BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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主人公を愛でる会【リクエスト募集してみるよ】
日時: 2015/03/25 19:33
名前: ナノハ ◆6lxp.HdbLA (ID: cA.2PgLu)

□主に〈主人公受け〉を取り扱うスレ
□主人公以外の受けも書くかもしれない
□ぽちぽち気紛れ更新
□主に小ネタ
□駄文です
□ジャンルは『忍たま』を中心に執筆
□戦国→幸村、ヘタリア→日本、男子高校生の日常→タダクニ が受けです
□駄文です(会話文が多め)
□乱太郎可愛いよ乱太郎
□荒らし、駄目、ゼッタイッ!
□タイトル変わるかも(←どうでもいい)
□オリジナル(『創作戦国』)も扱うよ





〜INDEX〜 {☆…会話文、★…小ネタ(設定only)、○…短編、●…長編、◎…リクエスト}

1、☆とある男子高校生のLINE事情〜日曜篇・前〜(忍たま/六年乱)
2、☆とある男子高校生のLINE事情〜日曜篇・中〜(忍たま/六年乱)
3、☆とある男子高校生のLINE事情〜日曜篇・後〜(忍たま/六年乱)
4、★小ネタ(忍たま)
5、○人の居ぬ間に涙(忍たま/六年乱)
6、○奇病シリーズ〜猪名寺乱太郎 篇〜(忍たま/兵乱?兵+乱?)
7、○奇病シリーズ〜立花仙蔵 篇〜(忍たま/仙乱←伊作)
8、○硝子人形(黒バス/赤黒)
9、○てけてけて(忍たま/六年乱+兵助?)
10、★居酒屋乱ちゃん (忍たま/五年乱前提 乱太郎受)
11、★創作戦国:設定〜真田十勇士篇 其の壱〜(創作戦国)
12、★創作戦国:設定〜真田十勇士篇 其の弐〜(創作戦国)
13、★創作戦国:設定〜真田十勇士篇 其の参〜(創作戦国)
14、★創作戦国:設定〜真田十勇士篇 其の四〜(創作戦国)
15、○借り物の顔と真実の心(忍たま/鉢乱)
16、○五線紙の天の河(忍たま/タカ綾)
17、★忍たま〜オリジナルキャラ篇〜(忍たま)
18○嗚呼!素晴らしきショタ也(忍たま/六年→は組?)
19、●CROSS THE TIME〜序章〜(クロスオーバー/主人公受)
20、○秘すれば何とやら (忍たま)




【リクエストについて】
□今のところ取り扱うジャンルは[黒バス]・[忍たま]・[ヘタリア]・[戦国BASARA]・[男子高校生の日常]・[銀魂]です
□何か希望のシチュエーションがあればお申し付け下さい。無くても構いません
□主人公受け以外でもOKです
□期待はNGでさぁ

○嗚呼!素晴らしきショタ也 ( No.18 )
日時: 2015/03/03 10:53
名前: ナノハ ◆6lxp.HdbLA (ID: .DwXlVdY)

※.おまわりさん、食満留三郎です(=食満留三郎がキャラ大崩壊)。イミフ文。直ぐ終わる



———





「一年は組の全員って可愛いよな」





がしゃん!
六年は組の食満留三郎の一言が切っ掛けで、彼の同室である善法寺伊作を始め、潮江文次郎、立花仙蔵の順に手を掛けていた空の茶碗を滑らせた直後、閉鎖的な空間に悲鳴が鳴り響いた。幸い食堂のおばちゃんは私用で隣町まで出かけており、今や食堂内は忍たまの溜まり場となっている。もし彼女が此処に居り茶碗の中身もまだ残っていたなら、今頃は「茶碗のみならず、食べ物まで粗末にするのは許しまへんでぇ!」と茶碗が割れた音よりも負けない位の雷が響いていただろう。

「留三郎の言うとおり、は組の連中はとてもかわいいぞ!」

一方、食満の同級生である〈細かい事は気にしない〉がモットーである七松小平太は文字通り食満の発言にこれといって気にせず、食満に同調していた。そんな七松の隣に座る中在家長次は他の連中のように茶碗を落とす事は無かったが、白目を剥いて硬直している。

