二次創作小説(紙ほか)
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- 探偵チームkz事件ノート
- 日時: 2017/07/17 06:47
- 名前: みやび (ID: EpPczols)
こんにちは!みやびです!
駄作者ですが、楽しんでいただけたらうれしいです。
なお、新メンバーひとりいますのでご了承ください。
- Re: 探偵チームkz事件ノート ( No.21 )
- 日時: 2017/08/19 16:20
- 名前: みやび (ID: vAQrW721)
「えっ。みんな、どうしたの?」
若武が頭をさすりながら言った。
「いきなり頭をはたかれた」
みんなの方を見るとみんなも頷いた。
「よし、新しい事件だ。事件名は、『探偵チームメンバー暴行被害in公園事件』だ!」
すると突然、後ろの方から笑い声が聞こえた。
「何が悲しくてそんな事件名つけるのよぉ!」
遊具の影から美花と黒木君が出てきた。
「おい、お前ら、さっきのは、どういうことだ!」
「ああ、付き合ってて、なんちゃらかんちゃらって件?あれ、ウソですよ、若武先生」
「そ、さっきはたいたのも私。若武が企画したものだったみたいだったから、若武はみんなより強くはたいといたわよ(笑)」
若武は美花の方へズカズカと歩みよった。
「おい、坂原。リーダーの俺に対してなんという事をっ」
「そっちこそ、可憐な乙女になんという事を」
- Re: 探偵チームkz事件ノート ( No.22 )
- 日時: 2017/08/23 06:43
- 名前: みやび (ID: EpPczols)
「可憐な乙女がこんな乱暴な事するかよ」
「良いリーダーが、メンバーを騙す中心になるなんて(笑)可憐な乙女が怒っただけなんだけど。悪い?」
「なにおっ!」
若武の手を黒木君が止めた。
「若武先生、先に手を出したのはそっちなんだから、やめろ」
若武はしぼりだすように言った。
「ぐっ。じ、じゃあ、解散っ」
三花が手を振った。
「彩〜こっち!いこっ」
ガチャッ。
「ただいまー」
「お邪魔します」
ママが玄関に出てきた。
「彩、三花ちゃん、塾、お疲れ様。あ、三花ちゃん。せっかくだから今日はここで食べていきなさい」
私は唖然茫然。
いつものママならこんな事言わないのに!
やっぱり相手が特別な人だと違うのか。
そんな事を考えながら、三花をダイニングに案内した。
- Re: 探偵チームkz事件ノート ( No.23 )
- 日時: 2017/08/24 05:57
- 名前: みやび (ID: EpPczols)
今日は、ママの得意料理のハンバーグとコーンのソテーだった。
私は三花にコソッと聞いた。
「家の人、心配するんじゃないの?」
「ううん。
私ん家、両親が外国で働いてて、めったに帰らないから」
へえ、いいなぁ。
「だったら、帰り危ないんじゃないにかしら?」
ママが紅茶を飲みながら聞いた。
「まぁ、小さい頃から合気道やってることはいるんですけどね、、、、」
へえ、私も自分の身ぐらい守れる様になっとかないとなぁ。
それから私たちは、ママの大量質問に答えて、夕食を終えた。
「じゃあ、もうおいとましますね」
「あら、夜道を女の子が1人で行くなんて危ないわよ。送って行くわ」
ママが車のキーを取り出した。
「すみません。わざわざ」
私達が玄関の方へ行ったとき、お兄ちゃんが帰って来た。
「ん?坂原?」
「あ、裕樹君。家、ここなんだ」
え、知り合い!?
- Re: 探偵チームkz事件ノート ( No.24 )
- 日時: 2017/08/28 05:39
- 名前: みやび (ID: EpPczols)
後で聞いた話なんだけど、三花とお兄ちゃんは、事件現場で知り合って気が合ったとかなんとか。
「三花ちゃんの家は、、、、っとここね」
ママがカーナビに住所を打ち込んだ。
私の家からはまあまあ近い方。
三花の家についた別れ際、三花がフッと言った。
「明日も頑張ろうね、彩」
きっと佐田真理子の事だろう。
ママは首をかしげていた。
翌日、教室に入って注意しながら机の中を見ると、ルーズリーフワンセットとエタノールなどの、いつも三花が貸してくれた物だった。
それと一緒に、手紙が入っていた。
『彩へ。
今日からは、学校で一緒にいることが難しくなります。
物が無くなったら、家に来てください
三花』
と、書いてあった。
休み時間になると、相変わらず佐田派の女子達に攻撃された。
でも、いつもとは違う。
佐田真理子がいない。
それに、私を攻撃してくる人数が前より減っている。
これを三花に伝えておけば、あんなことにはならなかったのかもしれない。
そんな状態が一週間程続いた。
もう半分の女子も、佐田真理子も私へのいじめには加担しなかった。
- Re: 探偵チームkz事件ノート ( No.25 )
- 日時: 2017/09/05 05:35
- 名前: みやび (ID: EpPczols)
第四章 kz、討論会をする。
今日は特別クラスの日。
※メンバーは探偵チームと同じ。
教室に向かうと、何やら険悪ムードになっていた。
見ると若武がしかめっ面で考え事をしていて、若武と向き合う形ですえあっている三花も、何やら考え事をしていた。
そしてその周りに開成メンバーが座って見ていた。
喧嘩?
それにしては静かすぎる。
私は近くにいる黒木君に訊いた
「どういう状況?」
「あれ?ライン見てない?若武が、いじめに関して、いじめられる方も悪いんじゃないかって言い出したんだ。それで坂原が反対意見を出した。で、討論中」
!!じゃ、浜田組、ピンチじゃん!
今、まだ忍と翼は来ていないから、結構不利、、、、かも。
ここでいじめられる側にも問題がある、と言う事になったら、いざと言う時に助けて貰えない!
よし!
「あの、私も、いじめられる方も悪いって言うのはおかしいと思う。三花の方へ行って良い?」