BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- ハイキュー!!BL小説
- 日時: 2014/07/28 01:03
- 名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)
初めまして、琥珀といいます。
初めて使うので分からないことばかりなうえに文才が著しく低いですが、楽しんでいただければ幸いです。
ハイキュー!!の小説(主に月島受け、リエ黒、岩及など)を書いていきます。
他にマギ、カゲプロ、弱ペダ、黒バスなども。
スレタイはしょっちゅう無視します←
>>ゆっくりしていってね<<
7/18:参照10000overありがとうございますンヒィィィ………()
最近、私の小説で月島受けを好きになったという方がちらほら出てきて、とてつもなく嬉しいです…!
そのうち『月島受けの琥珀』で覚えられるようになりたいです(真剣)
- Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.32 )
- 日時: 2014/05/03 01:12
- 名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)
セトカノ
セトはいつもマリーと居る。
人見知りのマリーが一番心を開いているのがセトだから仕方ないけれど、
「ひぃぃぃ…ごめんなさいごめんなさい…」
「大丈夫っすよ、マリー」
さすがにくっつきすぎではないだろうか。
まぁ、こんなの前からだし、今更妬く
ことなんてないだろうけど。
(そうだろうけど!)
今日は久しぶりにセトのバイトが休みなのだ。
最近ずっとバイト続きで会えていなかったからちょっと楽しみにしてたのに、
これはひどいと思う。
そうだ。
僕もくっついてみようか。
「キドー、僕ヒマなんだけどさ、何かやってよ!」
「知らん。暑い、くっつくな」
うわ、ひどい。
こんなんじゃ嫉妬してくれな…
え、めっちゃ見てる。
ちょ、え、まさか今ので嫉妬なんてしてないよね?
だって、マリーとセトのほうが全然くっついてるし…
「俺、ちょっとコンビニ行ってくるっす!カノも一緒に行かないっすか?」
いや、疑問系なのに顔が選択肢がないってことを教えてくれているよ!
「う、うん!僕アイスでも買おうかなー?」
「セト行っちゃうの?」
「大丈夫っすよ!すぐ帰ってくるっす」
うん、帰ってきたいな。
「カノ、俺のも頼む。ハーゲンダッツな。」
「ちょっと、何高いの頼んでんのさ!?」
僕、色々と大丈夫かな…
「いやぁ、いい天気っすね!」
「そ、そうだね…」
結構雲あるけど。
隣のセトの笑顔が怖い気がする。
「カノ」
「な、なに…ってちょッ!!」
ぐいっと路地裏の方に引っ張られ、壁に押し付けられる。
つまり、壁ドンだ。
「〜〜〜ッ!!?」
え、ちょ、顔っ!顔近い!!
「何であんなことしたの?」
「セ…ト……」
え、どうしよう。目がマジなんだけど。
「キドにくっついたりなんか…どうして?」
「ちょ、セト!ここ外っ…」
「答えて」
何だよそれ。
自分はマリーにくっついてるくせに。
僕は駄目なのかよ。
「カノ」
「…の」
「…何?」
「ずるいじゃないかそんなの!!」
「…!」
少し声が裏返る。
「自分はマリーにくっついてるじゃん!せっかくの休みだから楽しみにしてたのに、人の気も知らないでずーっとマリーとばっか話してるし!!」
ヤバイ、泣きそう。
「僕が嫉妬してほしいからって少しキドにくっついたらすぐ怒るのかよ!そんなの…ずるいよ…」
駄目だ。自分で思ってたよりキてたっぽい。
涙止まんない。
「ごめんね」
セトは優しく微笑んで僕の頭を撫でた。
「嫉妬した可愛いカノが見たくていじわるしてた。ごめん。」
何それ、本当ずるい。
「っ………ぅっ…許さないって言ったら?…」
「許してもらえるまで何でもするっす!」
そんな笑顔で言われたら許すしかないじゃないか。
でも、ただで許すのは癪だ。
「セト…」
「ん?」
「…キスして」
「了解っす!」
ごめんキド、マリー。
やっぱり帰るの少し遅くなるかも。
END
寝る前に一個小説書こうと思ったのにコレハヒドイ。
- Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.33 )
- 日時: 2014/05/03 11:24
- 名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)
黒月書きたい(切実)
- Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.34 )
- 日時: 2014/05/03 18:05
- 名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)
レシバス書きたいのに難しい…。
せっかく黒月書いてたのに間違えて消しちゃいましたウヘペロ
- Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.35 )
- 日時: 2014/05/03 23:52
- 名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)
ハイキュー!! 影月
2週間前、影山に告白された。
告白したくせに睨んできてるし、何よりあの“王様”が顔を真っ赤にしているのを見て、不覚にも可愛いと思ってしまった。
それに…僕も、好き…だったし…?
