複雑・ファジー小説
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- 第2回クロス体育祭(お願いです、参加してー!(;ω;))
- 日時: 2012/08/09 17:53
- 名前: マス(主催) (ID: .XV6mGg/)
ユウト:これより、第2回体育祭の開催を宣言する
ロイ:あぁ・・・また始まったのか・・・
ユウト:参加する人は例のことのように自己紹介すること
参加選手
1:ショウ(主人公)
性別・女性
2:シャドウ(バトルマニア)
性別・男性
3:ガルフ(男の娘)
性別・男性
4:ミレナ(ツンデレ)
性別・女性
5:レイン(お姉さまオーラ&変態)
性別・女性
6:リュウヤ(シリアス)
性別・男性
ユウト:こんな感じでやってくれ。
それと、誹謗・中傷はやめてくれ。
無論、荒らしもだ。
それらを守れる人はこの作品を見てくれ
ロイ:今回はいったいどうなるんだ・・・?
ユウト:大丈夫だ、お前が競技実験することになったぞ
ロイ:それは・・・・・あの嫌な予感が・・・
ユウト:と言う訳で、皆!
ガンガン参加してくれ!!!
待ってるぞ!!!
待ってま〜す
>>4・・・第1競技
>>20・・・第2競技
>>44・・・第3競技
- Re: 第2回クロス体育祭(がんがん参加しちゃいなYO-!) ( No.15 )
- 日時: 2012/05/22 21:47
- 名前: マス(主催) (ID: khxqjExY)
>>14
大丈夫だ、問題ない(そればっか)
続きがwktk
- Re: 第2回クロス体育祭(がんがん参加しちゃいなYO-!) ( No.16 )
- 日時: 2012/05/23 18:25
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
とりあえず、続きを書かせていただきます。
◆
『それではー、ただいまからー。『戦車破壊・弐』を始めますー。選手たちはー、指定された位置へー』
イラってくるほどののんびりなスピーカー音が、辺りに響く。
それと同時に、選手たちが現れた。
何組か出てきた中に、蛍や南雲も居た。
南雲は、蛍と違って、超能力も妖力も霊力も魔力も持たない、普通の女の子。
そんな子が、戦車を破壊なんて出来るんだろうか……?
少々不安だが、勇気たちが「大丈夫」と言っているし、蛍も居るから、まあ大丈夫だろうとそのまま送った。
『それでは、始めます。よーい』
え、よーいなの!? 古くね!?
『どんぶりぃぃぃぃぃ!!!』
それも古ぃぃぃいぃぃぃぃぃ!! しかもフライングぅうぅぅっぅうう!!
「ウォオオオオオオオオ!!」
『あ、待ってください今のはフライング……ま、いっか』
けれど、慌てた選手たちはそのまま戦車に向って走っていく。
司会の言葉も叫び声によって消され、競技はそのまま始まることになってしまった。オイオイ、マジかよ…。
皆戦車に向って走っていく。
その中で、南雲もまた例外では無かった。
南雲は「ウォォォォォォォォォォォ!!!」と叫びながら、果敢にも戦車に向って走っていく。
そして、人間業とは思えない脚力を見せた!!!
「うおー、良く飛んだな」天狗の仲間の為、羽を持つ勇気がポツリと呟く。
「おりゃぁぁぁぁぁぁ!!」と戦車に突っ込んでいく、彼女の手にはテニスラケットがあった。
——は? テニスラケット?
「くたばれこんちきしょぉぉぉぉぉぉお!!!」南雲はそのままテニスラケットをふりかざした!!!
バッコォォォォォォオォォォォォン!!
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!?」
あっという間に爆発し、火と煙と土煙が舞う!
何人か、火がついたり高熱を持った破片の雨に飲み込まれた。
「南雲は!?」煙にやられた目を開け、煙で阻まれた視界の中で、南雲を探す。
しかし、南雲は——なんと、煙の外に居た!! ってか、何時の間に!?
