二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ドラえもん+オリジナル (あらすじ)
- 日時: 2022/05/16 19:55
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
それは、ずっと待っていた。
ある物の体の中で。
そして、時々話しかけて、酷いいじめにあった時は、ジャイアンとスネ夫はニュース沙汰になるほどの大けがを負わされ、その者との会話が、のび太は唯一の楽しみとなり、何時の間にやら、唯一の友達になっていったのだ。
それが、どんな目的で、のび太の中に潜んでいたかもしれずに、ドンドン育って行き、ついに、目覚めの時が来たのだった。
そう。彼が怒りと憎しみと疑問に満ちた時、ついにそれは外に出る事ができ、そのお礼として、のび太にある力を与え、その為の魔方陣を描くように言うと、彼は必死に書いて行く。
そして、ついに完成し、それはのび太にどんなパワーが与えられるのだろうか?
>>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15 >>16 >>17 >>18 >>19 >>20 >>21 >>22 >>23 >>24 >>25
- キャラクター紹介 ( No.1 )
- 日時: 2022/05/08 10:39
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
設定
(ドラえもん)
野比のび太
全校一斉テストでオール0点を取ってしまい、精神科に通わされ、挙句親に殺され掛かった所を、ある闇の者に救われ、悲しみを憎しみに変えて、全ての者達に対して、復讐を決意し、成績の良かった者を全ての者を殺そうとした。
野比玉子(旧姓片岡)
のび太の全国一斉模試でオール0点の事を知り、のび太を殺そうとしたあげく、夫であるのび助から130万の慰謝料を請求した。
更にその金で顔と名前を変えて風俗業で働き、媚を売って、男に気に入られようとしていた。
そして、とある大会社で凄くイケメンの男に、
「妻になってくれないか? ママがいなくなって寂しがっている息子がいる」
と言うのを聞いて、母になろうとした時……
野比のび助
玉子の夫であったが、のび太の全国一斉模試の0点の事で裁判にかけられ、130万という巨額な慰謝料を請求され、裁判で、
自分の血を引いているのなら、絵が描けるはずなのに、幼稚園児の落書きしか描けない失敗作を作ったのは誰だ!?と凄まじい火花を散らし、とうとう裁判長を怒らせ、
別の所で、のび太はカウンセリングを受け、どっちに行きたいか聞かれると、どちらもイヤだと裁判所を飛び出し、もう死しか見えていなかったおり、闇の空間にさらわれてしまう。
ドラえもん
22世紀から来た、のび太の教育係であり、なんとか勉強させようとするが、全く何をやってもダメな為、何か良い物が無いかと探していて、帰るのが遅れてしまい、今回の事件を知る事になった。
源しずか
成績優秀で、未来の世界では、のび太のお嫁さんになるはずが、本人は出木杉と良い感じになっており、よく一緒にいる事が多かったのをのび太に見られてしまい、のび太はいつしかしずかをも憎む様になってしまった。
骨川スネ夫
SNS等のパソコン関係に強く、のび太の全国一斉模試オール0点の情報を開示し、その理由問われると、
「本人が恥ずかしい思いをすれば、少しは勉強に気が向く事でしょ~」
と、おべっかばっかり言いまくり、のび太に殺されそうになる夢が、現実の物になろうとしていたが、本人はなんでそうなったか、全然反省しておらず、他のクラスメイトの事まで隠していた最悪な奴!
剛田武(ジャイアン)
町中で一番の嫌われ者で、人のゲームやオモチャや漫画などを取り上げて、返さず、スネ夫のに至ってはその場で壊されてしまった事もあった。本人は自分が歌手だと思っており、よく皆が嫌がるのを承知でリサイタルを開き、皆は大迷惑しており、
「いっそ死んじゃえば良いよ!」
とさえ思っている為、本当に殺されそうになる。
(オリジナルキャラクタ―)
海老原美穂(えびはらみほ)小5(茶色のロングを後ろで三つ編みにしており、黒い目を持っている体の方は太ってないのに、いつも体重を気にしてる。明るい性格で、パソコン部の副部長。
(東京都内の小学5年生で、全国一斉テストでは、常に上位をキープしている
そして、パソコンの中で、のび太の事を知ったが、そのせいで、事件に巻き込まれてしまう。(武道具)
安永音光(やすねえ)小5(オレンジ色の紙をツインテールにしており、緑色の目を持つ。こちらはスタイル抜群で、写真集に載った事も数回あった。が、本人は名前はペンネームの方で、キラリちゃんという名前で芸能人デビューを目指しているワケではないが、周りは彼女を小学芸能人と呼んでからかい、なんと彼女の情報までスネ夫のSNSに保存されていた事から、事件に巻き込まれてしまった(剣)
