BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- DB 悲しみと絶望の先
- 日時: 2018/03/21 15:21
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
またまた長編です!
テラごめん!
では注意!
ひぐらしパロです!
羽入は出ます。すいません。
羽入はオヤシロ様ではない←
どっちも原作崩壊。
キャラ崩壊注意!
バーダックが主人公。
ブラックも何故か惑星ベジータに。
それでも大丈夫な方はゆっくりしていってね!
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.17 )
- 日時: 2018/03/30 08:22
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
第2話 ターレスの過去
どうして貴方はこうなのよ!?もっとブラックの様に行儀良くなさい!
ターレス、ブラックを見習え。ブラックはやれと言われた事はすぐに覚えて実行できるんだぞ!?
ブラックなんか死ねば良い。
あいつがいるだけで…いつも俺は比較され、罵られる。
「うるせぇよクソババァ!!黙ってろよッ!!」
「なっ…!?ターレス!!」
嫌になって部屋に閉じこもれば、あいつらは態度を変えた。
「ターレス、母さんや父さんが間違ってたわ…他人の子と比較ばかりして、ごめんなさい…」
当然無視。謝ろうが許す気など微塵もない。
部屋から一歩も出たくない。顔を見たくない。
ただ、学校には行かないといけない。否、学校には行きたい。想い人がいるから。
バーダック…思い出す度にいつも胸が高鳴って、どうしようもなく会いたくてたまらなくなる。
朝、学校に行く支度をして、部屋から出る。
朝食も食べず出て行こうとする俺を呼び止める女。
「ターレス…!朝食くらい…」
「てめぇの手料理食うより雑草食ってるほうがマシ。」
家を出て、近くの森のリンゴがなる木からリンゴを取って食べる。
さすがにもうこの味にも飽きてきた。
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.18 )
- 日時: 2018/03/30 08:41
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
学校についてまずする事はバーダックに挨拶すること。
「バダ、おっはよー」
「た、ターレス!おはよさん!今日ね、お萩作ってきたんだ!一個食べる?」
バーダックが大きな弁当の蓋を開けると、美味しそうなお萩が並んでいた。
一つ選んで食べると、ものすごく辛かった
「辛ッッ!?」
「あっははは!あったり〜!一つだけね、愛を込めてからし入れてやったんだぜ!」
愛を込めて…バーダックの愛を一発で引いた俺って…//
「やられたな…目が冴えたぜ。」
「はい、からしなし。」
入ってそうだと警戒しつつ食べてみると、からしはなく、とても美味しかった。
「美味しい、かな?」
「超美味しい。バダは良い嫁さんになるよ」
「嫁って…俺男だし!」
本当にバーダックは可愛いな…癒される…
でも、ブラックが登校してきたら終わり…あいつに取られてしまう。
…バーダックは、ブラックの事が好きなのだろうか…
教室を出て、外の空気を吸いに行く。
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.19 )
- 日時: 2018/03/30 08:58
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
いつの間にか寝ていたようだ。
ってもうみんな帰り始めてる!?
教室にダッシュで戻って、帰り支度をする。
そん時にトーマからノートをひったくる。
「oh…」
「すまねぇな。お前のノート見やすいから!」
「復習できねぇなこりゃ(^-^)」
トーマは教室バーダックと俺にまた明日とつげ、教室を後にする。
チラリとバーダックを見ると、日誌を書いていた。
「今日ってバダ日直だったの?」
「うん。日直だったから長文読まされた。」
見たかったな…噛み噛みだっただろうな…
大空をだいくうと読んだ程のお馬鹿ちゃんだからな。
確か…挿入をさしいれって読んでたのも可愛かった
「ね、ねぇターレス…一緒に帰ろ?」
「え?あ、あぁ!」
今の超可愛い…癒される…
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.20 )
- 日時: 2018/03/30 09:21
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
家までまだ距離はある。つまりゆっくり歩いて帰ったら長い時間バーダックと一緒にいれるわけだ!
「ターレス、話があるんだけど、良いか?」
「手短にー。長々とした話は嫌いだぜ」
「じゃあ簡単に。ターレスの事が好き」
え?俺の、事が…?バーダックが俺の事!?
やった…ブラックなんかに取られてないんだ!!
ざまぁみやがれ…!!
「本気だから、な」
でも、俺も好きなんて言えない…恥ずかしい
あえて、突き放そうか…?
でもせっかく両想いなれたんだぞ…
いや、でも…嘘の可能性だってある。
バーダックはブラックとよく一緒にいるじゃないか。
「…俺はあんたの事すきじゃない。勝手に…、好きにならないでくれよ」
「ッ…お…おぅ…すまなかったな!明日までに忘れれるかな?あはは、忘れっぽいからたぶんすぐに忘れれるな、じゃあまた明日!…うぅっ」
泣いていた。嘘じゃなかった。
追いかけないと…忘れないで…
「戻ってきてくれよ…っ」
- Re: DB 悲しみと絶望の先 ( No.21 )
- 日時: 2018/04/01 11:46
- 名前: KI墓場ブラ太郎 (ID: OAjqk0/I)
家に帰ってリビングに入る。
いつもなら真っ先に自室へ向かっていた為、両親が驚いていた。
二人の顔を見ていたら涙が溢れて、その場で大泣きしてしまう。
泣きながら、帰りの事を話した。
あんな反抗ばかりしていた俺を優しく宥めながら話を聞いてくれる両親。
俺は愛されているんだと、やっと気づけた。
「もう、良い。泣くだけ泣いたし、スッキリした」
「その子に、明日謝って、気持ちを伝えてみたら?」
「…うん。伝えてみる。」
バーダックは、聞き入れてくれるだろうか…
泣かせてしまったのに…
いや、前向きに考えろ。バーダックは、俺の事が好きなんだ。そうだろ…?
「バーダック…」
あの日から、バーダックとは会っていない
そんなある日…包帯だらけのバーダックがやってきた。
助けて…
「無駄。もう逃げられないよ…?だから俺を、愛してよ、ね?」