爆発している一歩手前の所で、南雲は落ち着いていた。
テニスラケットをまるで肩たたきのように肩に置き、こう言った。
「……また、つまらんモノを壊してしまった……」
五●門かよ!! つーか、滅茶苦茶厨二で恥ずかしいわ! いや、学年は中二なんだけどね、実際!!
勇気が、平然としながら説明した。
「アイツはなあ…小学校中学校でも『SMの番長様』とか、『破壊の女王様』とか、『五寸釘を打つ鬼女』とか言われてるほど強ぇぇんだよ。
男が束になっても、バイクでひこうとしても、平気で全てを壊す。アイツを敵に回した野朗は、その時のことを一生悪夢で見て魘されるんだ……ちなみに、中学校の窓とかドアとか校舎とか壊れているのは、全部アイツの仕業なんだぜ」
「それだけ問題行為犯しておいて良く警察に拘束されなかったなぁぁぁぁぁ!? 後、五●門じゃなくて、尾崎豊かよ!!」
ってか、アレは最早人間業じゃねぇぇぇぇぇ!! 何が普通の人間だ、立派に妖怪じゃないかぁぁぁぁ!!!
「派手にやったとね……」蛍は苦笑いしながら言った。
というか、苦笑いで済む、蛍の肝の太さにも驚いてるんだけどね、俺は。
ちなみに、彼女は結界を作ったようで、爆発も難なく巻き込まれなかったようだ。
しかし、彼女の周りには、可哀相に巻き込まれた別のチームが叫んでいた!
「蛍ぅぅぅぅぅぅ!! ポツンと立ってなくて、とっとと動けぇぇぇぇ!! 別のチームが爆発に巻き込まれてるぞぉおぉぉぉぉぉ!!」
俺は思いっきり声を上げて言った。
煙にやられているせいか、のどが痛い。
「え、あ、うん!! でも、どしたら…」
「取りあえず、あの爆発を何とかしてくれぇぇぇ!!」
「判ったったい!!」
キッ、と顔を引き締めて、蛍は言う。
説明しよう。彼女の異能力っていうのは、言葉を操る『言霊術』という事。例えば、水が欲しければ、「水よ湧き出ろ」と言うと出てきたり、「火よ現れろ」と言うと、実際に火が現れるという、いわば何でもありな魔法なのだ!!
「『破片よ、灰になれ!!!』」
蛍が言うと、あっという間に破片が灰になる。
爆発も、あっという間に終わった。
「……」
辺りが一斉に鎮まる。
なんだろ、この脱力感と残念感。
何かこう…うん。爆発や破片も鎮火した。ついでにテンションも鎮火してしまったような、そんな残念感。
『……えーと! 第一位、『水車』チーム!!』
「う、うぉぉぉおぉぉぉぉ…」司会の気まずい言葉と同時に、気まずい歓声が運動場に響き渡った。
「やったね、蛍!」「うん!」
しかし、そんなことは気にもしない女の子二人。素直に喜び合っている。
純粋というものが、どれだけ痛いのか、今身をもって知りました。
「……なあ、天。
俺ってさ、最初っから蛍の言霊を使えば、周りの被害も作らずに、一瞬で勝負が着いたと思うんだけど…」
脱力感に苛まれた勇気が言う。
まあ、同意は出来る意見だが。
「それを言ったらもう運動会にならないから」
つーか、今だって蛍一歩も動いてないし。
- Re: 第2回クロス体育祭(がんがん参加しちゃいなYO-!) ( No.17 )
- 日時: 2012/05/23 20:41
- 名前: 水月 ◆p0imGsDc06 (ID: SuDcL78Z)
八重の奴が面白すぎてwww
さて、私も書きますb
どうも、ここでは初めましてだな。
俺はウィル。詳しくは水月っていう作者が書いている「光の堕天使」を見てくれ。
俺は今、運動会というものに参加している。
まぁ、どうしてこうなったかというと、その水月から手紙が届いた。
内容が「運動会に参加してみたら? 結構楽しいよ!!」との事。
で、行ってみたら、ルエ達も来ていた。
彼女ら曰く、「水月から手紙が来て、それで来た」らしい。
ルエ達の事も、詳しくはさっき言った小説を参考にどうぞ。