有城豊(ありしろゆたか)(男)髪の毛をきちっとした感じにして、新聞社に勤めており、のび太の成績と学校の事を書こうとしたおり、スネ夫のSNSを見つけて、すぐさま個人情報を暴露している事を、新聞に取り上げ、スネ夫の事を調べていくうちに、色々な情報が手に入り、スネ夫のSNSは違法だからすぐに消した方が良いというが…… (杖)
蔵井理沙(くらいりさ)小5 今回の一斉テストではかなり上のランクではある者のの、体が弱くすぐに心臓の発作を起こしてしまい、学校で勉強出来ない部分は、親が手を貸してくれて、なんとかなってはいるものの、これもスネ夫のネタにされてしまった。(魔導書)
大魔王(ジャガルタ・スティ)数年前にとあるファンタジーの世界に封印されていたが、のび太のマイナスのエネルギーで、現実世界に呼び寄せてしまい、大騒動を巻き起こし、魔王は、呼んでくれたお礼にと、のび太は姿を大人にし、魔法力をプレゼントした。
エス・バラード
憎しみの種が発芽し、のび太の中で眠っており、今回の騒ぎで復活を遂げ、のび太に暗黒のパワーと名と肉体を与えた。
エインガーヘイトレイド(怒りと憎しみ)のび太が自分から名乗った名前で、全ての者に対しての憎しみを小学生に植え付け、希望を持たないようにし、自分のマイナスエネルギーに変えていた。
- (プロローグ 恐怖の序章) ( No.2 )
- 日時: 2022/09/16 13:41
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
それはとある雨の日だった。
その日は、全ての小学校で行われていた、全国一斉学力テストが行われていた。
皆は必死になって問題を解いていく
でも、その中で、困っている生徒がいた。
彼の名は野比のび太。
いつもテストで0点ばかり取っている、この学校でも、一番出来の悪い生徒だった。
しかも親に言われた。
今度酷い点数を取れば、命はない物だと思えと脅されたのだ。
だが、彼はその恐怖と難しい問題とが重なり、もう恐怖でどうして良いか分からなかった。
そして、ついに終わりのチャイムが鳴ってしまった。
のび太は涙でいっぱいになりながら、教室から飛び出し、屋上へ出ると、
「あああああああああああああ」
と大声で泣きだした。
それを見たしずかは、すぐにのび太の後を追おうとしたが、友達が止める。
「ちょっとしずかちゃん! もうあんな子に近づいちゃダメよ! 誤解されるし、気持ちよくないでしょ? 言ってたじゃない。宿題の答えを聞きに来られて迷惑だったって。ね? もうあんな子とは、スッパリ絶交って言いなさい。それがあの子の為になるのよ。いつまでもお友達ごっこをしてちゃだめ! もうあの子の事は忘れなさい」
「でも……」
「あなたの優しさは、逆に彼をダメにしているのよ? それでも良いの?」
「そ、それは……」
「ほら! 私達も行ってあげるから、一緒に行って話しましょう」
「話すって何を?」
と言う前に友達はしずかを押して引っ張り、のび太のいる屋上へやって来ると、雨はやんでおり、良い天気になっていた。
「えっと、のび太さんは……あら? 何してるのかしら? あんな所で」
と、友達が近づくと、それは大きな魔方陣を書いていた。しかも、その上空には、黒いマントを着た、不気味な何かがいた。
「そうだ。野比のび太よ。この世の全てを破壊し、おのれの理想郷を築きあげるのだ。成績とやらはその世界に必要ないのだ!」
「そうだ! 僕に、友達なんていない。いるとすれば、それはうわべだけの友達! 本当の友達なんていないんだ。もしもいたら、誰だっていうんだ!? しずかちゃんも所詮僕を、可哀そうだから仕方なく付き合っていただけだったんだ! もう誰も信じない。この世の全てを、ファンタジーの世界に変えてやるんだ!」
と、言ったその時、ついに魔法陣が完成した。
「出来た!」
「フフフフフよくできた。後はお前に新たなる名と、力、肉体をやろう」
そして、のび太は全てを憎み、叫んだ!」
「皆、皆! 全て! 消えてなくなれ――――――――!!!」
と叫んだ途端、のび太の体が黒い霧でおおわれ、のび太の中にある憎しみのパワーが増大し、姿が子供の体から、大人の体になり、
髪の毛も伸びて、皆とは、全く違う人間になってしまった。
そして、降り立つと、黒紫の服装に、黒いマントを付け、その顔は憎しみに満ちた目を持ち、長い髪を持っていた。
これが、長きにわたる戦いになる事に、誰も気付いていなかった。
- (第1章 闇の者誕生と、暴かれてスネ夫のいじめの計画!) ( No.3 )
- 日時: 2022/05/08 12:14
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
隠れて見ていた皆はビックリだった。
「う、うそ。どうなてってるの!?」
「てか、これじゃあ出ていけないわ」
と、女の子達が困っていると、しずかは勇気を振り絞って飛び出して言った。
