二次創作小説(紙ほか)
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- 進撃の巨人 もう一人の人物
- 日時: 2018/06/02 21:44
- 名前: けんぬん (ID: Do1fG5Tg)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12230
※ネタバレ・グロあり
ザビニ・ブレーズというオリキャラが登場します
ほぼ原作と同じです
完全に自己満足です
進撃の巨人が好きなかたも、はたまた見たことも読んだこともないかたも、ぜひ読んでいってください
第1章・序章
>>01
第1章〜トロスト区死守命令850〜
>>03-04 >>06 >>08-13 >>15-17 >>19-28 >>30-31 >>33-未定
雑談回
>>02 >>05 >>07 >>14 >>18 >>29 >>32
- Re: 進撃の巨人 もう一人の人物 本番 ( No.1 )
- 日時: 2018/05/03 15:37
- 名前: けんぬん (ID: Do1fG5Tg)
〜序〜
巨人がすべてを支配する、この世界。
巨人の餌に過ぎなくなった人類は、巨大な三重の壁を築き、その内側の領域でかりそめの平和と安寧を得ていた。
だが、5年前の845年ーー。
壁を超える「超大型巨人」の出現によって、第一の壁〈ウォール・マリア〉は破られてしまう。
100年にわたる平和は終わりを告げ、人類は生存圏の3分の1と、人口の2割を失った。
そしてーー現在。850年。
第二の壁〈ウォール・ローゼ〉の最南端であるトロスト区に、再び超大型巨人が出現したのだ。
5年前の悲劇を繰り返さぬため、そして残りわずかな人類の生存圏を守るため、今回こそは、ウォール・ローゼを死守せねばならない!
しかし、実践経験豊かな精鋭部隊「調査兵団」は壁外遠征中であった。
守備隊は「駐屯兵団」で編成され、訓練を終えたばかりの「訓練兵団」も実践に投入されることになった……。
- Re: 進撃の巨人 もう一人の人物 雑談 ( No.2 )
- 日時: 2018/04/17 20:29
- 名前: けんぬん (ID: Do1fG5Tg)
やっぱり原作と少し違う部分を書きます
- Re: 進撃の巨人 もう一人の人物 ( No.3 )
- 日時: 2018/04/18 18:34
- 名前: けんぬん (ID: Do1fG5Tg)
第1章〜トロスト区死守命令850〜
突然出現した、巨大な顔。それは人間に似ていたが、緋色の筋肉が直接むきだしになった異様な姿である。だが、その異形に目を奪われる隙すらなかった。
すさまじい蒸気が襲ってくる。視界が真っ白になり、体が吹き飛ばされる。
この物語の主人公、ザビニ・ブレーズは、頭の中も真っ白になる。一瞬何が起きているかわからない。
宙に放り出される。ここは地上50メートルの空中。上には不思議なほど平和な青い空。眼科には玩具のような、赤茶けた屋根の街並みが見える。
- Re: 進撃の巨人 もう一人の人物 ( No.4 )
- 日時: 2018/05/03 15:37
- 名前: けんぬん (ID: Do1fG5Tg)
「立体機動」とは何か? アンカーとは?
……しかし、ザビニの体は覚えている。
空中で身体を素早く動かし、腰の脇のホルダーに入った、拳銃に似た操作装置を抜く。身体の正面を壁に向けて、手に握ったグリップのレバーを入れる。ザビニの身体の両脇に固定された射出装置から、高圧ガスで鏃状の打込錨が射出される。鉄線の尾を引いて、壁に突き刺さる。落下が止まり、ザビニは壁に取りつく。操作装置の内側の引き金を引くと高圧ガスの排出。回転機構が、ワイヤーを巻き取る。その力を利用し、ザビニは壁を蹴り、上昇する。
ザビニは思い出す。並みの人間ならば不可能どころか、そもそも想像すらできない、空中における体勢の制御。細い鉄線に体重を委ね、身体を支える技術。3年間の血の滲むような訓練の末に、修得したものだ。
- Re: 進撃の巨人 もう一人の人物 雑談(2) ( No.5 )
- 日時: 2018/04/18 18:30
- 名前: けんぬん (ID: Do1fG5Tg)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12230
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