社会問題小説・評論板

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問題児優等生と平凡な僕
日時: 2015/12/04 17:44
名前: 和奏 (ID: 1CPnMR4A)

こんにちは!

新しく小説をかかせていただく事になりました、和奏と言います。
よろしくお願いします!

この「問題児優等生の日常」は、ギャグ系でお送りしていきたいと思います。
小説を書くのは久しぶりで、と言うか途中で挫折してしきたので、自信など全く無いのですが、見守っていっていたただければなぁーと思います。

更新は不定期になるかも知れませんが、大体三日に一回、書いていきたいと思います!
学生なので、基本夕方や夜になると思います。休日は、まちまちになってしまうと思います。

題名変更いたしました。内容が日常では無くなって来ているので(・・;)

Re: 問題児優等生と平凡な僕 ( No.8 )
日時: 2015/12/04 17:49
名前: 和奏 (ID: 1CPnMR4A)

そして、気不味いまま、話もせず、放課後になってしまった。

僕は、放課後はいつも、図書室を開放して(と言っても、人が来ることはあまり無いが)一人でカウンターに座って、本を読んでいる。

去年、僕と高城さんが、会った場所でもあるらしいのだが…本当に、全くと言っていいほど、覚えていない。


松原「うーん…」


と、考えながら歩いていると…

ドンッ


???「いってぇな!どこに目ぇ付けて歩いてん、だ…」


鈍い痛みと共に、頭上から怒鳴り声が降ってきた。

顔を上げてみると、目の前に、いかにも不機嫌そうな顔の、上級生の方達がいた。


松原「あ…ス、スイマセン…」


上級生「…お前、松原か?」


松原「え…?…あ…條、草、さん…」


條草「やっぱ松原か!久しぶりだなぁ!!二年ぶりぐらいか?お前、この高校入ったのか、また、仲良くできるなぁ」


條草(じょうぐさ)さん達の不敵な笑みとは反対に、僕の顔はみるみる青ざめていく、何で…條草さんがこの高校に…最悪だ。
というか、どうして、去年のうちに…入る前に!気付かなかったんだ…。

僕が、怖くて喋れずに、俯いていると…


高城「誰だが知らないけどさぁ…廊下を占拠しないでよ…早くどいてくれない?私、通れないんだけど…って、あれ、松原君?…に、あんたら、前に私がボコった…何やってんの?」


た、高城さん…?どうしてここに…。
というか、ボコったって、あのケンカでは最強だと言われている條草さん達を…?

僕に気づいた途端、高城さんは、僕に肩を組んでいる條草さんの方を見て、ギロッと睨んでいる。


條草「た、高城!?こいつと、知り合いなのか!?」


高城「そうだよ。っていうか、邪魔。さっさと、消えて…。」

さっきの僕と同じ様に、みるみる青ざめていく條草さん達。


條草「す、すいませんでしたぁ!!」


そそくさと、去って行ってしまった。
ほ、本当なんだ…ボコったってこと、じょ、條草さんが、あんな顔して、足が震えてるとこなんて、初めて見た…。

僕は、安心したからか、へにゃへにゃっと、その場に崩れ落ちてしまった。


高城「松原君!?大丈夫??」


松原「だ、大丈夫れす…。あ、ありがとうございました…」


高城「・・・」


助けて、くれたのか…。
高城さんって、明るすぎて、近づきにくいと思っていたけど、本当は、すごく、優しい人なのかもしれないな…。

Re: 問題児優等生の日常 ( No.9 )
日時: 2015/09/23 07:13
名前: 水紀 (ID: YqVzKrVw)

高城最強!WWW

面白くなってるよ!

がんばれ!

Re: 問題児優等生の日常 ( No.10 )
日時: 2015/09/23 09:52
名前: 和奏 (ID: 1CPnMR4A)

ありがとぉーーー!!!

頑張る!!!

Re: 見て下さっている皆さまへ ( No.11 )
日時: 2015/09/25 22:41
名前: 和奏 (ID: 1CPnMR4A)

こんばんはー和奏です!

誠に急な話で申し訳ないのですが、29日まで、休載させていただきたいと思います。

理由は、違うサイトのコンテストに小説を出す事になったからです。
更新が遅い上に休載?、と思う方もいらっしゃると思いますが、本当にその通りです。はい。すいません!
29日まで、ですので無事にコンテストに出す事が出来たら、また舞い戻って来ます!よろしくお願いします!

Re: 問題児優等生と平凡な僕 ( No.12 )
日時: 2015/12/04 17:50
名前: 和奏 (ID: 1CPnMR4A)

松原「高城さん…さっきは、本当にありがとうございました。」


僕は、高城さんに感謝の気持ちを込めて、深く頭を下げた。


高城「そんな!松原君、頭を上げてよ!!あれは、私が好きでやった事なんだし。ねっ?」


僕は、ゆっくりと頭を上げて高城さんを真っ直ぐ見つめた。


高城「っ…と、とりあえず!図書室…開けよう?」


松原「あ…は、はい!そ、そうですね!」





ドアを開け、図書室に入ってから暫く、沈黙が続いた。
僕は、何か喋ったほうがいいのではと考えていたが、高城さんの本を探している横顔に、何か懐かしさを感じた…。


松原「あ…」


高城「ん?どうしたの?」


松原「思い、出しました。高城さん、あの時…」


そう…やっと、思い出した。何故、忘れていたんだろう…。
あの時、高城さんと僕は…




高城『これ、借ります。』


松原『はい、貸出ですね!…あ、この本…』


高城『え…?』


松原『この本、前に読んだことがあって、面白いですよ!!』


高城『…へぇ…そうなんだ…』


松原『はい!っていうか、いきなりすいません!!迷惑でしたよね…ホント、すいません!


高城『いえ!迷惑だなんて、全然そんな事無いですよ!!この本を読むのが楽しみになりました!』




そうだ、そうだったんだ…どうして、忘れていたのだろう…。彼女のあの笑顔を…。




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