「のび太さん! お願い。こんな事はもうやめて! これはドラちゃんの道具じゃないんでしょ? それにその体はどうしたの? 何が有ったかキチンと説明して!」
「ほう。まさか、憎しみの対象者本体がここに来るとはな。消えろ!」
と、しずかは思いっきり吹っ飛ばされ、反対側の金網にぶつかって止まった。
「ちょ、ちょっとあれ、ヤバくない?」
「と、とにかくこの事を先生に知らせなきゃ!」
と、入口に行こうとすると、なんとそれが開かなくなっていた。
「ちょ、ちょっと何よコレ! 開かない! というかノブが動かないわ!」
「なんですって!?」
と言っていると、すぐ側に彼がいた。
「ほ~命知らずがまだいたか」
「ちょちょ、ちょっと! わ、私達は、たたのび太君に、これ以上付きまとわないでって 言わせようとしただけよ。屋上にいるからって」
「あ、アンタのび太なんでしょ!?」
「フッ! 愚かしい。僕はたった今、新たなる名を手にした。もう、のび太という名で呼ぶな!! 今回は見逃してやるが、次にのび太と言ったら、本気で行くぞ! 良いな!?」
「は、はい!」
と、2人は転がる様に逃げて行った。
しずかを置いて……
そして、しずかは完全に気を失っており、彼は、しずかに対する憎しみを募らせていた。
「よくも今までないがしろにして来たな。僕の事を仕方なく見ていたな。そのお前のボランティア精神を、この場で消し去ってやる!」
と、彼の手に、真っ黒な暗黒エネルギーの詰まった剣で、しずかを刺そうとしたその時、
「やめろ! しずかちゃんは関係ないし、よく遊んでいたじゃないか! なんでそのしずかちゃんまで殺そうとするんだ!?」
と言ったのは、なんと出木杉だった。
「フン! お前には関係……」
「あるよ! のび太君の事で、よく相談してたもん! のび太君は成績では誰よりも低いけど、優しさだけは誰にも負けないって言ったはずだ。君にもまだ、その心が残っているはずだよ! 思い出すんだ! 優しさは弱さでも捨てるべき物でもない。逆なんだ!! お願いだよ! 元に戻って……」
「ゴチャゴチャウルサイ!!」
と、彼は出木杉を吹っ飛ばした。
「優しさは弱さじゃないだと? 優しさと言う感情など、今の僕には要らない物だ。優しさが何になる? 幾度良い事しても誰も褒めてくれない。そればかりかいじめの的にされてきた! もう優しさなど、僕……いや、俺には関係ない! うおおおおおおおおおお!!!」
と、彼はマイナスパワーを空に向かって放つと、かなり大事となり、学校にいた皆が逃げようとしていた。
だが、門は固く閉ざされ、逃げる事をできなくされた。
「フフフフフフフフ。逃がさない。お前達等、赦す事は、出来ない!!」
と彼は黒い稲妻で皆を苦しめ、傷つける」
そして、しずかの方は、ようやく目を開けるが、ダメージが酷すぎて、動けなかった。
「助けて……誰か……ドラちゃん……」
と、彼女がふと下を見ると、今度は全く関係のない生徒達が倒れていた。
「まさか、またのび太さんが? どうして? あんなに優しいのび太さんが、どうしてこんな事を?」
と、思っていると、ジャイアンとスネ夫が来た。
「しずかちゃん。大丈夫?」
「スネ夫さん。どうしてここへ?」
「のび太が下で集中してるから、今なら助けられるんじゃと思って来てみたんだ。さあ、ここを出て、警察を呼ぼう。ね」
と、スネ夫はしずかを助け、ジャイアンは出木杉を助けるが、頭から血を流していたので、親に持たされたスマホで救急車を呼んだ。
そして、彼はのび太の名を完全に捨て去り、新たな名を名乗る事にした。エインガーヘイトレイド(怒りと憎しみ)という意味で、この名前にしたのだ。
今の彼には、もう、以前の様な優しさは欠片もなく、全ての物を破壊する事しか考えておらず、全ての小学校に自分の憎しみをぶちまけ、全ての生徒の、その心だけで操れる様にしたのだ。
政府もようやく重い腰をあげ、その者に対して、攻撃の決定が下された。
そんな時、来ていたジャイアン、スネ夫、しずかの3人は手当を受けて、官邸に招かれ、一体どういう事なのか聞く事にした。
だが、しずかは言わなかった。
と言うより、言えなかった。
まさか自分達の行いのせいで、のび太があんな風になってしまったのだが認めたくなかった。
「では、まず、そちらのジャイアンから聞くが、君はよく、彼をいじめていたそうだね。無事だった少年達から聞いたよ。その他色々と聞いてるが、今はのび太というその少年に対して聞きたい」
「だ、だってのび太が悪いんだ! スポーツ勉強が全てがダメで、いっつも野球はあいつのせいで負けっ放しで、ホントに迷惑していました。あんな奴、とっと消えれば良いのにと、皆思ってますよ。ほかの子に聞いてくれればすぐにわかりますよ!」
「そうそう。勉強スポーツ芸術関係全てダメで褒められる事など1つも……」
「ヤメテ! もうやめてよ!! あの子をあんなにしたのは、私達なのよ! だから、私達がちゃんとすれば、きっと彼は元に戻るわ! でも、彼はまるで、何かに操られています。それだけは確かです! お願いです! 酷い事はしないでください!」
