BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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ハイキュー!!BL小説
日時: 2014/07/28 01:03
名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)

初めまして、琥珀といいます。

初めて使うので分からないことばかりなうえに文才が著しく低いですが、楽しんでいただければ幸いです。

ハイキュー!!の小説(主に月島受け、リエ黒、岩及など)を書いていきます。
他にマギ、カゲプロ、弱ペダ、黒バスなども。
スレタイはしょっちゅう無視します←
  >>ゆっくりしていってね<<


7/18:参照10000overありがとうございますンヒィィィ………()

最近、私の小説で月島受けを好きになったという方がちらほら出てきて、とてつもなく嬉しいです…!
そのうち『月島受けの琥珀』で覚えられるようになりたいです(真剣)

Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.124 )
日時: 2014/06/05 22:44
名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)

弱ペダのッ!!提供にッ!!!
ホモがいるゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!

え、ちょっとちょっと!?
何やってんのスタッフ…いやスタッ腐!
あれはアウト!!
よくもあのシリアスを一瞬でホモォ…にしてくれたな…?
あれくらいで腐女子が喜ぶと思うな…?

新荒だったら歓喜するわッ!!!!←

いや、ほら、新開さんは荒北の旦那だし?
私の中で福ちゃんは新荒か荒東を見守るお父さんだし…?





スタッ腐さん、来週の提供は新荒でお願いします(土下座)

Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.125 )
日時: 2014/06/06 13:41
名前: 白牙 (ID: MzF.dIW0)

こんにちは!白牙ちゃんでーっす☆
影月、セトカノ、どちらも素晴らしかった!
・・・てかツッキー可愛い!
なんですか?萌え殺す気ですか!?
鼻血がとまらない〜(なんか妙なテンションに・・・)

Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.126 )
日時: 2014/06/06 17:19
名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)

白牙ちゃん>いつもありがとうっ(´∀`*)
私の拙いツッキーなんかじゃ萌え死なないから大丈夫((
そんな貴方にティッシュ(1年分)をプレゼント for you.(イケボ)

Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.127 )
日時: 2014/06/06 18:53
名前: 鈴 (ID: ncbR.D/v)

初めまして、こんばんは。
リンです。中1の腐女子ですw
私、ハイキューが好きなのです。
えっと、それで、その〜・・・リクしても良いですか?
スレ主様の小説が凄すぎて、ハマってしまい、つい・・・
すいません、調子こきました。すいませんっ・・・・・
私が分かるのは、単行本の9巻までです。
その中からのリクになりますが・・・・。
えぇっと、『日月』は宜しいでしょうか?
最初は「月島あんまりなぁ〜・・・」って感じでしたが、小説を見ていくうちに、「お、月島結構良いかも」となり、今に至ります。
日菅も良いかなと思いましたが、こっち(日月)にしました。

後、皆様のお名前の呼び方を教えて頂けますか?
漢字を読んだり書いたりするのが苦手中の苦手で・・・。
ワガママですいませんっ。ウザくてすいませんっ。マジですいませんっ。


長文失礼しました。リクの採用、是非とも宜しくお願いします!

Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.128 )
日時: 2014/06/06 22:47
名前: 琥珀 (ID: rG2eRnXu)

ハイキュー!! 岩及
(大学生、同棲設定。)



