二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【戦国BASARA】佐助さまと私。【ギャグなんです】
日時: 2011/11/30 21:34
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)

 **


   
   敵同士だからこそ、燃えるのです。



                    **



(*11/12設立!)






初めましての方は初めまして。
紙ほかの方でお世話になっております、
いちかと申すものです´ω`*

前からBSRの小説を書いてみたいとは思ってました*
だけど本当にいいのか、大丈夫なのかと葛藤してたんですよね。
でも、こじゅがネギを振り回しているのを見た瞬間、
心の底から何かが湧き出てくるような感じがして…よし、書こう!となりました。


まぁそんなこんなで注意書き。

*主人公がオリキャラ
*そんでもって佐助ラブ
*ほぼギャグ
*戦?なにそれおいしいの?
*いちか家の武将は皆おバカです
*キャラ崩壊の可能性あり。


ギャグなんて嫌だ、
神文じゃないと嫌だ、なんて方はUたーん。


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Re: 【戦国BASARA】佐助さまと私。【ギャグなんです】 ( No.7 )
日時: 2011/11/16 00:16
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)




「政宗様」
「Ah?」
「寒いです」
「……」


◆四


「どうした翠、芋くらい早く運べ」
「いや、芋は芋でもこれどれだけ持ってると思いますか私。七個くらい抱えてますよ」

おまけに大きいですし。


——えっと、何故か私は今、
小十郎様の育てたお野菜の収穫を手伝わされております。
政宗様に「寒いです」と申したところ、
「Hotになれる方法、教えてやるよ」と言われこんな結果に…。
まぁでも伊達軍全員参加なのでいいですけど。

指定された場所に掘った芋を運んでいると、荷車に芋やらきのこなどを乗せている政宗様が目に入った。

「…政宗様、酷いです。騙しましたね」
「騙したなんてそんな言い方ねえだろ。ちゃんとhotになれるぜ」
「ほっとも何もないです。土臭いです…」

うう、今日は長めにお風呂入らせて頂きます。
なんて自身や芋から漂ってくる土の臭いに肩を落としていると。


「政宗様、きのこ類はこちらへ運んで下さい!」
「Ah? うるs」
「早く!!」
「……OK」

しぶしぶ荷車を引く政宗様。
なんていうか、その、あれですね。
野菜のこととなると、小十郎様の方が強いですね。

「おい翠! まだ運んでねえのか、てめえの運ぶ野菜はまだまだあるんだからな!」

びくっ。
こ、小十郎様怖い…!!

ていうかまだまだってどれくらいですか!

「芋の他、後は何が…」
「じゃがいもに山芋、里芋…」
「全部芋類じゃないですかぁぁぁ!!」
「秋は芋類の収穫時期だからな」

なんですかそれは!
そ、そんなのっ、

「お通じが、良くなっちゃうじゃないですか…っ! もう、小十郎様ったら!」
「…政宗様、翠をごぼうで殴ってもよろしいでしょうか。少しイラッと来たので」
「Of course.」
「お、おふこーすとはどういう意味なのでしょうか政宗様! 小十郎様、ごぼうを構えるのはお止め下さい!!」

ごぼうが刀に見えて仕方がありません!!




 - - -





「つ、疲れた…へろへろです…」

秋野菜の収穫が終わり、自室で仰向けに寝転がる私。
全身の筋肉が痛い…ずきずきする。
あーもう動きたくなぁい…仕事やりたくないですー…。

畳の上をごろごろしていると。
襖越しに、小十郎様の声がした。

「翠、俺だ。開けるぞ」
「…? どうぞ。ごぼ…ご…十郎様」

寝転んだ体を起こすと、
スッと襖が開く。

「今ごぼうと言いかけなかったか?」
「え? 言ってませんよ、ごぼうだなんて…いやほんとに」
「ごぼ…ご…十郎様って無理矢理ごぼうから俺の名前に切り替えたよな?」
「何ですかそれ、そんなの言ってませんってば」

小十郎様は納得いかない表情をしたが、すぐに「それならいい」と言って、一つの風呂敷を私に差し出した。
丁度抱え込むくらいの大きさで、ボコボコと所々何かが突き出ている。

「…それは? 何処かに持っていけ、だなんてすみませんが受け付けませんよ。本当全身痛いんで動けないんです」
「……そうか。収穫した野菜を武田の忍にと思ったんだが…。てめえも疲れたよな。無理言ってすまなかった」

