二次創作小説(紙ほか)

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鬼滅の刃*原初、天地の呼吸(リメイク)
日時: 2020/03/26 21:04
名前: 日の入り時子 (ID: xs5T8t9X)


すみません作り直します。

弥勒寺夜霧
鬼殺隊入隊時は16歳の少女。予知にも等しい直感を持つ。女子としては身長は高く167㎝で
手足が長いため他人から変な目で見られることもあるらしい。その体は剣術には向いているらしく
そこに目を付けたのだろう。同期の炭治郎たちの姉的存在でまとめ役を買っている。

天気鬼(命名、白夜)
天気を操る鬼。鬼憮辻無惨と同等の力を持つと思われる鬼。死にかけていたところを夜霧が
住む村の人間に助けられそのまま村で医者兼用心棒となった。天地の呼吸を編み出し夜霧に
教えた。

<天地の呼吸>
鬼である白夜が作り出した。本来は彼が自殺するために作った剣術。今まで見てきた全ての
呼吸の技を含んだ呼吸法。

Re: 鬼滅の刃*原初、天地の呼吸(リメイク) ( No.1 )
日時: 2020/03/26 21:17
名前: 日の入り時子 (ID: xs5T8t9X)


「おっしゃ、どうだ?楽になっただろう?薬は苦いがこれさえ飲んでゆっくりしてれば

治る…なんだぁ?泣いてんのかぁ?」

「な、泣いてないもん!」

少年が叫んだ。我慢しても薬の苦さは嫌らしい。

「ほれ頑張れよ。男の子だろ?薬で泣いてちゃあ強くなれねーぞ」

天気鬼は少年の肩をポンポンと叩いた。少年は意を決して薬を飲みほした。

少年が帰った後、入れ違いで一人の少女が嬉しそうにやってきた。

「天気鬼さん!!やったよ、合格だよ!!!鬼殺隊士になれるよ!!!」

「おぉ!やったな夜霧」

「夜霧ちゃんが鬼退治に!?」「なんだってぇ!!?」「合格だとよ!!宴だ!!」

「ち、ちょっと皆!!!そんな時間、私無いんだってばぁ!」

夜霧が叫ぶと村人たちが笑った。彼らから羽織を受け取る。淡い水色を基調に袖や裾口に

桜が散りばめられている。

「気にせず行って来いよ。ここは大丈夫だろ、鬼殺隊の拠点からも近いし俺の血と藤の花に囲まれ

日当たりが良い…頑張れよ」

夜霧は頷き歩いていく。

Re: 鬼滅の刃*原初、天地の呼吸(リメイク) ( No.2 )
日時: 2020/03/26 22:01
名前: 日の入り時子 (ID: xs5T8t9X)


出ようとしたその時に錫杖をついて歩いてくる人物がいた。肩に何かを担ぎ顔を般若の面で

覆っている。銀髪を揺らし歩いてくる姿はまだまだ若そうだ。

「いたいた、お前かい?弥勒寺ちゃんって嬢ちゃんは。俺ぁ鐡治てつじ、まだペーペーの

刀匠さね」

鐡治は肩の荷を下ろす。そして布を外し鞘に納まった刀を手渡す。

「これが俺の最高傑作の一つだ。存分に使ってくれ」

白夜は鐡治を見る。鬼の姿を完全に隠し人間に擬態しているが鐡治もまた彼を見る。

微かに匂いを嗅ぐ音がした。

「(鬼…上弦どころじゃないな…)」

鐡治は考える。

「さぁ、抜いてごらん。日輪刀は使用者によって色が変わるんだ…随分と良いねぇ。経験を

積めば嬢ちゃんは柱になれるだろう。その耳飾りも素敵だねぇ誰かさんとお揃いかな、なんてな」

茶化す鐡治を全員が笑った。だがすぐ静かになり夜霧はゆっくり刀を抜いた。色は変わらないが

縦に一本、キラキラと薄い七色に輝く光が現れた。

「見たこと無いな。やっぱり呼吸が違うと刀も変わるのかね。どれ、見せてみろ。何かあるかも

知れねぇ。広いところぐらいあるだろ、技を一つ見せろ…そうだなぁ、炎の技を見せろ」

困って夜霧は白夜に目を向ける。彼もやれと言っている目をしている。開けた場所で静かに剣を

構える。

—天地の呼吸、弐ノ型「不死炎々」

一回転するような脚運び。剣は歪みの無い美しい円を描く。その剣は赤色に変わっていた。赤い炎の

斬撃が辺りの空気を揺らす。

「やっぱりか。お前さんの技は幾つもの呼吸法が混じっている。だからその呼吸法に合わせて色が

変わる。俺ぁ帰るが覚えておくと良い。お前はまだまだ強くなれる、その手数の多さがあれば

臨機応変に動ける。それが天地の呼吸の強みの一つだ」

Re: 鬼滅の刃*原初、天地の呼吸(リメイク) ( No.3 )
日時: 2020/03/27 14:00
名前: 日の入り時子 (ID: xs5T8t9X)


那田蜘蛛山の鬼たちを討伐するために夜霧、炭治郎、善逸、伊之助、四人はまとまって山に

入った。家族を作って生活する鬼たち。その中には十二鬼月が紛れているらしい。そのため

この戦いには柱も参加している。夜霧は炭治郎たちと別行動している。大きな音が聞こえ夜霧は

向かう。そこには大きな鬼と倒れている伊之助がいた。

「伊之助!?」

「馬鹿、ヤロウ…!後ろだ!」

—天地の呼吸、壱ノ型「水蓮」

左足を軸に右足は地面に付け刀は平行に回転することで水の竜巻を起こし連撃。鬼の表面に

掠り傷だが幾つか刻んで見せた。父蜘蛛はすぐに再生する。頑丈な体を持つ鬼に夜霧は手数で

攻める。

—天地の呼吸、参ノ型「波颪」

大きな拳を躱し低姿勢のまま刀を上に切り上げる。父蜘蛛の上半身まで斬撃は届かない。父蜘蛛は

笑った。こんな斬撃で倒れるもんか、と。

「波颪、水面に吹き波を立たせる風の事だよ!」

目には見えない斬撃が辺りの大気を集め大きくなっていた。だから上半身どころか顔ごと

切り裂く。父蜘蛛の蹴りが放たれた。避けたつもりが掠り夜霧の体が吹き飛ぶ。痛みを堪え

彼女は手を止めない。

—天地の呼吸、弐ノ型・廻「百花炎々」

彼女の戦う姿を遅れてやってきた二人の存在が見ていた。


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