二次創作小説(紙ほか)

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Glow
日時: 2018/09/18 15:41
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

現在2018年。

その昔、一人の死神代行がいた町とはまた違う町に新たな

死神が誕生した。十朱命とあけミコトという少女である。

◇ ◆ ◇ ◆
BLEACH二次創作。
少し時間軸が違います、オリキャラばかりになると思います。

第1十刃復活 >>01-11

大事件・幻聴 >>12-17
大事件・集合体 >>18-21

解決後(最終話的な) >>22

十三番隊が揃うとき ( No.3 )
日時: 2018/09/08 22:03
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

竜牙が隊長で集合が掛けられたためミコトは双葉のもとで大人しく
している。
****

そこには隊長たちが全員揃っていた。
一番隊隊長 音江理玖
二番隊〃黒見信也
三番隊〃倉野因幡
四番隊〃鏡千歳
五番隊〃神楽坂優羽
六番隊〃朽木竜牙
七番隊〃白銀ルキ
八番隊〃月見姫香
九番隊〃道影冬華
十番隊〃竜胆鈴兎
十一番隊〃一宮剣八
十二番隊〃藤原夕陽
十三番隊〃明院月久


これから重要な話し合いが行われようとした

夜の遭遇 ( No.4 )
日時: 2018/09/09 11:20
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

現・総隊長、夜咲焔という男は数少ない竜牙の過去を知る人物だ。

焔side

破面の登場、そして俺たちのコピー…厄介だな。
死神代行・十朱命、歴史にも載っていた事件に似ているな。
朽木竜牙…彼も昔の性格が消え明るく前向きになった。
実験体だった頃とは違う。彼はその実験の被験者であり
すでに身体能力も化け物染みているが彼はやっとその身体能力を
制御することができたようだ。
彼も気になるが今はミコトに興味が湧いた。
「総隊長、報告が」
「理玖、どうした」

****

現世。
家でゴロゴロしているミコトはぼんやり自室の天井を見上げていた。
死神たちとも仲良くなり、あることを教えられた。
破面という存在のことだ。中でも十刃のメンバーは戦闘力が
とても高いという。

夜になりミコトは黒の死覇装を身に着け外に出た。
「ミコト?お前、休んでいいんだぞ今日ぐらい」
竜牙はミコトを見るなりそう言った。
「ありがとう竜牙さん、でも大丈夫です!それに破面がこの辺りに
よく表れてるんでしょ?私はここを護りたいから」
「…そっか。じゃあもう俺は口出しできねえな!」
手を腰に当て彼は笑った。
どうやら彼の他にも尸魂界から死神が来るらしい。

「…どうやら奴さんがきたみたいだぜ」
「へ?何処?何処?」
竜牙は斬魄刀を抜いた。
「俺もこれから手一杯になるからな。後は勘でどうにかしろ」
「あ、ちょっと!!テキトーすぎるよ!!」
ミコトの言葉に耳を貸さず何処かへ消えてしまう。
彼を追うのは諦め言われた通り直感で刀を振るった。何かに斬魄刀
「慧眼慧剣」の刃を掴まれた。それも素手で掴んでいたのだ。
その男の右側の脇腹には孔があり、右目の部分には仮面がある。
それは正しく破面の特徴そっくりだった。
男は十刃の一人、第10十刃レイド・グラディアという。

余裕を崩すために ( No.5 )
日時: 2018/09/09 11:54
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「うへぇ、素手で刀を掴むって…」
「このぐらいじゃ俺を斬ることはできないぜ?死神」
レイドはミコトを見据え笑った。
なったばかり戦闘経験も少ないミコトが勝つのは難しいだろう。
「そらよ!」
レイドは刀を掴んだままミコトを投げ飛ばした。ミコトの体は
空に留まり彼女は息を吐いた。
気を抜いたら負ける、少しも気を抜けない。余裕もないに
等しい。
「真理を明かせ、慧眼慧剣!」
刀の刀身が黒から白色に変わった。色が変わっただけに感じるが
使い手であるミコトの霊力がさっきより高くなった。
「霊力は上がったみたいだな。でも戦闘慣れもしてねえみたいだな?
それに本来はただの人間だろう?それも女と来れば脆い体だろうな」
ほとんど言い当てた。戦闘なんて経験少ないし、死神の姿は
してるが人間、もとよりミコトは運動が嫌いで体力も
少ない方だ。十刃であるレイドならミコトを殺すことなんて
容易いことだろう。
「まぁそりゃあ私だって戦いなんて嫌ですよ。動き鈍いし
運動もできないし、体力はないし、勉強もほとんどできないし、
足引っ張ってばかりだし…でも私はここを退くことはできない、
この戦いから逃げることもできない、そんなことする気は
ありません」
刀の切っ先をレイドのほうに向けた。
「…へぇ。こう見えて俺は寛容なんだ、だから利き手だけで
相手してやるよ」
右腕だけ構え左腕の力を抜いた。ミコトへのハンデ、ハンデを
やれるだけの余裕があるということだ。
「ならその余裕、私が崩します!」
ミコトはレイドに斬りかかった。