そして、今に至る。
「これが戦車か…。初めて見たけど、すごいなぁ…」
そう呟いてふと横を見ると、クロックが目を輝かせていた。
「え!? クロック、お前いったいどうしたんだ!?」
「僕、戦車とかすごく好きなんだー。だからテンションが上がってるぜ、やっほい!!」
「おい、キャラ崩壊しすぎだろ!? …とりあえず、やるか」
「そうだね! 派手にやろうよ!!」
もうこいつ、テンションがすごい上がってるから、ついていけん…。
要するに、この戦車を破壊すればいいんだな…。
あっちのチームは既にぶっ壊したらしい。
派手にやったな、こりゃ…。
そんな突っ込みは置いといて。
「うおりゃぁぁぁぁあぁぁ!!」
思い切り叫んで、持っていた剣を振り下ろす。
だが、戦車はびくともしなかった。
「ちっ、厄介だな…」
いや、まだまだ厄介なものはあるからね!? by水月
今誰かが突っ込んだような…気のせいか。
クロックの方を見ると、彼は戦車をぽこぽこ叩いていた。しかも素手で。
「何やってんだクロックぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」
驚いて、思わず叫ぶ。こいつはアホか!?
「だって、壊すんでしょ?
だったらこれしかないんじゃない?」
……駄目だ、こいつは……。
ルールっていうもんを全然分かっていない。
呆れて見ていると、クロックがこんなことを言い出した。
「そうだ、久しぶりにキレてよ。
そしたら、戦車ぶっ壊せるかもよ?」
「……」
俺の中で、何かが切れた。
あぁ、こいつは俺に殺されてほしいんだな…。
だったらキレてやろう。烈火のごとく。
「お前は俺に殺されてほしいんだな…、クロック」
「へ…?」
クロックが間抜けな声を上げたその後には。
彼もろとも、戦車は派手に壊されていた。
- Re: 第2回クロス体育祭(がんがん参加しちゃいなYO-!) ( No.18 )
- 日時: 2012/05/23 21:27
- 名前: 狒牙 ◆nadZQ.XKhM (ID: .8PfC7U9)
さてと……俺も書きますか。
「誰が行く?」
開口一番、足尾学の最初に発した言葉はそれだった。
「んだよ、教師だからって仕切ってんじゃねえよ」
「問題児だからって茶々入れるな」
不満そうな口調で文句を付けたのは大宮時人という男、隣には双子の妹の空がいる。
二人ともそっくりな上に空の性格は粗暴とも言えたし、一人称も『俺』、口は汚い上に好戦的なために時人と区別するのがかなり難しい。
空は違うが時人は元々足尾の教え子であり、いつも手を焼かされていたのだとか。
そのせいで、今でも目をつけられているご様子。
犬猿の仲と表現してやってもいいが、この二人はそんな可愛らしいものでたとえられるようなものではない。
「二人か……荷物を整理するには一番手っ取り早いな」
「どういうことだ、空?」
「考えてもみろ、作者はどういうコンセプトでこの小説を作った?」
————会議終了————
「で、何で俺なんだ?」
一人目に選ばれたのは、空によってお荷物と称され、若干傷心気味な主人公、桐谷爽だった。
大宮空いわく、能力ものの小説の主人公のくせに、能力の使えない一般人はさっさと行ってこい、とのことだ。
きっと、彼女のことだからあの世に逝ってこいみたいな意味合いも少なからず含まれているだろうと考えると、さらに落ち込んだ。
二人目に指定されたのは、彼の兄である桐谷渡だ。
こちらは、空いわくお荷物がいようといまいと一人で戦車ぐらい何とかせきる人間だから、だそうだ。
実際、目の前の戦車をまじまじと見つめるその顔に、猟奇的な感情こそ浮かんではいるが、恐怖の一切は浮かんでいなかった。
