複雑・ファジー小説
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- アニマーレ
- 日時: 2025/02/06 22:19
- 名前: 長谷川まひる (ID: oQuwGcj3)
ライトノベル「アニマーレ」です。
主人公が殺人ギルドを抜け出した少女、という設定なので
暴力シーン多めです。
が!
よい子は、というか、
あくまでフィクションですので
どうか、これに感化されて暴力行為や奇行に走るとか
そういうことはやめてください。
お願いします。
長谷川
- Re: アニマーレ ( No.14 )
- 日時: 2025/02/20 10:03
- 名前: 長谷川まひる (ID: vevJKpiH)
0014
自分の傷を治し、クロコタと呼ばれた人の前に立つ。
強い、この人。
ひょっとすると、鯨に匹敵、、いや、それは言い過ぎか。
せいぜい、麒麟三兄弟あたりか。
いずれにせよ、戦えと言われたからには勝つのが最低条件。
持ちナイフの用意を2本。
投げナイフの用意を4本。
顔にはペルソナ。
「猫の行使の許可。」
アオイは激しくむせる。
早いとこ、終わらせないと。
顔をあげるとすぐにそこにクロコタがいた。
「シッ!」
ナックルを打ち出す。
「シールド!」
それを防ぎ、アオイはカウンター。
ナイフの投擲、それは相手の肩をかすっただけで場外へ飛んだ。
「剣山」
床から飛び出す針をクロコタは後ろへ飛びのき回避する。
「氷鎖:付与 硬化」
背後の壁から出た鎖をクロコタはまたも回避。
「ブースト3」
少しせき込み、一直線に走る。
そのまま切りつける。
伸びた腕をクロコタは捻り上げる。
骨がきしみ、ナイフを手放す。
「火達磨」
全身を猫火が包む。
クロコタは手を離し、素早く2度打つ。
「シールド:ダブル」
硬度の足りぬシールドは砕かれ、ナックルを脇腹に食らう。
「ぐう、、、」
崩れた態勢を整え、反撃へ向かう。
ナイフは回避され、上げた腕の間を縫うようにナックルが飛ぶ。
「かはっ!」
転がる猫。
「鉄剣:付与加速」
ナックルではじかれる。
立ち上がり、クロコタの斜め後ろへ飛ぶ。
背中にナイフを当てようとすると、後ろ蹴りが顔面に迫る。
「ブースト6」
すんでのところで回避し、せき込む。
投げナイフ、飛び蹴り。
足をつかまれ、床に落とされる。
うつぶせのまま発動した「火達磨」は躱される。
僕の攻撃は当たらない。ことごとく当たらない。
ナイフが、術が、投擲が。
当たらないのに、相手の攻撃は食らってばかりいる。
回復も限界だ。体力も限界だ。
これじゃあ、アイカのそばにいられない。
このままだと、、。
「ブースト解除」
ナイフを捨てる。
クロコタは呼吸を整え、猫の次なる一手を警戒する。
「猫の解除」
ふわりと脱力感がする。
「黒猫の行使の許可。」
「許可されました。」
次は激しくむせる。少量の吐血。
咳が落ち着くと、一息にダッシュ。
ギアが上がった!
クロコタは焦燥に駆られ、防御態勢をとるも、間に合わない。
反応の遅れたクロコタの腹に拳を見舞う。
1、2、3、4、、、。
高速で繰り出し、回し蹴り。
態勢を崩すクロコタの腕をつかんで、ぐっと引きこみ、体をねじるようにして投げる。
壁にたたきつけられるクロコタ。
「ゲホゲホ」
吐血。体中が痛い。
でも、それが今は心地よい。
「火達磨:黒」
クロコタを包む黒い炎。
「うあ"あ"!」
もがき苦しむ様子に黒猫の心は踊る。
「火達磨 解除」
倒れこむクロコタの首を掴み、持ち上げる。
「黒剣」
さて、どこに刺そうか。
「腹、腕、胸、足、首、、、」
「そこまで。終わりだ、アオイ。」
黒剣を握る腕をつかむのはハン。
「離して。楽しいところなんだから。」
「この勝負、君の勝ちだ。だから終わり。」
「終わり?だめだよ、ちゃんと息の根を止めておかないと。鯨に怒られる。」
腕をつかむ手に力が入る。
「終わりだ。」
「いや、だから、、、」
バキッ!