「だよなぁ、小平太!そう思うよなぁ!」
「おう!人懐っこくて素直なトコがカワイイんだよなぁ〜。」
「それだけじゃないだろう?小平太」

と、食満に質ねられた小平太だが他に思いつかなかったのか腕を組み目線を食満に向けたまま首を傾げた。

「アイツ等は確かに素直で俺が一言頼めばほいほい聞くし、俺があっちを歩けば一年も俺と同じ方へついて来るから可愛い。だがな、可愛いのは其処だけじゃないんだ…」

それは、と食満が次の言葉を紡ごうとした瞬間

「あの子等に手を出すな。この…ペドフィリアがッ!」
「止めてっ!変態が移っちゃう!」
「ギンッギンッに阻止してやるぜェ!」

真っ先に我に返った仙蔵がすかさず焙烙火矢を食満の口に無理矢理押し込んだ。
何時の間に復活した伊作と文次郎の二人も参戦し、関節技をキメている。

「ふがッ、ふぁゴォ、ふぇ、へぇふぃ、ぁ…」
「保健委員会のマスコットであり天使の乱太郎と伏木蔵をそんな目で見てたのかい!」
「可憐で作法委員の鑑である伝七と兵太夫にその穢らわしい指紋を付着させる気か」
「うおおおおおおおおおお佐吉ィィィィイイイィィ団蔵ォォォオオオオォォ!!!」

ぎゃあぎゃあ騒ぐ彼等に取り残された傍観者二人。

「なぁ長次、アイツ等だってヒトの事言えないよなぁ。天使とか可憐とか言っている時点で」
「……潮江文次郎にいては、怒っているのか、心配しているのか、只叫ぶだけで最早意味が分からん」
「まっ、おかげで留三郎の犯罪的暴走を止められたけどな!」
「……食満留三郎の一年に対しての愛情は異常、だ」
「おー、ウマい事言うな長次!」
「……そんなつもりはない。……兎も角、誰かが制止しないと、いずれ、留三郎が犯罪に走る」
「確かに留三郎もだが、文次郎達がどんなヤツで一年をどんな目で見てるかが今日を以て改めて分かったぞ…」

珍しく半目で口角を歪ます小平太に新鮮味を味わいながらも長次は頷き小平太の意見に同調したのであった。


その日の放課後から明日の朝方まで六年の姿を見る事は無かった。



———
何が書きたいんだろうか…私。
六年→は組を書くつもりがどうしてこうなった

●C.T.M〜序章〜 ( No.19 )
日時: 2015/03/03 13:53
名前: ナノハ ◆6lxp.HdbLA (ID: ShAxrTa5)

※.クロスオーバー。兎に角支離滅裂



———
此の書を縛る鍵が解かれる時 人類に次なるのろいが降り掛かるであろう



——異世界が交わりし時、新たな歴史が綴られん


——異世界が交わりし時、新たな物語が始まらん


——異世界が交わりし時、新たな繋がりが生まれん



しかし 此の書を完結さすれば呪は夢と消え 世界の秩序が、均衡が、人類の記憶が完全に元に戻るであろう
汝 書を捲る覚悟はあるか
呪を受け入れるか、それとも自らの命を呈して呪を解きに物語を終わらせるか





「そんなの決まってるじゃないか」

本を手にする〈時空の旅人〉は楽しそうに呟くと、利き手の人差し指で魔法陣をゆっくりなぞり始めた。
すると魔法陣に光が宿り、それは徐々に激しくなっていった。
暗かった空間が白一色に染まるまでそう時間は掛からず、遂には自らの身体まで侵食する段階まで進んでいった。
あともう少しで消えるであろう身体を見届けながら〈時の旅人〉——『エコロ』は、これから始まるであろう出来事に胸を躍らせた。



——せいぜい僕を退屈させないようなステキな御伽噺を楽しみにしてるよ



バイバイ。
エコロの声は鳴り止まぬうちに光に掻き消された。



———
忍たま長編が思いつかないのでクロスオーバーの長編でも書こうかなと。
初っ端からイミフ過ぎて…

○秘すれば何とやら ( No.20 )
日時: 2015/03/19 19:54
名前: ナノハ ◆6lxp.HdbLA (ID: xqGPflk1)

