複雑・ファジー小説
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- 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】
- 日時: 2013/02/05 22:33
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=7077
オリキャラ↑にて募集してます。
復活☆゜
お久しぶりです!!
頑張って書いていきたいと思います★
※注意事項
・荒らし、中傷、チェンメ等はおやめください。
・誤字、脱字がよくあると思います。
コメントお待ちしております!!
お客様★
火矢 八重 様
亞扇 様
アヤカ 様
碧実 様
目次☆
登場人物&用語*紹介>>15
プロローグ >>3
1話『出会いは始まりに』>>6>>9>>10>>11>>12>>13>>14>>18
2話『謎の事件と能力者たち』
>>21>>22>>23>>28>>29>>30>>31>>32>>33
履歴★
2012年
11月10日「終焉へ向かう幻獣たち——」作成!!
?月?日 参照100突破!!
2013年
?月?日 参照200突破
2月5日 参照300突破
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.21 )
- 日時: 2013/01/31 22:01
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
第2話 『謎の事件と能力者たち』【1】
「本当の——こと?」
夏華はわざとらしく微笑みながら聞き返してきた。
「ああ、ナギのことやお前が倒れていたことを聞きたい。」
夏華は「ああ」と言って窓の外を見た。
「——まず、あの子は人間じゃないわただ人間の感情を入れただけ。あの子、元は魔力の源(まりょくのいし)から出来ている。ナギは…
人間じゃない。
魔力の源を私達の力で身体をつくり、そして人間の感情を入れて出来上がったのよ。あの魔力の源を守るためにつくられただけの存在。」
夏華の顔は笑っていたが、その藍色につつまれた瞳の奥は悲しそうだった。焔は表情を変えずにただ夏華を見つめているだけだった。
「何から守るんだよ。」
焔は問いかける。
「それは——、テロリストや悪質な奴から守るため…そして暗黒の教団から守るため。そして、私が倒れてた理由は、源を狙う奴等にやられたのよ。そう、暗黒の教団に。」
「ナギは?」
「わからない。ただ、あの時ナギを逃がして…今は行方がわからない。もしかしたら捕らえられてかもしれない。
——そして私はやられたわけよ。」
焔は言い終わったような顔をしている夏華をまだ見つめていた。そして溜息をつくと夏華を冷たい目で見た。
「それで終わりか?」
「え?」
「おまえが倒れていたとき、他の奴の血のにおいがした。」
「……わからないわ。でも悪魔がいたような——。よく思い出せないわ…。ただ、気をつけて——。」
その帰り、焔はまた路地を歩いていた。
その時——。
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.22 )
- 日時: 2013/02/01 23:21
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
第2話 『謎の事件と能力者たち』【2】
その時、発砲音が辺りに響いた。焔は発砲音がした場所に向かって走り出した。そして息を切らしてついた場所は光があまり入らないところだった。そこにいたのは暗くてよく見えないが二人の人影が見えた。
「なんなの…貴方。」
奥の少女は水色に輝く槍を持って構えていた。こちらに背を向けているもう一人の少女は西洋のような拳銃の銃口を槍を持っている少女に向けていた。そして銃を持っていた少女は発砲する。弾は槍の少女によって真っ二つに斬られる。
「貴方が何の目的か知りませんが戦うというなら…」
「おい!!」
焔の呼び止めに少女二人の視線が焔に向けられた。
「おまえら、何やっているんだよ。」
奥の少女は少し驚いているようだったが手前の少女は冷たい瞳で焔を見つめていたかと思うと少女は悪魔のような笑みをつくった。
「ウフ、フフフフフフフ…ハハハハハハ!!」
その少女の声とは思えない笑い声が路地に響いた。
「ああ、やっと見つけた。やっと…やっとやっとやっと!!
見つけたああああ!!
ケルベロス!!」
少女は持っていた拳銃の銃口を今度は焔に向けて乱射する。
数秒後、少女は乱射をやめる。焔は白い煙に包まれていた。
煙が晴れてくるとそこには傷一つない焔と大きな獣、ケルベロスがそこにいた。ケルベロスを見ると少女はけたけたと笑う。
すると少女の背後になにか黒い霧のようなものが大きな黒い手になると、そのままケルベロスに襲い掛かった。黒い手がケルベロスの頭を掴もうとした瞬間、ケルベロスの口から光線が放たれた。
光線は黒い手を吹き飛ばし、少女は悲鳴をあげ、そのまま少女の体から黒い霧のようなものが煙のように立ち上がった。そして黒い霧から解放された少女はドサリと倒れた。
「どうやら、悪魔が取り付いていたようだ。」
ケルベロスは空を見上げて言った。
「貴方達、幻獣使い…ですか。」
槍を構えていた少女が歩み寄ってきた。その少女は同い年で同じ学校のようだが焔より身長が大きくスタイルがよかった。茶色の髪と瞳は美しかった。
倒れた少女も同じ学校のようだ。
「貴方、確か私と同じ学年でしたよね。」
「そうなのか。ごめん、覚えてない。」
「なっ…。」
「そんなことより、この子どうしよう。」
すると、ケルベロスは思い出したように話し始めた。
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.23 )
- 日時: 2013/02/02 16:01
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
第2話 『謎の事件と能力者たち』【3】
「あいつは地獄で死者を管理する仕事をしていた。だが大きな犯罪を犯したからな。地獄から追放されたのだ。番犬の私は見ていたよ。」
「ケルベロスって冥界の番犬じゃないのか?」
ケルベロスは気にするなという顔で焔を見た。
「追放された仕返しにでも、と地獄に行こうとしたが結界が強く入れなかったんだろうな。そこで私を狙ってきたのだ。番犬であり、鍵である私をな。」
「そういうことか。でもなんでコイツにとりついていたんだ?」
「この娘はたぶん、幻獣使いのなかでも力のある奴そうだ。」
ケルベロスは倒れている黒髪の少女を見下ろして言った。
「幻獣使いなら幻獣を宿しているはずだ——。なのに何故」
「まあ、何かあって幻獣の力が弱まっていたところをとりつかれたのだろう。」
すると、今まで黙っていた茶髪の少女が話しかけてきた。
「貴方、焔…君ですよね。それにこの女の子…水瀬さんですよね。私は篠崎夜海です。」
「ああ、アンタ白崎宮学校の制服だもんな。アンタのことは知らないけどね。」
「…」
沈黙。
すると、水瀬の水色の瞳が薄っすらと見えた。どうやら目を覚ましたらしい。少女はよろよろと上半身っを起こす。
「うう…私……?」
「目を覚ましたか、水瀬千羽夜(みずせ ちはや)。」
焔は彼女の生徒手帳を彼女の目の前に見せた。水瀬は少し驚いたような困った顔を浮かべていたが次第に理解していったようだ。
「あ、ありがとうございます。」
水瀬がふと、空を見上げる。それにつられてみな顔をあげた。そこには一面の星空が広がっていた。
焔は星空を見て思い出したかのように、立ち上がった。
「あ、そうだ、俺は行かなければならない。お前等は人通りのある場所を歩いて帰れ。」
急な事に少女達は驚いていたが頷き、表の人混みへと消えていった。
「さてと…本当に面倒だなお前等は。」
焔の藍色の瞳の視線が後ろへ向けられた——。
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.24 )
- 日時: 2013/02/02 14:38
- 名前: Dr.クロ (ID: /PtQL6mp)
- 参照: http://www.pixiv.net/member.php?id
ガリューさんへ
オリキャラ応募用紙ください
- Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.25 )
- 日時: 2013/02/02 14:50
- 名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=7077
Dr.クロ様
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