一味ぃ!!!?」」」」」」」」
"新世界"の海原にとんでもないものが紛れ込んだ。
- Re: 「ワンピ×黒バス」-強者達の楽園 ( No.8 )
- 日時: 2013/01/18 19:32
- 名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)
Episode-4 『誰か突っ込め』
サ「とりあえずまぁ……———」
ウソップ、サンジ、ゴドリックがこのシチュエーションに戸惑いを感じつつも、たった今落ちてきた奴らの手を取った。
ウ&サ&ゴ「「「ウィンターカップ優勝おめでとう!!」」」
誠凛「「「「「「あざぁっす!!!」」」」」」
ロ「ウソップ、サンジ、ゴドリック、あなた達は彼らが何者か知っているの?」
一味の最高頭脳、ロビンがカオス過ぎるこの状況に疑問という名のワクチンを打った。
ウソップ、サンジ、ゴドリックは誠凛からさっと手を離す。
ウ「そうか!お前ら"KURO WHICH"読んでねぇんだったな」
サ「こいつら、"KURO WHICH"って漫画に出てくる奴なんだよ」
ナ「そうなの!?」
誠凛メンバー硬直ナウ。
今、自分たちの目の前には自分たちが敬愛してやまないワンピースキャラ、麦わらの一味がいるのだ。
ただでさえ飛び出しそうになる心臓を抑えるので精一杯なのに、加えて、彼らの会話からして、その憧れの一味がいる世界に、自分たちが登場する漫画があるらしい。
これ以上幸せで、驚けて、息が荒くなることがあるだろうか。
金「でもよ、"KURO WHICH"ってなんだ?」
カ「"THE BASKETBALL WHICH KUROKO PLAYS"の略称だよ」
日「火神!訳せ!」
火「黒子のバスケ……です」
その時、バターン!!という音がしてキッチンの扉から麦わら帽子をかぶった精悍な男が飛び出してきた。
キッチンから甲板にダイビング。
それをゴドリックがタイミング良く抱き留めた。
ル「ない!ないない!!」
ゴ「どうした船長。何がない?帽子か?」
ル「違うんだよ!"KURO WHICH"がない!!」
誠凛全員の心中は荒ぶっている。
あのアホ船長が!
"麦わら"のルフィが!
おれ達の漫画を探して無い無いと騒いでいる。
ああ、もういつ死んでもいい。
心はすでに高波にのまれてますけどね。
ゾ「ルフィも読んでんのかよ!?」
ブ「珍しいですね。ルフィさん、絶対本に興味を示さないのに」
ゴ「お前らも読んでみろよ!めっちゃおもしれぇから!!」
他のメンバーが"KURO WHICH"の話題で盛り上がる中、チョッパーとフランキーはつい本音が出た。
チョ&フ「「誰か突っ込めよ……」」
- Re: 「ワンピ×黒バス」-強者達の楽園 ( No.9 )
- 日時: 2013/01/19 15:37
- 名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)
Episode-5 『"錯海"』
よく分からない人間をひとまず海に放り投げるほどの非道さは持ち合わせていない一味は、誠凛全員をキッチンに上げた。
テーブルには分厚い本が山になっている。
その山は6,7はあろうかというほどだ。
一味の最高頭脳ロビンと、世界一の情報屋レジーナがページをめくりながら頭を悩ませている。
ロ「どうやら、ここは"錯海"と呼ばれる海域のようね」
「「「「「"錯海"??」」」」」
ロビンとレジーナ以外全員クエスチョンマークが部屋中を埋め尽くすほど首をかしげた。
レ「"偉大なる航路"に4ヶ所だけ他の世界とつながる海域があるんだ。それが"錯海"。"新世界"なのに妙に気候が落ち着いてると思ったら、知らないうちに"錯海"に入ってたみたいだね」
ロ「さらに"錯海"は時々、空から人が落ちてくる事例があるらしいの。みんなが落ちてきたのは"錯海"とみんなの世界がつながってしまったからね」
何というファンタジックな話だろう、と、あまりの出来事に誠凛メンバーは正常な判断を起こした。
黒「戻る方法はないんですか?」
ロ「わからないわ。落ちてきた人間が元の世界に帰ったという記録はないから……」
ロビンの言葉が意味すること、それはすなわち、自分たちは誠凛高校を卒業も中退もせず、「失踪」という形で出て行くことになる。
日「帰れないのかオラ」
弱冠クラッチタイムに入っている日向。
火「バスケがしてぇです…」
涙目の火神。
リ「麦わらの一味に会えたのは嬉しいけど、どうするのよ!」
金「え、別に戻れなくてもいいんじゃね?」
それぞれが帰りたくてどうしようかと言っているところに、この男は無神経なことを言いおった。
日「小金井殴りたい奴、手ぇあげろ」
「「「「はーい」」」」
日「ジャンケンして勝った奴から順番に殴れ」
金「ちょ、ちょい待ち!!麦わらの一味といられるんだったら帰れなくてもいいかな?って……」
イグナイトの準備をしていた黒子がかたまり、指を鳴らしているリコがぴたっと止まり、メテオジャムの要領で殴ろうとしていた火神がぽかーんとしている。
そうか。
右も左もいない世界で頼れるのは麦わらの一味しかいない。
サニー号に落ちてきただけ、救いがあったのかもしれない。
よし、決まった。
「まいっか。戻れなくても」
「「「「「ええんかい!!!」」」」」