複雑・ファジー小説
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- 心の無いロボット
- 日時: 2011/07/20 20:59
- 名前: 鹿瀬 (ID: Ouicm1PF)
こんにちはー初めましてです。
鹿瀬と申します。ポンコツなので文章がおかしい所もあると思いますがよろしく、お願いします。(ペコ)
★心の無いロボット★
『おい 見ろよ、また化け物がゴミひらってるぞー』
『ホントだー ぎゃははは』
夕暮れ近い河原で、子供たちは彼をいじめていた。
『やっても意味ねーのに 気持ち悪い』
ガシャ…。子供たちは化け物と呼んでいる少年の手から、ゴミ袋を取り上げると、中のゴミをまきちらした。
『…』少年は何も言わず、ただ無表情のままそのばに立っていた。
ある子供はさげすむように言った。
『ロボットのくせに』
そう、彼は人造人間。
いつからここにいるのか、どこへ帰るのか、誰も知らない。
ただなぜだか、いつもこの河原をきれいにしている。
- Re: 心の無いロボット ( No.4 )
- 日時: 2011/07/21 18:49
- 名前: 鹿瀬 (ID: Ouicm1PF)
美空s
コメありがとうございます!(^^)
こんなヘッポコ小説ですが、よろしくお願いします!(礼)
- Re: 心の無いロボット ( No.5 )
- 日時: 2011/07/22 01:16
- 名前: 鹿瀬 (ID: Ouicm1PF)
『ねぇ、いつからここにいるの?』
地影は作業をしながら答える。
『細かいところは記録されていませんが、人間の私が死んだのが江戸時代、人造人間としてここに来たのが死んだ日から五日後です』
小春は驚いた。
死んだ—…?
『昔…人間…だったの?』
2050年の今、死人をロボットにする、ましてや生き返らせることなど不可能である。
それなのに、江戸時代に死んだ彼がロボットとしてここにいる。
そんなことがあるのだろうか。
作業をしていた小春の手が止まった。
『そのようです』
そんな—。
『そんな……っ』
ありえないこの世界の法則に、小春は少し怖くなった。
- Re: 心の無いロボット ( No.6 )
- 日時: 2011/07/22 01:44
- 名前: 鹿瀬 (ID: Ouicm1PF)
『どうして死んだ人が話したり動いたりできるの?』
—と、小春が聞くと、ようやく地影は作業をやめ立ち上がった。
『そうですね…確かに死ねば話すことも動くこともできない…
これだけ時がたった今でも、人は人を生き返らせることはできていない』
『だったらどうして…』
『簡単なことですよ』
『?』
小春には、その言葉の意味が理解できなかった。
夕暮れの炎が彼を照らす。
地影は小春を見つめた。
不思議な瞳をしている。
地影はゆっくりと口を開いた。
『私は—…
神によって造られたからです』
- 心の無いロボット :感想 ( No.7 )
- 日時: 2011/07/22 09:40
- 名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)
こんにちは!私、水瀬うららと申します!
タイトルに惹かれて、参った次第です。
特徴的なタイトルですね!
す、凄いです……。世界観が確立していますね!
水神さん……神様に造られたのですか!?
驚きです……。これから、どのように話が展開されていくのでしょうか!とても楽しみです!
執筆、頑張ってください!
陰ながら、応援しております!
- Re: 心の無いロボット ( No.8 )
- 日時: 2011/07/22 12:28
- 名前: 鹿瀬 (ID: Ouicm1PF)
水瀬 うららs
ありがとうございます(ぺこ)!
へなちょこながら頑張っていくのでよろしくお願いしますっ