二次創作小説(紙ほか)
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- 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます
- 日時: 2017/08/01 02:55
- 名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)
【国名】神ノ国
【人名】本田ヒカリ
【首都】天(他の地域は月、海)
【公用語】日本語
【国花】彼岸花
【国旗】真ん中には黄色の太陽でその周りは黒
神ノ国はヨーロッパ州にある北海道ぐらいの大きさの島国でイギリスに近く民を護る為に主に軍事に力を入れている。ヒカリの性格は温厚で大人しいが怒らせたら一番怖い。外見は黒髪黒目の姫カットで彼岸花柄の色の暗い着物を着ている。でも外交や戦の時は男装
注意書
盗作禁止
中傷コメント禁止
口調迷子で時差が激しいです
目次
>>1 プロローグ
>>2 捏造国家の神ノ国
>>4 特殊部隊結成
>>6 可愛い子には旅をさせろ
>>12 兄妹
>>14 我らが神水よ。荒々しく巻き起こらん
>>17 先に行く我が国は何処へ行く
>>18 初めての友達
>>20 保護
>>21 世界会議初出席
>>26 世界恐慌
>>28 世界最強国家
>>32 遺憾の意を表明
>>33 運命戦争
- Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.30 )
- 日時: 2017/07/31 01:10
- 名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)
今日もまた北欧でよく飲まれているYoggi Yalla(ヨッギ ヤッラ)のヨーグルトドリンクを飲みつつ昨日の出来事を思い返してみたりしました
北欧はヨーロッパの中で砂糖やお菓子の消費量が多いので砂糖税が導入されていますがフィンさんの家の人はエストニアさんの家で、私の家の人は和菓子が大好物なのでわざわざ遠いアジアの兄様の家で大人買いをしています。
私は兄様の家で大きい段ボールに大量の砂糖と和菓子を詰め込み、兄様が唖然していた出来事を思いだし笑みをこぼした。やっぱり和菓子は美味しいです!ご飯三食にお菓子(和菓子10個以上は確実)は毎日食べているので他の北欧からも欧米の方々にも太らない私の体を見て首をかしげていましたね
「ヒカリ様。現実逃避はお止めなさい」
『鎖国したいです。海。』
「大丈夫です。何かあれば夢幻がいるでしょう…早々に布団へ逃亡するのをお辞めなさい」
『無理ですって。』
「さっさと布団から出て来なさい!」
最近オカン化をしてきてしまっている海に私の(愛する)寝心地の良い布団を剥ぎとられてしまう
『私のお布団が…!』と項垂れる私を天が苦笑いで私を男性用の軍服(黒がベースでボタン等が赤)を着させられ腰によく斬れる刀を装備。やはり私はあのお二人に会わなければならないのですか…。
今だけ思います。デンマークさん助けて欲しい…嗚呼でもスーさんの方に助けを求めたい、スーさんの威圧感だけでも他の人は逃げて行きますから。
「も〜…ヒカリ様ったらスイスさんみたいに外国人嫌いではないでしょ!」
『嫌いではないですが今でも欧米文化には頭を悩ませています』
「アハハ。ですよねぇ…」
寝る時や普通に外でも裸になるというのが理解不能。此方でしたら凍えて死んでしまいます!
