社会問題小説・評論板
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ★お姉ちゃんと妹事情★
- 日時: 2011/07/27 09:53
- 名前: *。.+☆meriy☆+.。* (ID: f/UYm5/w)
- プロフ: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/index.html
2作品目は妹と姉系のにしましたっ!
もうひとつあったんで悩みました笑
登場人物
芝崎 亜里栖♀小6
=姉妹
芝崎 亜里紗♀小4
大月 茉莉 ♀小6
=亜莉栖の友達(同い年)
華庭 香月 ♀小6
鈴関 蘭 ♀小4
=亜里紗の友達(?)
古川 光希 ♀小4
金田 幸子先生=亜里栖の担任
田中 美奈先生=亜里紗の担任
- Re: ★お姉ちゃんと妹事情★ ( No.43 )
- 日時: 2011/09/15 16:50
- 名前: *。.+☆meriy☆+.。* (ID: kws6/YDl)
店に入ってから1時間後くらいかな?
あたしの荷物は既に2袋。
香水と服と文具と本とマニキュアとCD。
紙袋も可愛いし、やっぱ買い物っていいなー☆
「ありり?いま気づいたけど・・・こんなに買ったっけ?」
口をひらいたのは香月だった。
香月の手には紙袋が3つあった。
「あはは、あたしもけっこう買っちゃったなー」
茉莉の手にも、あたしと同じ、2つの紙袋があった。
あたし達はうしろを振り返った。
亜里紗は・・・4袋!?
「ちょ・・・何買ったの!?」
もちろん、姉としてきっかりと叱らなくては^^
「えー、お洋服とーぬいぐるみとー文具とー漫画ぁ」
またコイツぬいぐるみと文具買いやがったな。
こいつなんかやたらシャーペンとかえんぴつとか買うんだよね。
ぬいぐるみとかすぐ新しいの買うし。
「いくらつかったん?」
香月が聞くと当たり前のように
「7000円」
と答えた。
「お前いくらもってきたんだよ!」
「ん〜?お年玉の1万円もってきたあ〜」
馬鹿かコイツは
頭やばいって。
「バス代の1000円は残してあるから平気ぃ〜」
「あっそ。じゃあそろそろ帰る?」
茉莉がニコニコしながらいった。
「そだね。」
「疲れたしね〜」
「買えるか。」
「あたしも早く帰ってテレビみたぁい」
そう亜里紗がいった瞬間。
バサッ!ドサドサドサ!
- Re: ★お姉ちゃんと妹事情★ ( No.44 )
- 日時: 2011/09/15 17:00
- 名前: *。.+☆meriy☆+.。* (ID: kws6/YDl)
「ほぇ?」
思わず声を漏らした。
「にょわぁぁああぁ!?」
亜里紗はもっとうるさかったOTZ
亜里紗の持っている紙袋が、1つやぶれたからだ。
「ぬいぐるみがぁ〜〜〜」
よりにもよってその袋かよッチ
「ん〜なんかマジ疲れたね。かえろー」
茉莉がニコニコして言った。恐ろしいくらいの笑顔で。
「え、おねえちゃ・・・まってよぅ・・・ふっく・・・・」
「ごっめーん☆これから塾なのぉ(ハァト)」
「え・・・お姉ちゃん…グスッ」
軽くスルーしてあたし達はバス停まで急いだ。
バスに飛び乗ったあたし達はため息をついた。
「ふう〜、ってかさ、亜里紗マジ受けるんだけどw」
「だよね〜どうなったんだろー」
「あれ?ちょっとあそこ・・・」
香月が指さしたところには、おもたそうな荷物をたくさん持ったうえに
ぬいぐるみを両手で必死にかかえている亜里紗がいた。
少し可愛いそう・・・
「キャハハハハ!うけるー!」
「最高〜馬鹿だよねぇ〜」
2人とも笑ってるし・・・
ピンポーン
「え?亜里栖?」
香月の声でパッと我に返った
なんで停車ボタンなんて押してるんだろ・・・あたし
「いや・・・さっ!親に怒られるとめんどいからさ。ごめんね」
「いや〜いいよー」
「確かに亜里紗泣きそうだしねー」
プシュー
ドアが開く音とともに、亜里紗がこっちに走って来た。
でもその途中、コロッとぬいぐるみが落ちてしまった。
- Re: ★お姉ちゃんと妹事情★ ( No.45 )
- 日時: 2011/09/15 20:22
- 名前: *。.+☆meriy☆+.。* (ID: kws6/YDl)
プシュー
バスのドアが閉まった。
バスはあたしを残して行ってしまった。
なんであたしは・・・バスを降りたの・・・?
