二次創作小説(紙ほか)

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Glow
日時: 2018/09/18 15:41
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

現在2018年。

その昔、一人の死神代行がいた町とはまた違う町に新たな

死神が誕生した。十朱命とあけミコトという少女である。

◇ ◆ ◇ ◆
BLEACH二次創作。
少し時間軸が違います、オリキャラばかりになると思います。

第1十刃復活 >>01-11

大事件・幻聴 >>12-17
大事件・集合体 >>18-21

解決後(最終話的な) >>22

平和が崩れるまで 尸魂界side ( No.13 )
日時: 2018/09/10 17:15
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「え?あ、相手?」
竜牙は首を傾げた。月久は強くなりたいと言い出し竜牙に
修行相手になってほしいと頼み込んできた。
「そんなの必要ないだろ月久には。それに俺、双葉に仕事任せて
ばっかりだからさ、仕事しようと思ったんだが」
「仕事なら済ませておきましたよ隊長」
桃色の髪をした女性、双葉が姿を現した。彼女はすでに
仕事を終わらせていたらしい。
「わ、悪いな双葉。任せちまって」
「気にしないでください。ほら月久隊長に頼まれてはどうです?
貴方も仕事ばかりでは体がなまるでしょう?仕事は気にせずたまには
体を動かしてください」
双葉にもそう言われ決断した。
****

「あ!竜胆隊長、こっちこっち!」
凪咲は竜胆を手招きする。そこでは月久と竜牙が竹刀を使い
試合をしていた。
「なんだぁ?喧嘩かぁ?」
「違いますよ。月久隊長の修行をしているんです」
双葉がそう説明する。竜牙のほうはまだまだ余裕そうだが月久の
ほうは少し疲れが見えている。
「なんか竜牙隊長の動きって不思議って言うか常人の技じゃない気が
するんですよね…」
「あ、それは分かるかも。時々後ろにいたことに気付かない時も
あったし」
「お前ら、要はアイツを分からない奴って言いたいのか?」
竜胆の言葉に凪咲と双葉は苦笑する。
だが竜胆も少し彼のことが気になっていた。機会があれば手合わせを
してみたいとも思っている。
月久が床に仰向けになる。
「おーい無事か?月久」
「な、何とか…無事、ですよ」

その後だった。彼らにも新たな事件のことが知らされるのは。

再会 ( No.14 )
日時: 2018/09/10 19:04
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

癖毛のミコトとは違うサラッとした長い髪の少女、人間の
根岸舞歌だ。そして唯一、ミコトが死神であることを知っている人物。
「ミコトちゃん無理はしないでね?」
「分かってるよ、大丈夫!」
舞歌はミコトの笑顔を見てホッとした。
「…?どうしたの?ミコトちゃん」
「…あのね舞歌ちゃん。気を付けてほしいことがあるの。この辺、
最近事件多いでしょ?だから夜とか一人で出歩かないようにしてね。
後、するなとは言わないけど外出も少なくね」
舞歌は頷いた。
「こ、今度はどうしたの!?」
「なんか…ヤバそう…舞歌ちゃん急いで帰って!とにかく走って!」
舞歌が走っていったのを見てミコトは振り返る。
そして口をポカーンと開けてしまう。
「えー…どういうこと?」
「ミコト、何ボーっとしてんだよ」
竜牙はミコトの隣に立ちそう言った。
「破面さん、敵になっちまったみたいだぜ。コピーまで
動き始めてな、ここの霊を守りに来た」

****
焔は護廷十三隊を集め指示をした。

—護廷十三隊に命を下す。現世に漂う霊を守れ。

突如、破面たちは現世へ進攻、一部の死神のコピーも本格的に
姿を現し始めた。

全十三隊は現世へ赴き、破面たちを退けろ。

白鳥蒼空 ( No.15 )
日時: 2018/09/10 21:18
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