腕が折られる。
「何すんのさ。黒猫は回復使えないんだから。」
もう、と言いながら黒猫はクロコタから手を離し、腕の怪我を確認する。
「アオイ!」
「誰?てか、アオイって誰?猫、呼称はソマリ。間違えないで。」
「アオイはアオイだよ!」
「だから、僕はソマリ、、、」
「ゲホ、ゲホ」
咳が出る。乗じて吐血。
やばい、息できないんだけど。
強制的に黒猫が解除される。
足に力が入らなくなり、倒れこむ。
アイカはそれを支える。
ヒサミさんが入室し、アオイの口元に布をあてる。
催眠剤がアオイの意識を奪う。
0015へ
- Re: アニマーレ ( No.15 )
- 日時: 2025/02/22 18:31
- 名前: 長谷川まひる (ID: v5g8uTVS)
0015
「起きた?」
あ、麻酔使い。
「ゲホゲホ、、、」
「はーい、まだ起き上がらない。」
押し倒された。
ベッドの上、、、。
また医務室か。
「派手にやったらしいねー。
ハンさん超怒ってたよ。」
楽しそうに笑う。
「別に。少しやりすぎただけ。」
「見たかったなあ。黒いの。」
アイカから状況説明を受けたという。
「正気に戻った?」
「何が?」
「君、名前は?」
「アオイ。」
ふむふむ、と顎に手を当てながら顔をのぞきこむ。
「じゃあ、君のボスは?」
「腕、折った人。」
「うん、ハンさんね。」
「ハンサン、、、?」
「そのときの記憶はあるんだ。」
「見てたから。」
「ふうん?」
「でも、あれやったの。僕じゃない。」
アオイは悪事を隠そうとする子供のような口調で続けた。
「あれはソマリがやったの。僕じゃない。」
麻酔使いは困惑の表情で「うーん。」と唸る。
「まあ、もうしばらくお休みよ。」
「やっほー、無名。」
「ソマリ。私はアオイだよ。」
「なんだそれ。」
「アイカにつけてもらったんだ。」
「意味わかんね。」
「あと、今日のは、やりすぎだよ。」
「は?戦えって言ったのはお前だろ。」
「ハンサンだよ。」
「誰だ、それ。」
「新しいボス。」
「おいおい、聞き捨てならねえぞ、そりゃ。ボスは鯨だろ。」
「変わった。」
「お前、調子のってるだろ。何、勝手に決めてんだよ。」
「アイカに命を助けてもらったんだから、、、」
「入れ替わってやろうか?お前の周りの人間、全員皆殺しにしてやろうか?」
「やめて!」
「うわあ!」
アオイの叫び声に驚いたのはアイカだった。
アイカの自室。
腕の手当の後、アイカがアオイを引き取った。
ひどく汗をかいて取り乱していたアオイを、アイカが背中をなでてなだめる。
「落ち着いた?」
アオイは黒猫になったままうなずく。
「ごめん。」
アオイはアイカの腹に顔をうずめる。
「私こそごめん。止められなかった。」
「私こそごめん。」
アイカは謝った。
なんで?
「止められなかった。」
なんで謝るの?悪いことをしたのは僕なのに。
なんで僕を責めないの?
悪いことしたのに。
責めてよ。
人を殺しそうになった。
人を傷つけた。
アイカを。
何よりもアイカを裏切ってしまった。
「責めてよ。」
怒ってよ。
謝るだけで許されることじゃない。
僕は、そこで一線を越えていたかもしれない。
「責めてよ。」
僕が苦しいんだ。
「ごめんね。」
また。まただ。
どうして謝るの?
それがまた、僕を苦しめる。
「責められないよ。」
なんで。
「なんで。」
悪いことしたのに。
あなたを裏切ってしまったのに。
「なんでって。」
アイカは僕をぎゅっと抱く。
それはもう、苦しいくらいに。
「それは」
でも温かかった。
「あなたが頑張ってくれたから。」
頑張った?
僕が?
