複雑・ファジー小説
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- 空を見上げて見えた物は・・・
- 日時: 2011/08/24 21:21
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
もう一作書いていましたが削除依頼を出しました。
一応短編にする予定です(長編になるかもしれないけど……)
ルール
カキコのルールを守れる方はどうぞ。
登場キャラ
秋野 美香
人との交流を嫌がる。
狭山 恵美
美香の幼馴染。
渡邉 由美
落ち着いていて冷静。
野口 腱
ぼんやりしている天然。
主なキャラは以上です。
目次
プロローグ>>1
第一話〜心を閉ざした少女〜>>2
第二話〜理由〜>>3
第三話〜地図の見方〜>>4
幸せな家庭>>5
第四話〜知ってはいけない過去〜>>8
番外編〜友達って何だろう。登場キャラに聞きました〜>>9
第五話〜家での美香〜>>12
第六話〜暖かさ〜>>15
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.1 )
- 日時: 2011/08/06 09:26
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
プロローグ
空を見上げたら、何が見えるの?
星?雲?
それとも……別の物?
ねぇ……答えてよ……
空を見上げたら何があるの?
何が変わるの?
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.2 )
- 日時: 2011/08/05 11:48
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
第一話〜心を閉ざした少女〜
教室の窓際の席で、1人の少女が、外を見ていた。
その少女の近くへ髪の毛を後ろでポニーテールにした少女が近づく。
「美香?」
ポニーテールの少女がその名前を呼ぶ。
でも、美香と呼ばれた少女は聞こえないのかそっぽを向いたまま。
「美香ってば!」
ちょっと大きめな声で名前を呼ぶ。
美香は、めんどくさそうに、ポニーテールの少女のほうを向き、また、さっきのように外を眺め始めた。
「どうしていつもそうやって無視するの?」
美香はポニーテールの少女のほうを向き、一言、少女に訊ねた。
「じゃあ……こっちも聞かせてもらう。何故……私なんかにかまう?」
美香は、冷たい声で聞いた。
少女は、強く見据えて、美香に答えた。
「友達だからでしょ!」
美香は、鼻で笑い、少女に告げた。
「友達?ただ、近くに住んでいるだけの人間が友達だって?妄想もたいがいにしろ」
そういい放ち、外を眺めはじめた。
ポニーテールの少女は、ため息をつき、自分の席へ戻った。
第一話終わり
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.3 )
- 日時: 2011/08/06 09:54
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: 元、「かりん」です
第二話〜理由〜
「ね〜由美?」
ポニーテールの少女が、ショートカットの少女に語りかける。
由美と呼ばれた少女はあくびをしながら問いかける。
「なに……?恵美……」
「あのさ〜……美香のことなんだけど……」
「美香?珍しいね。あの子の話をするなんて」
意外そうに由美がつぶやく。
「どうして……美香はわたし達を避けるの?」
「わからない……あの子と出合ったのは、中3のときだし……」
「やっぱり……由美もわかんないか……」
「幼馴染の恵美が知らないことを知ってるわけ無いでしょ?」
「それもそうか……」
恵美が席に戻ろうとしたとき……
「ね〜何はなしてるの?」
やけに間延びした声が振ってきた。
由美と恵美は、上を見て、一言。
「なんだ……腱か」
「なんだってなんだよ〜ま、それはおいといて。何を話してたの?」
「置いとくんだ……」
由美がつぶやく。
「美香のこと」
恵美が腱の質問に答える。
「美香?秋野さんのこと?」
「うん」
「ふ〜ん……でも、なんで秋野さんのことはなしてたの?」
「美香が、わたし達を避けてるから……」
「へ〜……君達知らないんだ。秋野さんは、6歳の時……両親を失っているんだよ?」
「え!美香の両親が?」
「その様子じゃあ、知らなかったんだ……かなり大きな事件だった気がするけど……」
「事件?病気とか事故とかじゃなかったの?」
「うん……秋野さんの両親が何者かによって……殺されたんだ……」
「まって。何で……腱は、知ってるの?」
「それは……僕の家に来ればわかるよ」
第二話オワリ
- Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.4 )
- 日時: 2011/08/11 10:45
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
第3話〜地図の見方〜
学校での腱の言葉が引っかかった由美達は、腱の家に向かうことにした。
恵美がつぶやく。
「よく考えれば、腱って知らない面のほうが多いよね」
「えぇ。そうね」
由美が地図を見ながら答える。
一時間ほどたち……
「あ〜……!此処さっきも通ったじゃん!」
恵美がうんざりしたように叫ぶ。
由美は地図を見ながら首をひねっている。
「可笑しいわね……この道であってるはずなのに……」
そう。由美は方向オンチなのだ。
「それ、さっきも聞いた〜」
恵美が言う。
その言い方は小さい子が欲しいものを買ってもらえないときの親の言い訳に対する言葉とかなり似ていた。
恐らくそのレベルなのだろう……
「だから……この道を左に……」
「地図の見方、あってるの?」
「多分」
「ちょっと貸して」
恵美が由美から地図を奪う。
それで、一言。
「見方逆じゃん」
「え?」
「え?じゃないよ。なに、南が北に向いてるわけ?」
由美は赤面し、うつむいた。
どうやら、地図を使ったことが無かったらしい。
恵美が地図を持ち、ようやく、腱の家に着いた。
「やぁ。遅かったね」
笑顔で言う腱に恵美は苦笑しながら言った。
「遅かったのはしょうがないよ。だって……ムグ!」
が、いきなり伸びてきた由美の手によって、言葉をさえぎられた。
「ムグ……ウグ……!(ちょっとなにすんの!)」
「あんたね〜。絶対、腱にわたしのせいで迷ったって言う気でしょ?」
由美が手を離しながら言う。
勿論小声で。
「別に嘘をつく必要ないじゃん」
「少しは、こっちのことも考えなさいよ」
「え?まさか〜」
笑いながら恵美が由美を見る。
「言わないでよ!?」
赤面して、由美が、言う。
「はいはい」
「ホントに言わないでよ?」
「わかったわかった」
第3話オワリ