ただ、二人とも手ぶらでいるのが中々にシュールな光景だな、と観客の方に混じったアルトは考えていた。
あまりにも強固な、普通の人は破壊なんて選択肢が出てこないような兵器を相手に青年が素手で挑む、現実にそんなのが起きるだなんて、狂気としか言いようが無い。
「何が作者が小説を作ったコンセプトを考えろだよ。んなもん知るか! ねえ、兄さん」
「ん? 知らないのか。作者いわくこのサイトにはバトルものが多いのだが主人公だけがチートクラスに強い、というのが過半数の共通、ということになっていたらしいのだが、いっそ敵も味方も雑魚キャラも、みんなチートにしてバトらせたら一体どうなるのかと思ってできた小説であって……」
「兄さん、説明長いっす」
弟の爽が兄貴を抑制しようと、手を用いて遮ったは良いのだがそれすら目に入っていないかのように淡々と説明を続けて行く。
正直この部分は爽だけが逐一全てを聞かされたということで、他の人の目や耳を汚さないように省略された。
「結局の話は、兄さん、大宮兄妹のどっちかが一緒だったら絶対に勝てるってことなんでしょう?」
「まあな、持ってる力がそういうのだからな……」
溜め息一つ吐いた兄の渡は、目の前でキャタピラを転がしている鉄の塊に視点を合わせる。
彼の前に立ったものは、人間だろうと豆腐だろうと、金属であろうと鉱石であろうと、破壊できるかという一点においては、何ら変わりのないものである。
率直に言うと、壊すことそれ自体が面倒だと思っているようで、冷めた目つきでいかにも『金かかってますよ』オーラを出している無駄に強固な戦車をもう一度じろじろと見渡した。
「そういや作者、戦車破壊の第一回にも参加してたよな? その時どうやったか知ってるか、爽」
「確か……神道宗哉が火球一発使ってすぐに終わった」
「そうだ、その時の相方は一切手をだしていないようだ」
「じゃあ、この状況に納得しろと?」
そういうことだ。
言葉にせずに、口の形だけでそう伝えた渡は、右手を高々と掲げた。
もうすでに、自分の出番が無くなっていることを弟くんは悟らざるを得ない。
ここで諦めた彼が呟いた一言、出たよグングニル、という言葉には不変の感嘆が含まれていた。
今までもずっと見てきた、兄の持つ兄弟過ぎる能力。
和名は、“全てを貫く大槍”、世間で通用する名前は、“グングニル弐型”だ。
とりあえず、その能力の概要は簡単な話で、『どんなものでも貫くことができる大槍と、どんなもの切り裂くことのできる短刀を扱う』能力だ。
陸上のやり投げの選手がそうするように、彼は助走を付けてみせ、体中のばねを使って、その槍を投げた。
空気すらも切り裂くその槍に、かかっているのは重力だけで、地面に落ちない限りは、慣性の法則に従ってずっと直進し続ける。
光で錬成されたかのような神々しいその槍の刃先が、戦車の外装の表面に“触れた”。
触れただけだ、飛ばすことに力を注いだために貫くエネルギーを込めてはいない。
それなのに、豆腐に箸が突き刺さるように、装飾が必要以上にゴツイ放題のついた重機を槍は貫通した。
次の瞬間には次の槍が放り投げられていた。
さらにその次、次、次、と事は進み、ついには本当に蜂の巣のようになってしまった。
もうすでに、稼働させる限界のダメージを優に上回っていた。
「やっぱり……俺、いなくて良かったじゃん」
第1競技終了です。
- Re: 第2回クロス体育祭(がんがん参加しちゃいなYO-!) ( No.19 )
- 日時: 2012/05/27 16:59
- 名前: マス(主催) (ID: Rj4O5uNk)
上げーです
第2競技はもう考えておりまーす
新規参加をお待ちしておりまーす
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