社会問題小説・評論板

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奴隷育成所
日時: 2019/07/28 17:27
名前: アマギ (ID: HuynY/aq)

——その日、俺は奴隷になった。
監禁され、地獄の日々を過ごす——

日本奴隷監禁社の紹介です。
弊社は、借金を背負った人や罪を犯した人の味方でございます。
借金や賠償金を抱えた人なら、身近な人を差し出すことで貴方の払う金額が
タダになる・半額以下に減ることになります!
罪を犯した人なら、身近な人を差し出すことで、貴方の刑がなくなる・現金を数万円で払うことで済みます!
私達は警察や金融機関などと関係があるので、このような事が出来るのです。
今、お困りの方、私達に相談しませんか?

Re: 奴隷育成所 ( No.17 )
日時: 2019/08/19 15:30
名前: 若美小説 (ID: EdiyMVMu)

こんにちは、ここまで読ませていただきました。
感想
とても、読みごたえがある作品でした。
これからが楽しみです。

アドバイス
本当に少しだけですが、今でも十分周りの様子が分かるのですが、もう少し詳しく書いてほしいな、というところはありました。

これからも頑張ってください!

Re: 奴隷育成所 ( No.18 )
日時: 2019/08/21 22:30
名前: アマギ (ID: HuynY/aq)

はあっと溜め息をつきながら部屋に着く。入りたくないと抵抗する男を横目に見ながら。
また、部屋に鍵をかけられ、雑巾の様で着心地の悪い服を着ながら汚い部屋で
夜を迎える。スマホもなく、楽しいことは米一粒もない。
退屈でしかないし、テレビもないから情報が掴めない。

シャワーでも浴びたいと思っていた俺に幸運が訪れる。
今日は風呂に入れる日だったのだ。風呂の日はあまりないからラッキーと言えるだろう。鍵を開けられ次第、風呂場へ急ぐ。
勿論、風呂場の綺麗さとかは期待していない。

Re: 奴隷育成所 ( No.19 )
日時: 2019/08/23 09:40
名前: リカちゃんワールド (ID: T1OugAgl)

読ませて頂きました。
【良い点】
こういう現実にありえない設定の物語は物語が進んでいくうちに前の文章と矛盾しがちですが、それがなく、スっと話に入って行けるような作品でした。
登場人物のキャラクターも立っていて、垣間見える人間性にも楽しまさせてもらいました。
タイトルや前書きから複雑そうな作品だと思いましたが、想像以上に話も理解しやすく、心理描写もそれなりにしっかりとしていて、この企画関係なく「読者」として続きが気になります!

【改善点】
所々日本語がおかしいと言うと語弊がありますか、比喩表現が分かりにくい部分がありました。例えば、
「噴火するように怒ると」
という文章ならば、
「俺の怒りは絶頂だ。まるで、火山か噴火したかのような勢いで男らを怒鳴りつけると、」
一応意味は通るのですが、比喩の時は「まるで」とか、「噴火」を使うのなら「何が(火山)」みたいな感じにすると多少わかりやすくなると思います。
それと「!」の記号が二つ以上になる場合は「!!」のように半角で、「!?」の場合も同じく「!?」らしいです。
それとこれは個人的な意見なのですが、読んでいて「展開が分かりやすすぎるな」と感じました。小説としてはそれでもいいのかもしれませんが、
「数日後、このことが本当になるとは誰も知らなかった.....」
の部分ですね。この時彼女が犯人(黒幕)だと分かってしまって、正直残念になったというか、ここはもう少し溜めておいた方が展開としては面白かったかなと。

以上です。
拙いアドバイスではありましたが、お役に立てたでしょうか?もし気分を悪くされたのならすみません。
同じ小説書きとしてまた一つ勉強になりました。これからも執筆頑張ってください!

Re: 奴隷育成所 ( No.20 )
日時: 2019/08/23 09:06
名前: アマギ (ID: HuynY/aq)

リカちゃんワールドさん、ありがとうございました。
改善点については伏線を張っていきたいと思っていました。
また、個人的に修正したい所やリカちゃんワールド様の指摘された場所を修正していきます。

Re: 奴隷育成所 ( No.21 )
日時: 2019/09/03 22:11
名前: アマギ (ID: HuynY/aq)

 ガラッと風呂の扉を開けると、想像通り黒カビだらけの床だった。カビ●ラーでも使えよとツッコミを入れたくなる。風呂場の右を見ると、明らかにシャワーの数が少ないことがわかる。
それに、虫や雑草を食っているって一目で分かる賤民もいる。ヒョロヒョロで骨が浮き上がっている。
風呂の入口の方に座っている天王寺がぼそっと呟いた。

「人は争い事となると本性を見せるのさ... クククッ」
「それってどういうこと?」
「知りたきゃ身で感じてみろ」
天王寺がシャワーの方を指す。さっきからガヤガヤ煩いと思っていたが
数少ないシャワーの取り合いが激しい。1週間ぶりの風呂となればシャワーを浴びたいのだろう。
1週間後、この争いに俺も参加することになる、
風呂に入れる時間は15分と決まっているため、シャワーを取ろうとしているだけじゃ服を脱いだだけになってしまう。今すぐシャワーを取れるほど俺は強くはない。
俺は、マナー違反のことをする。

 銭湯では大抵ルールに書いてあろう、体を洗ってから浴槽に入るってことを。
なぜか心の中で銭湯の従業員のおばちゃんに謝りながら浴槽に脚を入れる。
罪悪感に押されながらも浴槽の中に入る。
その、白い湯の色はなんだろう、それに自棄に水温が冷たい。

「それはソフトクリーム風呂だ」
ふと左耳の方から力強い声が聞こえてくる。裸のうえ、水温が低いので少し凍え気味であった俺に
野太い声か聞こえてくる。
「道理で寒いんですね」
その声の正体は大熊さんだった。身体をブルブルさせながら答える。

「御名答、56番」
脱衣場の方から天王寺の声が聞こえてくる。


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