と必死に訴えるが、既に遅すぎた。
もう、彼に対しては攻撃命令が下りており、裁判まで 開かれる等して、酷い事になっていた。そして、都内にある小学校でも同等の事件が起き、全ての生徒が攻撃を受け、ドンドンマイナスパワーが増していくたびに、暗黒のパワーが強くなっていく
そんなおり、1人の学者が言った。
「あの子供を元に戻すには、こことは違うもう1つの世界。すなわち、幻想世界へ入り、彼等の知恵を借りるしかないのだが、奴等は警戒心が強い。はたいてOKをだしてくれるかどうかじゃが……」
「どうにかして、ゲートを開ける事は出来ないんですか?」
と、しずかが必死になって学者に聞くが、彼が考えていると、
「た、大変です。野比夫妻が裁判に!」
「なんですって!?」
「こちら回せ」
と、その映像では、野比夫妻の離婚をめぐる裁判で、やはり、今回のテストの点数の悪さが焦点となり、どっちもが怒鳴り合い、どちらも引き取るのはいやだ! 施設に入れると金がかかるなどと言い出し、はて、どちらの子でもないとまで言い出した。
このあまりにも勝手な言葉ばかりに、裁判長が、怒鳴った。
「いい加減にしろ!! その子の事を考えた事が有りますか? 絵を教えるとか勉強を見てあげるとかしましたか?」
と、裁判長が言うと、2人はやはり、
「冗談じゃないわ! 学校の勉強は自分で進んでする物でしょ? なんで家の事で忙しいのに、勉強まで見なくちゃいけないんですか!?」
「こっちも会社が忙しいんだ!」
すると、玉子はそこへ突っ込んできた。
「休みの日に、ゴルフばっかり行ってるのは誰よ! アンタじゃない! 勉強も教えない絵も教えない! こんな奴とはもう関わり会いたく有りませんわ! フン!」
こっちでってあんなゴミクズ! 育てる気はないな! フン」
と、言われ、のび太は行方不明となっていたのに対し2人は、
「あ~らそうなの~あ~良かった~そのまま本当に死んでくれればいいのよ~……」
というあまりの言いように市長がテレビを消した。
つまり、2人のどちらからも愛されず、歪んだまま成長して来た事が明るみになり、結局のび太はいない事で、失踪事件として捜査する事になり、2人は、あまりの言い様に、裁判長は怒るが、玉子は納得せず、結局のび助が130万円の慰謝料を払う事で、ようやく玉子はニヤリと笑った。
そして、裁判所を出ると、玉子は鞄を振り回し、のび助も鞄を振り回してマスコミを叩いたりして、逃げ、結局この事件はうやむやになって終わってしまっていた。
「酷い……これじゃ、のび太さんがあんなになってもおかしくないわ……本当になんにも知らなかったなんで、そんな家庭だったなんて全然知らなかった。だからドラちゃんの力が必要だったのよ。あの時、何故勉強しないといけないのかとかにちゃんと親が見てくれていれば、のび太さんもちゃんとなったはずなのに、酷いわ!」
と、しずかが怒っているが、スネ夫は、
「でもさ~本当にそれだけなのかな~。まず、スポーツまるでダメ勉強もダメで、本当にあいつって存在価値って有ったかな~」
「そうだよな~あいつが、入れて入れてっていうからチームに入れてやったのに、あいつが来てから巻きまくりだぜ」
「そうそう。SNSでも叩かれてたもんな~のび太……」
「! スネ夫さん!」
と、しずかが言うと、彼は何も気づいていないような顔をしていた。
「なにしずか……」
「バシ!」
「痛て!」
と、突然しずかに叩かれ、スネ夫は赤くなった頬を見る。
「どうしてSNSで叩かれてるのを知っているの? それ、個人情報よね? どうしてそんな事が言えるの? アンタに!」
「い、イテテテテ。べ、別に大した事じゃないよ。い、今はネットは進化しているんだよ? 何処にでもそ、そういう個人情報が転がってるんだよ?」
「だから?」
「だだ、だから、僕がその情報を拾ってもおかしく……」
「ドカ!」
「痛て! 何すんだよジャイアンまで!」
「うるせえ!! 今回のテストの事、ネットって所に流したの、全部お前だろ!?」
それを聞いた係の者の側に、有る刑事が耳打ちした。
「骨川スネ夫! 君のパソコンを、警視庁のハイテク対策センターで調べさせて貰ったよ」
「え~!? ひ、酷いよ僕の断りもなしに、職権乱用じゃないか!」
「君には個人情報保護法に 違反している」
「じょじょじょ冗談じゃないよ! そ、それになんだ! 僕達は裁けないんだぞ! 少年法って言っても僕はまだ11歳だもね!」
「ほ~そう来たか。でも、親は君の事をどうするだろうね~この場合は。君の家にも、もう連絡してある。まもなくここにつくだろうね!」
これを聞いたスネ夫は言った。
「ひ、卑怯者! 親を出す何て酷すぎる。第一僕は何にもしてないんだぞ! それなのに、どうして何の関係もないママを出してくるんだ!? ママは関係ない!」
「パアン!」
とまた張り手がスネ夫に決まった。
「い、痛て、なにするんだ!」