※.>>07の続きだったりする。テラ意味不。イキナリ始まり直ぐ終わる。視点コリンピー。安定のカオス文。伊作以外の輩もテラ酷ス…かもしれない



———
目覚めた時には疾うに部屋が暗くなっていた。何れ程長く眠っていたのだろうか。景色が、家具が見えなくなっているのだから恐らく時間帯は深夜だ。それに騒がしい笑い声や足音が全く聴こえないからしてそうなのであろう。皆が寝静まっている頃なのだろうな。それほど伊作が調合した薬の効能が強力と云う訳だ。御陰で症状が和らいだが、その代わり、手足が地から離れている様な感覚にとらわれている。更に、喉の奥に違和感を感じる。少しでも息を吸えば、喩えるならまるで何か熱い物に塞がれている…違う、何年もの間灼熱地獄に幽閉されているかの様に呼吸がままならない。だが、此れも薬の副作用の一つだろう。薬と云うものは効力が大きい程身体に負担が掛かるものだ。だが、これほどの酷い副作用を併せ持つ薬なぞあるのだろうか。
実習含め今迄薬を服用してきたが、今回飲んだ薬は私にとって耐え難い作用をもたらした。此の事から私の脳内に一つの結論が出たが、〝決して有り得ない〟と判断した為直ぐに捨て去り、かといって何時までも深刻でいては身体に障るので気分を良い方向へ転換しようと私の恋人——『猪名寺乱太郎』に想いを馳せる事にした。

乱太郎は元気であろうか。

私が病に侵され始めてからというもの、最初は乱太郎に症状が移らないようにと放課後でしか逢わないようにしていたのが、日が経つにつれ遂には全く逢えなくなってしまった。しかし此れで良かったのかもしれない。乱太郎は、私が病に掛かったとは知っても、私の此の左目の事を全く知らない。今の私を見てしまえば、乱太郎はきっと私を恐れ受け入れなくなってしまうから。そんな事が起きてみろ、今迄築いてきたモノが、全て、すべて、スベテ、跡形無く、砂の山の如く呆気無く崩れ去ってしまう。今こうして私が私でいられるのは全て乱太郎が何時も傍に居てくれたからだ。だから乱太郎に拒絶される事は即ち〝生きる糧〟を失う事であり、失えば立花家の名声を得る為の〈道具—絡繰人形—〉に再度逆戻りしてしまう。


そこらの女共みたいに媚びへつらったり取り入られようよ無闇に金品を献上せず、

教師共の才能だけしか見向きもしないで馬鹿みたいに囃し立てたりせず、

乱太郎は私に、『感情』を、『意志』を、『色』を、そして『温もり』を吹き込み与えてくれた。

乱太郎は私に、『生きる事』を教えてくれた。


入学当初で出逢ったあの時……一個人として接してくれたあの瞬間を一秒も忘れた事なんてない。
乱太郎が居るから今の私が存在するのだ。
あの時、乱太郎が手を差し伸べてくれなかったら私はこうして仲間と笑い合っていなかったかもしれないし、学園生活に花が咲かなかったかもしれない。あの子には感謝しきれない位に沢山のものを貰ったよ。
もう少しで私は卒業する。次に乱太郎が卒業を迎えるその時まで、私は一生乱太郎を護る為に力を付ける。時期が来たらあの時の様に私が乱太郎に手を差し伸べ、そして、言うのだ。「如何なる時であろうとも添い遂げよう」と。
勿論、死んでも手放すつもりはこれっぽっちも無いがな。何時の時代に生まれても、喩え敵同士になったとしても、必ず見つけ出しては御決りの台詞を言うのだ。
そうしてあれこれ未来を思い描いていると、時計の鈍い音が鳴り響き思考を中断させた。些細な瞬間でも恋人を想うだけでこんなにも時間が経つものなのか。
さて、私も徐々そろそろ長屋に戻るとしよう。何時までも此処に居座っては伊作の(薬の調合の)邪魔になるだろうから。
立ち上がろうと足を動かそうとしたが、しかし、まだ副作用は続いたままでまともに動かせずバランスを崩し、腕で衝撃を防ごうとしても、其れも持ち主の意思に反してしまい、結局床に強く身体を打ち付けてしまった。それでも長屋に戻りたくて意地でも身体を芋虫の様に床に身体を這わせながら赴くままに出口を目指した。



