複雑・ファジー小説
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- 「死ぬ。」「じゃあ、死ね。」{ コメント募集}
- 日時: 2012/09/09 17:22
- 名前: ノエ (ID: OmdF/R4B)
どうしてこんななんだろう。もがいてみても全然ダメで。
そんな自分に腹が立つ。でも変わらない。
いっそ投げ捨ててみましょうか。
ーウソカマコトカ
いっそ裏切ってみましょうか。
ーユメガホラクズレテイク
いっそ、ーーーーーーーーーーー
ーナンデコウモユガンダノカ
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はじめまして。複雑・ファジーデビューを果たしたノエともうします。
わからないことばかりですがよろしくお願いします。
グロではありませんが、多少血の表現あります。
掛け持ちですが片方更新停止中です。本当に申し訳ございません。
- Re: 「死ぬ。」「じゃあ、死ね。」{ コメント募集} ( No.18 )
- 日時: 2012/09/29 15:45
- 名前: ノエ (ID: OmdF/R4B)
第八訓練「兄弟も姉妹も皆どこかしらは似てるんだよ」
「ふぅー。やっと静かになったな。」
みんなに命令を出してから3時間が過ぎ、寮にいるのも上ランクのもののみとなってきた。
「ねぇ、あの子があんたの家族?」
「ん、そうだけど。」
「・・・すごい、似てる。」
私が準備をしている時に部屋に入ってきたのは、紛れもない私の兄でした。
「な、何でここにいるんだ?!というかその人たちは誰だよコノヤロウ!早く理由を話せ。嘘ついたらどうなるか分かってるんだよな?ほら!」
「そんなマシンガントークされても分かんない。な、
ザクちゃん。」
「ザクちゃん言うんじゃない!このバカ兄貴が!」
「兄貴ではあるが馬鹿ではない。」
とことんムカつく奴だなこいつ!あ、紹介が遅れたな。こいつは私の兄の『パル』という奴だ。Sランクでもかなりの実力を誇る。が、ただの無愛想なやつだ。そんな奴がなんで私のことをちゃん付けで呼ぶのか全くもってわからない。
「フフッ、ま、中の下ってとこかしら。」
あーこの人も見たことある。そのとなりの人も。兄貴と同じくSランクの人じゃないかよ。なんでこの部屋にSランク4人もいるんだよ!普通おかしいじゃないか。
さっきなんかよくわかんないことを言ったのは『リリア』。素晴らしい自己中で、素晴らしい高飛車。話したことはないがそう言われている。
で、この無口な人が『クミ』。なんかみんなに人気らしい。結構優しいとか。
「で、個性的なメンツを連れてどこに行く気だ。」
「んー俺ら?俺らはね、「ユキという愚民のためにレシーナというところに行くのよ。」おいおい・・。」
「ユキさんに!?」
「・・・直接、呼び出されて。いきなり、行けって言われたから。行かなくちゃ。でも、パルが、アナタに、会いたいって言った。だから、3人で、ここに。」
「そう、ですか・・・。」
ユキさんが、わざわざ呼び出すほどの実力を持っている方なのか?私は、私は選ばれなかった。所詮、あの人にとって私は・・・。
「あ、それと、ゆきさんからの伝言。『頑張ってこい』だってさ。」
「じゃ、もう会えることはないだろうけれど、この私が特別に覚えておいてあげるわ!感謝しなさい。」
「・・・無理は、しないでね。」
「了解だ。では、もし会えたらその時は、
一発殴らせやがれ!」 「ああ。」
「みんな、出て行ったっすよ。」
「ん、ありがと。」
「というか俺似てました?迫真の演技だと思ったんすけど。」
「いいんじゃない?ま、うまく引っかかってくれたってしか言いようはない、かな。」
- Re: 「死ぬ。」「じゃあ、死ね。」{ コメント募集} ( No.19 )
- 日時: 2012/09/30 13:44
- 名前: ノエ (ID: OmdF/R4B)
第九訓練「嘘もイカサマもばれなきゃ良いんだよ」
私の名前は揚羽。つい先日軍隊から抜けた人。
「自由になりたかった」それだけの理由で。自分から逃げた。すがすがしい空が私を歓迎していた。
借金の代わりに軍に連れて来られて、何年か暮らしていたある時に上司に呼び出された。そしていきなり腕にメスを入れられた。痛かったけど叫べなかった。周りは恐ろしいくらいの白。でも、手術らしきものが終わり、白い奴がつぶやいたのは、
「失敗。」
という一つの単語。痛みに耐えたのに、失敗とはどういうことであろうか。私はその時、自分の腕がうずくのを感じた。ゾクッとして、まるで自分が自分じゃなくなった感じがした。怖かった。
怖くて目を閉じて、次に目を開けたら、私の腕からは見たことがないものが生えていた。所謂「杖」。「№1」と刻まれていた。どういうことだかは全く分からなかった。でも、そう変化しても、
「すごいすごい。でも、俺の思ってたのとはなんか違うかな。かっこよくない。次はやっぱ男かな。当たり外れがあって困るよこれ。つかこの女、もともとそんなに強くないし。だからいらない。ごみ箱にぽいしてきて。」
「ふざけんじゃないわよ!!あんた何様?!あんたがしたことでしょうが!自分でしたことに責任持ちなさいよバカ!」
「口答え、しないでくれない?眠いんだよ俺。何様?俺様に決まってんだろーがよ。お前の体はもう俺が改造してやったんだから俺のもんなんだよ!持ち主が責任もって捨てんのはダメなの?教えてよ、おねーさん!」
そうか、この人はこんな人なんだ。どうだっていいんだ。最初から、私はただの『実験動物(モルモット)』だったのか。
悔しいな・・・。反論できないよ…。
「でも、死なないで欲しいかも。一人になりたくないから。自我を持っててくれたから。少し変わったけど。責任もって、生かしてあげるから。カッとなってマジごめんね。許してくれない?」
少し経ったらさっきとはぜんぜん違う態度で言ってきた。何なの?こんな。
「約束してよね。」
それが、私とあいつをつなぐ鎖。だから、協力はしてあげてた。その鎖は今自分で切った。だから、もしかしたらあいつも本気で殺してくるかも。でも、それで良い。自由になれたらそれだけでうれしい。だから、そうなったら、私も、全力で、
力を使います。
- Re: 「死ぬ。」「じゃあ、死ね。」{ コメント募集} ( No.20 )
- 日時: 2012/10/01 17:32
- 名前: みっちゃん (ID: fjkP5x2w)
第一訓練から、読んでるよ(>×<)
さっすが『ノエ』だね。
あっ、ちなみに初コメです!><
- Re: 「死ぬ。」「じゃあ、死ね。」{ コメント募集} ( No.21 )
- 日時: 2012/10/01 17:45
- 名前: みっちゃん (ID: fjkP5x2w)
てゆーか、ノエさんノエさん、
ザクに、「ちゃん」て、つけたら
ダメだよーーーーーー!!!
- Re: 「死ぬ。」「じゃあ、死ね。」{ コメント募集} ( No.22 )
- 日時: 2012/10/02 20:03
- 名前: ノエ (ID: OmdF/R4B)
皆さん、みっちゃんはリア友です。(ザクのモチーフになった人ww)
みっちゃん、テンション高い。うん。ちゃんつけるのは当たり前だよv