「君には教育が必要だな。施設の方に来てもらおう!」
- (第2章 憎む者への復讐開始! ドラえもんを呼び戻せ!) ( No.4 )
- 日時: 2022/05/08 12:18
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
スネ夫は、用意されていたワゴンカーに乗せられ、うるさく暴れるので、縄でグルグル巻きにされ、口と目にはガムテープで固定されて、連れて行かれた。
もう、彼を助ける者はおらず、骨川家は公安によって抑えられて、父と母はそれぞれ別々の施設に強制連行されてしまった。
スネ夫がやった、ネットを使ったいじめが徐々に明るみになり、皆はスネ夫への憎しみを増大させ、それを、怒りと憎しみでいっぱいになったエインガーヘイトレイドとなった、彼に与えられ、彼のマイナスパワーは大きくなり、その度に凄まじいまでのパワーで、自衛隊でも、誰も叶わず、芸能人は、よくスネ夫が自慢していたので、憎しみの対象となって全員が殺される事になってしまった。
一方ジャイアンの方は、暴力を受けた生徒が多く、オモチャや本、ゲームなどの返還を求め、警察も汚い彼の部屋から発掘した物の中には、壊れている物も全て有った。
そして、すべての返還に4日かかり、そのせいで店の人気度も下がり、店に脅迫状が送られて来たり、近所の住民から。盗人の子がいるという事になり、店は閉めなければならなくなり、親は切れ、ジャイアンは、強制的に施設に送られる羽目になり、しずかの家は大丈夫かと思われたが、そこに直接エインガーヘイトレイドが現れ、彼女に攻撃を与え続け、彼女が死ぬまでやろうとしたその時、出木杉がBB弾を撃つが、彼は軌道を見抜いており、もう誰も信じないという態度で、しずかの親を殺し、彼は言った。
「フフフフフ言いざまだな~僕の思いを踏みにじり、更には出木杉と付き合う。それを二股と言って、一番嫌われるのだぞ? 分かってやったのか?」
「わ、私はただ、出木杉さん……」
「バシ!」
「キャ!」
「フン。お前は生かそうと思ったが、気が変わった。お前と、お前の大事な者も、一緒に地獄に行くがいい!!!」
と、彼は完全に切れ、しずかの大事な物は全て壊され、ピーコに至っては、それを大きくして、しずかを攻撃し、ついにはしずかをついばんで、食べようとしていた。
「どうした? ピーコとやら。お前はいつもこ~んな狭い所より、もっといい場所に連れて行ってやろう。さあ、そいつを殺せ! そして大空を羽ばたくのだ。もうこんな物の中にいなくてもよいのだぞ? さあ!」
と、彼の目が光ると、ピーコの目が憎しみに変わり、とどめをさそうとした。
と、その時、
「桃太郎印の黍団子! えい!」
とそれを口に入れられピーコは大人しくなり、ボロボロのしずかを解放した
なんと、そこには、ドラえもんだけでなく、ドラミも一緒だったのだ。
「あれがのび太君?」
「セワシさんと症状が同じだわ! 早く浄化しないとこのままじゃ、のび太……」
「死ね――――――――――――!!!!」
と、いきなり、黒い稲妻をぶつけられる寸前でひらりマントが交わした。
「戻るんだ! いつまでもこんな所にいないで、一緒に来るんだ! 君を治す場所も見つけてある。今、22世紀でも問題になってるんだ! さあ行こう。ね」
と、ドラえもんが手を取ろうとした時、ネズミを見せた。
「ぎゃ~~~~~~~!!!」
「フン! やっと来たか。青ダヌキめ! もうお前の力等要らぬ。俺はこの世界を、壊す!」
と、いきなり空が紫と黒色に混じった者に混じった物になり、もう皆は町から脱出しようとしていたが、保健所が破壊され、中にいた、犬猫などが狂暴なクリーチャーとなって襲い始めたのだ。
そして、その光景は、彼の元にも伝わった。
「フフフフフフフフハハハハハハハハ。愚かで愉快だ! 実に愉快だ! 人間によって支配され、あげく捨てられて殺される! そいつから今度は殺されるのだ。これ以上に楽しい事はない。フフフフフ」
そして、犬と猫達は人間を殺しまくり、ついには人間を食べ始める物も出始めるが、
「それは体に良くないぞ」
と、彼が教え、美味しい物の有りかを教えて、そちらへ向かった。
そして、次の日が来たのだが、町は相変わらず、真っ暗で、誰がどうして良いか分からなかった。
そんなおり、この町から離れた学校では、情報規制が行われ、とうとう、その町の人達は、一歩も出る事を許されず、巨大なバリアを張られてしまっていた。
そんな街を、休み時間、自分の教室から見ている者がいた。
この学校にあるパソコン部の海老原美穂(えびはらみほ)だった
「美穂。あ、あれね。本当に何なのかしら? あれ」
と言って来た友達にも、何かが有りそうな顔をしていた。
「私、感じる。スゴイ怒りと憎しみの力。ナントカ止められないのかしら?」
「はあ? あなたねえ、その癖いい加減にやめない? 全国テスト上位キープしてるのに、どうして子供っぽい事言うのよ?」
