二次創作小説(紙ほか)
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- サトミちゃん家の8男子 結婚生活は大変な模様?
- 日時: 2015/11/25 00:09
- 名前: SUZU (ID: 2Oi/4rX1)
こんにちわぁ
サトミseriesを4作も手掛けているSUZUですっ
(※しかも全て駄作…)
・トリプルデート!?
・ミニチュアになっちゃった!?
・マスコミにチクった裏切り者は誰だ!?
・里見サトミはメカクシ団のNo.10でした。
良かったらご覧くださいまし。
さてさて、今回は結婚!
誰とでしょうね?誰とでしょうね?
まー…皆さんの好きなアヤツですよ
もちろんその他の8男子も出てきちゃいますっ
では本編をどうぞっ
【プロローグ】>>1
【第一章:8男子だよっ全員集合!】>>2-120
第1話 あの頃に >>2-3 >>9 >>13
第2話 ストレス >>16 >>19 >>24-25
第3話 結婚生活 >>28 >>32 >>36-40
第4話 波乱万丈 >>45-48
第5話 ホッと一息 >>57 >>61 >>65
第6話 再8男子 >>74 >>81 >>90 >>97
第7話 心配症 >>102-104 >>108 >>117 >>120
- Re: サトミちゃん家の8男子 結婚生活は大変な模様? ( No.44 )
- 日時: 2015/02/09 23:41
- 名前: SUZU (ID: 0O230GMv)
マリネ!
クロネコヤマトの宅急便だよ!
ね?
そうだよねっ!
- Re: サトミちゃん家の8男子 結婚生活は大変な模様? ( No.45 )
- 日時: 2015/03/09 23:37
- 名前: SUZU (ID: xbduus1y)
「えへへぇ…だからもういいの」
「良かったねサトミちゃん」
今、家には私とブンゴ、それに相談に乗ってくれたケノまで来ている。
昨日は色々あって伝えたくても伝えられなかったこととか、ブンゴも私のために時間をとってくれたとか…幸せ自慢を沢山言った。
ブンゴも照れながらそっぽ向いたり紅茶飲んだりして…
本当に、幸せ以外の何者でもないよ
「あ、でも…そしたら僕達サトミちゃん達の邪魔なのかも…」
「邪魔?」
「あぁ…あれか、8男子が来るとかいう…」
そっか。
あの時は私…ブンゴが悪いって勝手に勘違いしてたから…
今考えたら…私、酷いことしちゃってたんだ。
「ごめんケノ、その事なんだけど…」
ピンポーン
「あ、ちょっと待ってて!」
「うん」
何なのよもう。折角いま大事な時だっていうのに…
こういうのを、空気が読めないっていうんだからね?
「はい、山下で…す…が?」
「こんにちわ、こちらにケノ君いらっしゃいますね?」
え?
ドアを開け、目の前にいたのは赤茶の髪の男性。
「あの…あなたは?」
私が対応に戸惑っていると、後ろからケノとブンゴが様子を見に来てくれた。
「どうしたのサトミちゃ………ん。ドア閉めて」
「え?」
「急いで!!!」
ケノが声を上げるとビュッと風が私たちの前を通った。
違う……
赤茶の髪の男性がドアを閉じさせないように玄関まで入ってきた音だ。
「やぁケノ君」
「しゅ…シュガー&ソルト」
しゅがーあんどそると?
「その名前で呼ばないでって言ったよね?」
頭に疑問符を付けながらブンゴの方を見つめると手招きをしてきた。
手招きの通り、ブンゴの方へ歩み寄るとスマホ画面(iPhone6だってさ)を私の方へ差し出した。
あ…っ
「何のようなの、聡雄君」
「いや?誰かの家に何度も出入りするケノ君何て…スキャンダル多そうじゃん?」
「あっそう…ならもう用はないね?お引き取り願います」
ケノの普段出さない低い声。
そうとう彼が嫌いなんだ…
赤茶の髪をなびかせながら春風と共やって来たのは
「あ、紹介が遅れましたね」
一人の有名人でした。
「沙藤 聡雄です」
- Re: サトミちゃん家の8男子 結婚生活は大変な模様? ( No.46 )
- 日時: 2015/03/14 16:04
- 名前: SUZU (ID: fNlXVxWP)
「ほらな」
「ブンゴよく分かったね」
ブンゴが見せてくれたのはYahooの特番ページ。
そこには大きく《沙藤聡雄、ついに俳優デビュー》という赤い文字が書いてある。
「知ってるんだね僕の事」
そう言ってサングラスを外すと、よくTVなどで見かける顔だった。
まぁ…あまりそういうの見ないからよくわからないんだけどね…
強いて言ってもケノの番組ぐらい。
そんなケノが、鋭い目付きで聡雄を睨む
けれども聡雄はそれをまるで無かったかのように微笑んだ。
「ね、ねぇケノ?」
「なぁに?」
クルッとこっちを振り向いたケノはいつもの穏やかなふんいきで内心、ホッとした。
「この人…ケノに用事があるんじゃないかな」
「お、サトミちゃんっていうんだっけ。なかなか勘が鋭いねぇ」
聡雄さんが手をぱちぱち鳴らし、私の方を見た。