第5十刃 ( No.6 )
日時: 2018/09/09 12:42
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「…俺より先に襲い掛かってくるとはな」
竜牙は斬魄刀「雷光叫」で黒髪の破面、第5十刃レイディルの
蹴りを防いだ。
「邪魔…しないでくれるかな…?」
「邪魔ねぇ、こっちは仕事があるんだが…その言葉そっくりそのまま
返させてもらうぜ?雲貫け、雷光叫!!」
刀身が短くなり赤い不思議な文字が浮かび上がり白い電気が流れる。
短剣という奴だ。
「アンタも近接戦闘?」
「まぁな。普通の刀は得意じゃねえんだよ」
二人が同時に動いた。レイディルの拳と竜牙の短剣が交差する。
ダメージが大きいのは竜牙だった。左腕、肘より上の部分に
拳が辺り左腕は動かせなくなった。レイディルのほうは無傷だ。
「…もうそっちの腕は動かせないだろ?俺、外傷受けるの嫌だし」
「…まぁしばらくは動かせないな。にしても見かけによらず
頑丈なんだな、お前」
溜息交じりにそう言って少し笑った。
「俺の斬魄刀は電気を操れるんだ、避雷針みたいな奴でな。
外傷が無くても刃を当てれば電気を流すこともできるってワケだ」
レイディルが目を見開いた。
「ま、さか‥‥!」
「一万ボルト・内部感電」
レイディルが悲鳴を上げる。がくん、と膝を落とし咳き込む。
すぐに立ち上がり竜牙の額に狙いを定め拳を突き出す。
額と拳の間に竜牙の左掌が現れ拳を掴まれる。動かせないはずの
左腕を何故動かせるのか、そこに疑問を抱いた。
「縛道の六十三・鎖条鎖縛」
太い鎖が蛇のようにレイディルに巻き付いた。
「この程度」
レイディルは両腕に力を入れ鎖を千切った。
「教えろ、何故左腕が戻っている?完璧に折ったはず、粉々に
したはずなのに」
「そうだなぁ確かに粉砕されてたが残念なことに俺は化け物なんでな。
骨折程度で弱くはならねえよ」

破面の事情 ( No.7 )
日時: 2018/09/09 16:10
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「あ…もう時間かよ」
レイドはふと力を抜いた。ミコトも力を抜き息を吐いた。
その場にしゃがみ込み息を整えた。ここまで動けたことが
奇跡だ。斬魄刀を納刀し死覇装が消え、私服姿に戻った。
「…楽しませてもらったぜ、そして興味も沸いたしな」
レイドはミコトに背を向け、消えた。
****

虚夜宮。
「随分と遅い帰りじゃねえかレイド」
左胸部に孔がある男がレイドにそう声をかけた。
第6十刃、ソロ・ミュターズ、彼とレイドはかなり長い付き合いだ。
「楽しんでたら遅くなったんだ」
「へぇ…そういえばレイディルもなんか悔しそうな顔をして
帰って来たな。しかもフラッフラだったし…」
「アイツが?」
第5十刃レイディル、細い体格だがかなり頑丈な体をしている。
並の攻撃では傷一つ付けることはできないだろう。
「…珍しいこともあるものだな」

「あれ?レイド、帰ってきてたんだね」
白い和服のような死覇装を着た少年が声をかけてきた。
第2十刃ヨハル、少年姿をしているが第2位になるほどの実力者だ。
「ラードル様の様子はどうなんだ?」
ラードル、第1十刃の男でここの破面を束ねていた男だ。
彼は今、昏睡状態にある。
「ダメだね。起きる気配がないよ」
「…そう、か」
彼ら破面が死神と戦う理由、それはラードルを救うためである。
彼を救うには死神を殺せば良いのではないか、そんな答えに
辿り着いていたのだ。
「死神、代行…」
「レイド?」
「十朱命、死神代行の少女だったね」
レイディルはやってくるなり口を挟んだ。
「少し気になるんだよなぁ…」


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