二次創作小説(紙ほか)
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- FAIRYTAIL 久遠のセツナ・改
- 日時: 2018/07/16 18:01
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
流石にセツナは変えません。
シアンも変えずに天狼島編からスタートです。
天狼島で試験 >>01-05
大魔闘演武 >>06-18
キャラ紹介 >>19
ディオネの過去 >>20-21
- 大魔闘演武に向けて ( No.9 )
- 日時: 2018/07/15 21:19
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
大魔闘演武まで残り3ヶ月。
それぞれが修行を始めることとなった。
「セツナ、Aチームか?」
シアンは彼女にそう聞いた。
「うん、選ばれたからには頑張らないと!確かシアンは
Bチームだっけ?」
彼はコクリと頷いた。
「セツナ、頑張れ」
「うんありがとう」
「お、いたいた。セツナ、シアン!」
二人を呼んだのはシュウハだった。
「俺もBチームなんだぜ、よろしく!」
シュウハとシアンはハイタッチする。
「お、忘れるところだった。レオンがこれをセツナに渡せって
言われてたんだ」
シュウハはセツナに綺麗な水色と薄紫の二丁拳銃を渡す。
「正確にはリーファがレオンにセツナに渡せって言われた
らしいがな。簡単なものになら変形させることができるらしい。
お前が想像すればな」
そう言われ試しにセツナは想像してみる。
すると拳銃が光り出し青系の色と紫と白のブレスレットに変わった。
「ホントだ!次会ったときにお礼言わないと」
「セツナはあまり近接では戦わないからな。でもそうやって
変形可能なら自由なはずだ」
- 出場するギルドたち ( No.10 )
- 日時: 2018/07/15 22:06
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「えっと…青い天馬、四つ首の番犬、蛇姫の鱗、大鴉の尻尾、
人魚の踵、で現・最強ギルド剣咬の虎、とかが結構
残りそうだね」
セツナは紙を見ながらそう言った。
「オーイ!セツナ!」
「お前、ホント異性に好かれてるな…」
「仕方ない。ここに引っ越してから何故か近所で気が合う人が
異性しかいなかったから」
赤がかった黒と青のメッシュの髪に茶色の瞳をしている。
首の右側には赤い蛇姫の鱗の紋章がある。
右肩には黄色の毛並みをしたエクシードが座っていた。
「久しぶり、えっと誰だっけ?」
全員がズコッとする。
セツナは照れ笑いをして「冗談、冗談」と言った。
「ディオネとルナシィでしょ」
「驚かせないでよ〜セツナちゃん」
「ルナシィの言う通りだ。今のはマジで焦ったぞ?」
ディオネはルナシィを軽く撫でる。
「お、お前…蛇姫の鱗、か?」
グレイは少し動揺しながら聞いた。
「あ、あぁ。俺はディオネ・グリウンド、黒炎の滅竜魔導士だ。
よろしく!」
彼と別れそれぞれ一旦着替えることになった。
「よしOK」
セツナはそう呟いた。
ジャケットにショートパンツ、白地に紫のラインが入った
ショートブーツを身に着けていた。
- 大魔闘演武、開幕 ( No.11 )
- 日時: 2018/07/15 22:23
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
妖精の尻尾、そのアナウンスが入り先にAチームが入場する。
だがすぐに辺りからブーイングを受ける。
「なんか出オチした気持ちなんだけど…」
セツナがそう呟くと客席から少し声がする。
「ねぇ、あそこにいるのって週ソラに載ってたシアンじゃない?」
「ホントだ!シアン様よ!」
「え?え?何事?」
「あー美男美女魔導士の特集でシアンは取材されてたからな」
エルザに続けてルーシィも話す。
「あ、見た見た!妖精の結晶、シアン・ブルードって