『兄様に会いたい』
「我が儘は駄目です」
『はぁ…。兄様兄様兄様兄様兄様兄様兄様兄様兄様兄…』
「ちょ。ロシアさんの妹みたいになってますよ!?」
「ドイツさんとイタリアさんが到着しました!!」という月の声を聞き気分が下がった
- Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.31 )
- 日時: 2017/08/01 01:30
- 名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)
私はドイツさんとイタリアさんをが待っている洋室に向かう。私の屋敷は和室と洋室があるのです
ヨーロッパの方々は正座が辛いと聞いたので洋室を作ってもらったのですが和室の方が喜びますかね…
「急にすまないな。恐慌の時は救ってくれて感謝している」
「ちゃお!世界恐慌の時はありがとね!」
『いえ。困った時はお互い様です』
私はお辞儀をするとテーブルにお茶を置き椅子に座るよう施すのだがイタリアさんは私に抱き付こうとしてそしてドイツさんに怒られていた
この光景はほのぼのしていてとても居心地が良いし楽しい。兄様もだからこの二人と仲が宜しいのでしょう。
『…同じ枢軸の兄様、日本はお元気にしているのでしょうか』
「ああ。元気だが此方には来ないのか?」
『私の家は遠いのでたまにしか来れないのです』
「ヴェー。俺と兄ちゃんはやっと一緒に暮らせてるけど、ヒカリはヨーロッパで日本はアジアだもんね…」
私は微笑みながら『そうなんですよ』とイタリアさんに悲しみの声も含めそう言う
私の家もアジアにあれば良かったのですが…。しかし私達が開発した飛行機は私の家から兄様の家まで直行便というのがありますが時間が掛かるんですよね
日本から神ノ国は往来自由ですし観光客も沢山来ますが時間だけはどうにも出来ません
「あー。それで本題だが…」
『はい』
「枢軸に入って欲しいんだ。…上司が従わないならば武力で従わせると」
それって脅迫…本当にもう此方に拒否権なんて無いじゃないですか。
ドイツさんの今の上司に何言っても駄目ですがこれはまさに恩を仇で返しているのでは?…なんて申し訳なさそうにしているドイツさんに言えません
私も空気を読むのは得意なので。
「ちょっとドイツー!世界最強になんて事を言うの!?」
『大丈夫ですよ。イタリアさん。しかし此方から条件を出させて貰います』
「内容によるが、なんだ?」
『取り合えず兄様と合体させて下さい。しかし北欧の会議…まあそれはそれで、兄様と合体を認めて下さい』
前の世界会議で凄く反発されても諦めない私はそれだけ条件を出した
「そ、それだけで良いの!?お金とか請求しないの!?」
『その代わり賠償金免除に両国の経済の援助や戦の時に何かしら援助をするので…認めなさい』
この条件を出した数日はドイツさんとイタリアさんと兄様の上司が凄い勢いで話し合いを始めてしまいました
そして一番面倒な国々が私に対して更に反発して来たのです
「お兄さんの為に考え直してくれ!」
「黙れフランス!枢軸じゃなくて連合に入れよ!」
フランスさんとイギリスさんでした
- Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.32 )
- 日時: 2017/08/01 01:52
- 名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)
【遺憾の意を表明】
北欧側からは「ヒカリが決めたんなら良いんじゃね?」という言葉を頂き、フィンさんから「頑張って」という声援を受けました。…恐れ入ります。すみません。
スイスさんやリヒテンシュタインさんの家は中立であと少ししたらちゃんと独立宣言をしなさいと言いました。二人の家は皆からしたら属国に見えるようなので今のうちにちゃんと独立宣言しないと後に困ります
望んでいた事が実現されるというのはとても嬉しい事なんですが、やはり反対する国も中には居るんですよ。言わずとも分かる連合側です
「ヒカリ様〜。まただですよ…日本と合体は許さないって連合の上司から手紙来てます!」
『………』
「ヒカリ様?月。取り合えずそれを捨てなさい」
「分かったよ。海。」
何も話さない私に天は心配したのか「ヒカリ様?大丈夫ですか?」と心配の声を上げた
『…の、い。』
ハテナを浮かべる三人
『…遺憾の意』
その時。運命は動いた。
- Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.33 )
- 日時: 2017/08/01 02:51
- 名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)