—‐—‐—



打って変わって忍術学園からかなり離れた隣町。
其処に構える屋台で、伊作は茶を啜っていた。隣に座る美味しそうに団子を頬張る眼鏡の少年を見据えて。

「美味しいかい?乱太郎」
「はひ〜。ほっふぇもふぃむぃれすよぉ、へんふぁ〜い」
「焦らなくても団子は逃げないよ?それに、乱太郎になら、幾らでもご馳走してあげるよ」
「ほんろぉれひゅはぁ〜?」
「うん、ホント」
「ふわぁ〜い、いはふへんはひ、らいしゅきれすぅ〜」
「ありがとう。僕も乱太郎が大好きだよ?」

伊作に抱き締められ、「ふみゃ」と小動物みたく短く甲高い声を上げる乱太郎。自分の腕の中の其れに伊作はニタリと三日月よりも鋭く口角を上げ、円らな瞳の奥はドス黒く渦巻いており、彼の『優越』を象徴しているかのようだった。伊作の胸に顔を埋める乱太郎には当然見えなかった。顔を上げた時には既に伊作のあくどさは消えており、先程の甘い笑みを浮かべていた。

「そういえば伊作先輩」
「どうしたの?乱太郎」
「さっき先輩に抱き締められた際、ふと血の臭いがした気がしたんですが…」

怪訝に首を傾げる乱太郎の疑問に伊作の目元がピクリと痙攣し、口元に団子を運ぼうとした手にブレーキが掛かった。
しかし一瞬の出来事だったので特に触れられる事はなかった。

「もしかして……実習中にケガでもしたんですか?」
「えッ、う、うん。まあ、ね…」

ドクリと心臓が跳ね上がった。
誤算だった。まさか乱太郎は僅かな臭みを感じ取れる程鼻が良かったとは。
伊作は、乱太郎の能力を侮っていたと云う自分の観察力の無さと、〝証拠〟である臭いの処理を怠ると云う些細な失態を犯した事に不甲斐なく思った。しかし、忍に不向きだと担任である土井を始め多くの忍術学園の人々から評価される程の天真爛漫な乱太郎にとっては、アレは伊作自身が負った怪我によるものだと認知したようだ。
先程仙蔵を始末した事で晴れた筈の黒い霧が今という時になって再び伊作の心を覆い尽くした。

この血の臭いが〝僕の〟ではなく、〝仙蔵の〟であると判ったら………

恐らく、否、必ず乱太郎は真っ先に伊作を疑わずに、仙蔵の許へ戻っては熱を失うまで最期を看取るだろう。
此処で少し死について説明しよう。死と云うものは、〝肉体〟は必ず滅ぶモノであるが、一方、〝精神〟は誰か一人でも想い続ける限り滅ぶ事は無い。
何が言いたいのかというと、要するに乱太郎が忘れない限り仙蔵(の魂)は生き続けると云う事だ。

嗚呼…仙蔵は死んでも尚乱太郎に執着したいのか…

右手に力が込められ、握ぎられた串がパキリと小さく悲鳴を上げた。

「伊作、先輩…?」

血の臭いに触れた途端から団子を食す動作が停止した伊作を心配する目付きで乱太郎は俯く伊作を身体に障らぬよう加減しながら揺さぶると、ハッと冷水を浴びた様な顔付きで伊作が覚醒し、そして乱太郎を一瞥してから膝に乗せた包みを肩に掛けゆっくり立ち上がった。

「ゴメンね乱太郎。急に保健委員の仕事を思い出したんだ」
「ふえ?じゃあ、私も…」
「ああ、大丈夫だよ乱太郎。ゆっくり食べてなよ。代金は此処に置いておくから食べ終わったら店主さんに渡してあげてね」