「お話…ぐらい聞いてあげれば?」
「でも…」
「お茶ぐらいなら出すし、ね?」
ケノはどうにも気が進まない様子だけれど、聡雄さんは目を輝かせながらこっちを見ている。
…こういうところが嫌われる理由なのかな……
「まぁ…ウザかったら出てて行かせれば言い訳だし、話だけきこうぜ」
「ぶ、ブンゴさんまで…」
ケノは俯いて言う。
そんなに嫌なんだ…
けど、私も話聞いてみたいしな。
「ケノ、少しだけっ」
ケノの前で手のひらを合わせた。
少したじろぐケノ。けれどもすぐに「顔あげてっ」と慌て始めた。
「す、少しだけだよ?」
「ってことで、お邪魔いたしまぁす」
待っていましたと言わんばかりの笑顔でうちへ上がる聡雄さん。
ケノはそこにもカチンと来たのか大きく舌打ちをした。
「靴ぐらいそろえなよね」
「ケノ君はお姑さんですかってぇの」
確かに、失礼な態度ばかりとるけれど
あまり…悪そうな人には見えないな、この人。
「あ、埃。ねぇちゃんと掃除してんの?」
気のせいか。
- Re: サトミちゃん家の8男子 結婚生活は大変な模様? ( No.47 )
- 日時: 2015/03/14 15:26
- 名前: SUZU (ID: ILPIJn1x)
「じゃ、お茶入れてくるけど…ハーブティーでいい?」
聡雄さんそう聞くと
まぁなんとなく予想はしていた答えが返ってきた。
「いえいえお構い無く。ちなみに僕はロイヤルミルクティーとかが好きですね」
「人に対してそういう態度。どういう神経してんだか」
ケノが冷えた目付きで聡雄さんを見る。
「なにが?お構い無くって言ったよね」
「そういうの、誘導尋問って言うの知らないの?」
いつまでやってるんだか…
あ、そういえば、この二人は仲が悪いようだけど…
「二人はどういうご関係で?」
「あぁ、言ってなかったね」
そう言ったのは聡雄さん。
ケノは半分イラつきながらも首を縦にふった。
「僕らは事務所が同じで同期なんだ。ケノ君の方が昔は人気があって」
「今もね」
「はいはい…で、今年辺りからかな?僕もブレイクし初めてさ。ここで、ライバル…的になっちゃったわけ」
へぇ…正直意外だ。
てっきりケノは、あまりライバルなどのそういう類いとは縁のない人だと思い込んでいたから。
それが、突然ブレイクし始めた同期相手にここまで嫌うとは
…ま、それ以外にも沢山理由は見つかるけどね
*
お湯を注ぎ終わり
4つのカップをテーブルへ並べた。
「で?今日はなにしに来たんだ」
今日に限ってめずらしく口数の少ないブンゴが話を持ち上げた。
うん、まずはそこからだよね
「あぁ…うん…そのさぁ…」
- Re: サトミちゃん家の8男子 結婚生活は大変な模様? ( No.48 )
- 日時: 2015/03/14 16:01
- 名前: SUZU (ID: fNlXVxWP)
「「「はぁ!?2.3日泊めて欲しい!?」」」
こんな有名アイドルがうちに泊まる…なんて、今さら驚けないね
私たちが驚くのは、どうしてウチなのか
そこだよね。
「いや…ケノ君の家に泊めてもらうつもりだったんだけど」
「うげ」
ケノが心底嫌そうな顔をする。
その反応はあまりに酷くないか?
「サトミちゃんにドアを開けて貰ったときから分かったんだなぁ」
聡雄さんが私の目を見てこう言った。
「サトミちゃんが僕のお嫁s「おいこら待て」」
私の手を握ろうとした聡雄さんの手をブンゴが叩いた。
顔を見ると「また、これか…」と言わんばかりの呆れ顔だった。
「あのさぁ…俺の嫁に手ぇ出さねぇでもらえる?」
「え?旦那さんだったんだ!」
どうしてだろうか…聡雄さんを見ていると、ソウスケを思い出してしまう。
「けど関係ないね、好きになっちゃったんだし」
「あぁそうか…」
「いくら人のでも、僕にかかれば誰だって…ね?」
そう言ってブンゴにしたウィンクは見事にスルーされ
まるでこういう人相手にどういう接し方をすればいいのかお見通しな目を聡雄さんに向けた。
「まぁ、まだいっか。とりあえずお部屋に連れてって?」
ケノが隣で「ミッチーのテントにでも入ってろ」と呟いていたのは聞かなかったことにしよう。
私は、聡雄さんを二回の元ソウスケの部屋へ連れていった。
何でソウスケの部屋なのか、特に深い意味はないけれど…取り合えず泊まらせるならここだと直感的に感じちゃったんだよ
「おぉ、いいね。前に誰かが住んでたの?」
「あ、あぁ…うん従兄弟がね」
流石にソウスケだとは言えないね…
後々面倒だし、同じ芸能がらみでお互い知ってるかもだし。
「じゃ、ありがと。しばらく休憩させて?」
「あ、はいっ」
「あ——それとさ、敬語禁止ね」
「え、えぇ!?」
「またね、サトミちゃん」
そう言ってドアを閉められた。
なんだろう…
敬語禁止と言われたときの嬉しさ
これは、ソウスケに励まされたときの感じと少し似てた。
お兄ちゃんができたみたいな気分だな
…ま、アッチの方が年下なんだろうけどね……
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