「何回傷ついても、立ち上がってくれたから。」
それは。
「アオイが立ち上がってくれたから。」
それはただ、あなたのそばにいたかったから。
「ソマリが。」
心の奥底。底の底で、さざ波が立つ。
「ソマリが立ち向かってくれたから。」
ソマリが・
あいつが。ボクが。
「頑張ったから。」
思わず、黒猫を解除し、少女の姿になる。
すでに、顔は涙でぐしゃぐしゃだった。
「一緒にいたい。」
アイカを抱きしめ返す。
「アイカと一緒にいたい。」
アイカは泣きながら、笑いながら、ぎゅっとしてくれた。
少し苦しいくらいに。
「ありがとう。」
再三注意された。
黒は極力使わないこと。
身体を粗末に使わないこと。
相手を必要以上に傷つけてはいけないこと。
泣きながらそんなことを言うから。
了承するしかなかった。
その後、腹が減ると食事をくれた。
昨日に引き続いたシチューだと、申し訳なさそうにしていたがうれしかった。
クロコタは軽く怪我の治療を終えると、さっさと帰ってしまったらしい。
そのタフネスを見習いたいところだ。
みんなはもう寝てしまったらしい。
すでに午後11時をまわっていた。
私たちも寝よう、とアイカは自分のベッドをたたく。
「おいで。」
え。
「アオイの部屋、まだ用意できてないし。」とのことである。
猫になって寝ようとしたら「抜け毛、ひどそうだからダメ」と言われ、青年の姿になると「狭いからダメ」と言われた。
結局、少女の姿になり、「かわいい!」と抱きつかれながら寝ることとなった。
しばらくしてアイカが寝息を立てたのを聞くと、拘束の手がゆるくなったので、猫になってタッとすり抜けた。
やはり、人が間近にいるのは慣れないので、部屋の隅で丸くなって寝た。
「ジリジリジリ!!!」
けたたましい音に全身の毛を逆立て、飛び起きる。
棚の下へダッシュし収まる。
牙を剥いてフーフーと警戒音を発し、床に爪を立てる。
「う~ん!」
アイカはのんきに伸びをしている。
「あれ、アオイ?」
棚の下で体を縮めているアオイを抱き上げる。
「ごめんね。驚いた?ただの目覚ましなんだけど、、、」
アイカからいい匂いがした。
背中を繰り返し撫でられ、少し緊張がほぐれる。
そのままアイカに身をあずける。
「おはよう、アオイ。」
「うん、、、」
「食前のミーティングに行くから、着替えして。
これ、うちの正装だから。」
0016へ
- Re: アニマーレ ( No.16 )
- 日時: 2025/02/23 23:31
- 名前: 長谷川まひる (ID: I4LRt51s)
0016
「待って。」
突然、アイカは真剣な顔でアオイを見る。
自警団の制服に着替えている途中のアオイは上着を脱いだ状態で固まり、アイカを見返す。
「ん?」
「嫌なら答えなくていいけどさ、、、」
アイカはアオイを指さす。
「体重いくつ?」
「45無いくらい。」
「身長は?」
「160、、、だけど。なんかあるの?」
アイカは顔を真っ赤にする。
「絶対、太らせてやる!」
ミーティングあとの食事。
米、魚、みそスープ。
極東の食事である。
「私、あんたのこと。まだ気に入ってないから。」
チカは突然、口を開いた。
気づかずに魚を食らっていると、最後の1ピースをチカは僕の皿から奪い、チカの口の中へ放る。
「あんただよ。」
「とらないで。それ、僕の。」
アイカが魚を少し分けてくれる。
「チカ。謝って。」
「やだ。」
リーダーの指示を、チカは無視する。
チカは食事を終えて、箸をおく。
「この前みたいに、貶すつもりはないし、仕事に私情を持ち出して、けんかするつもりもない。」
リーダーはこっそり、ホッと安堵の息をつく。
「けど、やっぱりあんたのこと好きになれない。
あたり強いかもだけど、気にしないで。」
それがチカの最大限の譲歩だったらしく、足を踏み鳴らして部屋を出て行った。
「別に何も気にしないのに。」
言葉には出さず、アオイは黙々と食事をつづける。
チームメイトの挨拶より、目の前の食事のほうが大切である。
でもまあ、アニマーレの名無しよりはましだ。
彼ら、彼女らはもっとひどかった。
獅子に色目を使ってるだとか。
クールな振りをしているだとか。
気にしていたらきりがない。
仕事に支障をきたさないなら、それでいい。
0017へ
- Re: アニマーレ ( No.17 )
- 日時: 2025/02/24 21:24
- 名前: 長谷川まひる (ID: iTYEVpoy)
0017
仕事の説明を受けた。
麻酔使い:ヒサミが医務・事務を担当する。急を要する場合は出動する。
基本は本部から仕事が降りてくる。
内容は付近の荒くれものの監視や排除。
仕事のできによって全8班がそれぞれランク付けされている。
ランクによって年に一度数字が変わる。
「永遠の8班、、、?」
「そ。」
アイカは嬉しそうに言う。
「わが8班は永遠の絆で結ばれているの。」
嘘つかない。とリーダーが言う。
「私たちは永遠に8班から昇級できないって、ほかの班から馬鹿にされてるの。
まあ、事実だけど。」
「ふうん。」
猫は興味がない様子である。
仕事の時間だという。
僕とアイカはパトロールに向かう。
チカとリーダーは盗賊を叩きに行くらしい。
2人で足りるのか、と聞くと、相手は氷・炎使いのお頭と雑兵だけらしいので大丈夫、とのことである。
雑兵は3,4人程度の無能力者なので、チカとリーダーからすれば実質2対1らしい。
「気を付けて。」
2組に分かれて、支局を出る。
街に出るといろいろな人がアイカに声をかける。
「おはよう、アイカ。」
「アイカ、何か持っていくか?果物でも持って行ってくれよ。」
「ご苦労さん、パンでも食うか?」
苦しい。
「アイカ、おはよう。」
息苦しい。
耐えきれず、走り出す。
路地裏へ駆け込む。
猫になって、うずくまる。
「アオイ!」
後を追う。
「どうしたの?」
「ごめん、僕、大通りは息苦しい。」
アイカはアオイを抱きかかえる。
「じゃあ、路地裏を巡回しよう。」
「パトロール、ご苦労様っす。」
ふいに声がする。
音が響きすぎて、どこが音源かわからない。
周りを伺っていると、目の前に人が現れた。
背丈は少し低め。
ニット帽をかぶっているのに、フードのついたジャンパーを着ている。
女の子?