「え? い、良いでしょ? 何を考えているかは、人それぞれ違うわ。それに、ちょっと気になる動画見つけたの。ダウンロードもしたのよ?」
「どれ?」
と、2人が見たのは、スネ夫が作ったのび太の失敗日記と言い、カメラやその他の道具を使い、人の失敗などを撮った物だったのだ。
「うっわ最悪!」
「でしょ? だから私も低評価して、言ってやったわ。人の嫌がる事をして何が楽しいの?」
って言ってやったんだけど、
そいつ、
「イヤなら見なきゃいいだろ?」
彼女はそれを悲しそうに語った。
確かに見なきゃ良いと言っておきながら、彼はそれを世界中の人が見る、Webサイトのホームページにまで拡大させたのだ
つまり、世界中の人が、どう反応するか、彼は本当に心待ちにしており、これがまさかあんな事になるとは思っていなかった。
その頃の彼は、凄まじく怒られ、まるで取り調べと言うより、拷問と言うべき物を受け、彼は人間に対して怖くなり、自分が人間かどうかすら、分からなくなっていた。
だが、これで彼の復讐が終わったわけではなく、
わざわざその施設に直接現れ、皆でスネ夫を追い回し、その手には、包丁が持たれ、もう彼はどうして良いか分からなくなったその時、
突然ぺらっと空間の一部がまるで髪の様にめくれると、スネ夫は咄嗟にそこに飛びこむと、空間が閉じた。
やったのは、怒りに満ちたドラえもんだった。
彼はまず、スネ夫に懺悔棒で懺悔させ、一体どういうつもりか聞き出そうとしたが、それは言わなかった。
また、あいつが来そうで怖かったのだ。
「ぼ、僕はその……こ、こっちの世界で、全国一斉学力テストが有ったんだけど……」
「要するにのび太君がまた0点を?」
「うん……」
「やい! だからと言って、やって良い事と悪い事がある! 君は悪い事の方に入る。のび太君の全部の成績とかそう言うのを全部SNSにアップしただろ!?」
「け、消したよ! いきなり公安部が来て、消せって言われて消したよ!」
「本当に?」
「ほ、ホントだよ!」
「データを抜いて隠してない?」
「ギク!」
と、スネ夫はズボンの中にUSBボードを入れていたのだ。
それを知ったドラえもんはすぐさまスネ夫の身体検査をすると、やっぱり色んな人の弱点とか悪い情報ばかりを詰め込んで保存していた。
そして、ドラえもんはしずかのお見舞いに行った。
でも、本人はドラえもんを警戒してしまい、嫌な顔をされた。
「出てって……」
「しずかちゃん? えっと……有った悟りヘルメット」
「私はどうしたら良いの? もう、帰る家が無くなった。皆あいつのせいよ! どうすれば良いの? やっつけたい。誰か力を貸して!」
彼女の心の声を聞いた際、どうしようか考えていた。
と、その時、
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」
と凄まじい揺れが結界内に入り 巨大な円頂になった。
「ついにここまで来た。この世界を破壊する時が!」
と、エインガーヘイトレイドは空を見た。
そして、その町が吸い上げられ、空中で瓦解し、全ての物が壊れた。
かろうじで紋章から外れていた所は無事だったが、それ以外は全て壊れた。
「フフフフフやはり憎しみの町を壊すのは心地よい。さて、次の町は……そこだ!」
と、彼はクリスタル上の物をその町めがけて投げた。
そして、それにパワーを与えると、またあの町と同じ事が繰り返されると、半分以上の人が避難していたが、さっきのより、もっと範囲が広く、このままでは、この町も無き物にされてしまうと、町の皆は怯えた。
そして、その事を知った、蔵井理沙(くらいりさ)は、なんとか止める方法はないのか調べてみると、それには、やはりのび太を倒すしかなかった。
だが、のび太のデータは警察の手の中なので見れないし、変に見ようとすると、ハッキングしないといけなくなる。
と、帰り道、有城豊(ありしろゆたか)と出会った。
その時、彼女が見た者は、スネ夫とのび太についての資料だった。
「これって……あ、あのスイマセン。そののび太という子の事を調べているんですか?」
「あ、ああ。教育の問題、学校での教育情報を取材してたんだ。でも、オール0点はこの学校からしか出ていないんだ。で、彼の事について、色々聞きまわっちゃいるんだが、どうやらあの町をぶっ壊した奴とのび太とが共通点らしい。政府は教育方法を洗おうとしたんだが、どうも奴さんの両親はバラバラになっちまってな。で、しばらくして……」
と、豊が続ける最中、いきなり理沙は胸を押さえて座りこんでしまった。
「ドックン! ドックン! ドックン!」
とかなりひどく、最近では発作の回数も増えて来ていた。
一応薬を飲むが、全然良くならず、ついに座り込んでしまった。
「お、おい! 大丈夫か?」
「だ、大丈夫。すぐ治まるし、薬は呑んだから。もう心配しないで大丈夫」
と、彼女は立ち上がろうとするが、中々うまく立つ事が出来なかった。
「ウ、ウウ……ナ、何? これ……ウ!」
「ドクン! ドクン! ドクン! ドクン!