「お姉ちゃん・・・ありがとう・・・でも・・・いいの?」
あぁ、亜里紗・・・
「いいわけないじゃん。もう!紙袋貸しな!」
あたしは乱暴に亜里紗から紙袋を奪った。
「・・・お姉ちゃん・・・はい。」
しばらくしてから、亜里紗があたしにひとつのぬいぐるみを渡した
「・・・はぃ?」
「お姉ちゃん・・・いつもありがとっ!」
あれ・・・亜里紗からもらったのに嬉しいや
亜里紗、笑った時こんなに可愛かったっけ。
いつもムカつく邪魔なだけの妹って考えてた・・・けど
違ったんだ・・・なんかごめん亜里紗・・・
それに、亜里紗覚えててくれたんだ。
このぬいぐるみ・・・あたしが好きなキャラだ。
それにピンク。あたしの好み知っててくれたんだ
「・・・・・・ありがと。」
「えへへっ♪」
「・・・・ってもう!亜里紗の所為でバス乗れなかったから
タクシーのらなきゃじゃん!まったく・・・」
「・・・お姉ちゃんってまさかのチュンデレなのかなあ?」
「なんか言った?」
「あ、ちょーどタクシィーきたおー☆」
・・・無視ですかw
まあ仕方ない。今日くらい見逃してやる。
- Re: ★お姉ちゃんと妹事情★ ( No.46 )
- 日時: 2011/09/15 20:31
- 名前: *。.+☆meriy☆+.。* (ID: kws6/YDl)
「ただいまー」
「たっだいまぁ〜楽ちかったよぉ☆★☆★」
黙れ
「あら〜けっこう遅かったわね。」
「あはは、バス乗り遅れちゃって・・・」
「そう。お風呂沸いてるから入ってきちゃいなさい。」
「はぁーい」
適当に返事をして2階にあがる。
「ふうっ」
ドサッ
紙袋を床において、亜里紗にもらったぬいぐるみを見つめる。
不思議と笑みがこぼれる。
「おね〜ちゃんっ」
ドアの向こうから声がする。
「亜里紗?入っていいけど?」
ぬいぐるみをベットの上に投げると、亜里紗が部屋に入って来た。
「お姉ちゃん・・・お願いなんだけどね・・・」
「ん?」
買ったものを袋から出して、タグを切ったりしながら返事をする。
「・・・昨日怖い番組見てね・・・お風呂怖くって・・・」
「・・・一緒に入れと?」
明らかにダルそうなあたしの声にコクリとうなづく亜里紗。
まあまだ小4だし・・・まだマシか。
「・・・ったく、しゃーないなーじゃあ先に体洗ってて。
10分後にいくから。」
「うにゅ。」
その返事やめろってw
- Re: ★お姉ちゃんと妹事情★ ( No.47 )
- 日時: 2011/09/15 20:42
- 名前: *。.+☆meriy☆+.。* (ID: kws6/YDl)
- プロフ: http://更新速度アップ!理由は完結させたいかr(((
「ふふっ」
買ったものをベットに並べてあたしは笑みを浮かべた
今日買った香水・・・いい香りすぎる!
「あたしチョ→ヤベェ〜し↑↑↑」
テンションあがりすぎるぜ☆!
「あ・・・っと。もう10分くらいか。早い気もするけど行くか。」
あたしってヴァチョ→優すぃ〜↑↑(((ごめんなさい
脱衣所で服を脱ぎ捨て、お風呂のドアを開けると、亜里紗が浴槽に
浮かんでいた。うつぶせに。
あたしはそれをずっと眺めていた
あたしの妹はなんて馬鹿なんだ・・・と思いながら・・・
「ぶえぇぇええっっっ!ゲハッ!ひゅぐっ・・・っく・・・はぁ」
我慢すんなよw
「あったく。馬鹿なことやんなって」
「テヘ☆」
キ・モ・イ・よ・☆
あたしは椅子に座って髪の毛を洗った
「あり?お姉ちゃん髪の毛から洗うんだ〜」
にまにまこっちを見る亜里紗が妙に変態っぽい。
「お姉ちゃん足細いね〜胸あるねーいいなぁ〜〜〜(ニコニコ)」
いや、マジで凝視すんなw
変態の素質あるぞお前。
「発言キモイぞ。」
「ん?いいの☆」
逃げたい
「浴槽入るからスペース開けて。ペチャパイ」
「!?」
そのあと、バッシャーンバチャ!バショッ!バッターン!
ということになったのは言うまでもない
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14