BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け)
- 日時: 2017/01/04 03:21
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
みなさんこんにちは!
ルルアです!
とりあえず、小説リレーも行っていますが、
自分的にこれをやりたいなぁ…
なんて思った時にこのスレにきています。
まぁ、マイペースに更新しておりますので、
ちょっとだけでも覗いていってください。
シリアス系統が多くなりますがほっといてください
感想やリクはいつでも受け付けております!
普通の会話だけでも大歓迎です!
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.17 )
- 日時: 2017/07/29 09:27
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
side:シンタロー
ソファに座り、テキトーに動画を見ていたら、カノが帰ってきた。
キドに拭かれ終わったあと、すぐに二階に上がって行ったからな…。まあ、きっとセトを追いかけに行ったのだろう…と、呆れつつも少しだけ不安もあった。
カノは、セトが側を通りすぎる時、ゾッとするような冷たい視線を向けていた。セトもそれに気づいていながら、素通りしたように俺は思えた。だから、何かあったら嫌だと思っていたが、意外にも何事もなく帰ってきた。
しかし、顔色が優れないのは気のせいだろうか?
カノは、俺に目を向けると興味無さげに逸らし、距離をとって座った。
カノの様子が変だ。
いつもなら、ウザ絡みしてきて腹立つ位ベタベタなのに。今回はない。
一体何があったのだ。ちらっと見てみると、項垂れた様子で、頭を抱えている。何かに落ち込んでいるのだろうか?
それは…セトとの一件も、関係しているのだろうか…。
俺は少しだけ、カノによってみた。これは、軽い賭けみたいなものだ。
案の定、カノは少し右に動いた。
やっぱり、セトと何があって、俺と距離をとって置きたいのだ。何がきっかけか知らないけど、そんな態度をとられると、少し…な。
込み上げてくる感情を押し殺して、俺はある人物の元へ寄った。
カノから俺が直線的に聞くことは、今の俺には無理だ。だけど、どうしても知りたい。
だから、頼むのだ…こいつに。
side:カノ
リビングに降りてみると、ソファに気怠そうに座り、動画を無表情で見ているシンタロー君がいた。
いつもなら、此処から彼に絡んでいくのだが、生憎、セトとの会話で少しだけ触れにくかった。距離を置いて座ったところ、暫くして、気を利かせたか、シンタロー君はソファから離れていった。
となりにいると、緊張感があったというのに、いざ居なくなると謎の足り無さが出てきて、やっぱり君が好きだなあ、と自覚する。
しかし、またとなりにいて貰うと困る。何故だか、今のシンタロー君を見ると、セトの言葉とあの時の光景がフラッシュバックして、くらくらするから。
正直にいうと、怒りが湧いてきて今にも君を襲いそうになる。この衝動を消すのは決して容易くはない。だから、困るのだ。
「カノ…聞いてる?」
「…へ?」
妙にのんびりとした口調、間延びした感じが余韻に響く。
少し視線をあげて見ると、白と黒のコントラストが特徴な、衣装が見えた。
コノハ君だと、顔を見なくてもわかった。
はは…と、笑い声を漏らす。
「コノハ君?一体なんの用かな?」
「えっと…となり、いいかな」
「いいよ」
「ありがとう…」
シンタロー君じゃない事もあって、全然緊張しなかった。コノハ君が此処にきたのは、大体察しがつく。
シンタロー君に悪いことしちゃったなぁ…
「カノ…」
「なぁに?」
「シンタロー…がね、心配してる。何かあったの?…って。」
「そっか…」
やっぱり、隠してたつもりだったけど、彼には分かってしまったらしい。
流石だと思うのと、少しだけ申し訳ない気持ちにもなった。
「コノハ君」
「何?」
「シンタロー君にさ、僕が言った事伝えてくれない?」
「うん。いいよ。」
「ありがとう。じゃあ…こう伝えて」
僕は、すぅっと息を吸い込む。
「シンタロー君は、僕のものだから…そう伝えて。」
ーーーー
ここでキル!
なんだか終わりが見えてこない…どうすれば…
後、前に投稿したやつ確認したら、めっちゃ誤字脱字してて、凹んだ…
見つけたら、ぼちぼち修正しようかな…
あ!
8日前だけど、マリーちゃんHPB!
