複雑・ファジー小説

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上京したら変態に憑かれました[10話とおまけ更新]
日時: 2016/10/29 16:11
名前: 雪姫 (ID: 7ZQQ1CTj)

初めましての方は初めまして!お久しぶりの方は…いるのかな?とりあえるお久しぶりです!
すっごぉ〜〜〜く昔にここで鋼の錬金術師の二次小説と他をかかせていただいておりました雪姫(ゆきひめ)でございます。
また証拠にもなく帰ってきちゃいましたビシッ


□登場人物紹介□
主人公+名前不明(♀ 22歳)
【妄想でご飯何倍でもイケる。と豪語する田舎娘。
 趣味妄想、特技妄想、欠点妖魔に憑りつかれやすい体質のみ?】
初恋相手+二ノ宮 雄輔/にのみや ゆうすけ(♂ 22歳)
【一言で表すとツンツンツンデレ。河井荘の大家代理。
 唯一の常識人でツッコミ担当。主人公とは同じ高校に通っていた】
憧れの人+六見 遊馬/ろくみ あすま(♂ 27歳)
【少しチャラい。女の子は口説かないと失礼、デートに誘うのはあいさつ。
 生活能力は皆無で行き倒れている。売れっ子漫画家】 
天然生物+四ノ宮 希/しのみや のぞみ(♂ 18歳)
【独自の世界を持ち、ド天然の発言で周りを和ませる。
 雄輔は従弟。受験生で勉強を見てもらうために一年だけ河井荘に来た】
変態妖怪+びんちゃん(真名不明)
【主人公の部屋の押し入れに住み着いている、恋愛関連の呪術に特化した“貧乏神”
趣味セクハラ特技セクハラ能力憑りついた相手のモテオーラを吸収し非モテにする】

簡易相愛図



■あらすじ■
田舎娘が都会へ!
新居は今にも崩れそうなおんぼろアパート。がっくし?いやいや、むしろイケメンに囲まれてハッピー。モテ期きたれりっ!ビシッ
…と思ったのに、何故かモノノ怪(変態・変人・変な生き物)に憑かれてしかも、一年以内コイツを成仏させないと一生恋ができないぃぃ〜〜!?
田舎娘と変態とイケメンによる乙女ゲー的はちゃめちゃライフが今始まる。

(仮)


◇もくじ◇
共通編「1河井荘の住人達 >>01」「2奪われました >>05」「3ドラク●>>07」「4真っ黒なアイツ >>08」「7パンさんですゾ>>15」「9みんなでご飯>>18
二ノ宮 雄輔編「6呪われましたb>>12-14」「8懐かしの>>16-17
六見  遊馬編「ハムとカミ>>19-23オマケ>>24
四ノ宮  希編「実は怖い○○>>」
???編「5呪われましたa>>9-11

Re: 上京したら変態に憑かれました*住人募集中* ( No.24 )
日時: 2016/10/29 16:04
名前: 雪姫 (ID: 7ZQQ1CTj)







№10 オマケ (ネタバレ注意)
◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇


-六見 遊馬-side



「いたた…」
「プー!プー!」
「ん、あぁ。大丈夫だよ、どこもケガしていないし」
「ちゅーい」

それにしても…まさかここまで吹き飛ばされるとはね。驚いた。
髪や服に付いた葉を払いながら立ち上がる。
上を見上げると、おれが当たった衝撃で柿の木の葉がひらひらと舞い落ちてきている。
どうやら、派手にぶつかりすぎたみたいだ。木にも大きなくぼみができている。

「いっそこのままに。…はできないか、さすがに」

この木は一応この土地の土地神の寝床。汚したままでは、土地神が拗ねて破壊神に転生するかもしれないし

「…治しておきますかっ」

柿の木に出来た大きなくぼみに手をかざす、そして頭の中で念じる。龍脈の流れを感じ、それを木へと流れよと。

音もなく静かに柿の木が白く淡い光に包まれる。そして弾け飛ぶように光が飛び散ると木は元の姿へと戻った。

「ふぅ。久々に力を使ったら疲れちゃったな」
「それは自業自得なのでは?」

隣にはメガネでミニスカスーツのお姉さんが。

「マコちゃんはいつも厳しいな〜」
「当然です。貴方がずぼらすぎるのですから」
「ハイハイッ」
「はい、は一回ですよ」
「はーい」
「伸ばさない」
「…はい」

見てのとおりマコちゃんはすっごく厳しい。まったくおれから生まれた存在とは思えないよ。
思えない、と言えばあの子もかっ。傍で守ってあげられないおれの代わりに彼女の守護を頼むつもりで生み出したのに…

「…まさかちょっとふざけただけで、ここまで吹き飛ばされるとはね。驚いた」
「若輩者といえどさすがですね。主の力を受け継いでいる」
「それはどうかな?」
「…?どうゆうことでしょう?」


あの子の力の秘めた力はおれのを遥かに超えている。

おれの持っていたものを持ち逃げしたのか、それとも果たして—

ま、どちらでもいいんだけどね。おれにはもう

                      “関係のないことだから—”


◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇

Re: 上京したら変態に憑かれました[10話とおまけ更新] ( No.25 )
日時: 2016/10/30 21:08
名前: 雪姫 (ID: bAc7FA1f)

№011



六月—
今、夜桜四丁目は梅雨の真っ盛りです。
毎日毎日、雨ばっかりでお天気もわたしも心もじめじめどよ〜んって感じ。
雨ばかりだから洗濯物も溜まっていく一方だし…外に干せないから、全部部屋干しをしなくちゃならない状況だし…でますますドンヨリーヌ。
部屋が干した洗濯物で埋め尽くされてこれからどーしようかな…?


「…で。なんでうちに集まってるんだ?」

青筋立てた二ノ宮くんがぷるぷる震えてる。

「いやぁ、雨漏りがひどいのでひなんを〜」
「部屋が洗濯物で埋め尽くされたので避難をー」
「カップ麵」
「出てい行けぇぇぇ!!うちはお前らの避難所じゃねー!!」

そう結局わたしは二ノ宮くんの家へ避難することにしたのです。遊馬さまにも極楽天国へ〜って誘われちゃったしねぇ〜。
遊馬さまに誘われたら行くしかないよねぇ〜。はふー、お茶おいしぃ。

二ノ宮くんの家へ避難してきたわたしたちは、リビングでのんちゃんが出してくれたあったかいお茶とおせんべいを食べながらまったりしてる。
なんとなくつけてるテレビはドラマの再放送を映している。
あ、これ今やってる奴じゃん。へー見逃した人のために特別に一話からやってるんだって、へぇーやっさしーね。




Re: 上京したら変態に憑かれました[10話とおまけ更新] ( No.26 )
日時: 2016/11/09 11:03
名前: 雪姫 (ID: VmDcmza3)

あげ

Re: 上京したら変態に憑かれました[10話とおまけ更新] ( No.27 )
日時: 2017/02/06 17:46
名前: ナノ (ID: xV3zxjLd)

あげり

Re: 上京したら変態に憑かれました[10話とおまけ更新] ( No.28 )
日時: 2017/07/05 10:36
名前: 狐 (ID: u0Qz.mqu)

あげ


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