どうやら風呂敷の中は野菜らしい。
名残惜しげに言って、去っていこうとする小十郎様の腕を引っ張った。


「武田の忍…それはつまり佐助様。いいでしょう、私が獲れたての野菜を届けに参ります」
「…疲れて動けないんじゃなかったのか?」
「…へ? 誰が…小十郎様が、ですか? それは大変、野菜は私に任せて早く自室でお休みになられてください!」

私は小十郎様の手から風呂敷を奪い、「それでは行って参ります!」と敬礼してその場を後にした。












( 佐助様〜っ! 会いたかったです! )
( はいはい。どうしたの、その風呂敷 )
( あっ、どうぞ! 小十郎様の畑で収穫したお野菜です! )
( わお、ありがとう翠ちゃん )
( えっへへー。この芋、私が掘ったんですよ! )
( へぇ、凄いじゃん )
( そんな照れちゃいますよー。じゃあ明日、感想聞きにきます、さよなら! )
( ばいばい。……翠ちゃんはまだまだ子供だねぇ )



Re: 【戦国BASARA】佐助さまと私。【ギャグなんです】 ( No.8 )
日時: 2011/11/17 22:41
名前: みこ ◆LiRytDZU4c (ID: rjNBQ1VC)


初めまして^^*
翠ちゃんに一目惚れしたみこと申します(
佐助よりうちにおいで!(殴

翠ちゃん…凄い健気で分かりやすい子ですねw
「ごぼ…ご…十郎様」がツボに入りました←


更新頑張ってください*




Re: 【戦国BASARA】佐助さまと私。【ギャグなんです】 ( No.9 )
日時: 2011/11/17 23:04
名前: 明星陽炎 (ID: Qkl1rNhH)

お初にお目にかかり申します。
佐助に引き寄せられて翠ちゃんに悶えていた明星陽炎ですw
可愛いおんなのこですね翠ちゃん!
これからもちょくちょく見に来ます、更新頑張ってください!

Re: 【戦国BASARA】佐助さまと私。【ギャグなんです】 ( No.10 )
日時: 2011/11/19 11:39
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)


>>みこ様
一目惚れ…だと…!?
翠なんかでよければ是非!((

ツボですかw
頑張りますっ!


>>明星陽炎様
悶えw
可愛いだなんて、翠には勿体無い…!!
ありがとうございます、頑張りますね!*


Re: 【戦国BASARA】佐助さまと私。【ギャグなんです】 ( No.11 )
日時: 2011/11/19 13:19
名前: いちか ◆iK/S6sZnHA (ID: rjNBQ1VC)




「翠ぃい! てめぇ廊下磨きが終わってねえだろ、出てきやがれ!!」
「片倉殿。まだ翠殿はこちらにいらしてないぞ?」
「……え?」



◆五



うっふっふ。
今頃小十郎様か政宗様、武田軍に乗り込んで「翠ぃい!!」なんて叫んでいらっしゃるんだろうな。
そう思うと、自然と口の端が緩んだ。

でも残念。
私は今日、甲斐にはいないのでございます。

「どうしたんだ翠ちゃん、にやけたりなんかして」
「いえ、何でも…それよりこのお団子美味しいですね、慶次様」

そう!
京の都でKG…じゃなくて、慶次様といるのです。
奥州から京っておま…なんて突っ込みは受け付けません。
ただ言えることは、私の愛馬(に勝手にしている)、大福丸は無敵だということだけ。


…あっ、そうそう、決して佐助様から乗り換えたわけでは無いのです、ご理解下さい佐助様…!!

「だろ? なんならもう一本いるかい? 奢ってやるよ」
「いえ、そんなの慶次様のお財布が心配なので遠慮しておきます」
「え、それどういうこと? …それよりさ、その慶次様っていうの止めない?」

…へ?

「それなら…どうお呼びすれば?」
「どうって、慶次でいいよ」

慶、次……
…呼び捨てにしろ、と…?

「はっ、恥をお知り下さいませ、慶次様!」
「え、俺なんか恥ずかしいこと言った?」
「本命でもないお方を呼び捨てにするなど…」

や、本命の方(佐助様)でも呼び捨てにしたくないのですけれど。

「…それに、私は身分の低い者ですし」
「身分なんて関係ねーよ、同じ人間じゃねえか」

そう笑って、頭をポンポンされる。
そんなことしたって、私の心は揺らぎませんよ!

「…そっか。本命の人以外は呼び捨てにしたくない、ねぇ。…翠ちゃんの本命って、武田の忍だっけ?」
「…え、何で知ってるんですか」
「この前教えてくれただろ」
「そうでしたっけ…」

全然覚えてません。
…あっ、べ、別に、慶次様の存在が空気だとか、そういうんじゃないですよ!
ええ、違います、はい。





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