見出しだったよ。シアンの髪って角度によっては虹色に
見えるから結晶以外にも妖精のオーロラとも呼ばれてるって」
「まぁ確かにシアンって外も中もかっこいいよね」
セツナはシアンに目を向けた。
それこそ無表情だがシュウハやラクサスから色々からかわれている。
◆
オープニングゲーム中、全員がその様子を見ながら色々話していた。
Bチームside
「シアン、モッテモテだったな」
「…そんなことはない」
「またまたぁ〜」
シュウハはそう言ってシアンをからかった。
それでも内心シアンは少し嬉しかった。
国民たちはオッドアイを見ても怖がらない、それがとても
嬉しいことだった。
- 第一試合に分かる事実 ( No.12 )
- 日時: 2018/07/16 09:24
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「ルーシィ頑張れ!」
全員が見ている中、ルーシィが一番最初に戦闘することになる。
相手は大鴉の尻尾フレアという。
「(なんか…ヤンデレに見えてきた)」
セツナはなんとなくそう思ってしまった。
『あー悪い少し聞いてくれよ』
「な、なんだシュウハか。脅かせんなよ…」
ナツは驚いた。
『いやな?マスターの声を拾ってな。大鴉の尻尾、マスターが
参加してるとかいうのを聞いてな。そっちでも気を付けといて
くれってわけだ』
「分かったこちらでも気を——ッ!?」
突然の爆発が通信を遮った。
爆発がなぜ起こったかは分からないだが…。
ルーシィが倒れている姿だけが目に映った。
◆
「大丈夫?ルーシィ」
怪我の手当てをし、ベッドで休んでいたルーシィを全員が
見に来た。
「うん大丈夫。心配してくれてありがとう」
「よーし!じゃあ決まりだ、全員でルーシィの分を倍にして
やり返す、そしたら不正を暴く」
「あ、今日の分はもう終わったっぽいよ」
セツナがそう呟いた。
「じゃあ明日だな」
全員が頷き合い宿の方へ向かった。
- 二日目開始! ( No.13 )
- 日時: 2018/07/16 10:22
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
チャリオット、残念なことにナツやシュウハは滅竜魔導士、
乗り物酔いが酷いので結構ビリ。
ビリから1つ上と2つ上だ。ビリになったのは剣咬の虎の
スティングだ。
「だ、大丈夫?ナツ」
「な、なんとかな…ってか次、セツナだろ?
早く行ってこい!」
ナツに背中を押される。エルザやグレイ、ルーシィの代わりを
しているウェンディも頑張れというような視線を向けた。
セツナもピースして会場に向かった。
セツナの相手は四つ首の番犬のバッカス。
「(確か酔いの鷹って呼ばれてたよね。ってかもう
酔っぱらってるよ…)」
「なぁこの勝負で俺が勝ったらお前、俺の相手を一晩しろ」
「はいぃ?なんだって〜?」
セツナは聞こえないふりをする。
「まぁいいや」
「あのねー私は変態の相手なんてできないから」
「それでは試合開始!」
と同時にバッカスが酒を飲む。
「じゃあ私も。ジュエルドレス・ジャスパー!」
セツナは赤地に緑色のライン、黄色のエプロンが
付いたエプロンドレス姿になっていた。両手には
二丁拳銃が握られている。
「少しエルザさんのザ・ナイトをパクっちゃったけど…
今の私はそんな酔拳みたいなのに負けはしません!」
セツナはバッカスの予想もつかない攻撃を完璧に見切り
躱していた。
「すごいな。予測不能な攻撃を見切って躱している」
その動きにはエルザも関心していた。
「チェックメイトですよ」
パンッという音と同時に発砲する。
赤と黄色の弾丸は場外ギリギリのバッカスの背中を押した。
バッカスがバランスを崩し倒れた。
「勝者、妖精の尻尾セツナ選手!あの予測不能な動きを
見切りました!」
元に姿に戻り、全員の元へ戻って来た。
「やったな!セツナ」
「うん!」
「次はシアンが出るみたいだぞ」
エルザがそう言った。
「え?どうし‥‥あ」
客席から凄い声が聞こえる。そこに混じってシアンや相手であろう
ジェニーという名前が聞こえる。