【運命戦争】
昔に私(神ノ国)という国は400年という長い間プロイセンさんやイギリスさんやフランスさんやスペインさん等と戦った事があります
プロイセンさんの最初の宗教関係で私の家を荒らされたのでそれに切れた私達はプロイセンさんをボコボコにしましたが更にプロイセンさんが他の国を巻き込み戦争が始まり私達はプロイセンさん達をボコボコにしました
こういう戦歴があるからか分かりませんがヨーロッパでもアジアでも私の名前が広まっています。…それをデンマークさんはニヤニヤしながら「良かったな」と言っていましたね
しかし何故こういう話をするかと言いますと私は遺憾の意を全世界に表明してしまいました
『もう限界です!本当にこの手だけは使いたく無かったのですが仕方ありません!!』
「落ち着いて下さいー!」
「よし!我等の国の運命を左右する"運命戦争"の始まりです!!」
「天もお止めなさい!」
屋敷内では私(国)と地域の方々が騒いでいました
[この方々が騒いでいる間に外国の反応をお楽しみ下さい]
イギリス
「げぇ!ヒカリがやっぱ怒っちまった!」
フランス
「マジかよ。お兄さんの顔で許してくれないかな。…でも負けないけど」
アメリカ
「HAHAHAHA☆ヒーローはくじけないぞ!!」
ロシア
「…だから止めてって言ったのにな!ヒカリ君が怒っちゃったよ。コルコルコルコル…」
中国
「…死んだある。我は死んだある」
日本
「だから止めて下さいって言いましたのに…遺憾の意」
ドイツ
「凄い気迫だな。俺達は俺達でヒカリを向かい入れる準備と日本との合体の調印を用意だ」
イタリア
「了解であります!」
フィンランド
「僕達は巻き込まれますかね?いや、でもヒカリの事だから友達は巻き込まないだろうね。だから僕達が勝手に参戦するんですが…」
スウェーデン
「ん…なにかあれば助けに行くべ」
デンマーク
「おー!派手にやったれ、ヒカリ!!」
ノルウェー
「トロール連れて行く」
アイスランド
「馬鹿な人達だね。助けに行く代わりに皆でヒカリの家に観光に行きたいんだけど」
やっと落ち着いた屋敷内では今後の戦争に向けて色々な策を考えていました
- Re: 【ヘタリア】死んで捏造国家になった私は平和を望みます ( No.34 )
- 日時: 2017/08/02 00:31
- 名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)
運命戦争が開幕したのですが主に戦うのはイギリスさんとフランスさんですがあの二人は恐らく協力して戦うのは難しいと思います
中国さんは家が遠いし兄様の事もあるので動けないですしロシアさんとは"神露不侵略条約"を結んであるので攻められない
けれど援助とかされれば厄介なのですがロシアさんにはそんな気は無いようで「自由にしてね」と笑顔で言っていた
『戦場が海上ならば私に勝算はあります!皆さんの武運を祈ります!』
私は刀を上に掲げ『女帝万歳!』と高らかに叫んだ
「いざ出陣!!」
私達は軍艦に乗ると近場のイギリスさんの家へ向かう。イギリスさんはやはりかという顔付きで私達が乗っている軍艦を睨み付ける
その隣にはフランスさんも居ましたがやはりあのお二人の間には嫌悪が漂っていますね
アメリカさんはこの戦争に参加するのかは分かりませんがアメリカさんの事です…必ず来るでしょう
『お久しぶりです。イギリスさんにフランスさん…アメリカさんはまだ来ていないんですね』
「チッ。アメリカが居なくても俺が終わらせてやる!」
「何言ってんの!?お兄さんもやるよ!」
「お前はいらねぇよ!!」
「酷い!」
やはり喧嘩を始めてしまう二人に私は深い息を吐いた。既に戦争は始まっているのです。もう後には退けません!
私は刀を勢いよく抜くとフランスさんに向かってその刀を降り下ろす
「!?」
「はは。フランスお兄さんの腕に傷を付けるなんて中々やるな…」
「油断してるからだろ!髭!」
「下がれフランス!!」そうイギリスさんが叫びながら私と刃に己の刃をぶつける。私は女でイギリスさんは男…男女の力の差はやはり埋まらない
いくら強い国でも女だから男の力に負けてしまう。私は唇を噛んだ
「先程の威勢はどうした?もう息が切れてるぜ」
『本当にこの体格さはどうにかならないのですかね…。しかし私の狙いはあくまで時間稼ぎなので!!』
「イギリス!大変だ!」
「ああ!?」
私達の頭上からミサイルが降って来るのを私は確認した
『…どうせ国は死なない。ですが国は死なぬけれど普通の人はどうでしょう?』
「てめぇ…ヒカリ!!」
「お兄さん少しピンチ」
『完璧ハッピーエンドでなくても良いのです。私は私のやるべき事を、やるだけですのでね』
瞬間
爆発音が辺りに響いた