俺、たまにすっごく不安になるんだ。

ホントは女の子のほうがいいんじゃないか。
岩ちゃんは優しいから、俺に同情してるだけじゃないのか。


いっこのこと、俺を鎖で繋いでほしいとさえ思う。



ねぇ、岩ちゃん。





「わーっ!岩ちゃん待って!!」
「遅ぇよボゲ!!」


岩ちゃんと付き合ってから6年。

高校卒業と共に、俺たちは同棲を始めた。


岩ちゃんはバレーの推薦で体育系の大学へ。
俺はというと、芸術大学に入った。

俺にもバレーの推薦は沢山あったけど、岩ちゃん以外の人間にトスを上げたくなかったから全て断った。

自分で言うのもどうかと思うが、俺なら何でもやっていける気もしたし。



「ふー、ごめんごめん」
「お前な…そんな必死に見送らなくていいだろ…」


さっきの『待って』は、一緒に行きたいからではなく、いってらっしゃいを言うため。

俺の行く大学はここから近いけど、岩ちゃんはちょっと遠い。
だからいつも岩ちゃんが先に行っちゃう。
近くの学校にしなかったのは失敗だったと後悔している。



「じゃあ、いってらっしゃいのちゅー!」
「好きにしろよ…お前も遅れんなよ」
「はいはーい!」


口ではそんなこと言いながらも目を閉じてくれる。


「いってらっしゃい」
「おう」



毎朝飽きずにやっていることだけど、どうしようもなく幸せでいっぱいになる。



…幸せ。


それを感じる程、息苦しさを覚える。

岩ちゃんの人生を、俺が縛ってないだろうか。
岩ちゃんは俺を捨てないだろうか。

そんな不安が常に付きまとう。
でも、何をどうしようと、俺はもう岩ちゃんなしでは生きていけない。



「…って、もうこんな時間!?」


岩ちゃんが出てから、いつの間にか30分も過ぎていて。
いつもならとっくに出ている時間だった。
駅まで走れば間に合うかな、とか考えながら鍵を閉めた。





「はー…あっぶな……」

なんとか間に合った。
といっても遅刻ギリギリだが。


「おはよう及川くん、遅かったね」
「寝坊でもしたの?」


着いて早々、女子の団体に絡まれる。

…メンドクサ。


「いやー、ちゃんと起きたんだけどさぁ。うっかりぼーっとしてたら時間過ぎちゃって?」
「あー分かるー!」
「朝って気付くと10分くらい経ってるよねー」


分かるー、じゃねぇよ。
何さりげなくボディタッチしてんの?