乱太郎に引き止められるにも関わらず、じゃあね。と駆け足でその場を後にした伊作の姿はあっという間に夕闇に溶け込んでしまった。



———
何が書きたかったんだろうね私orz

○ハーメルンの七つのラッパ ( No.21 )
日時: 2015/03/25 19:38
名前: ナノハ ◆6lxp.HdbLA (ID: cA.2PgLu)

※.エレンがニョタった。七つの大罪をイメージした童話(?)パロ



———
純白のベッドに眠る一人の少女のイビキを除いた広く静かな部屋に、古びているが今でもコチコチ鳴らす振り子時計の音が反響する。
霧がかり瑠璃を帯びた空は徐々に明るみ、澄んだ青へと変わっていく。其れと同時に時計の針は6時を指し、ゴォン、ゴォン、と鈍い時報音が部屋中鳴り響いた。
眠る少女以外誰も居ない筈の部屋の壁に一瞬ユラリと謎の黒い影が横切る。続けて床、天涯ベッドの下、鍵を掛けたドアの隙間等凡ゆる所から計・7体の影が生じ少女一点に集まるとドロリと謎の影は形を成してゆき、そして、〝人〟になった。その内の一人はお構いなしに可憐な少女の身体に跨ると額にキスをした。



『エレン御嬢様、起きて下さい。もう陽が登りましたよ』



甘く、蕩ける様なテノールボイスがエレンと呼ばれる少女の耳に響く。

「ぅうんッ、おはよう御座います『ルシファー』さん…」

まだ言う事聞かない薄く開いた眸を擦りながら、自分を起床させた本人であるルシファーと言う男に挨拶をした。
そう、実はリヴァイと他6人の正体は世に知らしめられた人間を『罪』に導く其々七つの大罪を司る悪魔である。両親を亡くし嘆くエレンの前に突如現れ、それからイェーガー家で働く事になり、住まううちにエレンと好友関係を持つようになり正式に家族となった。其の中の2、3人はエレンに恋愛感情を抱いているが。

『エレン御嬢様、わたくしの事は『リヴァイ』と呼んで下さいと申し立てた筈です』

特徴的な強面に似合わない笑顔を浮かべ、ルシファーことリヴァイは優しく丁寧に注意する。

「そう言うリヴァイさんだって俺の事を御嬢様呼びしますよね?別に俺達家族なんだから地位も位も関係無いのに」
『そうはいきません。エレン御嬢様は私達のマスターなんですから、上の者に敬意の無い呼び方をするワケにはいきません』

たかが名前如きで…。と渋るエレンは他6人に顔を向け、おはようとリヴァイと同じ挨拶をすれば、右手を左胸に宛てがった答礼をした。

『『『おはよう御座いますッ、マスター!!!!!!』』』

どんな時でも主の前では従順な悪魔達にエレンは何時も感心させられる。

「おはよう。早速今日の仕事を分担する。俺とクリスタは厨房で屋敷内にいる人達分の朝食作り。サシャは庭園の草毟り。ミカサとベルトルトは玄関ホールの掃除。アニとリヴァイさんは何時も通り室内掃除を御願いする。クリスタ、着替え終わったら直ぐ行くから厨房で待機しててくれ」
『Yes,My lord.』

役割分担が終われば、悪魔達はそそくさと其々自分の配置へ就きに彼等が生み出した漆黒の霧と共に消えて行った。最後に残ったミカサは名残惜しそうな目でエレンを見詰めてから後を追って行った。
室内に残ったのはエレンとリヴァイ、それから玄関ホールの掃除を任せられた筈の『強欲』を司る悪魔・マンモン、人間名では『ベルトルト』と言う青年だった。