そんなわけで、僕らは『お付き合い』を始めた。
…のだろうか?
何故疑問系なのかというと、お付き合いと呼ぶにはあまりにいつも通りだからだ。
そもそもお互い素直じゃないし、意地っ張りだし。
感情表現なんて大の苦手な二人が付き合うなんて、壊滅的だ。
どちらかがべったりくっつくわけがないし、「好き」なんて告白の時以来言っていない。
…ただ、影山の視線が『くっつきたい』と言っている。
まぁ、僕もくっつきたいとは思ったりしなくも…ない、ケド……。
だが、思ってるだけ。
とてもじゃないけど実行なんてできない。
一回だけ手は繋いだ…というか繋がれた。
でも恥ずかしくてすぐにふりほどいた。
さぁ、これでもお付き合いと呼べるであろうか。
…まぁ、こうなるのは僕が悪いと思うが。
だって考えてもみてほしい。
確かに影山のことは好きだ。
でも、犬猿の仲だったのだ。
そんな人間と付き合うなんて、恥ずかしくて死ねると思う。
…ちょっと罪悪感。
こんな関係か、ずっと続くんだろうなって思ってた。
…が、意外にも変化はすぐに起きた。
「今日、俺ん家来ねぇ?…てか来い。」
今日は部活もないし、特に予定もないのでその誘いを受けた。
…強制なのが気にくわないケド。
だが、これが間違いだった。
「…何」
「…何でもねぇよ」
いや、何でもない顔じゃないだろ。
影山の部屋にあがったものの、お互い無言である。
言葉の代わりに、痛いくらいの視線。
耐えきれずに僕が尋ねても何でもないと言われる。
かれこれ6回くらい繰り返してる。
…さすがにイライラする。
「言いたいことあるならはっきり言えば?」
「何でもねぇっつーの…」
「何でもなくないデショ」
うわ、不機嫌そうな顔。
「大体テメェが…」
「何、僕のせい?さっすが王様、強情だねー?」
「ッ…!」
一瞬、何が起きたか分からなかった。
背中と後頭部に感じる痛みと背後にある壁。
そして目の前にいる影山を見て、壁に押し付けられたと理解する。
「痛ッ…なにすん…」
「察しろこのボゲェ!!!」
…はぁ?
「察しろって、何を…」
「親が居ない時点で気付けよ!お前鈍感すぎじゃねぇの!!?」
…え、それってもしかしなくても…
「お前と仮にも恋人同士なんだし、恋人っぽいことしてぇなって思ったのに…このボゲ…。」
…うわ……、マジか。
影山の顔が真っ赤になってる。
でも、恐らく、僕も負けないくらい真っ赤だと思う。
「…単細胞」
「…うるせぇボゲ」
「それしか悪口言えないの?」
あぁ、もう。本当…恥ずかしい。
「…月島、こっち向け」
「…やだ」
こういう時、背が高いって不利だと思う。
顔を見られたくなくて伏せても、逆にさらすことになる。
「好きだ」
そう言うと影山が顔を近付けてくる。
いつもなら全力で抵抗すると思う。
でも、今は抵抗できない。
…というか、したくないしする必要もない。
…お互いの唇の距離が、ゼロになる。
「…レモン味じゃねぇんだな……」
「ッ…当然でしょ……」
むしろ君、よくそんなの信じてたね。
…ていうか、
「…そろそろ離してほしいんだけど」
恥ずかしすぎてどうにかなりそうだ。
「…月島、もう一回。」
そう言って、また近付いてくる。
…あぁ、本当コイツ嫌い。
死ぬほど恥ずかしいんだけど。
それでも受け入れるのは、心からコイツに惚れてるから。
(嫌い、でも好き。)
大嫌いで、それ以上に大好きなんだ。
END
影月ケンカップル可愛い。さっさと結婚しろ。
- Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.36 )
- 日時: 2014/05/04 00:10
- 名前: ゆーゆ (ID: WqZH6bso)
ツッキー可愛すぎる!!!!
ほんとに結婚しろ☆
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