複雑・ファジー小説
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- 孤独で平凡
- 日時: 2018/01/24 17:22
- 名前: にぃ (ID: ZUyffco7)
何もかもがモノクロだ。
色なんて何の意味があるのだろう、この世界では羽よりも命の方が軽いらしいよ?
産まれた時から血の繋がりなんてもので他人に育てられて、勝手に法律なんてものにしばられて、
大っ嫌いだこんな世の中消えちまえ。
頼むから、僕を自由にしてくれ。
- 設定 ( No.1 )
- 日時: 2018/02/09 17:16
- 名前: にぃ (ID: ZUyffco7)
主人公
雲海琥珀
性別 女
12歳
身長と体重は平均
一人称 僕、自分、私
二人称 君、テメェ、お前、名前
容姿
基本的
灰色の半袖Tシャツ
黒のパーカー
黒の長ズボン
灰色のスニーカー
黒の帽子を深くかぶってる
武器
短刀、ライフル、大鎌、など
- 少女の仕事 ( No.2 )
- 日時: 2018/02/09 17:18
- 名前: にぃ (ID: ZUyffco7)
゛ああ、また大切な大鎌に血がついてしまった゛
少女はそう思いながら、先ほどまで動いていたものが消えて逝くのに目を向ける。
少女「愚かだよ、止めれば良かったのに。」
その場に残された、たった一人の少女はぽつりとそう囁いて闇の中へと消えて行った。
少女は身を隠しながら自分の家に帰った。
道中古びた看板が道のわきに挿してあった
[ この先の村は治安が非常に悪いです。引き返してください、お願いします。 ]
と書いてあった。
少女はその看板には目もくれず通り過ぎて行った。
- 悪しき村 ( No.3 )
- 日時: 2018/02/09 17:19
- 名前: にぃ (ID: ZUyffco7)
治安が悪い村
その村の名は゛ブインシオン゛
昔は豊かな自然に覆われ、人も優しく旅人達にはとても好評の村だった。
今は2年前の山火事で自然は灰と化し、人々も国からの労働についに耐え切れなくなった。
ある時からこの村に来た旅人は、村から出ることが出来なかったという。
ただそれは旅人が一人だった場合の事、旅人が二人以上の場合その旅人は助かる可能性があったのだ。その助かった旅人達は時に怒り狂い泣きながら「なぜ助けてくれなかった?」と訴え、時に喜びながら「ありがとう」と何者かを称えた。
そんな旅人達は口を揃えてこう言ったそうだ。
「あの狂った村という名の別世界には、一人の孤独な死神がいる」
ある日逃げ切った心優しい旅人が一つの真新しい看板を持ってその村の入り口に来た。
その日からその心優しい旅人を見た者はいなかった。
その村の中には何があるか見た人間は恐怖に顔を染め何も語らなかった。
- 獲物 ( No.4 )
- 日時: 2018/02/09 17:29
- 名前: にぃ (ID: ZUyffco7)
少女「また何も知らない人達が村に来た。」
大鎌を持った少女が楽しそうに笑っていた。
少女がいるのは、謎の黒い霧で囲まれた村、ブインシオンの入り口近くの家の屋根の上だった。
少女は、手元の模様の書いてある紙に[獲物が来た。数 8 雲海琥珀]と書いて投げ捨てた。
雲海琥珀とは少女の名前らしい。
投げ捨てられた紙は次の瞬間、光り輝き鳥になって村の中心に飛んで行った。
このような魔法の様なものをこの世界ではジジュという。
琥珀がやったのは紙に模様を描いて化けさせるというもの。
しばらくするとまた鳥が少女のもとへ来た。
琥珀が紙を開くと中には[御苦労、引き続き監視をしながらこちらに誘い込め。]
琥珀は読み終わると紙をもやし大鎌を持って屋根から飛び降りた。
紙を呼んでいた時の琥珀の目には呆れ、哀れみ、悲しみ、の感情が混ざっていた。
琥珀「………………ごめんなさい。」
- Re: 孤独で平凡 ( No.5 )
- 日時: 2018/02/05 18:15
- 名前: 火魔人 (ID: f5yb.dIk)
ダークですね〜