本当、吐き気がする。


「じゃあ、俺移動しなきゃ」
「あ、うん。またねー」


昔と同じように、笑顔でひらひらと手を振る。


ただ、昔と変わってしまったのは、その笑顔が本物じゃないこと。




卒業してから、女子という存在が嫌いになった。


俺の目の届かないところで、見ず知らずの女子が岩ちゃんにくっついている。
そんな場面をつい想像してしまい、吐き気を催す。

岩ちゃんに限ってそれはないだろうけど(なんて言ったら殺されるが)やっぱり不安だ。


俺は女の子と違って可愛くないから。
子供も産めないし、結婚もできない。


だから、俺の見てないとこで知らない女が岩ちゃんに近寄ったら。

彼はそっちへ行ってしまうだろう。



そう考えるようになってから、どうにも女子が苦手なのだ。







「やばっ、遅くなっちゃった…」


物理の先生に色々押し付けられて遅れてしまった。
いつもなら家に着いてご飯を作っている時間。
畜生あの小デブ、後頭部にサーブ当ててやろうか。


早く帰って彼の顔を見たい。




「ただいまっ……て、岩ちゃん!?」
「おう、おかえり。」


ドアを開けると、そこにはご飯の準備をしてる岩ちゃんが居た。


「え、何で」
「んー、今日部活なかったから」


そう言う彼の手には、肉じゃがの盛られた皿が。
…不格好なじゃがいもを見る限り手作りだろう。


「ごめんね、作らせちゃって…」
「いーよ、いつもやってもらってるし」

うわ、何この男前。
さすが俺の岩ちゃん。


「でも、じゃがいも形変だよ?」
「うるせぇっ!味は一緒だろ!!」



このやりとりが、すごく幸せで。

すごく、苦しくて。


美味しい、なんて笑顔で言ってもね。



不安で押し潰されそうなんだ。


「ん、風呂沸いてるから」
「わーい、岩ちゃんありがと!」


俺に枷でもつけてくれればいいのに。

そうすれば、俺は君の物って安心できるから。





「あっちー…」
「夏だもんねー」
「アイスねぇ?」
「あるよ。パピコとガリガリ君、どっち?」
「風呂上がりはガリガリ君だろ」
「じゃあパピコね!」
「おい」


こんな他愛ない会話でも、不安で不安で仕方がない。
こんな俺のこと、君は知らないだろうな。



「及川」
「なーに?」
「お前さ、」






「最近、何か無理してね?」




「は……」
「何抱えてんのか知らねえけどさ」


何、岩ちゃん。
無理なんて、そんな、そんなの…




「少しは、俺のこと頼れよ」



だって、そんなの。
全部、全部。



「…岩ちゃん、知らないでしょ…?」
「あ?」


俺が苦しんでるのはね、
全部、全部、全部。



「岩ちゃんのことなんだよ?」



「及…川……?」
「俺ね、怖いの。」


岩ちゃんが好きで好きで、大好きで。

もう岩ちゃん無しじゃ生きていけないの。

でも岩ちゃんは違う。
岩ちゃんは優しいから。

困ってたら女の子のとこだっていっちゃうでしょ?


「いっそのこと、俺を閉じ込めてよ」
「お前…」
「俺を岩ちゃんだけの物って思わせて」
「…おい」
「ねぇ岩ちゃん。気持ち悪いでしょ、俺。」
「及川、」
「ごめんね、ひいたよね?でも、でも俺、」
「及川!!」




止まらない俺を、大好きな香りが包む。


…あぁ、俺、今、岩ちゃんに抱き締められてるんだ。



「岩ちゃ、」
「お前そんなこと思ってたのかよ」
「…うん、ごめんね」
「違う」


俺を抱き締めてる腕の力が強まる。



「今まで不安にさせてて悪かった。」



「い、わ…」
「お前が思ってるより、俺お前のこと好きだと思う」


お前が女と付き合うかも。
俺だけがお前のことを好きなんじゃないか。


「俺だって、同じくらい不安だった。」




まっすぐ俺を見つめて告げる。
そんな君が、とても愛しくて。




「これで満足かよ、グズ川」
「ひどいなぁ岩ちゃん…」
「泣くな馬鹿」


泣いてないよ、と笑顔で返す。


幸せ。

苦しさを伴わない、本当の幸せ。






「お前、さっきいっそ閉じ込めてって言ったよな?」
「うん…?」


じゃあさ、と言って何かを取り出す。




「閉じ込めたりしねぇけど、これで繋いでやるよ」



岩ちゃんが俺にくれたのは、


「岩ちゃ、これ…」



鎖や枷なんかより弱々しくて、指程の大きさしかない。

でも、とっても強く俺と君を繋いでくれる。



「それ、はめたら一生俺の傍に居ろよ」
「ッ……!うんっ……!!」



君と俺の薬指に光る物のせいで、また涙が溢れてくる。


「どんだけ泣くんだよ」
「だって、岩ちゃんが、」
「嫌か?」
「ううん、すっごく嬉しい」





きっと俺は、これからも不安になるんだろう。


でも、この指にある物が、俺と君を何よりも深く繋いでくれる。









「何か魔法みたい」
「何が?」
「これつけただけで、不安とか消えちゃった」
「そーかよ」
「あ、魔法といえばさ。俺、大学卒業したらドレス着たい」
「…お前が?」
「うん。シンデレラみたいなやつね!」
「こんなでけぇシンデレラいるかよ」
「ひどい!」





「まぁ、シンデレラは12時で魔法が解けるけどさ、」




この魔法は解けないよね?





「当たり前だろ」




“死ぬまで永久持続だ”






死ぬまで解けない魔法を。
この、指に。

END
何が書きたかったのか。
終着点が逃げました。


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