複雑・ファジー小説
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- 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】
- 日時: 2013/02/05 22:33
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=7077
オリキャラ↑にて募集してます。
復活☆゜
お久しぶりです!!
頑張って書いていきたいと思います★
※注意事項
・荒らし、中傷、チェンメ等はおやめください。
・誤字、脱字がよくあると思います。
コメントお待ちしております!!
お客様★
火矢 八重 様
亞扇 様
アヤカ 様
碧実 様
目次☆
登場人物&用語*紹介>>15
プロローグ >>3
1話『出会いは始まりに』>>6>>9>>10>>11>>12>>13>>14>>18
2話『謎の事件と能力者たち』
>>21>>22>>23>>28>>29>>30>>31>>32>>33
履歴★
2012年
11月10日「終焉へ向かう幻獣たち——」作成!!
?月?日 参照100突破!!
2013年
?月?日 参照200突破
2月5日 参照300突破
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.26 )
- 日時: 2013/02/02 15:31
- 名前: 碧実 ◆Dl7ZV9PqaU (ID: NoHM/no/)
おおっ!
オリキャラが出て来ましたね!
有り難うございます!
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.27 )
- 日時: 2013/02/02 15:42
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode
碧実様
まだまだでますよ!
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.28 )
- 日時: 2013/02/02 20:26
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode
第2話 『謎の事件と能力者たち』【4】
「面倒だな、お前等は」
そう言って焔は背後をみる。すると、背後のビルの上には大きな月をバックに人影があった。月に照らされる16歳くらいの少年はニタリと笑って見せた。
「あっちゃ〜、バレちゃった♪」
少年はわざとらしい言い方をして笑う。
「誰だテメェ。」
焔は冷たい目で睨みつけた。
「僕は、雪村柊(ゆきむら しゅう)」
すると柊は怪しく笑うとどこからか双剣を取り出して構える。焔は手の内から炎をだして日本刀を出して睨みつけた。
「僕は、憐みたいに優しくないからねっ」
そういい終わると柊はビルから降下してくる。そしてその勢いのまま焔の刀と柊の双剣が火花を散らしてぶつかりあう。
柊はケタケタと笑いながら戦う。
「クスクス、幻獣使いはやっぱり質が違うねえ。」
そういいながらまたビルの上に行くと一本の双剣を空に掲げた。
『来い、二角獣(バイコーン)!!』
するとズドンと何かが黒い霧とともに堕ちてきた。それは二本の角と黒い体をもった馬だった。
するとドガァッと焔の横に火柱がたった。炎が消えるとなかからはケルベロスが現れた。
「バイコーンはユニコーンが純潔を司るのに対して不純を司ると言われている。」
「へえ、そのケルベロスって詳しいんだ〜。」
ケルベロスに興味ありそうに関心を示した。
「でも、今日はバイバイッ。また、戦おうね〜。だって僕、探し物があるから!」
そう言ってどこかへと消えていった。最後に見たのはバイコーンの真っ赤に光る瞳と緑青に光る瞳が印象に残った。
「まさか——」
焔は舌を鳴らした。
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.29 )
- 日時: 2013/02/05 22:26
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
第2話 『謎の事件と能力者たち』【5】
翌日、白咲宮学校では焔がいつものように牛乳を飲みながら外を眺めていた。すると、鈴のような声をした少女が話しかけてきた。
「焔…くん?」
振り向くとそこには水瀬千羽夜と篠崎夜海が立っていた。
「…何?」
「あの…昨日は助けていただき有難うございました!」
「私も助けてもらってありがとう。」
「ああそう」
そう言って焔はまた外を眺める。すると、また水瀬たちが話しかけてきた。
「あの、今日は…放課後、時間ありませんか?」
■■■
放課後、焔と水瀬と夜海の三人は公園にいた。
「で、何?」
焔は販売機で買ったオレンジジュースをちゅうちゅうと飲みながら問いかけた。少女二人は真剣な眼差しで焔を見つめた。
「「あの、私達手伝えないでしょうか。」」
二人同時に焔の考えていなかった言葉がでて、焔は困惑したような表情だった。
「おまえら、なんだと思ってんだよ!!」
そう焔が言うと、水瀬からユニコーンが…夜海からは水色の髪の童顔の幻獣が現れた。
「こんにちは!初めまして、テティスだよ!」
「私はユニコーン。水瀬に宿っている。」
「て、テティス!」
「ユニコーン!!」
焔が疲れたような顔をするといつのまにかケルベロスも現れた。
「うるさいぞ、おまえら」
ケルベロスは「はあ」と焔と同様の顔で溜息をついた。
「む、ケルベロスか。おまえ頭一つしかないぞ。」
「力を解放してないからだ!本気を出せば三つ首にだって五十の首にもなれるわ!!」
そのやりとりを見て笑うテティス。ケルベロスはもう限界だった…かも。
「そういえば、テティスといえば、海の精霊だったな。」
ケルベロスは思い出したように話す。
「そうだよ!私は海の精霊!水を操れるわ!」
すると、焔は何かを思いついたように話し始めた。
「なあ、あのバイコーンを倒す為にこのユニコーンがいいんじゃないか?」
「バイコーンか…」
ユニコーンは思い出があるかのようなつかしい顔をした。
「バイコーンは暗黒の教の野郎に宿っている。」
ケルベロスは「野郎」にイラつきながら喋った。
「それと、もう一つあるな」
そう、忘れてはいけないもの——
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.30 )
- 日時: 2013/02/03 13:13
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
第2話 『謎の事件と能力者たち』【6】
焔が言いかけた瞬間、何か爆発音のようなものが焔たちの鼓膜に響いた。たぶん、その爆発音は焔たち、いや幻獣や幻獣使いしか使えないものかもしれない。焔たちは爆発音が聞こえてきた方向に走りだした。
■■■
「ヴヴヴ…う…ううう…!!」
不気味なうなり声が響く。うなり声の正体は大きな姿の悪魔だった。それを少し離れた高い木からバイコーンに乗りながら見て笑う柊。
「クスクス、もっともっと大きくなれー♪まあ、このまま大きくなったらもう悪魔でもなくなっちゃうんだけどー★」
その時笑っていた柊に突風が吹きつけ、そして突風とともに無数の弾丸がとんできた。柊は華麗に弾丸をよけてバイコーンとともに別の木に移動する。
「何のまねかなあ…。ユニコーンさん達。」
弾丸と突風の正体は水瀬とユニコーンであった。水瀬は柊に向かって撃ち続ける。それを柊は華麗にかわしていく。
「いけ、バイコーン」
バイコーンは柊を乗せて水瀬たちに向かっていく。そして水瀬の銃と柊の双剣がぶつかり合う。
「へえ、ずいぶんと頑丈なんだね、その拳銃。」
「なめないでよ、いくよユニコーン!!」