二次創作小説(紙ほか)

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白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル−
日時: 2019/03/26 12:12
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

新たにリゲルと言う少女を仲間に加わった飛行島。
仲間はどんどん増えていく。

飛行島の花見 >>01-04
天使と悪魔 >>05-09
リゲルの前世を知る悪魔 >>10
アレス三兄弟 >>11-14
茶熊学園、第四期生 >>15-24

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.25 )
日時: 2019/03/28 15:45
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

ダンテ「セプテム?」
フィーネ「あぁ、今回はルーンドライバーではなくリゲルのルーンリングが反応している。
つまりセプテムにはルーンリングに関連した、リゲルに天地の守護者に関連した物事が
あると考えてくれて構わない」
ハーティ「フィーネさんってリゲル様に詳しいですよね…」
フィーネ「割と最近気付いたがどうやら俺もリゲルと同じように転生したらしい。転生する前
前世のリゲルに仕えていた唯一の人間の騎士だった…さてと来たみたいだな」
黒髪の青年が申し訳なさそうにやってきた。
イルマ「えっとイルマです…リフルさんは来てないんですけど」
アイリス「リフル?」
フィーネ「大罪公、その一人で傲慢公の異名を持つ。奴らは寿命を持たず、数万年前から
ずっと存在している。その大罪公が唯一逆らえない人物が美徳のルーンリングを持つ守護者
リゲルだ」
コジロー「唯一?じゃあ俺たちはどうなるよ」
フィーネ「俺たちにも悪事を働いたりはしないだろう。リゲルにとって大切な存在、その
存在に手を出すことは守護者であるリゲルに歯向かうも同然だからな」
イルマ「詳しい人がいるならいいか…案内に来たんですけど」

セプテムにある大きな宮殿には七人が揃っていた。
色欲公ノルド・ノルンは彼らを守護者の代わりにまとめていた。
ノルド「行っても良かったじゃないかレフル、折角僕たちが仕える王様に再会できたのに」
クロウ「恥ずかしいのかぁ?」
嫉妬公クロウ・クラウディは茶化すように言う。
レフル「うるさい!いいだろ別に…」
傲慢公レフル・レブルはそっぽを向く。
シューカ「まさかまだこのリングが残ってるとはな」
怠惰公シューカ・シューファスは鼻で笑う。
メイガス「あー…うるせぇ!!!!」
憤怒公メイガス・メーザが机を叩いた。彼の視線の先にはスナック菓子を食べる暴食公
エレン・エレインがいた。
アンリ「お前のほうがうるせえよメイガス」
強欲公アンリ・アージスは耳を塞いだ。その様子を見て大丈夫かとノルドは溜息を吐いた。

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.26 )
日時: 2019/03/28 16:29
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

セプテムに到着した。
グローザ「へぇここがセプテムね。なんだか人がいないような気がするけど」
イルマ「いいえ、ここは限られた人しか入れませんので…それにここは大罪公の七名が
長い間、守護されてきた場所です」
レオ「じゃあ白と黒の国があったときから?」
イルマ「はい。それとリゲル様には救恤のリングを回収してほしいのです。僕にも大罪公にも
リングに触れることは出来ませんから」
グローザ「闇の力では傷一つ負わない、光の力で傷を負うけどすぐに傷は塞がる、ってのは
聞いたことあるわ」
フィーネ「彼らは元々黒の国の民だが王よりも力を持ち過ぎた。彼らが唯一弱点とするのは
七つの美徳の力を持つルーンリングのみ」
エレサール「僕たちが何もされずにいるためにはリゲルの近くにいること、かな」
イルマ「…到着しましたよ。ここが大罪公の住居です」
メイガス「随分と連れてきやがったな守護者さんよぉ」
屋根の上から飛び降りてきた栗色の髪の男メイガスはリゲルたちを睨む。
メイガス「ハッ、守護者さんに光の王、んで闇の王子様か、オイそこの二人ィ!」
アイリス「私とレオ?」
メイガス「お前らのせいで俺たちの王は転生しちまった、次またソイツを道連れにしたら
その心臓、握りつぶすからな!」
コジロー「随分と物騒なお出迎えだなぁ」
困惑してると扉が音を立て開いた。
ノルド「メイガス、無関係の人は巻き込むなと教えられていただろう。約束を破るのか?
申し訳ないねお客さん、メイガスは主人つまりリゲル以外にはいつもこんな感じなんです。
さぁ中にどうぞ」
ノルドに言われ一行は中に進んだ。

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.27 )
日時: 2019/03/28 16:54
名前: 枢 (ID: s00TEuml)

ノルド「またこうやって再会できて光栄です守護者様。転生しても根は何も変わらず
優しい方のままの貴方に再会できて…」
リュート「リゲルって慕われてたんだぁ」
ノルド「慕われてた、ではなく慕われている、今も昔も守護者様リゲル様への忠誠は
ありますから」
アンリ「何だなんだァ?てっきり守護者様だけだと思ったが光の王に闇の王子もいるなぁ」
ノルド「彼女のご友人様です。あまり迷惑を掛けないでくださいよ」
アンリ「はいはい分かったよ。大変だったんだぜぇリゲル様、アンタがいない間は全部
ノルドが仕切ってさ、なぁまた俺たちとここでずっと暮らそうぜ?」
リゲル「それはダメ。私は昔とは違うから、それに冒険家ですからね!」
アンリは仕方ないと諦めた。

ノルド「さてとここの部屋は自由に使ってくれて構いません。すみません一つしか部屋は
準備できませんでしたけど」
アイリス「いいえこんな大きな部屋、ありがとうございます」
キャトラ「す、すごいわ!!こんな大きい部屋で泊まれるなんて〜!!」
様子を見てノルドは微笑んだ。そしてリゲルを呼んだ。連れてこられたのは地下だ。
酷い悲鳴が聞こえる。
ノルド「クロウの拷問ですね。嫌でしたら耳を塞いでいることをお勧めしますよ」
リゲル「あ、あはは、じゃあそうさせてもらうね」
地下牢、何かがビクビクと動いているのがかすかに見えた。
ノルド「クロウ一旦拷問を中止してください。地下部屋へ行きますから」
ようやく悲鳴が聞こえなくなった。
ノルド「足元に気を付けてくださいね」
リゲル「うん、ありがとう」
下に下っていくと石板にはまった緑のルーンリングが光を放っていた。

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.28 )
日時: 2020/05/09 13:21
名前: まつりちゃん (ID: FRnJyOeS)

初めまして
かなり前に更新された小説ですが、面白かったです

Re: 白猫プロジェクト−美徳の少女リゲル− ( No.29 )
日時: 2020/05/15 19:03
名前: 成瀬理工 (ID: FRnJyOeS)

白猫プロジェクトは、アニメもいいですが
この小説も最高です


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