と、心音が早くその度に苦しむ。彼女はそのまま倒れてしまい、豊は救急車を呼んで病院へ直行した。
そして、すぐさま検査すると、かなり弱ってきている事を伝え、彼女の身分証明書から住所を割り出し、すぐに来てもらった。
すぐに必要な物を取りそろえ、ようやくちゃんと入院の手続きが取れ、彼女は病院でしばらく入院する事になった。
- (第3章 暗黒の者と闘う戦士達とは?) ( No.5 )
- 日時: 2022/05/29 05:48
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
窓の外から見る景色は、暗黒の力に目覚めたのび太のパワーはすさまじく、既に2つの町をも破壊してしまった。
そのせいで別の町へ避難する事になってしまった。
その映像は、テレビで説明されるが、凄まじい力で、もう中へ入る事が出来なくなっていた。
トラックが強行突破しようとしたが、途中で爆発を起こした。
それを見た皆は、地下鉄の駅へ急いだ。
地下ならまだパワーが届いてないのかもしれないと思ったのだ。
だが、甘かった。
地下鉄も走らず、皆は会社を休んだり、学校を休んだりしていた。
そして、紋章の作られた町は、空に吸い上げられ、バラバラに壊されてしまい、その暗黒エネルギーは、何処かへ運ばれたようだった。
そんな状況が進む中、自衛隊が出動し、ミサイルで壊そうとするが、出来ず、戦車も何の役にも立たなかった。
テレビでもその事は大きく取り上げられた時、とある国の発掘所から、大きなエメラルドのクリスタルの中に、何かが入っており、その周りを掘ってみると、そこにはルーン文字で書かれており、その日は、豊がお世話になったお礼として、友達も連れて焼肉パーティーとなった。だが、理恵はまだ入院中の身だ。
そして、豊はある言葉を伝えた。
「これ、俺の大学時代の先輩が送ってくれた物なんだ。あの人、俺より好奇心が旺盛でな、何かの役に立つかも、って写真とそのルーン文字の解析に詳しい人とネットを通じて知り合っていたのまでお見通しだったので、とりあえず、お願いしてから3時間で解読出来た。
そこの文字には、
「暗黒のパワー持ちし者現れし時、真の平和を願う者現れれば、時の揺り籠に武器を贈る」
「大魔王を倒す為に……」
「一体何なんなのかしら? これ」
と、皆が首をかしげるとが、豊はある重要な何かだと思っていた。
「ねえ、豊さん。このクリスタルって、今どこにあるんですか?」
と、美穂が言うと、安永音光(やすねえ)も知りたがってコクコクと頷く。
「有ったわ。これね」
と美穂は、愛用のノートパソコンで詳しく調べていくと、詳細データまで表示されていた。
「年代は不明であり、更なる発掘が求められル……か」
「美穂ちゃん ノーパソあるんだ」
「私、パソコン部の副部長なのよ」
「で、私は安永音光(やすねえよ)言っとくけど、お姉ちゃんじゃないから! 全く、家の両親と来たら、適当に名前つけちゃうんだから~」
「う~~~~ん」
「な、何?」
「ひょっとして 、モデルデビューめざしてる?」
「ドゴーン!」
と、お得意のハンマー攻撃に、豊は気絶してしまった為、とりあえず、布団で寝かせておいた。
一方、美穂はエインガーヘイトレイドの事について調べていた。
「あそこまでのパワーが出せるなんて、何か有りそうだけど……」
と、彼女はずっとPCとにらめっこが続き、彼の事を調べて行くうちに、さっき豊が言っていた事が気になって調べて行くと、
その翻訳されたのには続きがあった。
魔王を倒せるは純なる心を持ちて、戦う4人の戦士なり。
そして、この世を壊す者、全てを無に帰し、新たなる理想郷を構築せん。
「ここまでしかわかっていないか」
と、彼女が言うと、不意にコーヒーの匂いがした。
安永音光がドリップコーヒーを入れてくれたのだ。
「詰めすぎると、体に毒よ」
「音光……ありがとう。冷めないうちに頂くわ」
「後、ドーナツあるから一緒に食べよ」
「うん!」
そして、2人は幸せな時間を過ごしている頃、豊がそのコーヒーの匂いに釣られて、起きて来た。
「フワ~~~アイテテテ。お、コーヒーじゃんか~俺も1つ頼もうかな~」
と言うと、美穂が手を出して来た。
「一杯100円」
「へいへい」
「毎度。ちょっと待ってて、もうすぐ抽出終わるから」
「お~本格的じゃんか」
「音光はコーヒーに関しては詳しいのよ」
と言うと、丁度の温度とほろ苦いコーヒーが出て来た。
「いっただきま~す」
「ゴクゴク」
「あ~美味しい。お、ドーナツまで……てか、またこれも?」
「当然でしょ? ま、情報を提供してくれたから50円に負けてあげる」
