複雑・ファジー小説
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- 空を見上げて見えた物は・・・
- 日時: 2011/08/24 21:21
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
もう一作書いていましたが削除依頼を出しました。
一応短編にする予定です(長編になるかもしれないけど……)
ルール
カキコのルールを守れる方はどうぞ。
登場キャラ
秋野 美香
人との交流を嫌がる。
狭山 恵美
美香の幼馴染。
渡邉 由美
落ち着いていて冷静。
野口 腱
ぼんやりしている天然。
主なキャラは以上です。
目次
プロローグ>>1
第一話〜心を閉ざした少女〜>>2
第二話〜理由〜>>3
第三話〜地図の見方〜>>4
幸せな家庭>>5
第四話〜知ってはいけない過去〜>>8
番外編〜友達って何だろう。登場キャラに聞きました〜>>9
第五話〜家での美香〜>>12
第六話〜暖かさ〜>>15
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.5 )
- 日時: 2011/08/12 12:29
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
〜幸せな家庭〜
「ほら。ご飯よ〜」
透き通った声が、家中に響く。
「は〜い」
かわいらしい声が響く。
「おっ!今日は焼肉か〜」
何処の家庭でも繰り広げられるこんな会話。
その会話を愛しく感じることはあるのだろうか。
優しく暖かい……会話。
懐かしく思うことはあるのだろうか……
普通な日常。
失うことはあるのだろうか……
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.6 )
- 日時: 2011/08/12 13:07
- 名前: ゆきりん (ID: fTO0suYI)
ババーンと参上、ゆきりんです!
秋桜さん、すっごく、面白いです!
今日はじめてのぞいたんで、今読んだばっかりなんですが、すっごくおもしろくって物語に引き込まれて!
美香の過去、腱との関係……気になります!
続き読ましてください!
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.7 )
- 日時: 2011/08/12 13:24
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
ゆき・・・ゆきりんさん!
気になりますか〜。今日更新予定なので、そこで美香の過去などがわかる予定にします。
読んで下さってありがとうございました
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.8 )
- 日時: 2011/08/15 08:58
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
第4話〜知ってはいけない過去〜
「2人とも〜そこでひそひそ話さずに、こっちおいでよ〜」
腱が由美たちを呼ぶ。
「あ、ゴメンゴメン」
恵美が謝る。
「あ、気にして無いよ。とにかく……中で詳しいことを話すね」
「うん」
「えぇ」
腱は家の扉を開け、自分の部屋へと案内する。
「ここだよ」
腱が扉を開ける。
「広〜……」
「綺麗ね〜」
由美たちは感嘆の声を上げる。
「そんなことはないだろうけど……」
腱が不思議そうにつぶやく。
「で、資料は全部部屋にあるから、説明するよ」
「資料?」
「何の?」
由美たちは不思議そうにつぶやく。
どうやら此処に来た理由を忘れているようだ。
「事件のさ……」
さらりと腱が言う。
「へ〜事件のか〜……」
「……何の?」
「いやなんのって……秋野さんの両親の事件だよ?」
「……」
由美たちは忘れていたようだ。
「まさか……忘れてた……とか?」
いきなり図星を言われ、赤面する2人。
「忘れてたんだ……」
腱はちょっとあきれたようにつぶやいたが、すぐいつもの口調に戻った。
「とりあえず……教えるよ?」
腱は分厚い本を取り出し、あるページを指差した。
「此処のページに書かれていることだよ」
由美たちが読んだのは……
「え〜っと……そんなことが……」
「嘘……近所で?」
そこに書かれていたのは、当時の美香の家に、強盗が押し入り、両親は……殺されてしまった。その当時美香は祖父母の家に行っており、被害は無かった……
「えっちょっと待って?何で腱はそのこと知ってるの?」
「今は……教えられない」
そういった腱の顔はなんだか悲しそうだった。
第4話終わり
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.9 )
- 日時: 2011/08/15 09:18
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
番外編〜友達って何だろう。登場キャラに聞きました〜
「秋桜です♪」
「いや、知ってるから」
しょっぱなからの鋭い突っ込み。
やっぱり美香だ。
「で、美香にとって友達って何?」
「は?いきなり何呼び捨てする上に、妙な質問するわけ?」
「いや、とりあえず質問答えてよ。こういうコーナーなんだから」
「友達……友達……?わからない」
「だから、ふざけている場合じゃないんだって。きちんと皆に聞かなきゃいけないんだから」
「ふざけてない」
美香の肘鉄クリーンヒット。これは痛い……
て、冷静に言ってたら美香がどこか行っちゃった。
しょうがない。次は恵美だ。
「ね〜。馬鹿作者」
「馬鹿作者って……なんで?」
「だって、わたしのキャラ紹介のとこ、なんか酷く無い?だって、美香の幼馴染ぐらいしか書かれて無いじゃん」
「あ、ゴメン。忘れてた」
「ゴメンですんだら警察はいらないよ?」
恵美の笑顔での蹴り。かなり痛い。
恵美に聞くの忘れた。でも、由美なら答えてくれるよね?
「友達ってなんでしょう?」
いきなり由美の目の前へ飛び出て質問。
「友達?……う〜ん……恵美たちみたいなこのことかしら……」
やっと答えてくれた。
最後は……腱だ。
「友達ってなんでしょう?」
いきなり目の前に出て質問……が、素通りされた。
もう一度トライ☆
「友達ってなんでsy……」
やっぱり素通り。
こうなったら……
「友だ……」
踏まれた。
☆完☆