竜牙は額から汗を流す。
「オイオイこの前よりも本気になってねえか?第5十刃レイディルさんよ」
竜牙の左肩は骨が外れ左腕が力無く垂れていた。
「まだやるの?次は右肩の骨を外すよ。それでも諦めないなら
全部壊すまで、だけど」
「そんな怖いこと言うなよ。それに俺は不死身なんでな。不死身は
諦めが悪いんだよ!」
雷光叫の刃を横に向ける。同時に真っ白い雲のようなモノの渦が
現れ声が聞こえた。
「飛べ、白鳥蒼空しらとりそうくう!」
「二万ボルト・鳥避雷!」
雷光叫の電気が渦から現れた刀身に流す。その刀身はレイディルに
触れ彼の体に電流を流し痺れさせる。
「俺にはこの体と優秀な副隊長がいるんでな」
白鳥蒼空の使い手、それは如月双葉だった。
「ナイスタイミング双葉」
「間に合ったならよかったわ。で、左肩は…」
竜牙はすでに立ち上がり左肩を回していた。
きっと双葉に心配させまいとしているのだろう。
「不思議な刀…でも残念、戻って来いって言われたから」
レイディルは地面から足を離し宙に浮く。
「また戦うことになるかもね…」



それはすぐ消える ( No.16 )
日時: 2018/09/11 20:48
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

ピタリと辺りは静かになる。
瀞霊廷でも一旦様子見、見つけ次第対応ということになった。
現世でもミコトはゆっくりしていた。
 ****

「あ、あの一宮隊長、少しいいですか?」
書類と向き合っていた一宮は書類から目を離し双葉へと向けた。
「あー六番隊の副隊長さん?どうしたんだ?」
「いいえその竜牙隊長の姿を見かけてなくて…何か心当たりは
ありませんか?」
「…さぁ?俺にはさっぱり、自由人だからね心配いらないよ」
一宮はそう答え双葉は戻っていく。
彼、竜牙の詳しい詳細を知っているのは一部の隊長と総隊長のみ、
本当は一宮は竜牙が現在どこにいるのか知っている。だがそれを
他言することはできない。
「改造人間、ね〜…堅苦しさもない自由な隊長がそんな絡繰りとは」

 ****

慧剣、それは智慧により生死などを切り捨てる様子を剣に例えた言葉。
慧眼、妄念を離れ真理を明らかにする智慧を眼に例えた言葉。

慧眼慧剣という斬魄刀は彼女の願いが具現化したモノといえるのだ。

何もできない自分を変えたい、色んなことができるようになりたい、

そんな願いのために生まれたもの。

再戦 ( No.17 )
日時: 2018/09/15 12:15
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

戻ろうとしたミコトだったがすぐに嫌な予感が過る。
「二度目、ですね…レイドさん…」
ミコトは警戒した。すぐ刀を抜けるように構える。
『…馬鹿力の破面だったな。オイ、ミコト捕まるなよ。後、頭を
使え』
「(頭?…)」
その言葉を頭の片隅に入れる。レイドの攻撃はほとんど接近して
殴る蹴る、もしくは斬魄刀などを使うだがミコト的に接近戦に
持ち込みたくはない。理由はミコトの体力や力では彼を倒せないから。
「さてと…私、今日はもう帰りたいんですけど早退したいんですけど」
「まぁまぁ俺と遊んで行けよ。時間までさ!」
やはりレイドは予想通り接近戦に持ち掛け一直線に駆けてくる。
慧眼慧剣を真っすぐ前に突き出す。当たったは良いが段々と
ミコトは押されていく。
「力は無いみたいだな」
「慧剣・千手千剣!」
ゆっくりと斬魄刀を振るった。幾千もの剣が一斉に放たれる。
その剣はレイドに当たる寸前にピタリと動きを止めた。
「?何だァ?失敗でもしたのか?」
レイドは辺りに目を向けるがそこにはミコトの姿が無かった。
後ろにも前にも左右にもいない。まさかと思い上を向くと
そこには刀を振り下ろそうとしているミコトがいた。
「慧剣・千手千剣・陽炎!」
ミコトの刀をレイドは受け止めながら自身の斬魄刀で動き始めた
剣を捌いていく。段々レイドは自分が押されていることに気付く。
「調子に乗るなよ!」
「え…い、嫌な予感…」
ミコトの両足首を掴み抱え込む。この体勢、テレビで見たことある人も
いるのではないだろうか。
「(これ…まさか…!!)」
ジャイアントスイングという奴だ。相手を振り回し平衡感覚を
失わせる。段々気持ち悪くなってくる。
「慧剣・幾年停車」
相手の動きを利用し何重にも円を描いていく。現れた黒い円は
レイドの周りを囲み動きを停止させた。ミコトは刀を杖代わりにして
立ち上がる。
「じゃあ…私は帰る!そういうことで!!」
瞬歩を使いすぐに離れた。レイドの動きを止めていた円を彼は
力尽くで破壊し首の骨を鳴らす。


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