社会問題小説・評論板

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杏里活動停止
日時: 2010/08/02 11:59
名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)
プロフ: http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=karin5c1

魔法のiらんどで書きます。

参照をご覧ください

ペンネーム 花梨

Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * 作り直しました ( No.15 )
日時: 2009/11/03 18:48
名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)

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「は!!?今なん・・・」

「レオーーー店戻んぞー」

チャラチャラしたイケメンがレオを呼んだ。



「うーーす。」

レオは立ち上がり、帰ろうとした。

「ちょっ・・・待っ・・・」


「これ。俺働いてる店。俺指名してくれんなら、来いよ。」


私の前に名刺を出した。


「・・・。」



ホストクラブ・・ねぇ。





「はぁ!?あいつが!?」


彩美さんにレオのことを話す。


「はい・・・。」



「一回その店行けば?あんたが小6だってことバレたら、あたしもあんたも刑務所行きだかんねー。」



「絶対行きます。」

私は即答した。


忘れてたけど、私やってること、犯罪なんだもんな・・・・。


罪の意識の実感が全然ないや。

*☆*つづく*☆*
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Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * 作り直しました ( No.16 )
日時: 2009/11/03 18:49
名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)

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『 ホストクラブ 〜ガラスの仮面〜 』

「ネーミングセンス悪っ!!」

↑ごめんなさい...((by杏里


ここがレオの言ってたホストクラブ・・・。


初めて入るわ。こんなとこ。

てかあたし12才だしな・・・。



私は勇気を出して中へ入った。

中は、音楽がかけてあり、スポットライトが所々に当たる・・・とてもにぎやかなものだった。


キャバクラとは違う感じだな。


「あぁっ!!」

接客しているレオがいた。



「ん?」

レオと目が合う。

  ・・・と同時に接客していた女とも目が合った。




呼吸が止まりそうだった。




「・・・エ、エ、エミリさんっ・・・!!?」


なんでここにエミリさんがいるんだっ!!??



「あ・・・あんた・・・!!」




エミリさんは、とても驚いていた。



「ちょっ・・・どういうことよレオっ・・・!!?」



私はレオに問いかけた。


「は?エミリ?客だけど?」




「まじで・・・・。」

私はエミリさんを不審な目で見る。


「ちょっ・・・待って!!瑠美!!こ、これには事情が!!」

エミリさんが私に言い訳をした。


「分かりました・・・。エミリさんも男の人が恋しくなる日もありますよね。」

「そうそうベタベタだったぜ?エミリ。」


「ちょっ・・・レオ!!?」




「・・・なんであの冷静なエミリさんが・・・!?」



「ま、しょーがないかー俺にかかればな。」


レオは壁を指差して言った。


指差した先には、レオの写真があった。


そしてその下に・・・


『No.1 レオ』






「ナンバー1・・・!?」

*☆*つづく*☆*
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Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * 作り直しました ( No.17 )
日時: 2009/11/03 18:49
名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)

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「あたし・・・店戻る。」

「えっ・・・。」

エミリさんはホストクラブを出て行ってしまった。


「で?お前は何のよう?」

レオがポケットに手を入れながら言った。


「あっ!!そうそう!何でこの前、『○○小学校の6-2葛岡瑠奈』なんて言ったの!!?」



「図星のくせに。」

レオが鼻で笑った。


「〜っ何でよ!」


「お前、俺見て、な〜んにも気づかないの?」




「え?顔?」

私はレオをじっと見た。









「永沢君・・・・?」


見覚えのある、目の前にいる男は、同級生の永沢 輝だった。

*☆*つづく*☆*
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Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * 作り直しました ( No.18 )
日時: 2009/11/03 18:50
名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)

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「やーっと思い出してくれたぁ?瑠奈ちゃん♪」

永沢君か私の頬に触れようとした。

「やめてっ!!!」




「あ・・・思い出した?"あの日"のこと。」



「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」




永沢 輝—...



同じクラスの男子。



私は....



あいつに・・・・、



『葛岡さん、先生が体育倉庫に来いって言ってた。』


小学五年のある日....

永沢にそう言われて何故担任が呼び出したのは職員室ではなく、体育倉庫なんだろうって疑問を持った。




『分かった....』


放課後、私は体育倉庫へ向かった。




『先生・・・?』

そこには誰もいなかった。


ガチャンッ


ドアの閉まった音がした。


『先生・・・』


後ろを振り返るとそこには永沢がいた。



『え・・・?』



『瑠〜奈ちゃん♪一緒に楽しもうよ?』

『は・・・?』


永沢に私は体操マットに押し倒された。


『・・・っやめてよ!!』


いきなりキスされて・・・








「いやぁぁああぁぁぁ!!!!!!」

忘れかけた記憶のパーツがはまってく。




私は....


永沢に犯された。

*☆*つづく*☆*
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Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * 作り直しました ( No.19 )
日時: 2009/11/03 18:51
名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)

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私は雨の中

ずっと走り続けた。

泣きながら・・・。

忘れてた。


違うほんとは心のどこかで覚えてた。



私は汚れてるんだってこと—...




「ぐすっ・・・ひっ・・・」

私はキャバの店の前で泣いてた。



「あれ・・・瑠奈?」


彩美さんの声だ。


「彩美さん・・・。」

私は彩美さんに抱きついた。

それからの記憶はない。


目を覚めたところはまたまたあのダンボールだった。


「だいじょぶ?雨ん中で熱あったからとりあえずここつれて来たわよ。」


すいませーん彩美さん....ここに居たらもっと悪化するのでは・・・?


「なんであんた泣いてたのよ。」

私は彩美さんに永沢のことを話した。



「そんなことがあったの・・・。」



知られたくない気持ちもあったけど・・・もう忘れよう。


私は彩美さんを真っ直ぐに見つめた。







え・・・・嘘・・・・でしょ。




お母さん・・・・・??



彩美さんの後ろに・・

             居る—...

*☆*つづく*☆*
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