遅れてごめんなさい…
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.18 )
- 日時: 2017/08/06 06:31
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
カノside
僕はこれだけをコノハ君に伝えると、お願いね、と言ってその場を離れた。
今、僕の頭はぐるぐるとしている。それは、怒りとか呆れとかそういうもの。さっき、セトはさも当たり前のように、飄々と言ってのけた。
───シンタローさんを、俺に譲って欲しいんす。…ね?別に難しい話ではないっすよね?
───あはは、そんなに怒らないでくださいっす。
───まぁ…カノも見たっすよね?アレを…ね。
───覚えてないんすか?シンタローさんと、俺がキスした時…感じていた事を。
───シンタローさんは頂くっすね。
セトが言ってたこと、聞いただけだと衝撃を受けるが、今更思い出してみたら、なんとも馬鹿らしい。
感じてしまったからと言って、自分に気があるなんて考えるとは…。盗む能力を持っていながら、人の気持ちには鈍感なんだろう。少しだけ笑える。
まあ、何があろうとあいつに一発かましてやらないと、僕の気が済まない。
僕はセトの部屋に行くと、ドアをノックし、返事が返ってきてからすぐ、ドアを足蹴にして乱暴に開けた。
その場には、マリーとキサラギちゃんがいたけど、僕は怒りを隠さないで親指を面へ向ける。
「セト、ちょっといいかな?」
僕の只ならぬ様子にマリーとキサラギちゃんは怯えた目を向けた。しかし、セト1人だけ呆れたように溜息をつくと、2人に二言三言言ってから、僕の方へ寄ってきた。
「お嬢側が悪いっすよ、カノ。」
僕だけに聞こえるように、薄笑いを浮かべてそう言った。
僕は思わずカチンときて、セトの胸倉を掴んだ。と、同時にマリーとキサラギちゃんが悲鳴をあげ、意識を戻された。僕は、胸倉を掴んだまま、グイッとセトの耳元に口を近づけた。
「うるさいよ。とりあえず、表に出ろよ。」
かなり声を抑えたものの、その代わりに怒りが満遍なく溢れ出て、その様子にセトがフッ…と鼻で笑った。
完全に馬鹿にしている。
その事に腹が立ったが、此処ではいけないと自分を諌め、ついて来いとセトに目で合図した。
僕が歩くと、横並びでセトは付いてきた。
特に言葉を交える事なく、扉に手をかけ表へと出た。
目指すは、此処から近い公園。
結構前に寂れていて、人通りも少ない。にしては、広過ぎるほどの面積で、やりあうには充分だろう。
僕は、セトに身長とか力とかの面では負けるかもしれない。でも、シンタロー君への気持ちは負ける気はしなかった。
シンタローside
コノハから聞いた、衝撃の言葉。
カノはコノハに「シンタロー君は僕のものだから」と伝えにきた。コノハは意味が分からなくて、戸惑っていたけど俺が笑っているのを見て、嬉しそうに笑った。
にしても、カノのやつ…そう思ってるなら、なぜ態度で表さなかったのか…。
あいつは、気持ちが周りに分かりすぎるくらい出ているってのに、なんでなんだろう…。
そう思っていたら、アジトのドアが開いて閉まった音がした。
誰かが出て行ったのか?
チラリと、玄関を覗くとカノとセトの靴がなくなっていた。この2人が外に出たとなると…、嫌な予感がする。
俺は、コノハに外に出ると伝えると、コノハは俺の様子に気づいたのか、一緒に行くと付いてきた。
正直、1人の方が気づかれないけど、2人が何かした時、止められる自信がない。
俺は、なら頼む、とコノハとアジトを出た。ギリギリで、2人が右に曲がるところまで見えた。
俺は急いで走った。でも、ニートにはこれはかなり堪えた。だから、途中からコノハに担ぎあげられながら、2人の元へ急いだ。
付いたのは、1つの寂れた公園。
大きな木の影に身を潜め、じっと2人の様子を伺った。
今は特に動きはないが、これから何が起こるのか…と考えると、気が気じゃなかった。
ーーーー
ここでキル!