「あの〜…俺、着替えたいんだけど…」

エレンは睨み合う両者に呼び掛けたが届かず虚しく部屋に木霊した。

『おい、ベルトルト。さっさとエレンの部屋から出て行け、この下等悪魔が』
『出て行くのは其方でしょ?悪魔の長だからって全てが許されるとは限らないよ。僕は強欲を司る悪魔だからエレンの全てを手に入れなきゃ気が済まないんだ。というかエレンの全てを手中に収めるのが僕の使命なんだよ』
『んな糞みてェな屁理屈通用するか糞餓鬼』
『それを言うならリヴァイだって…』
「頼むから早く出て行ってくれよォ…」

朝から言い争う悪魔二人に頭を抱えるエレン。因みに今日を入れて189回目。



———
某大規模サイトでうpしたくだらない短文

★忍たまで妖怪パロ ( No.22 )
日時: 2015/03/31 03:31
名前: ナノハ ◆6lxp.HdbLA (ID: vWhir.lo)

※.妖怪パロがアツイ。配役は私の趣味だす( ´∀`)モチ乱ちゃん受けで。だが仙乱贔屓である(キリッ。そして無駄に長いのであります



———
○猪名寺乱太郎(13)
[由緒正しき陰陽師の家系を持つ猪名寺家の時期当主となる(予定の)少年。
物の怪を容易に祓える位の力はあるものの、余りにも強過ぎる故物の怪を沢山引き寄せてしまう他、加減を間違えると味方の式神まで抹消してしまう。眼鏡を掛けているのは、乱太郎が生まれ付き乱視ではなく、力を制御する為(硝子自体に魔除けとかそんな効果があるかどうかワカランですがそうゆう設定でいきます)。戦闘以外は掛けたまま。
性格は心優しく仲間想いで、他所の陰陽師の様に善悪を見極めず即座に妖怪を抹消したりせず、寧ろ人間と妖怪が共存出来る世界が訪れる日を願っている。祓う際は、本当に改心の余地が無いと判断した時だけ。
しかし其の性格が仇となり仲間や民が被害を受けたりと短所が目立つ事がしばしばなので猪名寺家に仕える者の大半からは快く思われておらず遂には時期当主の座を狙う輩まで発生するようになった。一方妖怪達(一部)にはかなり慕われており、中には乱太郎達がピンチの時に助太刀に現れる者も。
武器は【日本刀】だといい。式神は『雲外鏡』の仙蔵で、彼に溺愛されているが本人はじゃれているとしか思っていない。
安定の不運体質である。
側近のきり丸と笹山兵太夫の事をそれぞれ『きりちゃん』、『兵ちゃん』と愛称で呼んでいる。

乱太郎がまだ赤ん坊の頃に両親は大妖怪との戦いで死亡。その後乱太郎の祖父が誰が代わりに乱太郎の育児をするか代役を探していた処、突如として現れた与四郎と名乗る山伏に一時期(7つの祝いを迎えるまで)引き取られ育てられた。乱太郎を寝食の世話は勿論、時間があれば妖怪について色々教えられたり(必ずしも悪い奴等ばかりではない etc…)した。それから乱太郎は与四郎の教えを胸に、分け隔て無く妖怪と接し続けるようになり今に至る]

○仙蔵
[代々伝わる猪名寺家の家宝の手鏡が百年の時を経て付喪神となった妖怪———『雲外鏡』。
誰よりも乱太郎を愛してる。私が言うのだから間違いない。乱太郎の式神は私以外務まるまい。私の可愛い乱太郎に触れるな汚物が。
鏡なので、正体を見破ったり真実や相手の考えを見透かす事が出来る。
乱太郎以外はアウトオブ眼中。]


○笹山兵太夫(13)
[乱太郎の側近。乱太郎の事を名前で呼んでいる。
武器は【短刀】。今は師範並の実力を誇っているが、元々は戦いの経験は皆無で刀をまともに握れず周りから『へっぴり腰』と渾名されていた。絡繰の発明が得意で道中行き詰まる度便利な道具を発明する。時々変なモノまで発明してしまう。
貧しい百姓の家に生まれ、生計を立てる為に乱太郎の側近を買って出た。最初は金の一心で乱太郎の世話をしていたが、ある日福富商人の護衛で物の怪に襲われそうになった処を乱太郎に助けられそれ以来乱太郎に忠誠を誓うようになった]



(執筆中)


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