複雑・ファジー小説
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- 幽体な彼女とニートな俺
- 日時: 2013/06/26 23:28
- 名前: いっぽっぽ (ID: Z6SnwTyI)
初めての投稿ですので暖かい目で見てやってください。
思い付いたら何か書いていくので面白くなったらいいなって思ってます。
コメくれたらうれしいです(*´∇`*)
プロローグ
小さい頃は本気で小説家になろうとしていた、短編のドラゴンクエストもどきの話を家族や従兄弟に見せたりして喜んでいた、感想は覚えてないが今思えば、
『良くこんなにかけたね。』
みたいな内容に一切触れない感想だったと思う。
しかし長い文章を書くのに疲れた小さかった俺は書くのをやめてしまった、ここで自分の文章力のなさに気づいとけばよかったなーって今更ながら強く思う。
- Re: あの日あの時あの場所で ( No.1 )
- 日時: 2013/06/23 03:10
- 名前: いっぽっぽ (ID: oMcZVhE7)
第一章 あの日あの時のちょっと前
人生に絶望した、理由はもう数えきれないほど小説を応募してその数と全く同じ数、挫折感を味わったからだ、そしてふと思い付いた、
「よし、もう無理だ。」
この考えに至らせたのは、『これが自分の限界だッ』っと思って投稿した小説の結果を今朝見たときだった。
そしてふらふらと居候中の親の家の自分の部屋に戻りドサッとベットにうつ伏せに倒れこみさっきの考えに至ったというわけだ。
そして昼過ぎ頃ある決心をしてさらにこう呟く、
「…もういいよね、お母さん。」
そう呟いて見せるとだらだらと立ち上がり猫背姿勢のまま家を出た。
- Re: あの日あの時あの場所で ( No.2 )
- 日時: 2013/08/07 08:11
- 名前: いっぽっぽ (ID: Y4EbjjKp)
第2章 あの日あの時あの場所で
家を出てからまずコンビニに寄った、そこで最後に好物を買おうと思ったからである。
とりあえずC・Cレモンとチュッパチャップス(チョコミルク味)を買って外に出た、定員が気だるそうに『あーとーございましたー。』と言っていた。
次に手に入れた悲しすぎる最後の食べ物を食べるため近くの神社に寄った。
C・Cレモンを半分位炭酸の痛みに耐えつつ一気に飲む、すると炭酸の攻撃から解放された喉に快感がやってくる、その快感が引かないうちにチュッパチャップスを舐める、その優しい味に思わず泣きそうになるのをごまかすために前を思い切り下に顔を背けた。
しばらくして顔をあげるとなんとなく賽銭箱が目に留まった、そういえば今年の賽銭してなかったっけと思い出す(ちなみに現在10月中旬今年残り1ヶ月ちょっと)、我ながらいい記憶力と思いつつ何となくポッケに手を突っ込むとさっきのお釣りが指にあたった。
『普段なら少しの無駄遣いもしないけど…。』と心の中で考えながら賽銭箱に向かった。
賽銭箱にさっきのお釣りの5円玉を一枚入れて手を叩きお願いすべく目をつぶる、『神様なら何か俺に小説の役に立つもんくれよ!』と心のそこから願ったりしてみた、すると…何てことはなく少しだけ落胆しつつ目を開けた、そして賽銭箱に背を向けて階段を降りようとしたら何かが頭にぶつかった、舌打ちしつつ犯人と凶器を探すがどっちも見つからなかった。
そんなこんなで目的地である近所の踏みきりに到着した、目的はまあ想像どうりであると思うのだが目的遂行の邪魔が1人、脇の電信柱を背もたれに体育座りしていた。