久々に書いたなー。
なんだかネタが思いつかなかったから、苦戦したんだよ〜泣
次の更新いつになるかなぁ…
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.19 )
- 日時: 2017/08/27 17:50
- 名前: ルルア (ID: FSosQk4t)
セトside
全くどうしてこんなにも馬鹿なんだろう。
今は、こういう面倒ごとを起こすより、俺の為にシンタローさんに嫌われる術を行えばいいのに。カノはいつでもそうだ。自分の感情にもの凄く忠実だ。すぐに自己中に走り、感情に左右される。そんなだから、みんなに愛想をつかされてしまうんだ。
少しは自覚したらどうだろ。
今俺と向き合っているカノ。
確かめなくても、怒っていることは分かる。一体なにがあって、落ち込んでいたのから怒りに変わったのか。まあ、きっと何かに左右されたんだろうけど。また、自分の中で自問自答して、自己満足して自己中に走ってしまっているだけ。まだ、気づいてないんだ。
可笑しい。
声には出さないけど、我慢出来ずにニヤけてしまう。そうすると、あいつの顔がまた怒りで歪んだ。さらに可笑しくで、ニヤニヤしてしまう。声が出そうだ。
「ねぇ…シンタロー君と僕が別れて欲しい?」
緊迫した空気の中、そんな事を聞いてきた。
あまりにも可笑しくて、声に出して笑う。彼を馬鹿にして。笑うなっ、と怒号が飛ぶけど、全然怖くない。
まだ残る笑いを腹の中に納めて、口を開く。
「当たり前の事をどうして聞くんすか?」
そういうと、また目尻が上がる。
こっちから見たら、かなり面白いけどね。
あーあ、面白すぎ。
残した笑いがまた込み上げる。笑うと止まんなくなる。腹を抱えて笑っていると、あいつの手がぎゅっと拳に変わった。俺を殴ろうとしてんのか?馬鹿だな。
やっぱり、感情に左右されすぎだ。
「カノ、みっともないっすよ?暴力で解決…なんてね?」
カノの肩がピクリと跳ねる。
どうやら、本当に暴力で解決しようと思ってたなんて。馬鹿らしい。
そっちが野蛮なら、こっちもだ。
自分の手を見つめ、緩めたり力を入れたり…そんな暇があるなら、こっちを見たらどうだろう?やっぱり、ダメだ。
「カノ、危ないっすよ?」
こっちを振り返るこいつの顔めがけて、俺の拳を振り上げる。完全に不意を取られたあいつは、目を見開き驚きに固まる。
…勝負アリ。
バキッという痛々しい音、メリッという肉のめり込む感触。
どれもこれも俺を満足させ、そして快感へと誘った。さて、あいつはどんなアホヅラでいるのか…見てやろう。
……て、アレ?
「…シンタローさん?」
なんで、ここにいるんだ?
なんで、倒れているんだ?
なんで……
殴られたような赤い痕が頬についているんだ?
カノside
完全に不意を取られた。
セトの言葉に左右されてしまい、先程の決心も揺らいでしまった。
暫く迷っていたら、声がかかり振り返ったら、もう拳が高く上げられていた。
そしたら…、誰かが間に入った。
セトは振り下ろす時、下を向いていたから僕じゃないのに気づかず、そのままその人物を殴った。
その人物が倒れてから分かったけど、シンタロー君だった。最初は、嘘かと思った。
なんでここにいるんだ?
僕の幻?
