複雑・ファジー小説

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心の無いロボット
日時: 2011/07/20 20:59
名前: 鹿瀬 (ID: Ouicm1PF)

 こんにちはー初めましてです。

鹿瀬と申します。ポンコツなので文章がおかしい所もあると思いますがよろしく、お願いします。(ペコ)

★心の無いロボット★

『おい 見ろよ、また化け物がゴミひらってるぞー』
『ホントだー ぎゃははは』
夕暮れ近い河原で、子供たちは彼をいじめていた。
『やっても意味ねーのに 気持ち悪い』
ガシャ…。子供たちは化け物と呼んでいる少年の手から、ゴミ袋を取り上げると、中のゴミをまきちらした。
『…』少年は何も言わず、ただ無表情のままそのばに立っていた。
ある子供はさげすむように言った。
 
            『ロボットのくせに』

そう、彼は人造人間ロボット
いつからここにいるのか、どこへ帰るのか、誰も知らない。
ただなぜだか、いつもこの河原をきれいにしている。


Re: 心の無いロボット ( No.1 )
日時: 2011/07/20 22:09
名前: 鹿瀬 (ID: Ouicm1PF)

昔からずっと姿の変わらない彼を、町の人々は死神だの悪魔だなどと呼んで恐れてきた。


キーンコーン 夕暮れのチャイムが鳴り子供たちは少年に飽きたように、それぞれの家に帰っていった。

『……』少年はまた河原のゴミを拾い始める。


『ねぇ』後ろから誰かが少年に声をかけた。
『また掃除してるの?』それは栗色の髪をした少女だった。
言葉を理解できるのか、少年はこくりと頷いく。
『じゃあ、私も手伝う』
彼女は優しく微笑むと、少年から袋を借りた。

すると、喋らないはずの少年が口を開いた。


『ありがとうございます』






Re: 心の無いロボット ( No.2 )
日時: 2011/07/21 00:38
名前: 鹿瀬 (ID: Ouicm1PF)

『!…あなた話せるの?』

『はい』

この少年は本当にロボットなのだろうか、話し方も姿もまるで本物の人間のようだ。
しかし…。
『名前は?』少女は尋ねた。
『水神地影(ミズカミ チカゲ)…あなたは?』
『あ…日野小春(ヒノ コハル)です』
『小春さんですね、お手伝いありがとうございます』
丁寧な言葉。しかし…何かが引っかかる。

そうだ—。
 

彼には表情が無い。
いや…心が無いというべきか。


さっきから気になっていた。

会話はできているが…言葉に心がこもっていない。
まるで何かに操作されているようだ。

Re: 心の無いロボット ( No.3 )
日時: 2011/07/21 11:21
名前: 美空 (ID: 5.T/ANl0)

始めまして。美空と申します。
小説読ませていただきました。
近未来な感じの設定が凄く好きです!
続き、楽しみにしてます。頑張ってください><!


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