「ホ~イ」
と、彼はお金を払ってドーナツを貰って食べた。
そして時間が時間なので、今日はみんなシャワーを浴びて寝る事にし、豊は一旦部屋に戻る事になった。
その帰り道、彼はとんでもない物を見てしまった。
それは、エインガーヘイトレイドが、悪の種を植え付けている所だった。
「フフフこれで最後だ。これで丁度あの方が蘇って来る事が出来る。そして、俺の理想郷を完成させるのだ。フフフフフアハハハハ」
と、彼は笑いながら、種にエネルギーを与え、大きくしていく。
「こらやべえ!」
と、豊は美穂のスマホにメールすると、バイブ機能にしていた美穂は、もぞもぞとベッドから起きると、動画が送られて来てただ事ではないと、音光を起こし、すぐに美術館前に集合した。
すると、どういうわけか、美術館の扉が勝手に開く。
まるで来いと言っているようだ。
「どうする?」
「入れっていってるわ」
「音光?」
「美穂行きましょう。何かが私達を呼んでいるんだわ」
「は?」
と、豊も?マークが出ながらとりあえず入ってみると、どういうわけか、全てのセキリュティが停止していた。
しかも道が出る様に光を放っていた。
その時、入口に人影が見え、隠れると、なんと理沙がいたのだ。
「あ! あ、あの子! どうしてここに?」
「知ってるのか?」
「学校じゃ有名な話らしで、裏サイトにも載った事とかある子よ。でも、どうして豊さ……」
「豊で良いよ。俺達はもう他人じゃない。運命共同体だ」
と、言っていると、理沙が来た。
「あら? 皆。それに、私を助けてくれた……の?」
「豊だ。さあ、そうと決まればレッツゴーだ!」
と言うと、皆は素早く宝石に近づくと、その中に会った何かが光りだし、剣、杖、武道具、魔導書の様な物が光りだし、皆の手に収まった。
豊は杖、剣は音光、武道具は美穂、そして最後の魔導書は理沙が持つと、床が魔法陣になると、皆の服が変わっていく。
豊は魔導服に帽子を被り、首か魔法陣のペンダントを付けていた。 音光は、銀の鎧に剣を持つ、いかにも女戦士の格好だった。
そして、武道具を付けた美穂は、完全に武道家の服を着て、ご丁寧に、主に〇の中に、武と書かれた服を来て、理沙は理沙は、少し短めのスカートに、長めのズボンを穿いており、まるで、魔法使いの女の感じがした。
そして、一瞬にして、エインガーヘイトレイドの前に出た。
「ん? なんだ? お前達は? ん~? フン! まさかこの俺様に戦おうというのか、良いだろう? その思考を一瞬にして消してやろう!」
と、彼が攻撃すると、4人はパットかわし、すぐさま攻撃に移る。豊は杖を持ち、頭の中で、言葉が整理された。
「ライスリーストファイヤー!」
と、凄まじい炎魔法を使い、彼を焼こうとするが、すぐさまバリアを張り、美穂がそこを付いて、反対側から攻撃してきて見事にそれが当たり、ダメージを与える事に成功した。
「グア! おのれ~~~~~~!!!」
と、彼は銃を乱射すると今度は上から音光が攻撃してきて、かろうじでかわすが、髪の毛が数本切れてしまった。
「ナニ!?」
そして、素早く理沙が下に周り、
「ヒャドウエルスガー!!」
と氷タイプの呪文を放つと一瞬にして、彼を凍らせた。
「あ~らら~」
「いや、まだよ!」
と言った時、彼はどうにか氷から脱出しようと試みるが、かなり苦戦している。
「もう一回出来る?」
「やります。ハスヤラスティ―ラ!」
と、呪文をかけると、彼は更に弱り、かなりのダメージを受けた。
「な、何故だ! お前達、どこでそんな力を見に付けた!?」
「アンタに言われる筋合いはないわ。全部元に戻しなさい!」
「フフフフフフフフ。もう遅い。既にゲートは完成している!」
「ええ!?」
と彼等が下を見ると、なんとそこに吸い込まれる様になり、町の人達も皆吸い込まれていく。
「フフフフフ皆滅べ! そして俺がこの世界を魔王様と共に、理想郷を築くんだ! エスバラード。俺に攻撃の呪文をくれ!その力でこいつ等を、一瞬にして片づけてやる!」
と言って途端、彼の目が赤く染まり、彼の中にあるマイナスパワーが増幅され、一気に4人に襲い掛かろうとしたその時だった。
「のび太君! やめるんだ! なんでこんな事するんだ! 落ち着いて! 君は騙されているだけなんだ! さ、こんな紋章を全て壊し……て!」
「ドラちゃん!」
「のび太さん!」
「のび太君。本当にもうやめるんだ。これ以上やったら、大変な事になっちゃうんだぞ!?」
この声を聴いた時、彼の背がぴくぴくと揺れる。
「フッフフフフフフフフ愚かしい。貴様たちの処刑は後だ。言ったおくが、邪魔をした場合は容赦はないぞ」
と、のび太の姿に戻り、彼等の前に降りて来た。