「お久しぶりっす。」
手を挙げる。
久しぶり、とは?
「嫌だなー、敵意は無いっすよ。」
帽子の後ろに手を当てて笑ってみせる。
「そのお嬢さんが新しい彼女っすか?
相変わらずの女たらしっすね。」
何が面白いのか、手をたたいて大笑いする。
「おっと、自己紹介が遅れたっす。
私は猿、名はクーゴ。
よろしくお願いするっす。」
猿?アニマーレの?
刺客、、、みたいな?
腰の刀に手を添える。
「そんなに構えなくても攻撃はしないっす。」
猿は両手を挙げる。
「攻撃してもいいっすよ。したいなら。
多くの一般人の首が空を舞うっす。」
近くの室外機に腰掛ける。
「冗談っすよ。
っていうか、何か言ってほしいっす。」
口を開いたのはアイカだ。
「あの、、、」
「何っすか、かわいいお嬢さん。」
「何をしに来たの?」
「同僚の顔を見に。あと、おしゃべりっす。」
0018へ
- Re: アニマーレ ( No.18 )
- 日時: 2025/02/25 09:29
- 名前: 長谷川まひる (ID: iTYEVpoy)
0018
「見つけたら殺す、とか。」
アイカはまだ警戒を解かない。
「そんなにつまらない人間に見えるっすか?
見つけて殺すなんて、かくれんぼデスゲームじゃあるまい。」
アイカを少し安心する。
「ソマリも何か話してくださいよー。」
猿の催促にも、猫はだんまりを決める。
「傷つくっすよ。
それとも、猫じゃらしがないと遊んでくれないんすか?」
「怒るよ。」
猫は眼光鋭く猿を一瞥する。
「やめてください。
私、考えるしか能のない猿っすよ。
瞬殺っす。」
「どうだか。」
いやいやー、なんて猿はおどけてみる。
「本当に駄弁るためだけに来たの?」
「プライベートっすから。今、オフなんす。」
「殺人ギルドにもオフとかあるんだ。」
「そりゃ、あるっすよ。でないと、死んじゃう。」
猿は突然、首をかしげる。何かを思い出すように目を泳がせる。
そして、にっこりと笑う。
「今日はここまでみたいっすね。」
じゃあ、帰るっす。と猿は室外機から降りる。
「あ、お嬢さん、お仲間がなにやらピンチみたいっすよ。」
猫は青年の姿に戻り、猿を押し倒す。胸倉をつかむ。
「何かした?」
「痛いっすよ。脅しても何も出ないっす。」
「答えろ。」
猫はナイフを出す。
「アオイ!戦闘は、、、」
「わかってる。」
猿は面白そうに笑う。
「何、躾けられてんすか、天下の猫が。」
「黙れ、早く教えろ。」
「人にモノ頼む態度じゃないっすよね、これ。」
猿はナイフを指さす。
「チッ。」
猫は舌打ちして猿から手を離す。ナイフも解除する。
「早く教えて。」
「何か、手違いがあったみたいっすね。私も詳しくはわからないっすけど。
一人が戦闘中、しかし劣勢。もうひとりは重症で動けない状態っす。」
「ええ!」
「行こう。」
じゃあ、と言って猿は路地裏から大通りへ出ていく。
「あ、ありがとう、クーゴさん。」
手をあげて応えた姿は瞬きの間に人込みに消えた。
「あと、鹿はかくれんぼデスゲームをやってるっす。」
路地裏に猿の声が響いた。
「急ごう。」
猫の行使の許可。とつぶやき、せきをする。
「今日って、どこに行ったんだっけ?」
「北の港、第4倉庫って書いてあったはず。」
「オッケー。」
「案内頼む。飛ぶよ。」
翼ネコ、とつぶやくとアイカを抱えて空へ舞う。
「猫って飛べたっけ?」
「わからないけど、そういう空想上の生き物がいるらしい。」
猫は特別製だから。
「あ!そこ。4って書かれてるやつ。」
着陸するとアイカは辺りを見渡す。
「外に異変はないけど。」
翼ネコ解除。アオイはナイフを携える。
アオイから手を離し、倉庫の扉に手をかける。
「入ろう。」
0019へ