社会問題小説・評論板

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生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】
日時: 2012/08/28 16:05
名前: 夕凪☆゛ (ID: X2arTSSH)

初めまして。夕凪☆゛(ゆうなぎ☆゛)と申します。



・社会問題系の小説に興味のない方

・私を嫌いな方

・荒らしをしようと考えている方


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☆ルール☆

★荒らしをしないでください。

★中傷的な言葉を使う方、お断りです。

Re: 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】 ( No.35 )
日時: 2012/11/17 16:04
名前: 夕凪☆゛ ◆JGlOo5d1iU (ID: ULeWPiDO)




「羽瀬川さんっ…羽瀬川さんっ!」


ここは…どこ?


「羽瀬川さんっ…先生よ!ここは保健室!わかる?」


なぁんだ。保健室か。


——痛っっ!


体中の傷がズキズキと痛んだ。




あれ?さっき…『痛い』ってっ…声にならなかったような?



——先生っ!


やっぱり!私っ…声が出ない…?



「なにかあった?辛くても、少しお話してくれないかなぁ?」



無神経な先生に、私は腹が立った。

Re: 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】 ( No.36 )
日時: 2012/12/09 15:28
名前: 夕凪☆゛ (ID: wV8NmXkW)


…先生…私、声が出ないのっ…助けて…。

「どうしたの?話したくないの?それじゃあ、気が向いたらね。」

えっ—————…?

ヒドいよ先生…。私…。声が出ないの…。

「守ってあげられなくって、ごめんなさいね。ご両親には先生が連絡しておくわ。」


私は頷くことしかできなかった。


《放課後》

「先生から連絡あったわよ。あなた、いじめられているの?」

私は、俯いた。

「返事くらいしたらどう?感じ悪いわよ。」

…無理だよ。そんなの無理だよっ…。



Re: 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】 ( No.37 )
日時: 2013/01/10 14:58
名前: 夕凪☆゛ (ID: UFZXYiMQ)


おばさんが次々と投げかけてくる、トゲのような言葉に、私は黙って俯いて聞いていた。


「ねぇ、何とか言ったらどうなのよ!」

おばさんがそう言い放ち、

「「パシンッ」」

私の頬を、思い切り引っ叩いた。

——痛っ…。

「「バシッ・・・バシッ・・・」」

——やめてっ!やめてよ、おばさん!私っ…私っ…。


私はそう、声にならない声で叫んだ。






「あ…。」

急におばさんは止まり、私のほうを見た。

「ごめんなさい、凪咲ちゃん…。こんなことっ…するつもりじゃっ…」

ふと我に返ったように、自分の手を見つめそう謝ってきた。

——さっきまであんなに思い切り引っ叩いてたくせに。

   何が『こんなことするつもりじゃ…」だよ。


私はおばさんの言葉を無視して、階段を駆け上った。


——あれって…虐待って言うのかな?

私はもう痛いのを忘れ、そう思った。



———このまま…死んでしまえばいいのかな。


 私なんて、誰にも必要とされていないんだ。

  だったら、このまま死のう。

   どうせ誰も悲しまないし、丁度良いことに私は声も出ない。

    いくら苦しんだってみんなに気づかれず死ねるんだ。





気づけば私の手には、刃の出たカッターが握られていた。




——お母さん…今、お母さんの所に行くからね。

   仇は取れなくてごめんなさい。

    

お母さん…今行くからね。


私はそう思って、カッターを自分の手首にそっと置いた。


「「♪〜♪♪〜♪♪♪〜〜」」



え……?


『サラ』…。

Re: 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】 ( No.38 )
日時: 2013/01/10 21:59
名前: 如月うさ (ID: EabzOxcq)

こんばんわ!
読ませてもらいました♪
すごく面白いです。

これからも頑張ってください!!

Re: 生まれて来なきゃ良かった。【コメ待ってます♪】 ( No.39 )
日時: 2013/01/11 23:59
名前: かりん (ID: g./NUPz6)

こんにちは

またきます


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