社会問題小説・評論板
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- 杏里活動停止
- 日時: 2010/08/02 11:59
- 名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)
- プロフ: http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=karin5c1
魔法のiらんどで書きます。
参照をご覧ください
ペンネーム 花梨
- Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * ( No.5 )
- 日時: 2009/11/03 18:19
- 名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)
*☆*登場人物*☆*
葛岡 瑠奈 (12) ♀
背が高く綺麗な顔立ちで、年上によく見られる。
11才の頃、親に公園に捨てられ...
ホームレスの彩美という女に拾われ...
ひょんなことからキャバ嬢に!?
親をさがし続けていますv
加倉 彩美 (25) ♀
当時のNo.1キャバ嬢。謎の過去でなぜかホームレス。
仕事になると、ふわふわなゆるまきカールにブランド物を身につける女。瑠奈を救い、キャバの仕事を紹介。
レオ (?) ♂
ホームレスご近所の少年。
結構美男子でチャラチャラしているが、かなり無口。
歳も本名も不明...
代表キャラはこんくらい?!でもまだまだ出てくるでしょう。
- Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * ( No.6 )
- 日時: 2009/11/03 18:20
- 名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)
*☆*プロローグ*☆*
お父さん...お母さん...
どうして瑠奈を捨てたの—...?
私、学校も行かないで働いてるんだよ。
これ犯罪なんだけど....
この選んだ道これで良かった—...?
今はまだ、
分 か ら な い —...
- Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * ( No.7 )
- 日時: 2009/11/03 18:42
- 名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)
1
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朝。私は起きました。
うん。この辺でお母さんが起こしに来るはずなんだけど。
なんか来ない—...
っていうか、なんか変。居心地が悪い。
「おね〜ちゃん。な〜にしてんの?」
「え....えぇぇぇぇええ!????」
大声を出してしまった。
でも仕方ないって!!
目を開ければ 公園 なんだから!!!
「ど〜したの?」
ど〜したのじゃないよ。ちいちゃん。((近所のコドモ。
何で?!
公園飛び出して家へ行った...
ジーザス!!家が無いっつーんだよ!!
当然親も居なーい!!!!!!
やっべーーーー!!
3時間経過—
あ〜もうムリ...
午後12時。
走り回って親を探したんですが、見つからず公園に戻りぐったり。
さすがにちいちゃんも居ませ〜ん。
もう笑い話になんなくなった...
元気が出なくて倒れそうになったそのとき。
「何してんのよ?」
お母さん!?自信たっぷりに顔を上げた。
そこに居たのは...
ふわふわなゆるまきカールにブランド物を身につける女。
「人の家荒らすんじゃねーよ!!」
女はどんっと瑠奈を押した。
瑠奈「はぅっ!?」
謎の女「あたしんちだよここ!!」
瑠奈「あたしんちって...このダンボールが?!」
謎の女「失礼ね!!組み立てれば...ほーら!!」
女は器用に組み立てて、家を作った。
何...?この人!?
*☆*つづく*☆*
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- Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * 作り直しました ( No.8 )
- 日時: 2009/11/03 18:44
- 名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)
2
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女は、ダンボールの中に入り、コンビニ弁当を食べ始めた。
瑠奈「貴方...何なんですか?」
謎の女「加倉彩美ホームレス暦10年の25歳よ。ちなみにNo.1キャバ嬢よ★」
瑠奈「No.1キャバ嬢!?お金もいっぱいあるのになんでこんなとこに住んでいるの?」
彩美「・・・失礼ねぇ!!ここは大事な我が家なの!!大体好きでこうなったわけじゃないわよ!!」
瑠奈「はぁ・・・」
もう疲れた...お腹も空いた!!
彩美「あんたこそ...何なの?こんな時間にこんなとこうろうろして。」
私は彩美さんに全てを話した。
なんか途中に泣けてきた。
我慢してたのに。
彩美「・・・あんた、えらいね。ずっと泣かずに探してたの?」
瑠奈「・・・ぅうっ・・・うんっ」
彩美「私に任せて。あんたのことは必ず面倒みるから。」
この時私は、彩美さんに全てを任せた。
まさか彩美さんが私に—...
あんなことするなんて・・・!!
・・・とそこへ。
男がこっちへ歩いてきた。
私たちの隣のダンボールの中へ!!w
なんかチャラ男?
瑠奈「彩美さん...あの人は?」
彩美「さぁ?お隣だから...話しかけても喋んないし。」
シャツのポケットに名札みたいなものが付けられていた。
レ...オ?
あだ名かな?
*☆* つづく *☆*
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- Re: * 12才のNo.1キャバ嬢 * 作り直しました ( No.9 )
- 日時: 2009/11/03 18:44
- 名前: 杏里 ◆5RRtZawAKg (ID: IsQerC0t)
3
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「来なっ!!」
彩美さんが手を引っ張る。
「いててててて。なんなんスか?」
彩美さんが突然こっちを振り返って、いたずらっ子のような笑みで言った。
「キャバ嬢、やってみない?」
は...?
「違法だよ!!」
私は大声でつっこむ。
「声でかい!」
そんなこと言っても・・・。
「分かった!!自身ないのね!?おいで!!」
「いたいって・・・。」
おしゃれな店に入り更衣室に私は放り込まれ、ワンピースやらなんやらどんどん投げてくる。
なんなんだこの女は・・・。
嫌がらせか?
「それ全部着てね〜♪」
私は言われたとおり着た。
鏡を見る。
綺麗・・・
思わず自分に見とれた。
「彩・・・美さん!なんですかこの服!!」
「あらっ似合うじゃない!!店員さ〜ん、これ買います!」
無視して店員さんに言う。
「合計で二万六千円になりまーす!」
は...?二万六千?
「はーい♪」
かる〜く彩美さんはバッグから金を出す。
「ありがとうございました♪」
店員が嬉しそうに挨拶。
「ちょっと!!こんな高い服・・・もらっていいんですか?」
突然、彩美さんが私を指差す。
「あんたは今、私に借金したの。二万六千、きっちり払ってもらうわよ?」
まぢですか・・・・。
*☆*つづく*☆*
*:.。. .゜・。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜・*:.。.゜.。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜・*:.。. .。.:*・
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