複雑・ファジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

俺の一年
日時: 2011/12/29 16:27
名前: 魔王666 (ID: 9wHf9u2B)

初めての、小説です。
俺、上手くかけないかもしれませんが、かるーい感じで読んでくれれば嬉しいです。

やっぱり、週一は不可能だということを(今頃)気付き、まぁ、のろのろとがんばって行きたいと思います。


〜登場人物〜
・澄田 辰巳 (すみた たつみ)
・桜田 悠妃 (さくらだ ゆうき)


〜お客様〜
・紫蝶様
・紅様

Re: 俺の一年 (ポニーテールめがねの名前ください) ( No.3 )
日時: 2011/11/07 16:30
名前: 魔王666 (ID: 9wHf9u2B)

突然ですが、名前募集します。
「俺」を突き飛ばしたポニーテールの女子中学生の名前、ください。ほんとに、なんにも考えられません。

お願いしますッッ!!

         そいつの容姿
↓           ↓             ↓
・赤いゴムで整えられたポニーテール
・ほんのちょっと日焼けした肌
・黒縁のメガネ
・相手を見下したように上から目線でも大きな目
・誰から見ても美少女って訳ではないが、美人。
・ニキビがおでこに少々
・目の下にバンドエイド
・目は生気の無い灰色

Re: 俺の一年 ( No.4 )
日時: 2011/11/18 18:08
名前: 紫蝶 (ID: 9MGH2cfM)

こんにちわ。
紫蝶です。続きが読みたいので、名前応募します。


ゆうき、はいかがでしょうか?

漢字は、ゆうは悠、柳、ゆは結、うは羽、きは紀、季、妃、などを
組み合わせていただければ。

Re: 俺の一年 ( No.5 )
日時: 2011/11/21 17:18
名前: 魔王666 (ID: 9wHf9u2B)

こんにちは、返事遅れました。
ゆうき ですかぁ・・・
いいですね、ゆうき

実際(?)勇気のある子にしたいんですよね。
ありがとうございます!

Re: 俺の一年 ( No.6 )
日時: 2011/11/21 17:38
名前: 魔王666 (ID: 9wHf9u2B)

 自転車を起こす瞬間、トラック独特の低いクラクションが響いた。
 もしかして、もしかすると、信号無視ってやつ?
 灰色の荷台が陽光で不気味に輝く。でも、まあ、アイツはいないし———
 「な!アイツ、なにやってんだ!」
 メガネ野郎は、鞄を落として筆箱の中身を拾っていたのだ!アホか!?
 ちょっちょっ!あのスピードで轢かれたりしたら、怪我じゃすまないぞっ
 「きゃぁっ!」
 俺はとっさに、起こした自転車を再びぶち倒した。
 道路のど真ん中でかわいい悲鳴をあげているメガネをトラックの来ないところに突き飛ばす。必然的に、俺がトラックの真ん前にいることになり、俺と車までの距離あと2メートル!!
 あれ、なんでこんな事してんだ?!意味ねぇだろ!てか、俺を突き飛ばした奴だぞ、俺!しかも他人!などと考えているうちに、もう避けられない距離にまでトラックが近寄っていた。
 俺が轢かれる瞬間は、今思うとスローモーションみたいだ。人ってのは、死の間近になると異様なほど、感覚が研ぎ澄まされるらしい。まさか、この年でそれを味わうとはなぁ、正直思わなかった。
 奴は、道路に倒れ伏し、俺を見ないでいた。お前のせいで犠牲になった哀れで、かわいそうな中学3年生の最後を見ろ、アホンダラゲ!
 情けないとか、いわんでくれ。人間、絶望の淵に立たされると、真の恐怖を味う。———つまり、俺は悲鳴をあげた。
 「ああああぁぁっっ」
 俺の叫び声と、メガネの悲鳴が、さわやかな青空を真っ赤にした。


 と、言うわけで、俺、死んじゃいまいした。

Re: 俺の一年 ( No.7 )
日時: 2011/11/28 16:44
名前: 魔王666 (ID: 9wHf9u2B)


 俺は、宙を見ながらあくびをする。変わらない青空、変わらない人並みに、変わらない表通り。ただ一つ、変わっているのは、大量の花束が置かれていることだ。俺の為に。
 死んだ奴なんかに、花束渡されてもなぁ・・・受け取れねぇし。

 幽霊の本性は、なんとなくイメージと違った。足有るし、自分からみると、意外に透けてない。暑さも風も感じられるし、声も出す事が可能。それに、通りかかる人間を殴ってみると、必ず殴られた所をポリポリとかく。ただ、なんかちがうのは、俺が死んだ場所から半径1メートル以上進めない。
 最後に一つ。あってるのは、誰からも気づかれないってこと。

 そんな俺の人生(もう終わったが)に、機転があった。
 それは、蒸し暑い梅雨の始まり、つまり雨が降っている日曜日だった。
 わざわざ濡れに出てくるバカも、クーラーのおかげで涼しい部屋から、暑苦しい外に来るアホもいないし、人通りはかなり少なかった。
 そのなか、ただ一人目立つ女がいた。足に大きなバンドエイド、手に包帯。俺がかばったメガネ野郎だ。
 「よう。来てやった。」
 手ぶらでやってきたのは心外である。
 まっすぐこっちへやってきた。濡れるだろ、やっぱアホだな。
 赤いゴムで整えられたポニーテールに、ほんのちょっと日焼けした肌。黒縁のメガネ、相手を見下したように上から目線+大きな目。比較的整った顔立ちで、ぎりぎり美少女ゾーンにはいるってとこか。
 いや、べつに誰から見ても美少女って訳ではない。(いっとくけど、俺は変体じゃないからな!)現にニキビがおでこに少々、目の下にバンドエイド、しかもその目は生気の無い灰色ときた。
 「や。来たよ。」
 俺に向かって手を振る。ポニーテールをぴょこぴょこと揺らしながら、小走りにこっちに来た。
 そして、俺を通り過ぎ、ガードレールに祈りを捧げ


Page:1 2 3 4



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。