だけど、抱え上げると確かな重みと温もりが感じられ、現実ということが分かった。
シンタロー君はかなりのダメージを受け、息が荒い。しかも、タラーと口の端から流れる血。
シンタロー君は僕の目を見て、無事なのを確認すると、
「よかった…」
というように、口を動かしニコリと笑った。
ここで彼は限界だったらしく、くたっと僕に体重を預けた。気絶したらしい。
僕はシンタロー君をこうしたセトに、沸々と怒りが湧いてきた。
シンタロー君を地面にゆっくりと置き、僕のパーカーを被せると、セトを見た。セトも予想外だったらしく、拳を握りしめた形のままで、静止している。
僕は殴ろうと拳を固め、一歩を踏み出した。
「ダメ…っ!」
そういう声と共に、僕より早く飛び出した白い何か。呆気に取られていると、コノハ君が気絶したセトを抱えていた。
どうやら、コノハ君が僕を超えてセトを気絶させたらしい。それならそれでいいのに、僕は自分で出来なかったこと、それが僕の無力さが証明されたようで、むしゃくしゃしてしまいコノハ君へと近づいた。そして、僕に安心したように微笑むコノハ君の胸ぐらを掴んだ。
「僕、別に頼んでないけど?!何やってんの!?ねぇ!!」
只の八つ当たりだ。分かってる。
でも、吐き出してしまったそれは、そんな簡単に止められるようなものじゃない。
流れて仕舞えば、もう、止められない。
「僕さぁ、そういうのきらいなんだよね!頼んでもないのに、割り込む奴!!分かる!?」
笑顔から、戸惑いに変わるコノハ君。
瞳が不安げに揺れる。なのに、僕の口は全然止まらない。止められない。
なんで、なんで…。
「僕、君のことさぁ。ほんと、ありがた迷惑って言いたいんだよねぇ!?」
景色がぼやけ、ぽたぽたと雫が頬をつたう。それでも…それでも…止まんない。
「それが分かんないなんて…むぐっ!?」
コノハ君の手が僕の口を塞いだ。それと同時に止まってしまった。コノハ君は下を俯きながら、小刻みに揺れている。
怒らしちゃった…かな…。
「もう…いいよ。シンタロー…助けたかったんでしょ?」
コノハ君は相変わらず俯いていて、表情が読めない。でも、声は震えていた。
「カノは…シンタローが好きだから、無理したんでしょ?…僕、知ってるよ。シンタローに聞いたから…」
驚いた。
シンタロー君はそこまで、知っていたんだ。分かってて、きっと僕をそばで見守っていたんだ。そして、シンタロー君は…僕が殴られそうになって、それで…庇って。
「シンタローに言われたんだ…。カノのピンチは俺が救うから、コノハ、はいるなよって…」
コノハ君の目から、何か光るものが落ちた。
地面に落ちて、しみをつくってすぐに消えていった。泣いている。
コノハ君にとっても、それは辛い宣告だったんだろう。でも、守った。
「それでね?…シンタローが、自分が倒れたらカノが手を出す前に止めてって…。カノなら、勢いで殺しかねないし、それに友達を失うのはもう…嫌だって…」
シンタロー君…。
コノハ君はやっと手を離し、此方を見た。コノハ君の顔は涙が伝い、顔は悲しげに歪んでいた。でも、それに不釣り合いに口角は上に釣り上がっていた。
「帰ろう?…このままじゃ、シンタロー可哀想だし…、団長さんに、話さなきゃ」
コノハ君の言い分はもっともだった。
僕は涙を服の袖でぐいっと拭き、そうだね、と小さく行った。
コノハ君も、涙を拭くともう一度しっかりとセトを担ぎ上げた。僕はシンタロー君を抱き上げ、公園の出入り口で待っているコノハ君に向かって走りだした。
そろそろ夜を迎えそうだ。
赤い空にうっすらと藍色の空が重なっていた。
ーーーーーーー
お久々のルルアです!
かなり間が空いたね〜…ごめんね!
20日ってかなりだよね〜…
何回も繰り返すようだけど、データが消えて覚えてないからね〜…ネタがぁ…
あ、あとね、お知らせなんだけど。
次の更新は一週間ぐらい後になるかも。場合によっては二週間ぐらい。だから、また暫く来ません…
ごめんなさい!!早めに更新するようにします!
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.20 )
- 日時: 2017/10/15 20:05
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
久しぶりです〜!
ルルアだよー!
お知らせしようか、迷っていたら、1ヶ月が過ぎました☆
なので、お知らせだよ!
ルルアは、ここでの執筆をやめます。
何故かっていうと、R18が書けないから。
何回、引っかかってると思う…?二回だよ。←
頑張って書いてはいたけど、流石にもう難しいのが現状。
なので、大人小説カキコに移動します!
名前も「ルルア」から、「デイズ」に変更!
「ニッチな小説掲示板」ってとこで「カゲプロBLシンタロー総受け!」っていうスレで今は執筆してる。
もう、3個も書いてるけどね。
ここからは消えるけど、サイト自体からはいなくならないから、ぜひ新しいスレに来てね。
覗きに来るだけでもいいけど。
今までありがとう。
あ、前の続きだけど、めんどいから
打☆ち☆切☆り☆
じゃあね♪
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.21 )
- 日時: 2018/11/05 20:42
- 名前: 神奈 (ID: t3RyuIJ8)
いますよ!